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魚は上流から,それとも?投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/09/26(Sat) 12:03No.2197

朝11時頃サギ達は皆上流に向っていたのですが12時を過ぎると今度はそろって下流へ...
どうしたのでしよう?

Re: 魚は上流から,それとも?投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/09/26(Sat) 12:57No.2198
たぶんこれは魚とは関係ないと思いますよ。11時の写真は首をすくめて何もしていないアオサギが多いように見受けられます。手前の水面を見ても分かりますが、おそらく左側から少し強い吹いているのでしょう。風を正面から受けると彼らはこのような姿勢をとります。12時の写真では風が止んでいるのでしょうね。こちらは全体的に右向きが多いようですが、皆一斉にというわけではなさそうです。それに、首を右に向けているサギも水面を見ているようには見えません。何か右方向に気になるものがあって、たまたまそっちを向いたということではないでしょうか。
幼鳥の渡り投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/09/19(Sat) 08:09No.2190

幼鳥の秋の渡り教えて下さい。渡り集團の組成、飛び立ちの時間等,特に成鳥との違び等教えて下さい。寫真は極く最近の状況です,幼鳥は未だ見當りません。

Re: 幼鳥の渡り投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/09/20(Sun) 18:31No.2192
お久しぶりです。
また今年も渡りの季節ですね。9月下旬ですから移動はしていると思っていましたが、すでにそちらまで行っていたとはちょっとびっくりです。いつ頃から成鳥が来はじめたのでしょうか?

ご質問の内容については、残念ながら私はまったく分かりません。分かるのは個体数の季節変化ぐらいです。もしかしたら以前にもお見せしたかもしれませんが、左のグラフは20年近く前に北海道の野付湾で調査したもので、縦軸に個体数、横軸に季節(3月末から12月初めまで)を示しています。で、個体数が最高になるのがちょうど今頃の時期なんですね。渡りのアオサギがこの湾で一時的に休んでいくのでこんなふうに多くなります。
Re: 幼鳥の渡り投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/09/22(Tue) 18:53No.2193
最速のご返答ありがとうございます。今頃の時間帶ですと100羽位のアオサギの年齡を區別出來れば幼鳥が成鳥と時間的に異る渡りをするか否かの推測が出來るかと存じますが....
Re: 幼鳥の渡り投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/09/22(Tue) 19:20No.2194
そうですね。以前、野付にいた頃ならご指摘のような調査もできたかと思いますが、残念ながら、当時はそういった視点からは観察していなかったので…。今いるところはコロニー以外ではほとんど群れで見かけることがなく、渡りの状況については観察のしようがありません。たぶん、いるところに行けば集まっているのでしょうけど、どこが集合地点なのかも把握できていないような状況です。よほど条件に見合った環境でないと渡り時の調査は難しいです。
Re: 幼鳥の渡り投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/09/23(Wed) 09:18No.2195
事情もよく知らないで失禮致しました。台灣では幼鳥が比率的に少くdifferential migrationをしている模樣なので氣にしていたのです。もっと進んだ情報が欲しいのですが若し新しい情報が入りましたらお知せ下さい。Philippines/Grey heronでgoogleしますとかなり多くの幼鳥が出て來ますが多くの幼鳥はそちらの方に行っているのかも知れません。
Re: 幼鳥の渡り投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/09/23(Wed) 09:34No.2196
成鳥と幼鳥の渡り時期の違いがはっきり分かれば面白いですね。こちらでも何か分かればまたお知らせします。
また大きくなりました。投稿者:kuma3投稿日:2015/05/24(Sun) 11:26No.2180

見る見るうちに大きくなっていきます。ヨシ原の個体はまだ少し小さいです。

Re: また大きくなりました。投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/24(Sun) 19:53No.2181
もう5週目ですから大きさは親鳥にかなり近くなってきていると思います。これ以降はサイズ的にはもうそれほど大きな変化はありません。その代わり、これからは形がだんだん親に似てきます。今は見てのとおり尻切れトンボのような格好ですから。これが風切羽が伸びてくると親のようなすらっとした体形に変わります。
Re: また大きくなりました。投稿者:kuma3投稿日:2015/05/24(Sun) 20:16No.2182
 これからは形の変化を楽しみに観察していきます。ご教授有難うございます。^^ 写真はたぶん下にいるのは親鳥だと思うのですが どうかな。
Re: また大きくなりました。投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/24(Sun) 20:27No.2183
下にいるのはどうも親鳥ではなさそうですね。見かけからの判断ですが、成鳥特有の黒い部分がまったくないので、昨年生まれの幼鳥ではないかと思います。彼らは繁殖に参加してませんからコロニーに用事はないはずですが、この時期になるとよくやってきて、巣の中をじっとのぞき込んだりしています。たぶん子育ての見学に来ているのでしょう。
また大きくなりました。投稿者:kuma3投稿日:2015/05/24(Sun) 23:27No.2184
するとヘルパーと言う可能性はないのでしょうか? ^^
Re: また大きくなりました。投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/25(Mon) 09:29No.2185
そういうのがあれば面白いのですけどね。アオサギの場合、幼鳥が巣に近づくとヒナに盛んに威嚇されます。おそらくカラスなどと同類に見られているのでしょう。

アオサギに関しては確実にヘルパー行動が見られたという報告はまだ無いはずです。私も目撃したことがありません。かつて一度だけ、巣立ち間近のヒナに親でない別の成鳥が給餌しているのを見たことがありますが、本当に親でなかったのかと問われると確証は無いですし、もしそうだったとしても、ヘルパー行動というよりはヒナを間違えて餌を与えたという可能性を否定できないのです。巣立ち間近になると、ヒナがコロニー内であちこち動いて、どのヒナがどの巣のヒナなのかさえ定かでなくなりますから。それでも親が自分のヒナを識別する能力をもっていれば問題ないのですが、見ているとどうもその辺はいい加減なようで。

アオサギに限らず、ヘルパー行動を親子間の相互認識という切り口で研究してみると面白い発見があるかもしれません。
また大きくなりました。投稿者:kuma3投稿日:2015/05/25(Mon) 20:17No.2186
 そうですか アオサギではヘルパー行動は見られませんですか。残念 上田恵介さんの書かれた 鳥の本に アオサギではありませんがヘルパーの記事がたくさん興味深く書かれてあり アオサギはどんなだろうと思い質問させて頂きました。鳥達の世界もなかなかいろんな事情があって面白いですね。
また大きくなりました。投稿者:kuma3投稿日:2015/05/31(Sun) 22:55No.2187
本日 落合池でのアオサギの雛たちを観察 日増しに大きくなりつつあります。^^ ヨシ原の雛見つけにくいです。
また大きくなりました。投稿者:kuma3投稿日:2015/05/31(Sun) 23:02No.2188
ヨシ原の雛は見つけにくいです。
また大きくなりました。投稿者:kuma3投稿日:2015/06/06(Sat) 17:10No.2189
ヨシ原の雛達も大きくなっています。
 親は大変投稿者:kuma3投稿日:2015/05/20(Wed) 19:21No.2176

落合池の雛も大きくなってきました。餌捕りに忙しいのか親鳥はいません。雛たちは帰りを待っていました。

Re:  親は大変投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/20(Wed) 20:19No.2177
巣は小さいままなのですね。この先、羽ばたきの練習をするようになるとちょっと窮屈かなとは思いますけど。

この時期になると親鳥は餌を与える時にしか戻ってこなくなります。見たところヒナは4週半ばという感じなので、おそらく数日前からヒナたちだけで留守番しているはずです。小さいうちに親が巣を離れてしまうとカラスに襲われたりして危険ですが、このぐらい大きくなると親鳥も安心して巣を空けられるようです。2羽なので餌が不足することはあまりないでしょうし、ここまで成長すれば、よほどのことがない限り無事に巣立ってくれるでしょう。
Re:  親は大変投稿者:kuma3投稿日:2015/05/21(Thu) 01:28No.2178
週に1,2度の観察ですので日頃 親の有無が確認できないのですが いなかったとしたらラッキーなことに親鳥がこのあとすぐに戻ってきて餌を与えていました。巣は狭くて高い場所にありますので巣立ちの際はすぐに飛べるようになるかもですね。笑
Re:  親は大変投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/21(Thu) 07:12No.2179
4週目のヒナ2羽なら親は1日5、6回しか戻らないはずですから、その瞬間に立ち会えたというのはかなりラッキーです。飛べるようになるのはまだ何週間も先のことですが、巣の外にはもう出はじめているかもしれませんね。
台灣に殘った幼鳥投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/05/11(Mon) 11:16No.2172

台灣に殘った幼鳥,4月初から換羽(P1-P5)を始め若鳥に生長していきます。今の5月上旬の時點では橫腹にある黑しまはまだ出ていません。

Re: 台灣に殘った幼鳥投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/12(Tue) 09:46No.2173
脇から腹にかけての黒いラインは1年目ではまだ出てこないのではないかなと思います。たとえば、添付した写真の手前のアオサギには腹部に黒い部分がまだ見られません。頭部だけ見ると完全な成鳥ですが、首が灰色っぽく肩の黒斑もまだ無いなど幼鳥の特徴も色濃く残しています。はっきりしたことは言えませんが、少なくとも昨年生まれではないはずで、一昨年生まれかなと思っています。ただ、2年目になると不明瞭ながらもラインが形成されている場合もあり、個体差がかなりあるようです。やはり換羽の状況が分からないと年齢を査定するのは難しいですね。
Re: 台灣に殘った幼鳥投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/05/13(Wed) 09:37No.2174
脇から腹にかけての黒いラインについては去年かなり努力して觀察しました。大部分の鳥は2年目の若鳥の夏に生へる樣です。唯若鳥のラインはかなり細く停止状態ではかくれて見えない事がよくあります。寫真のA,B,Cは同じ個體ですが角度の違いでAにはラインが見あたりません。
Re: 台灣に殘った幼鳥投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/13(Wed) 09:49No.2175
これは貴重な知見ですね。ありがとうございます。見にくい部分ですが、私も今後は注意して観察してみたいと思います。
今日は親子でご出演投稿者:kuma3投稿日:2015/05/09(Sat) 09:36No.2170

 今日、ヨシ原にも雛の姿が見えました。樹上でも お母さんが戻ってきました。でも餌を与える様子はありませんでした。

Re: 今日は親子でご出演投稿者:kuma3投稿日:2015/05/09(Sat) 09:37No.2171
樹上はこちら
暴風雨のあと投稿者:kuma3投稿日:2015/05/06(Wed) 04:48No.2164

 一昨日の夜 神戸は暴風雨でした。アオサギ親子は大丈夫か心配になり朝早くに見に行って来ました。こちらが心配する事もなく親鳥は体の手入れと巣の補強。子供らは親に餌の催促と 元気そうにしていました。親鳥も最初ビショ濡れでしたが見る見るうちに羽も乾燥していきました。30メートル近い1本の木の上に巣があるので物凄く揺れたことだと思いますが必死で子供たちを守った親の愛情は素晴らしいです。それから この親鳥はやはり樹上で育ったので自分も樹上で卵を孵したのでしょうかね。 

Re: 暴風雨のあと投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/06(Wed) 12:05No.2165
暴風雨だった割には巣の様子に目立った変化がなさそうで何よりです。巣そのものは頑丈につくられていても、写真のような枯木だと強風で枝ごと折れたりするので、樹上営巣もいろいろ大変なんだろうなと思います。

それでもやっぱりアオサギというのは本来樹上で営巣する鳥のはずです。国内のアオサギも少し前までは皆樹上で営巣していました。それが20年ぐらい前からでしょうか、西日本でヨシ原で営巣するアオサギが少しずつ現れはじめたのです。どういった理由で彼らがそうするのかはよく分かっていません。ただ、ここ北海道では水上(浸水したヤナギ林やブイの上)で営巣しているケースがいくつかあって、これは木伝いに襲ってくる捕食者(アライグマやヒグマなど)を避けるためだろうと思っています。

写真の親鳥はおそらくそういう悲惨な出来事を経験したことがないのでしょうね。kuma3さんが書かれているように、自分が樹上で育ったから何の疑いもなく樹上で営巣しているということだと思います。ただ、地上営巣も行われている場所ですから、そこに樹上営巣に不向きな状況がある可能性は高いわけで、もしその状況が今後も続くようなら、いま樹上で営巣しているサギたちもいずれは地上に降りてくるのではないかなと思います。落合池は今たぶんそうした変化の過渡期なのでしょうね。
Re: 暴風雨のあと投稿者:kuma3投稿日:2015/05/06(Wed) 20:25No.2168
まつ@管理人さま 私の数少ないアオサギの巣の確認位置は全て樹上ですので 落合池の水上生活者グループはまだ数が少ないのかもしれませんですね。おっしゃる話しを伺い長期的に観察をして行く楽しみが増えました。^^ 関西も年年ゲリラ降雨とか大雨 強風が増えています。樹上は空からの猛禽、カラスの攻撃にも弱いし 雛が巣から落っこちる可能性も高いので樹上は安心・安全な場所ではないと思います。それにご近所の数も少ないので1羽だけでは他者への撃退コールもあてにならないでしょうし。昨日今日と東側で見つけた3っの巣のうち2巣にはアオサギの姿が見られませんです。諦めたのかどうかです。
Re: 暴風雨のあと投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/06(Wed) 21:03No.2169
たしかに樹上営巣より地上営巣のほうが有利な点はいろいろありそうですね。一方、地上での営巣は、とくに水辺に近い場合、水位上昇で浸水する恐れもありますし、ネコやキツネなど地上から襲ってくる捕食者もいるわけで…。結局、どちらのやり方にも一長一短があると思います。ただ、都会の場合は地上性捕食者の心配は少ないでしょうから、浸水の恐れさえなければ地上営巣のほうが樹上営巣よりベターな選択なのかもしれませんね。いずれにしても、樹上営巣と地上営巣が同じ場所で見られるというのはとても興味深いことだと思います。
元気な雛 確認投稿者:kuma3投稿日:2015/05/03(Sun) 17:22No.2156

はじめまして 今年から近所の神戸須磨区の落合池のアオサギの観察を始めました。今年4月4日に交尾をしたらしいカップルに1~2週ほど前に雛たちが孵った様で今日確認すると元気に動き回っていました。

Re: 元気な雛 確認投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/03(Sun) 19:41No.2157
kuma3さん、はじめまして。
関西のほうはヨシ原など地上での営巣事例がよくあるので、落合池と書かれているのを見てさてはと思いました。お写真を拝見すると、ここはちゃんと樹上に巣をかけているのですね。このヒナなら孵化後1週間以上は確実だと思います。10日目ぐらいでしょうか。それにしてもよく似た親子ですね。顔つきといい雰囲気といい。ヒナの成長はこれから2、3週間がピークになると思います。巣が少し小さすぎるのが気がかりですが、そこは親鳥も分かっているはず。これからヒナの成長に伴って順次拡張していくつもりなのでしょう。
Re: 元気な雛 確認投稿者:kuma3投稿日:2015/05/03(Sun) 23:40No.2158
まつ@管理人さま 明石公園内の樹木と神戸王子動物園の前の木の上にも数羽が樹上に巣を作っております。落ち池ではこの親子以外にも樹上に3カ所巣を儲けて抱卵中です。池の真ん中にあるヨシ原にはそれ以上の個体が営巣しています。^^ 巣は最初もっと大きかったのですが桜の開花時期に強風が吹いて飛ばされてしまった様です。補強をするかどうか観察を続けていきたいですね。
Re: 元気な雛 確認投稿者:ももぴょん投稿日:2015/05/04(Mon) 12:55No.2159
kuma3さん初めまして。まつ@管理人さんお久しぶりです。同じ地域の仲間が出来てとても嬉しいです。
明石の剛の池ではお花見の頃には、桜の下では人間が対岸の緑の中ではアオサギがそれぞれ賑やかに春を満喫して居りました。去年は明石川で若いアオサギが巣作りには関係なく遊ぶ姿が多く見られましたが、今年は明石川の若者が少なく、子育て活動に参加してるのかなあと眺めています。
今年はどれだけ巣立つのでしょう。とても楽しみに待っています。
Re: 元気な雛 確認投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/05/04(Mon) 19:24No.2160
kuma3さん、やはりヨシ原にも巣があったのですね。同じところで樹上にもヨシ原にも営巣しているというのはとても面白いなと思います。彼らにとってはどちらがより好ましい営巣場所なのでしょうね。地上で営巣する利点というと、少なくとも風で巣が吹き飛ばされる心配はなさそうですが…。

ももぴょんさん、お久しぶりです。kuma3さんのご投稿で明石公園が出てきたので、これはももぴょんさんがいつも観察されているところだなと思い出していたところでした。今年もたくさんのヒナが育つと良いですね。
元気な雛 確認投稿者:kuma3投稿日:2015/05/04(Mon) 19:44No.2161
ももぴょんさん はじめまして 宜しくお願いします。久々に兵庫野鳥の会の探鳥会 明石公園の帰りに樹上にたくさんのアオサギがおりましてこちらに対してかなり警戒してわめいておりました。^^; その時の写真です。自分は最近 時間が無く近場だけで野鳥を楽しんでいます。名谷から伊川周辺位が活動範囲です。

まつ@管理人さま 巣はかなり高い位置に作られています。4か所に巣があり こちらが心配してしまうような場所なので雛が落っこちないか心配です。
Re: 元気な雛 確認投稿者:ももぴょん投稿日:2015/05/05(Tue) 12:09No.2162
今日はkuma3さん、私はもっぱら明石川の鉄橋あたりと、剛の池中心に楽しんでいます。明石公園のアオサギはいつも高いところにしかも遊歩道の上に営巣するので、人間には慣れていると思います。写真撮りにくいですよね。狭い範囲に巣が混み合っているのでお互いに牽制しているのではないでしょうか。花見の頃にはもう、えさを催促する雛の音が聞こえてましたので、結構賑やかです。
親鳥たちは、明石川には立ち寄らず、港と剛の池を往復しています。川にも魚は多いですが、海のほうが獲物が多いのでしょうか?それとも友達の港のおばちゃんに分けてもらいにいってるのでしょうか?
元気な雛 確認投稿者:kuma3投稿日:2015/05/06(Wed) 04:37No.2163
ももぴょんさん おはようございます。 明石なら海の方が近いし食べるものを見つけるのも容易な感じですよね。それに釣り人の横でじっと待てばご褒美がもらえるかもですし 笑 自分の観察場所は汚い人口の池なのですが何か小魚とかいるみたいでサギ類がいろんな場所で餌を採取しています。観察場所は人通りが多い歩道橋の上なので恥ずかしいからなかなかじっくりと観察したこと無いのですがやってみる価値はありそうです。肉眼で落合池を見るとこんな感じです。
Re: 元気な雛 確認投稿者:ももぴょん投稿日:2015/05/06(Wed) 12:53No.2166
一昨日はそちらは結構荒れたんですね。雛も元気そうで良かったです。明石はパラパラ位だったので・・・。
明石川も結構魚影が濃いんですけどね。やっぱり港の方がなにか都合が良いのでしょう。
私は恥ずかしいを忘れてるので、アオサギが飛んでいたりすると、ガンバレ~とか手をブンブン振っています。2国の橋の上を低く飛んでたりすると、「もっと高く飛びなさい!」と声をかけてギャーギャーと返事?を貰いました。もちろん、近くで手を振ったりはしませんが。
もし、kuma3が明石で、アオサギに手を振っているチッチャイおばちゃんを見かけたら、私ですから声をかけてくださいね(笑)
元気な雛 確認投稿者:kuma3投稿日:2015/05/06(Wed) 20:13No.2167
ももぴょんさん 了解しました。またお会いできたら良いですね。実は本日 この池に夕方アオサギを確認に行きましたら ヨシガモの番がいました。こんな汚い落合池に現れるとは思われなかったので驚きです。冬はオシドリもたくさん見られたので意外と珍鳥が現れないかと期待が出来そうです。 
コロニーに入ってます投稿者:ぴかまる投稿日:2015/03/27(Fri) 09:05No.2152

すっかりご無沙汰していました。
3月19日、永山新川付近で今シーズン初の5羽を見かけました。23日にコロニーへ出掛けてみると、もうコロニーは満室状態でした。雪も少なかったので、すんなりと入れたのかもしれません。
ところが、去年のような爆竹の音は無いものの幾度となく驚いて飛び立つシーンが見られました。

原因判明投稿者:ぴかまる投稿日:2015/03/27(Fri) 09:22No.2153
26日再度コロニーの様子を見に行きました。
営巣準備を始めそうな番いも見られましたが、やはり突然飛び立ちあちこちに散って行きます。暫くすると大部分はコロニーに戻ってきます。そんな繰り返しが見られました。
上空にカラスとバトルする鳥がいました。最初はトビだと思っていたのですが望遠で見てみると、なんとオジロワシでした。
カラスを振り切ってコロニーの方へ降下して行きました。その後は山かげに入って様子はわかりませんでしたが、今年は天敵の出現でちょっと心配です。
Re: コロニーに入ってます投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/03/27(Fri) 21:47No.2154
お久しぶりです。
ほんとに雪の少ない暖かな冬でしたね。嵐山の巣も普通ならまだ雪帽子が見られるのでしょうけど、写真を拝見したところ白いものはまったく見当たらないようで。サギたちにとっては良いスタートが切れたことと思います。

ただ、オジロワシはちょっと余計ですね。クマタカがいたりオジロがいたり、人間から見れば嵐山は環境の良いところと言えそうですけど、サギたちにすればおそらくかなり治安の悪い場所なのでしょう。もっとも、オジロがいるからといって必ずしもアオサギが狙われるというわけではなく、コロニーの近くで営巣しヒナを頻繁に襲うようなオジロがいる一方で、毎日コロニーの上空を飛んでいるのにアオサギにはまったく興味を示さないオジロもいます。その辺は十人十色です。

写真を見る限りオジロは立派な成鳥のようですし、近々自分の繁殖地に帰る可能性は高いと思います。それがどこか遠く離れた海沿いであると良いのですが。近年は内陸に営巣するオジロも増えてますし、もしこのままコロニー近くに居を構えるとなるとこれはちょっと厄介ですね。さてどうなりますことか。
巣材運搬投稿者:ぴかまる投稿日:2015/04/02(Thu) 09:51No.2155
気になって様子を見に行ってきました。
コロニーは落ち着きを取り戻し、巣材の運搬に忙しそうでした。
大きな材料を運ぶ姿が目立ちました。
北へ飛び立つて行きます投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/03/09(Mon) 12:21No.2141

2015.03.08正午です 北に向って飛び立つて行きます

Re: 北へ飛び立つて行きます投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/03/09(Mon) 20:49No.2142
ずいぶんお久しぶりです。お元気だったでしょうか?
アオサギにしてはなかなかきれいなV字編隊ですね。どこまで来てくれるのか楽しみです。
日本国内でもアオサギの北帰行が少しずつ始まっているようです。ここ北海道では、南からやって来たという話はまだ聞きませんが、越冬しているサギたちがそろそろコロニーの偵察をはじめたようですから、渡りのサギたちと再会できるのももう間もなくだと思います。
越冬サギたちのくちばしもかなり色づいてきました。まだまだ雪の多く残る北海道ですが、確実に春が近づいてきているのを感じます。
Re: 北へ飛び立つて行きます投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/03/14(Sat) 12:05No.2143
今月7日から12日にかけ、沖縄をアオサギの群れが通過していったとの記事が沖縄タイムス(3月14日付け)に載っていました。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=107093&f=t
最大で125羽の群れが目撃されたようです。8日にそちらを発った写真の7羽もこの群れのどこかにいたかもしれませんね。
無題投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/03/15(Sun) 14:27No.2144
私が觀察している基隆河汐止地區では普段60羽位の成鳥があったのが一昨日で約半分に減りました。
Re: 無題投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/03/15(Sun) 18:10No.2145
すると、まだ半数はそちらに残っているのですね。
日本では、ここ1週間ぐらいで渡りの便りが急に多くなったように思います。私がいつも観察している江別のコロニーでは、今日18羽を確認しました。3日前はいなかったので、その後に渡って来たようです。雪もだいぶ融けて、今年もいよいよアオサギのシーズン到来です。
無題投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/03/16(Mon) 08:54No.2146
台灣と北海道でのアオサギの渡りの觀察結果かなり近いと感じます。勿論台灣のアオサギが直接北海道に渡ったとは限りませんが時間の關係から見てアオサギの渡りはPurple heronの渡り(satellite-tracking)に似た日夜兼行、stopoverなしのtypeかと假想しています。
Re: 無題投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/03/17(Tue) 09:49No.2147
たぶん天候や風向きが好条件ならかなりの距離(数千キロ)をノンストップで飛んでいるのでしょうね。天気が崩れそうだったり風向きが思わしくなくなったら途中の島で休んでいくのでしょう。もしかしたら天気にかかわらず必ず立ち寄る島もあるのかもしれませんが。ともかく、そういう意味では台湾からのコースは日本本土まで島が点々と連なっているので安心ですね。ただ、アオサギの渡りコースもそれだけではないようで、たとえば以下のブログで紹介されているように伊豆諸島を北上するようなルートもあります。
http://www.hachijo-vc.com/topics/archives/2015/03/post_1193.php
これは八丈島に一時的に飛来したというもので、であれば八丈島より南で越冬していたことは明らかです。ところが同島より南にはアオサギが越冬できるような大きな島はありません。フィリピンのほうに向かうのか一路南下してニューギニアに達するのか、いずれにしても太平洋のど真ん中に放り出されることになります。途中の島に立ち寄ったとしても千キロ単位で長距離飛行しているのは間違いでしょうね。
No.2147 投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/03/18(Wed) 08:32No.2148
面白い情報有リがとうございます。Europeの研究ですと東西方向(南北でなく)に渡るアオサギがかなりいますから八丈島のアオサギもしかしたら九州-四國から東北内至北海道に向っている集團である可能性もなきにしもあらずです。
Re: 北へ飛び立つて行きます投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/03/18(Wed) 21:00No.2149
それはないでしょう。地図を御覧になれば分かると思いますが、八丈島は日本本土から200キロほども南に離れています。西日本から北日本に向かうのに、列島沿いではなくわざわざ大洋のど真ん中を横切るというのは考えられません。そのルートで八丈島を経由すれば、遠回りになる上に海上を長距離にわたって飛ばなければならず、不用なリスクを背負うことになります。台風にでも飛ばされない限り、そのルートで飛ぶことはまずないでしょう。
Re: 北へ飛び立つて行きます投稿者:台灣の年寄り投稿日:2015/03/19(Thu) 07:56No.2150
すみません,私の地圖の見間違いでした。3月18日台灣での私の 觀察地ではアオサギ成烏は僅か6羽に減っていました。ここ數日天氣が良かったので北に飛び立った如くです。 幼鳥の數は前とあまり變りません。
Re: 北へ飛び立つて行きます投稿者:まつ@管理人投稿日:2015/03/19(Thu) 21:13No.2151
こちらのコロニーではアオサギの羽数が順調に増えていってます。今のところ全体の3割ていどという感じでしょうか。これから南風が吹くたびにどんどん増えていくはずです。

そんなわけで、この時期は風向きがけっこう気になるのですが、現時点の風向風力を視覚的に把握したいときは下記のサイトが便利です。ご参考までに。
http://goo.gl/VR9aPG
お月様のお使い!投稿者:ももぴょん投稿日:2014/12/01(Mon) 14:32No.2139

鷺の社読ませていただきました。鷺もお月様のお使いだったのですね。うさぎ飼いとしては、とても嬉しく、毎日アオサギを眺めている今の暮らしも縁なのかと思います。
八幡浜には広島に嫁いでる娘が一才前後の頃住んでいましたが、そういう神社があることも知りませんでした。娘の嫁ぎ先の実家は瀬戸内の島で、多分水軍とも関係があったのでしょう。
そういえば東京にいる頃は、練馬の鷺宮のファミレスで働いていた事もあります。知らないうちに鷺めぐりをしていたようです。
うさぎ飼いは、うさぎが亡くなると、お月様に帰ったと言います。鷺たちもお月様にいくのでしょうか。

後になりましたが、明石のアオサギ達はとても元気です。若い仲間もふえてきました。毎日が楽しみです。白鷺も鵜も増えてます。来年の巣作りがちょっと心配ですね。

Re: お月様のお使い!投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/12/01(Mon) 21:01No.2140
どうもお久しぶりです。明石のサギたちも相変わらずのようで何よりです。
八幡浜に住まわれていたことがあったのですね。じつは私は松山に実家があるので、帰省したついでに神社巡りをしたようなわけです。八幡浜は30年ぶりぐらいでした。

サギとウサギは何かと縁が深いように思います。本居宣長がサギとウサギは語源が同じというようなことをどこかで言っていますし、そうでなくてもいろいろ関係を連想させるものがあります。たとえばこの鷺大明神の話にしても、出雲、伯耆といった辺りに起源があるのですが、あちらはもちろん神話の国なわけで、因幡の白兎も大雑把に言えばあの辺りの話です。因幡の白兎は皮を剥がれるわけですけど、これは皮膚病の暗喩ともみてとれます。一方、疱瘡のほうはこれも外見上、皮膚が大変なことになるわけです。そう考えるとウサギとサギの間に妙なところで繋がりが見えてきます。そんなことで、天然痘が日本に伝来して以降、もとはウサギが担っていた役割、あるいはその役割の一部を、サギが担うことになったのではないかと想像します。ウサギからバトンタッチされたのがなぜサギなのかという点は、それこそ本居宣長ではないですけど、サギとウサギの発音が似ていていつの間にか混同されたのではないかなと。私の経験でも、電話でサギと言っているのに相手がウサギと聞き違えたということが何度もありましたし。伝承文化というのはたぶんそんなたわいもない間違いから多様化していくような気がするのです。

ウサギ飼いの人たちは月に行けるのですね。サギと月の関係は、すぐには思い出せませんがなんかいろいろあったような気がします。この辺のことはわくわくする話がたくさんあるはずです。面白い話が出てきたらまたそのうち書きますね。
この動作は?投稿者:rakuichi投稿日:2014/08/22(Fri) 15:58No.2133

まつ@管理人さん こんにちは!
川で見かけた光景ですが、これは何をしているところでしょうか?
痒いところをかいているようにも見えますが…宜しくお願いします。

Re: この動作は?投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/08/22(Fri) 20:12No.2134
こんばんは、rakuichiさん。
お察しのとおり、痒いところを掻いているのだと思います。私が貼った写真では、奥の1羽が右脚の爪で耳の後ろの辺りを掻いていますが、掻くのはいつもこの辺りで、他の部分はあまり見たことがありません。いったん掻きはじめると2、30秒は止めません。本当に痒いから掻いているのかと問われれば自信はないのですが、まさか爪を研いでいるわけではないでしょうし…。耳のある辺りを掻いていることを考えると、もしかすると耳と何か関係があるのかもしれませんね。でも、あのしぐさを見ると、やっぱりただ痒いから掻いているだけのように思います。
Re: この動作は?投稿者:rakuichi投稿日:2014/08/23(Sat) 08:30No.2135
まつ@管理人さん おはようございます!
このような姿を見るのは初めてだったのでお尋ねしましたが、やはり痒いところを掻いている
のだとするのが妥当なのかもしれませんね。有難うございました。
Re: この動作は?投稿者:mini1000th投稿日:2014/09/04(Thu) 22:28No.2137
rakuichiさん、こんばんは、初めまして! まつ@管理人さん、お久しぶりです。
私も在庫を見ていたらありました。私のは首の辺りを掻いているような感じでした。気持ちよさそうな顔をしていますので、やはり痒いのでしょうね。
Re: この動作は?投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/09/05(Fri) 06:26No.2138
mini1000thさん、おはようございます。
このポーズ、たしかによく見ます。先の私の投稿で耳の辺りを掻いていると掻きましたが、そういえばこのように首の真ん中あたりを掻いている時もありますね。彼らは脚も長ければ首も長いので身体で届かないところは無いのでしょうね。それを思うと、脚も首も短い鳥は痒いときはどうしているのかなと、ついつい余計なことを考えてしまいます。まあ首自体無い鳥も多いですけど。
幼鳥から亞成鳥へ投稿者:C. C. Chang投稿日:2014/07/15(Tue) 07:51No.2118

漸く幼鳥から亞成鳥へ移行するアオサギを2羽見つけました。150m向岸でこれ以上近づけませんが肩に黑斑が出ているのが分ります。下に1月半前に撮つた寫真を比較しました。

Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:C. C. Chang投稿日:2014/07/15(Tue) 07:58No.2119
1月半前に撮つた寫真を比較します。黄色が2年目に入る幼鳥で青色が3年目に入る亞成鳥です。但し亞成鳥はその後すつかり姿を消しています。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/07/16(Wed) 04:53No.2120
幼鳥から亜成鳥への移行期はなんとなく中途半端で独特な雰囲気がありますね。写真はこちらのコロニーに来ていた、そんな幼鳥とも成鳥ともつかないような5月末のアオサギです。肩に黒くて細い羽毛が少しだけ伸びてきています。これがもっと伸びると黒斑状に見えるのですね。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:C. C. Chang投稿日:2014/07/16(Wed) 16:50No.2121
台灣に於ては夏のアオサギは數が少いばかりか寫真に依る記録も殆んどありません。その為夏鳥の身分も分つていません。(A)成鳥らしくないとは報告がありますが,(B)去年生れで越冬に來た幼鳥が居殘つたのか,(C)それとも今年生れの幼鳥が早く渡來したのか?私も昨年一夏頑張ったのですが待てど暮せど寫真一枚も撮れずむなしく終りました。この度のアオサギの出現は千載一遇の機會,見逃すわけにはいきません。それ故私は今日も出かけました。台灣の諺に“天の神は賢しこ過ぎない人を可愛いがる” とありますが運よくアオサギはこの36度の炎熱をも忘れた馬鹿者をちやんと待つていたのです。しかも川の真中100m近くまで渡って來てくれました。このアオサギの寫真は外觀上幼鳥に似ていますが脇に細いながらも黑い縱じまがあります。即ち台灣の7月のアオサギは(A)成鳥ではなく(C)今年生れの幼鳥でもなく
(B)去年生れで越冬に來た幼鳥が居殘つたものが亞成鳥に出世した鳥なのです。寫真の3羽は同一個體です。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/07/17(Thu) 20:40No.2122
去年生まれのアオサギが残るというのは面白いですね。全てでなくてもあるていどの割合で必ず残ることが分かれば、アオサギの生活史を解明する上でとても貴重な知見になると思います。

添付された写真に写っている脇から腹にかけての黒いラインですが、これは肩の黒斑と同様、この時期に少しずつはっきりしてくるのだと思います。ここ北海道で営巣している昨年生まれの幼鳥(すでに子育てしているので幼鳥とは言えませんが)もうっすらとラインができてきています。

それから、C.C.Changさんの写真では、真ん中の写真は黒いラインがはっきり分かりますが、右の写真はちょっと注意が必要ですね。矢印が指している部分が腹側部に見えるラインで、そのやや前方に黒く見えているのは小翼羽という翼の一部です。"The Herons of Europe"という本から図をとってきたのでご確認ください。"Alula"ないし"Bastard wing"として示されているのが小翼羽です。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:C. C. Chang投稿日:2014/07/18(Fri) 09:05No.2124
上記は幼鳥から亞成鳥への移行の經過を探つたものですが一般のバ一ドウオッチには次の寫真がもっと實用的かと考えます。寫真の3羽は同一個體ではありませんが左から幼鳥、亞成鳥及び成鳥である事は特に初列風切の換羽狀態から確認出來ていまず。そして時間は秋と冬で夏の換羽期をとっくに過ぎています。さて皆さん矢印に示された縱に走る黑いすじ狀の條紋を較べて見て下さい。年齡による違いが明白に分るかと存じます。只亞成鳥の場合線が細いから見えない事があります。又換羽の進行は繁殖及び渡りに大きく影響され個體差も大きいので注意なされると結構です。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:C. C. Chang投稿日:2014/08/01(Fri) 07:45No.2127
別の場所に居た亞成鳥です。7月末現在で初列風切3枚(P1-P3) 換羽していますから換羽は5月に始つた事と推定します。又胸前の黑斑は亞成鳥の特徴ですが一部の鳥にのみ見られる故その意味は分りません(雌雄に關係ありか??)台灣に越冬に來た幼鳥で亞成鳥まで居殘つた割合は定量的には分りませんが半分以下でせうか?
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/08/01(Fri) 20:13No.2128
2年目の夏をそのまま越冬地で過ごすアオサギと繁殖地に渡るアオサギ、どちらかが例外というわけではなく、どちらもかなりの割合で存在するというところが面白いですね。おそらくいずれの選択肢にもそれぞれ利点があるのでしょう。もしかしたら、今はひとつの行動パターンからもう片方の行動パターンに移行するちょうど過渡期なのかもしれませんね。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:C. C. Chang投稿日:2014/08/03(Sun) 08:07No.2129
まつさんの見方仲仲面白いですね,可能性充分にあります。私が更に氣にしているのは中國山西省の幼鳥です,どういふイキサツからか知りませんが彼等は敢て繁殖の道を選びました。之は世界中の外の幼鳥とは非常に異つた行動です。そして幼鳥から亞成鳥に移り變る第一回の換羽をサスぺンスしたのです(圖參照)。この事實は山西省の幼鳥が繁殖にふみ切つたのは單なる遇然や機會からではなく意圖された(遺傳性の)歴史ある行動である事を示しています。この點多くの他處の幼鳥と違っています。誰かこの迷を解いでくれると有り難いです。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/08/06(Wed) 05:09No.2130
これはいろいろ難しいですね。率直に申し上げて、C.C.Changさんが今回書かれている内容はいずれも断定できるようなものではありません。事実の解釈に無理があり、提示された内容と結論の間に飛躍がありすぎます。せっかく書いていただいたのに否定的な対応をするのは気が引けるのですが、いい加減なお答えではここを読まれる方に誤解を与えることになりかねませんので、少々厳しくなりますが、ここはきっちりとお答えしたいと思います。

C.C.Changさんが書かれていることを私なりにまとめると以下のようになります。

  1. 山西省のアオサギ幼鳥は1年目で繁殖を行う。
  2. 山西省の幼鳥は繁殖期には換羽を停止する。
  3. したがって、山西省の幼鳥の繁殖は遺伝的に固定された行動様式とみなせる。

まず、1番目の山西省で幼鳥が繁殖しているという話ですが、これはC.C.Changさんが以前ここで紹介された下記事例に言及されたものと思います。
  http://nc.kl.edu.tw/~nc/bbs/showthread.php?t=53019
この件についてはそのとき私が書いたとおりで、上記ページの写真で営巣が確認できる幼鳥は1羽にすぎません。他にも1年目らしい幼鳥は写っていますが、彼らが繁殖しているかどうかは写真からは分かりません。一般に、幼鳥が1年目で繁殖するケースは多くはないものの稀というわけではなく、また、繁殖に参加しない1年目幼鳥がコロニーに来るのもごくありふれた出来事です。もちろん、地域によっては異なった行動様式が見られる場合もあるでしょうし、実際に幼鳥の繁殖する割合が他に比べて高いことが示されれば非常に興味深い現象だといえます。しかし、上記ページの写真から判断する限り、当該コロニーが特別だと考えられる要素はありません。

2番目は換羽様式の違いについてです。私は換羽のことは詳しくないので確かなことは言えませんが、換羽時期には個体差がかなりあることを考えると、6月に換羽が始まっていなくても異常とまでは言えないのではないでしょうか? それにここで紹介されているのは1例のみです。これだけでは可能性を論じることはできても一般的な現象として捉えるわけにはいきません。

仮に1と2が事実だとしても3の結論はあまりに唐突です。3を言うためにはここで説明されていないいくつもの事象の因果関係を説明する必要があります。また、たとえそれらが示されたところで3の結論は断定できる性質のものではなく仮説のひとつに過ぎません。

C.C.Changさんの関心は幼鳥の繁殖の有無とその地域差にあると思います。1年目の幼鳥が繁殖する場合としない場合がある以上、彼らが繁殖に参加する割合が地域によって異なるとことは十分考えられます。もしかしたら、幼鳥のほとんどが1年目で繁殖している地域もあるかもしれません。ただ、そうした状況を説明するのに、その行動形質が遺伝的に固定されている、あるいは地域によって遺伝的な分化が起こっていると考える必要はまったくありません。遺伝的なことに囚われずとも、これはもっと普通に考えて簡単に説明できます。幼鳥の繁殖能力は、少なくとも生殖能力という点では1年目から潜在的に備わっていると考えられています。つまり、条件が良ければ繁殖し、悪ければ繁殖しない、それだけの話です。異なった行動が見られるからと言って、その理由を敢えて遺伝的な変異に求める必要はありません。状況に応じて柔軟に行動様式を変えられるのはアオサギが種としてもつ顕著な特質です。1年目の幼鳥が多数繁殖している事例があるとすれば、それは単にアオサギのこうした特徴がよく表れたケースとみるのがもっとも自然で無理のない見方ではないでしょうか。

今回、C.C.Changさんは三段論法を用いて断定的な結論を導かれたわけですが、このやり方はよほど単純な論理構造で簡単に確証が得られる内容でない限りかなり危険です。このように断言されると、サイトを管理している立場上、盲目的にそうですねと受け流すことはできなくなります。疑義があればそれなりの反論をせざるを得ません。結果として必要以上に否定的な言い回しになった部分もありますが、そのようなわけですのでどうかご容赦ください。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:C. C. Chang投稿日:2014/08/08(Fri) 08:21No.2131
中國山西省の2年目アォサギが普段から繁殖にあずかるか否かについて寫真を提供した天青氏に直接話をうかがいました。
Q (老人) :再請教天青一雁远兄:在貴地去年出生蒼鷺參與繁殖是常見的現像嗎?其比例有多高? (もう一っ天青先生にうかがいたいのですが山西省では昨年生れのアオサギが繁殖に參加するのは普通によく見られる現像なのでしようか? その比率は?)
A (天青一雁远) :观察30年期间、年年如此。(そうです。もう30年間も觀察していますが毎年同じ状況です)
この對話から分る事は中國山西省のアオサギは地球の他の場所と違って2年目の鳥が早くも繁殖にたずさわっている事です。この事實から受ける impact は人によって違ふでしようが私にとってはぜひそのイキサツを知りたい所です(もちろんそう簡單には行かない事も承知の上で)。重さのある物が下に落ちるのは一見絶對的に當然の現像で何の不思議もないのですがそこに祕められた學問はないがしろには出來ない科學の重要な真理でした。昔北海道で <<少年よ大志を懷け!Boys be ambicious!>> と少年を勵していたのを思ひ出します。 科學は慎重に石橋をたたいて渡るべきですが又大膽な假設を立て遠くを遠望するのも仲仲の魅力です。
Re: 幼鳥から亞成鳥へ投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/08/09(Sat) 18:06No.2132
前年生まれの幼鳥が普通に繁殖に参加する場合があることをなんとか事実として捉えたいというC.C.Changさんの気持ちはよく分かります。私もそうであれば面白いなと期待はしています。しかし、今のところそれを事実として認める状況にはありません。この件について観察された方との会話を載せられていますが、これは前年生まれの幼鳥の繁殖が普通に見られる現象なのかとの問いに、そうだとの答えがあるだけです。この問いであれば私が観察しているコロニーでも、多くはないものの毎年普通に見られる現象だと答えることができます。客観的に見て、会話の内容から特殊な状況があるようには見て取れません。

ここで問題にされるべきことは、前年生まれの幼鳥の繁殖する割合が他地域に比べて有意に多いのかどうかという点です。C.C.Changさんはその比率を尋ねられていますが、これに対しては答えが無かったのか残念ながら書かれていません。仮に、観察された方が科学的な方法できちんとデータをとっていたとして、たとえば100つがいのうちの2割を幼鳥のつがいが占めるというような具体的な結果を示せるのなら議論の俎上に載せることもできます。しかし、現状では昨年生まれの幼鳥の営巣が毎年観察されているというだけで、これはどこにでもある話です。C.C.Changさんが想像されているように山西省の幼鳥の繁殖行動が特殊である可能性はありますが、現状ではそのことを示す証拠は何も出てきていません。

もっと言えば、仮に具体的な証拠が示されたとしても、こうしたやりとりではそれを事実として素直に認めることはできません。そういうことがあるのかもしれないという可能性に留まります。伝聞されたことを可能性の話として議論するのならそれはそれで意味のあることだと思いますが、可能性に過ぎないことを事実とみなしてその先の推論を重ねていったのでは科学的な論証とは言えません。

もちろん、当掲示板にそこまでの厳密さを求めているわけではありません。科学的なことも科学的でないこともひっくるめて何でもご自由に書いていただければと思っています。アオサギに関係することであれば基本的に何の制約もありません。C.C.Changさんが書かれているように大胆な仮説を立て自説を開陳されるのも大いに結構です。ただ、もし前回のような科学的な論証をするのであれば、事実と可能性をはっきり区別しておく必要があるということです。そうでなければ内容に嘘が含まれることになります。そうなると、これはまた前回の繰り返しになりますが、当掲示板を管理している者としてそれを放置しておくわけにゆかなくなるのです。

今回のご投稿でも山西省の話を事実とみなすことに拘っておられるようでしたので、敢えて前回と同じことを書きました。まどろっこしい説明で分かりにくかったかもしれませんが、なぜ私がこのようにくどくど書かなければならないのか、その理由はここに書いたとおりです。ご理解いただけると幸いです。
ワイン投稿者:akaitori投稿日:2014/07/23(Wed) 20:31No.2125

お久しぶりです。
鳥ラベルのワインを購入しました。
アオサギに似た感じですが、ワインの産地はオーストラリアです。

Re: ワイン投稿者:まつ@管理人投稿日:2014/07/24(Thu) 20:37No.2126
akaitoriさん、ずいぶんお久しぶりです。
鳥柄のワインラベル、いいですね。サギの描かれたラベルはいろいろあるようですが、ここまで写実的なのは初めて見ました。これはおそらくオオアオサギだと思います。アオサギかもしれませんけど、首の色をわざわざ濃く描いているところを見るとオオアオサギのほうが近いかなと。もっとも、akaitoriさんご指摘のように、アオサギはオーストラリアにはいない(オオアオサギも北米限定)わけで、このことは調べてみてもどういった経緯で描かれたのかは分かりませんでした。それから、このラベルが貼られているワインは、売り上げの一部?が生産地の環境財団に寄付されるしくみになっているようです。良いアイデアですね。

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