謹賀新年
- 2018年01月01日
- その他
明けましておめでとうございます。
今年2018年は北海道の名付け親である松浦武四郎が生まれてちょうど200年目、北海道と命名されて150年目にあたるそうです。彼は当時の北海道をくまなく探検した人で、そのとき書かれた日誌は博物学的な記載が多くとても楽しい読み物になっています。ただ、ひとつ残念なのはアオサギの記載がひとつもないこと。一ヶ所だけそれらしい記述があるにはあるのですが、それすらもアオサギのことを言ったものかどうかいまいちよく分かりません。当時は実際にアオサギがほとんどいなかったのかもしれませんね。その代わり、面白いことにシラサギの記述はいくつも見られるのです。これはシラサギがいないのが通説になっている北海道の状況からするととても意外です。しかし、その通説もこのところだんだんと通じなくなってきました。全道各地でシラサギの目撃情報が増えてきているのです。基本的にアオサギのことしか書かない当サイトですが、そんなわけですので、シラサギの動向にも少しだけ注目していきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。