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アオサギ掲示板
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アオサギの詩歌   投稿者:鳥学徒  投稿日:2024/12/28(Sat) 06:26   No.3511   
まつさん、りんごさん、こちらこそ誤解まねくような投稿して申し訳ございませんでした。
りんごさんは、大切に思っていたアオサギさんを失った悲しみと事実を抱えての切実な訪問だったので、のほほんとはいきませんでしたね。
最初のあのアオサギさんの命は、次の方がついでくださいましたから、まつさんの仰るよう気楽なアオサギさんのエピソードを挟んで昇華できたらいいですね。アオサギさんは真摯に生きておられるのでヒトの笑いと対立することはありませんし、まつさんによると日本人は、その美しさをたびたび詩に詠んでいるそうです。
まつさん、新年を控えいい感じのアオサギの詩歌を2、3お示し願えませんでしょうか(万木の森や昨年聖夜にご教示賜わった短歌も素晴らしく美しい作品でした)。俳句王国ご出身のまつさんの作もあれば、ぜひ!
お公家たる 都のアオサギさん たまには とんでみせてよ お願いします(鳥学徒)お粗末でした。

註)飛んでは、舞うでも良いのかもしれませんが、アオサギさんの大きい翼ひろげ両脚をきちんと揃えて飛ぶ姿を真下からみると飛行機の精密さをみるようで「飛ぶ」にしました。


Re: アオサギの詩歌  まつ@管理人   2024/12/28(Sat) 10:59   No.3512

すみません。とても気を引かれる話題ですが、さすがに年の瀬はバタバタしていてゆっくりお答えする時間がありません。
下記ページにいくらか詩歌も載せていますので、代わりにご覧いただけると幸いです。
文学の中のアオサギ ⇒ https://grey-heron.net/forum/06-literature/
では良いお年を。



Re: アオサギの詩歌  りんご   2024/12/28(Sat) 11:58   No.3513

鳥学徒さま
こんにちは。あたたかいお言葉をありがとうございます。
ほんとうに至りませんが、いろいろなアオサギさんのお話をぜひまた聞かせてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
樹のいただきに
凛と佇む
アオサギさん
あなたの姿は
ずっとこころに
        りんご拝
失礼いたしました。。。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ



Re: アオサギの詩歌  鳥学徒   2024/12/28(Sat) 13:05   No.3515

まつさん、りんごさん こんにちは。慌ただしいなか貴重なお返事有難うございます。あのアオサギさんは、りんごさんの心の中にも確かに生きているのだと拝読し、冬は越せなかったけれどもいろいろな方に受け継がれているのだと感動いたしました。有難うございます。掲示板で連句できそうですね。

年こせず なくなりしアオサギの 命は 種を超えて 受け継がれ
鳥学徒拝
どなたか、お時間あるとき継いで戴ければ幸いです。

さて、まつさんのページ・文学の中のアオサギ、まつさんのサイトのトップページ左下からもアクセスできます。アオサギファンのみなさま、年末年始の読み物に私も強くお勧めします。来る新年を寿ぐアオサギさんの風景が見つかると思います。よいお年を!


アオサギ幼鳥の突然死の原因につ...   投稿者:りんご  投稿日:2024/11/23(Sat) 21:31   No.3470   
はじめまして。
突然、投稿させていただき、失礼いたします。
実は、近所の川にアオサギ幼鳥が生きていて、毎日のようにその成長を眺めていましたが、昨日は元気そうに見えたそのアオサギ幼鳥が、今日、突然死んでいました。
川岸でカラスが何かを食べていて、近づくと、そのアオサギ幼鳥が死んでいたのです。
その際、アオサギ幼鳥の亡骸を見ましたが、カラスに食べられたと思われるおなかの出血以外は、きれいな姿のように見えました。
なぜ突然死んでしまったのか、わからず、
こちらでおたずねさせていただきました。
元気そうに見えたアオサギ幼鳥の突然死の原因には、たとえばどのようなものがあるか、ご教示いただければ幸いです。
突然おたずねし、失礼して、申し訳ございません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  まつ@管理人   2024/11/23(Sat) 23:03   No.3471

りんごさん、はじめまして。
観察されていたアオサギの幼鳥が亡くなられたということでお気の毒です。不特定多数の中の1羽ではなく、毎日気にかけていた特定の1羽となるとショックも大きいでしょうね。お察しいたします。

さて、そのアオサギの死因についてですが、ご投稿の内容を拝見する限り、おそらく餓死ではないかなと。断定的なことは言えませんが、外傷はなく幼鳥ということになると、餌が獲れずに飢えたと考えるのがもっとも妥当かなと思います。アオサギのように漁をして餌を確保している鳥というのは、自分で餌の獲り方を習得しなければならないので、その技術が身に付くまでがなかなか大変なのです。幼鳥は日々失敗して試行錯誤しながら魚の獲り方を学習していくわけですが、それでもそんなにすぐ上達するわけでもなく…、成鳥にくらべて経験の浅い幼鳥は、傍から見ていても餌を獲るのが明らかに下手です。さすがにアオサギのように大きな鳥になると、数日食べなくてもすぐに死ぬことはありません。ただ、食べなければ当然やせ細りますし、やがては死んでしまいます。おそらく、餓死の場合、体重は半分くらいまで減っているのではないかと思います。初夏に無地に巣立った幼鳥も、じつは巣立ってからが本当の試練で、翌春までサバイバルできるのはたぶん半分くらいのはずです。アオサギに限らず野生の生き物は、死ぬ直前までは比較的元気そうに見えるので、死んでしまうと何か突然とんでもないことが起きたかのように思えますが、じつは元気そうなのは見かけだけで、とくに幼鳥の場合はけっこうギリギリの状態で生きていることが多いのではないかと思います。野生とはそうしたものだとはいえ、相当にシビアな世界なんだと思います。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/11/24(Sun) 00:15   No.3472

まつ様
お忙しいなか、早速ご返信くださり、ありがとうございました。アオサギについて詳しく教えてくださって、また、あたたかいお気遣いのお言葉も賜り、恐縮しております。
実は、アオサギが暮らしていた川では、川で魚を探しているアオサギのすぐ上流で魚を捕る人が多いので、アオサギが魚を捕れなくなる。。。と心配していました。
やはりアオサギは、ほんとうに死んでしまうほど、
空腹で苦しんでいたのですね。
アオサギに、かわいそうなことをしてしまいました。
涙が止まりません。
アオサギについて、詳しく教えてくださって、
ほんとうにありがとうございました。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  まつ@管理人   2024/11/24(Sun) 11:44   No.3473

おはようございます。わざわざのご返信、ありがとうございます。
釣り人が多い川なのですね。そうであれば魚も少なくない気がしますが…、どんなに魚がいても技量が伴わない幼鳥たちにとってはやはり厳しい環境には違いないのでしょう。あと、釣り人の影響はたぶんそんなにないと思いますよ。地曳網で根こそぎ獲っていかれたりすれば別ですけど。釣り人がいるよりは漁の上手な別のアオサギが横にいるほうが嫌なんじゃないかなと。釣り人と言えば、近ごろは彼らからおこぼれをもらっているアオサギも多いですしね。結局、他の仲間よりちょっと機転が利いたり、漁のテクニックを覚えるのが少し早かったり、あるいは単に運が良かったり、そんなちょっとしたことで幼鳥の運命は決まっているんだろうなと思います。サバイバルできるのもいればできないのもいる、というのが自然の摂理ですから。何の励ましにもなりませんが、それが彼らなりの生き方ですのであまり落胆されませんように。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/11/27(Wed) 19:01   No.3477

まつ様
こんばんは。
アオサギについて更に詳しく教えてくださって、
また、あたたかいお言葉をありがとうございました。
おかげさまで救われる思いがいたします。
また、毎日、川に出かけて、鳥の観察を続けております。
コサギ、アオサギ、カモなどが川で暮らしており、
鳥たちの姿を眺めていると飽きないです。
私は鳥の観察の初心者なのですが、またよろしければ、
アオサギについて教えていただければ幸いです。
この度は、ほんとうにありがとうございました。
また、どうぞよろしくお願いいたします。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  鳥学徒   2024/11/27(Wed) 20:59   No.3478

りんごさん、まつさん、こんばんは。
りんごさん、涙とまらないお気持ちわかるつもりです。
涙止まらない時は涙枯れるまで泣いたらよいと思います。
そうしたら、いつかアオサギさんはじめ鳥さんの美しさやおかしさ、たおやかさをしっかり感じることができると思います。
私は長く野生動物の死、特に犬、亀、鳥に乗り越えられませんでしたが、長い歴史をもちしっかりと自然との共生を見据え自分達の利便追求を意識して止めた先住民の皆さんの死生観を知り楽になりました。まつさんの掲示板の過去ログに少し述べてありますのでよければ繰ってみてください。
話は少しそれますが、京都洛中付近のアオサギさん春の受難にこりて少し慎重になり、托鉢に生きる方もいらっしゃいます。若鳥の半数は乗り越えられないとのこと。それでもいいます。みんなこの冬頑張って生きのびてねっ!!



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  まつ@管理人   2024/11/27(Wed) 22:41   No.3479

じつは、私は鳥全般ということになると全く詳しくないのですが、さすがにアオサギとは付き合いが長いだけに、彼らのことならたぶん人よりはよく分かっていると思います。いつでも何でもお尋ねください。お待ちしてます!


Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/11/28(Thu) 18:14   No.3480

鳥学徒さま
はじめまして。
あたたかいお言葉をかけてくださって、ほんとうにありがとうございます。
生き物の死は、とても悲しいです。でも、皆様のおかげさまで、元気が出てまいりました。
過去ログを拝見しますね。
一羽でも多くのアオサギさん、鳥さんたちが、この冬を生き延びられるよう、切に祈り、毎日、川に観察に通いたい
です。
私は鳥が好きな初心者なのですが、よろしければ、またア
オサギについて、教えていただけたら幸いです。
あたたかいお心遣いを賜り、ありがとうございます。
また、どうぞよろしくお願いいたします。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/11/28(Thu) 18:21   No.3481

まつ様
ありがとうございます。
アオサギについて、ぜひ、また、ご教授くださいませ。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  鳥学徒   2024/11/29(Fri) 19:31   No.3482

りんごさん、少しお元気になられて良かったです。哀しみ癒えきっていないなか丁重なコメント有難うございました。私も初心者。まつさんによくアオサギさんにいろいろ学ばせていただいております。ので、無学の私よりまずはまつさんの掲示板や問い合わせをご利用になられることをお勧め致します。
一羽でも厳しい冬を生きのびられることへの祈り、私も同感です。京都のお公家さんアオサギさんは、他の生き物お互いのことを考え、ヒトからの 差し出しが風に煽られても脚や嘴や羽でとめたりせず、魚さんや他の鳥さんにあげてますから。“えらいなあ、アイヌの皆さんから水辺の神さん・ヘッチャエバ(参照トップページ)と言われたり、ベヌウ(参照まつさんの文章)の重そうな冠載せられたりしても頸足腰折れないのね”と感じ入りますね。ただアオサギ同士の取り合いは背後からとびげり、かぶりつき、つつきまわす、いじめ気味占有など厳しいですが、自分が満腹なら若鳥に譲っている光景も見ました。内海氏の写真集『蒼鷺』によりますと、アオサギは餌の取り方を子や若鳥に教えないそうで、自分たちには厳しく他者に寛容なアオサギさん(僭越乍一流京都人同様)と再認識致します。筆者は仕事と勉学による京都在住者で生まれは京都ではありません。念の為に。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/08(Sun) 00:16   No.3483

鳥学徒さま
あたたかいお言葉をくださって、ほんとうにありがとうございます。
皆様のおかげさまで、アオサギさんたちを眺めに川に通い続けております。
死んでしまったアオサギさんは、とてもきれいなアオサギでした。そのアオサギさんの可憐でひたむきに生きる姿から、煩悩だらけの私は、多くのことを学ばせていただきました。鳥学徒さまがアオサギについて記してくださった、他の生き物お互いのことを考えることや、自分たちに厳しく、他者に寛容な生き方など、私が無くしてしまった大切なことを、今もアオサギさんたちから教えてもらっています。厳しい自然の中で、凛として佇むアオサギさんたちは、私の憧れです。
アオサギさんたちは、眺めていても飽きず、ほんとうに奥が深く、興味が尽きません。
これからますます厳しい寒さの季節に向かいますが、京都のアオサギさん、兵庫のアオサギさん(私は兵庫に住んでおります)、すべてのアオサギさんたちの一羽でも多くのアオサギさんたちが元気に春を迎えられるように祈ります。
この度は、あたたかいお言葉をありがとうございました。アオサギについて、また、いろいろなお話を聞かせていただければ幸いです。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/08(Sun) 01:14   No.3484

鳥学徒さま
(追伸)
アオサギ同士の、うしろからとびげり、かぶりつき、など、教えていただいて初めて知って、驚きましたが、おもしろいですね(不謹慎ですが。。。)
人間の世界もタイヘンですが、アオサギ同士の世界も大変そうです。とても人間味があって、アオサギさんたちに親近感が湧いてきました。アオサギさんたちは、私たち人間をどのように見ているのだろう?など、アオサギさんを眺めながら時々気になってしまいます。
アオサギさんたちは、おもしろく、愛らしいです。
ますますアオサギさんが好きになりました。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  鳥学徒   2024/12/08(Sun) 09:19   No.3485

りんごさん、おはようございます。止まらなかった涙がおかしみに変わられたようで良かったです。アナログ人間のビチビチコメント夜遅くにまで読んでくださり有難うございました。

後ろからの飛び蹴りは確かに迫力満点でおたけびが御所まで届きそうで、そこらじゅうに響き渡りさすがに散策していた人間も私もびっくりしました。ゴイサギの生き方とずいぶん違う感じが致しました。

アオサギさんは自然の神さんで人間の上位にある存在ですから、アオサギが人間をどう感じているかを正確に把握するには、ソロモンの指輪を手に入れるか、把握できる人を探す(長い歴史を持つ先住民にわかる方はいらっしゃいます。日本では正直非常に困難です)か、ご自分が動物行動学などの勉強に、アオサギさんと出会いを重ねて親しくなったアオサギさんから直接貴女がお尋ねになり、教えてもらうのが早道だと思います。

確かに人間味がある、私もそう感じる時があります。まつさん、どうなんでしょう。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  まつ@管理人   2024/12/08(Sun) 18:56   No.3486

人間味がある、というのはたぶん多くの人が感じているところかと。アオサギにはひと言で言い表せないほど多くの魅力があると思いますが、どこか人のように感じてしまうというのはなかなか他の鳥にはない魅力ですよね。佇む、などというにんべんの漢字の行動も当たり前のように様になってますし。何なのでしょうね。たぶん、アオサギが人に似ているのではなく、人がアオサギに似ているのでしょう。


Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  鳥学徒   2024/12/08(Sun) 19:53   No.3487

まつさん、お忙しい中、りんごさんと私の疑問にわかり易い例とともに視点の変えてみることの重要さのご教示有難うございました。
確かに4800万年の歴史をもつ(人類は約一桁あとに出現)アオサギさん。ヒトの一部の振る舞いがアオサギさんに似ていると観たほうがより科学的ですね。有難うございます。私は人生の師・亀さんに愛想つかされています。アオサギさんに笑いがあれば、私は通りかかる度にたたずむアオサギさん数羽に、ハハハハハと内心笑われていることでしょう。たたずむ姿を見つけた時、私にとってはかけがえない贈り物を戴いた気分になります。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/26(Thu) 22:39   No.3504

鳥学徒さま
ありがとうございます。
近くの川で暮らしているアオサギ成鳥を最近見かけなくなったので、どうしたのかなと心配していたのですが、今日久しぶりに、川岸の高い木にたたずんでいるそのアオサギさんを見つけました。良かった、生きていた、また、会えた、と私が再会を喜んでいる時、ここにいますよ、ハハハハハというアオサギさんの笑いが確かに聞こえました!鳥学徒さまがおっしゃるように、アオサギさんの笑い声は、私もハハハハハだと思います!冷たい川で暮らし、真冬の厳しい自然環境と日々対峙しているアオサギさんが、けなげな修行小僧さんのように見えてきます。厳しい環境でも、アオサギさんは明るくハハハハハと笑っているようにも見えます。ほんとうにアオサギさんは一生懸命で、可憐でかわいいですね。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/26(Thu) 22:51   No.3505

まつさま
ありがとうございます。
まつさまがおっしゃる通り、人間がアオサギに似ているのかもしれませんね。だから、私はアオサギに憧れてしまうのかもしれません。今日も夕暮れ時の冷たい川の中でにアオサギさんはたたずんでいました。アオサギさんには、たたずむ、という言葉がとてもよく似合います。。。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  鳥学徒   2024/12/27(Fri) 14:50   No.3506

りんごさん、こんにちは。アオサギさんが見つかって良かったですね。
りんごさんのいいご質問に接し、年末の掃除をしながら文献引っ張りだしてちょっと考えています。
まつさん、確認です。アオサギさんに横隔膜はありますか?

お伺いの理由は、哺乳類のおかしくて笑う声とりんごさんが聞かれたアオサギさんの声はちょっと違うように考えているからです。りんごさんを見つけられたアオサギさんは、おかしくてハハハハハと発したなら「ワッ、ヒトが来た!」と驚いて息を吸い、「なぁんだ、私達に親しみをもって会いにきてくれるりんごさんだ!」というプロセス、つまり「ひぃー」と驚いて息を吸い「なあんだ」と思って吐き出す最もシンプルな進化論的笑いの始まりに遭遇されたのかもしれません。私や仲間に会いにきてくれるアオサギさんは、私たちが勝手に可笑しみを感じているだけのように思います。最近は私に悟られないように静かに来られ私をびっくりさせてくださいます(笑)。

ざっくり進化をたどるに、横隔膜を最初に作った爬虫類・トリナクソドン以降横隔膜を作ることで下のあばら骨がいらなくなり赤ちゃんを入れることができるようになりました。その横隔膜が笑いと決定的につながっているとされています。いずれにしても横隔膜を持つヒトを含む動物が生き(息し)ている限り、笑いがありえるとも言い換えることができ、アオサギさんがたたずんでおられた姿を見るにつけ、私には荘厳さと可笑しみを感じ有り難く思われます。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/27(Fri) 22:06   No.3507

鳥学徒さま
こんばんは。そして、申し訳ございません。
実は、私は実際に、現実にアオサギさんの笑い声を聞いたのではなく、ここにいるよ、ハハハハハとアオサギさんが私に笑っているような気がした、アオサギさんが笑っているとしたら、その笑い声は、ハハハハハだと思います、という意図で投稿しました。
アオサギさんが声を出して笑っているような妄想を勝手にしてしまいました。私の至らない文章でお騒がせしてしまい、ほんとうに申し訳ございません。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/27(Fri) 22:15   No.3508

鳥学徒さま
言い訳がましいのですが、私は典型的な文系人間で、皆さまのように科学的、生物学的にアオサギさんを正しく観察することができておらず、かわいい、などと感情的で、つい妄想などをしてしまいます。内容が浅い投稿をしてしまい、ほんとうに至らなくて申し訳ございません。お恥ずかしい限りです。
そんな私でも
鳥学徒さまの横隔膜のお話はなるほど、と思い、とても興味深いです。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/27(Fri) 22:36   No.3509

まつさま、皆さま
まつさまが管理される、知的なアオサギ探究の掲示板に、非科学的で、生物学的な根拠の無い投稿をしてしまい、
まつさまをはじめ、皆さまにご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございませんでした。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  まつ@管理人   2024/12/28(Sat) 00:02   No.3510

りんごさん、もっとお気楽にいきましょう! この掲示板はご覧のとおりで、別に学術的なものを目指しているわけではありませんから。単にアオサギに興味をもつ人が気ままに訪れているだけですので、アオサギに関係のないことを書かれると困りますが、そうでなければ何でもありです。生態学的な話題などはほんの一部で、保護保全の話になることもあれば、詩や小説に登場するアオサギが話題になることもあります。私も皆さんも好き勝手に何でも書いてますので、りんごさんもどうぞお気軽に利用してください。

鳥学徒さん、鳥には残念ながら横隔膜はありません。この手のことには私は全然詳しくないのですが、ほ乳類と鳥類では呼吸器官がいろいろ違っているみたいですね。よく分かりませんけど、やはり飛ぶということになると、翼をもつだけでなく身体の内部構造もかなり変えないといけないということなのかなと思います。



Re: アオサギ幼鳥の突然死の原因...  りんご   2024/12/28(Sat) 12:02   No.3514

まつさま
お忙しいなか、あたたかいお言葉をありがとうございました。
いろいろ至りませんが、アオサギのお話をぜひまた聞かせてください。
よろしくお願いいたします。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


婚姻色に変わりつつ?   投稿者:ロメオ  投稿日:2024/12/11(Wed) 17:05   No.3488   
まつさん、みなさん、こんばんは。
冬鳥のカモたちが郊外の溜池に群で飛来する季節となりました。
溜池で観るアオサギたちは、コロニーのある都市公園に棲む個体とは違って、人に対する警戒心も強く野性味にあふれています。
寒風の吹く朝に溜池で撮ったアオサギの写真です。遠い岸辺から撮ったので、不明瞭なのですが、拡大してみると〜
右手の一羽の、脚の色が赤味を帯びているようです。よくよく見ると目先の藤色に変わりつつあるような…? 播磨地方のアオサギたちの中に、そろそろ婚姻色に変わりつつある気の早い個体もいるようです。コロニーの営巣木の場所取りも、早い年はクリスマス頃には始まっています。今季のコロニーの動向を見守り観察したいと思っています。



Re: 婚姻色に変わりつつ?  まつ@管理人   2024/12/12(Thu) 11:31   No.3489

ロメオさん、おはようございます。
お写真を拝見すると、私はアオサギの婚姻色よりも光の強さのほうに気を引かれます。冬の間、太陽に見捨てられたかのような土地に住んでいる私のような者にとって、これはどう見ても春の日差しなんですね。うららかな春の陽光の中で、わずかに残った風の冷たさを楽しんでいる、というふうに見えてしまうのです。なので、婚姻色になっていても、まあそんなものかなと。クリスマス頃に巣作りが始まるとすれば、身体のほうもそろそろ準備を始めても良い頃かもしれませんね。



Re: 婚姻色に変わりつつ?  ロメオ   2024/12/13(Fri) 09:48   No.3490

まつさん、おはようございます。
昨日から札幌は大雪とのこと。知人が除雪に追われて疲れたと嘆いていました。なるほど、雪国在住の方の目に、前回の写真の光景はそのように映るのですね。
実は私も二十年近く十勝に暮らしていたので、北海道の冬の厳しさは身に染みています。ところが、温暖な瀬戸内に移住して十年以上も経つと、すっかりやわになって、朝の冷え込みが5℃程度でも身に堪えます。
特に溜池は地形から強い寒風にさらされるので、たたずむアオサギも寒さに耐えているように見えていました。撮影日には、同じため池にコウノトリも飛来していました。コウノトリも雪深い兵庫〜島根の日本海側から越冬に来ているので、播磨地方の冬をまつさんと同じような感覚で受け止めているのかもしれません。ひょっとすると、中には、寒冷地から越冬のために移動してきたアオサギも混じっているかもしれませんね...?

今回の写真はコウノトリとアオサギの大きさ比較。
足環情報からコウノトリは一歳半、幼さを残すアオサギも同じくらいの歳でしょうか?
アオサギにも足環があれば個体情報や移動経路を知ることができるのに。いまだ足環つけたアオサギを見たことも聞いたこともありません。
昨夜、Twitterで交流のある宮城県のバンダーさんにこの件をお尋ねしてみました。このバンダーさんはシギの渡りが主目的ですが、過去に霞網にかかった二個体のアオサギに足環を装着した経験があるそうです。サギをメインに活動しているバンダーさんもいるので、足環をつけたアオサギも野に放たれているようです。
足環をつけたアオサギ、いつか、どこかで見つけてみたくなりました。
アオサギ観察の目標というか、楽しみがまた一つ増えました。
まつさんは、足環をつけたアオサギを確認されたことがありますでしょうか。




Re: 婚姻色に変わりつつ?  まつ@管理人   2024/12/13(Fri) 14:57   No.3491

こんにちは、ロメオさん。
なんと、以前は十勝にお住まいでしたか! 私は20年近く瀬戸内で暮らしていたので、ちょうど逆のパターンですね。ただ、十勝と日本海側の札幌では同じ冬でも全然違うと思います。気温が低いのは十勝のほうですけど、冬、札幌から峠を超えて十勝平野を望むと、十勝は祝福された土地みたいに見えてしまいます。峠のあっちとこっちで太陽が完全に依怙贔屓しているんですね。

アオサギがかすみ網にかかったという話は初めて聞きました。たしかにシギの捕獲を目的とするような環境ならアオサギがひっかかってもおかしくないですね。そういうことでもないとアオサギは捕まえること自体が難しいので、なかなか標識調査というところまでもっていけません。なので、国内では脚輪で個体識別したという研究例はあまり多くなく、動物園など特殊な環境のアオサギを別にすれば、先ほどのかすみ網のようなたまたまの場合か、保護されたアオサギに脚輪を付けて放鳥したというケースが大半なのかなと思います。

図はアオサギの秋の移動経路を示したものです。あちこちの資料から寄せ集めたもので戦前の記録も混じっています。秋なので全体的に南へ向かってはいますが、けっこう自由度が高いというか。そこがまたアオサギらしくて良いのですが。

アオサギの標識調査は、標津に住んでいた頃、私もしばし試みていました。サケマスふ化場の横の小川に無双網を張り、アオサギがサケの稚魚を獲りに来るのを待ちかまえていたのです。ただ、相当な時間をかけたにもかかわらず、結局、アオサギは網に近づいてくれさえしませんでした。やはり自然度の高い環境にいるサギたちは、ちょっとでも人工物っぽいものには警戒を解いてくれないようです。




Re: 婚姻色に変わりつつ?  ロメオ   2024/12/13(Fri) 17:39   No.3492

まつさん、こんばんは。
奇遇ですね。お互いまるで入れ替わりのように瀬戸内と北海道を移動して暮らしていたとは。てっきりまつさんは生粋の道産子さんだと思っていました。
アオサギの捕獲、確かに難しそうです。あの体格、あの気性。許可が下りても試す勇気が出てきませんが、まつさんは挑戦した経験をお持ちなのですね。アオサギは、どこか危険そうな未知のものには近づかない賢さを持ち合わせているのは納得できます。彼らは人間のことをとてもよく観察し見抜いているように感じます。
アオサギの移動経路図、ありがとうございます。やはりアオサギは大きいだけあって、かなりの長距離を移動していますね。
先週放送されたNHKのサラメシ、山科鳥類研究所の福島潟の調査地が取り上げられていました。そこから放たれた若いスズメが、関東圏迄移動している調査結果も番組内で紹介されました。アオサギに関しても、同じような調査が実現されたら、どんなルートでどこまで旅をしているか、その一端を垣間見ることができるのですよね。実現は遠そうですが、気長に気楽に足環つきアオサギを探してみたいと思います。



Re: 婚姻色に変わりつつ?  まつ@管理人   2024/12/13(Fri) 19:22   No.3493

ロメオさんとは長いので、てっきりご存知かと思ってました。私は生まれは松山です。もう北海道での暮らしのほうがはるかに長くなりましたが、未だに瀬戸内のイントネーションでしゃべるほうが楽だったりします。

私がアオサギを捕まえようとしていたときは、ともかく自分の身を隠すことが一番の問題で、かなり奇抜なことをあれこれやっていました。そのうちもっともシンプルなのはムシロを引っかぶって地面にうつ伏せて待つというものでしたが、この土左衛門スタイルはさすがのアオサギも気付かず、私にはお構いなしで普段通りの行動をしてくれました。一度など、私の耳元ほんの数十センチのところをあのゆったりした足取りで歩いていきました。今でこそアオサギと至近距離で遭遇することはさほど珍しいことでもなくなりましたが、相手に気付かれていないという状況はそのこと自体がまったく別の感覚をもたらすようです。あのときは頭をちょっとでも動かせば気付かれるので、わずかな足音に耳を澄ませ、その強烈な気配にただ固まっていました。あの自然と一体化したかのような感覚はいまも鮮烈に憶えています。



Re: 婚姻色に変わりつつ?  ロメオ   2024/12/14(Sat) 09:19   No.3494

まつさん、おはようございます。
土左衛門風隠れ蓑術! まるで忍者のような方法でアオサギに接近を試みた経験、すごいですね。
目の前を通過するアオサギの足を見て、藁の下からにょきっと両腕を伸ばして、ガバッと足をつかむ…まつさんの姿を想像しています。
まったく相手に気づかれておらず、無防備で自然な姿の野鳥を観察した経験、貴重な人生の宝物と言える一時ですよね。私も、昼食やおやつを無心に食べている時、数回、そのような体験があったと記憶しています。 ハッ!と気づいた時の野鳥の驚愕の表情も忘れられません。一度はカラス、一度はヒヨドリでした。     今日の写真は、コロニーの公園の樹上に止まっていたアオサギです。クロガネモチの大木に赤い実が豊作ですが、確か、アオサギは、木の実は食べないですよね?? でも、なんだかうれしそうに見えます。




Re: 婚姻色に変わりつつ?  ロメオ   2024/12/14(Sat) 12:10   No.3495

すみません! 投稿する画像を間違えました。
申し訳ありません。
先のコメントに添付したのは、コロニーの池の島で巣材の枝を拾ってくわえてたアオサギです。
やはり、そろそろ繁殖活動が始まっているようですね。




Re: 婚姻色に変わりつつ?  まつ@管理人   2024/12/14(Sat) 13:38   No.3496

ああ、やっぱりそうでしたか。クロガネモチの枝をくわえて歩いているのかなと思っていました。もう巣材集めとは、気が早いですね。


Re: 婚姻色に変わりつつ?  ロメオ   2024/12/14(Sat) 17:29   No.3497

まつさん、うっかりもので、失礼いたしました。
まつさんは瀬戸内のご出身と言う事で、関西に自生する樹木に関してご理解いただけるので助かります。クロガネモチもクスノキも北の地方には分布しておらず。東北や北海道の方向けに、ブログでは簡単な説明とリンク先を紹介しています。

アオサギは、求愛の時に、巣材になる小枝を意中の相手に送る習性もあるのですよね。今年の夏、雛も巣立ち、繁殖の終わったコロニーで、一羽のアオサギが枝をくわえ他のアオサギをしきりに追い回している姿を目撃しました。繁殖相手にあぶれた♂のアオサギだったのでしょうか? 相手を変えて何度もチャレンジしていましたが、もちろん連戦連敗でした。               間違えて添付した写真の枝をくわえたアオサギも、他の個体に近づいて行って、逃げられていました。




Re: 婚姻色に変わりつつ?  まつ@管理人   2024/12/15(Sun) 11:54   No.3498

意中の相手への巣材のプレゼント、これはあるでしょうね。ただ、実際にそうかどうかは誰も検証していないので、アオサギの一般的な習性とまでは言い切れないところです。とはいえ、彼らの行動を見ているとそうとしか思われませんし、行動学的な観点から検証してみると面白い研究になるかもしれませんね。まあ、それは別にしても、大きく立派な枝や赤い実のついた枝を見つけ、それをいかにも誇らしげに巣に運んでくるオスの姿は容易に想像できます。


Re: 婚姻色に変わりつつ?  鳥学徒   2024/12/15(Sun) 15:43   No.3499

まつさん、ロメオさん、みなさん、こんにちは。おじゃまします。
貴重なロメオさんの観察コメントに綺麗な根拠画像、まつさんの貴重な図(一羽は本州からベトナムに奄美琉球経由で越冬しにいくのですね)に研究者魂の興味深いやりとり何度も拝読し学ばせて戴いています。有難うございます!りんごさんのツリーで、ヒトがアオサギさんに似ているとのご指摘と併せ、ヒトは言語に贈与行為も鳥さんからも真似た(学んだ)可能性があるのかなと思えたのは、皆様から一足早い大きなクリスマスプレゼントを戴いた気分でおります。失敗連続のアオサギさん、まだ十分に期間あるからあきらめないで!とエールをおくりたいです。因みに京都洛中のお公家さんアオサギさんは、現時点で脚も目元も嘴もかわっていませんが、まもなく綺麗な色に変わってきそうですね。アオサギ婚姻前線ができたらいいですね。



Re: 婚姻色に変わりつつ?  ロメオ   2024/12/15(Sun) 17:47   No.3500

まつさん、みなさん、こんばんは。
鳥学徒さんのコメントにもある通り、ヒトとアオサギは実に似通ったところがありますよね。プレゼントで相手の心を射止めようとするタイプもいれば、モノじゃない、心意気や強さで勝負だ!というタイプもいて、なんとも興味が尽きません。
それにしても、アオサギは身近な鳥なのに、その習性や行動に関する研究は意外にも少ないのですよね。 もっとずっと若い頃にアオサギと出逢っていれば、いろいろ探求できたのに…。ないものねだりをしても仕方がないので、私に許された時間の中で、気軽に気長にアオサギを観たり撮ったりしていきたいと思っています。 まずは、トイレ事情と、足の色の変化・バリエーションです。 また疑問や謎が出てくると思いますが、その時は、まつさんはじめ皆様のお知恵や観察談をお聞かせいただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。



Re: 婚姻色に変わりつつ?  まつ@管理人   2024/12/15(Sun) 22:47   No.3501

若い頃でなくても、観察さえできれば何だってできますよ。とくに鳥学などは一般の人たちが昔から多くの業績を残してきた分野ですから。アオサギにしても分かっていることはごく僅かなのです。上手くいけば論文になるような発見があるかもしれませんし、面白いことを見つけられたらぜひまた教えてください。


Re: 婚姻色に変わりつつ?  鳥学徒   2024/12/16(Mon) 05:43   No.3502

みなさま、おはようございます。
ロメオさん、お嘆になる必要はないのでは。お写真の数々とコメント、すでに貴重な観察記録になっていると考えます(私は社会学ベースなので、まつさんの掲示板は、記録報告だけでない発見がたくさんです)何よりロメオさんもまつさんもお志やお気持ちがお若くていらっしゃいますね。来る新年も今からワクワクさせていただいております。ソロモンの指輪は、地球のどこかに所在不明なままなので、くれぐれもご自身の健康第一に、アオサギさんの行動撮影はぼちぼちでお願い申し上げたいと思います。



Re: 婚姻色に変わりつつ?  ロメオ   2024/12/17(Tue) 17:32   No.3503

まつさん、鳥学徒さん、優しいお言葉をありがとうございます。
何よりアオサギが好きで、興味を持って楽しく観察を続けていければ幸いですね。発見も記録も余禄のようなものだと思っています。
こんなに近くからアオサギを観たり撮ったりできる環境が身近にあるのですから!私は恵まれています。



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