シーズン最終盤
- 2012年07月31日
- 行動
7月も終わりますね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
札幌あたりではアオサギの子育てシーズンもそろそろ終わりです。コロニーにボーリングのピンのように突っ立っていたヒナたちも、ここ一週間くらいでぱたぱたっといなくなってしまいました。今は全盛期の1割残っているかどうかというところです。
この時期になると、残っているヒナもあちこち飛び回り、コロニーでは様々なことが無秩序化します。ヒナが自由に飛べるため、親から十分餌をもらえなかったヒナが親の後を飛んで追い回すとか。しかも、それが本当のヒナならまだしも、自分の子か余所の子かさえよく分からなくなっている様子。ヒナのほうは自分の親でも余所の親でもとにかく餌がもらえればいいのでしょうけど、親のほうはやりきれないでしょうね。
そんな狂騒状態が見られるのもあと数日。ぼろぼろになった巣も、その巣を支えてきた木々も、来年の3月までひとまずお役ご免です。