アオサギを議論するページ

年の瀬の冬ねぐら

DSCN00012013年の年末、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 地元に帰られている方も多いのではないでしょうか?

帰省ということでいえばアオサギはひと足もふた足も先に越冬地に渡っています。今頃はほとんどのアオサギが寒さに震えることのない南の国で過ごしているはずです。ところが、何を思ってか雪が降っても氷が張っても北国に残り続ける一群のサギたちがいるのですね。写真はそんな果敢なサギたちに会える場所、江別市冬ねぐらの今日の様子です。アオサギを見慣れた人なら画面中ほどの水際に2羽ばかりいるのが確認できるかもしれません。この2羽を含め今日ねぐらにいたのは成鳥6羽と幼鳥4羽。ほかに出かけて留守なのがたぶん2、3羽。この十数羽がこの冬ここで越冬する全メンバーです。

サギたちは羽繕いさえすることなく、雪と水の境目にいつまでもただ静かに佇んでいました。まるで人の世とは別次元の世界に住んでいるかのように。おそらく彼らには彼らなりの時間が流れているのでしょう。
それでは皆さん、よいお年を。

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