子育て実況中継
- 2012年04月03日
- その他
今このアオサギが有名、という話は聞いたことありませんが、オオアオサギなら今もっとも注目されているのはこの巣のペアのはずです。ニューヨークからオオアオサギの子育ての様子がネットでライブ中継されています。これはコーネル大学の鳥類学研究室が行っているもので、シーズンを通して現在の様子がどこからでもネットで見られます。こういうプロジェクトはいいですね。昼間の映像はもちろん鮮明、夜間でも画像は粗いながらかなりくっきり見ることができます。ちなみにニューヨークと日本の時差は13時間です。
このオオアオサギ、今は抱卵中で3つの卵を抱いています。3月28日、30日、4月1日とマニュアルどおりに1日おきに産んでますから、4卵目を産むとすれば4月3日でしょうか。サイトに書かれた情報によれば、3日の午後6時(日本だと4日の朝7時)頃が予定時間のようです。
これからしばらくはシーズン中もっとも静かな時で、ヒナが生まれるまではとくに目立ったイベントは起きないと思います。そして、順調にいけばヒナが生まれはじめるのはおそらく23、4日前後。そうなれば目が離せなくなりますよ。次の瞬間に何かが起こるのではと期待しつつ、いつまででも見てしまいますから。けっこう中毒性がありますのでご注意を。
ついでに、サギ類ではないですが、同じようにハクトウワシのネット中継(夜間は白黒映像)もあります。こちらは去年からやっているもので、昨年はものすごい反響がありました。今はすでに3羽のヒナが生まれているせいか、今年も数万人単位の人たちが常時この映像を見ています。それに比べれば、オオアオサギのほうはまだ1500人がいいところ。これがヒナ誕生が近づくと、ツイッターなどで情報が拡がって一挙に視聴者数が増えるんでしょうね。今年はオオアオサギファンになる人が増えそうです。