京都新聞
2019年08月30日
樹勢回復する?枯死懸念でアオサギの巣撤去 宮津城名残の古木
「宮津城の名残の木」とされ、アオサギの営巣によって枯死が心配されていた古木(京都府宮津市鶴賀)について府丹後土木事務所は29日、アオサギがほとんど巣立ったとして巣を取り除いた。
時折、雨が降る中、作業員たちは高所作業車に乗ってアオサギの巣を撤去した。古木とその隣のエノキの枝に付いていた巣計40個を処分した。
同事務所は「少しすっきりしたが、剪定(せんてい)してもう少しこざっぱりさせる。どうすれば樹勢が回復するか、樹木医に相談しながら進める」と話している。