[ホーム] [掲示板] [アーカイブ] [留意事項] [管理用]

不思議なつがい投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2012/09/02(Sun) 17:15No.1686

大変ご無沙汰しております。
ホームページで不思議なつがいの事が、述べられておりましたが、以前、サロベツ原野で動物写真を撮っている知り合いの富士元氏の撮影した「アカエリカイツブリ」で上になっていた個体が今度は下になっていたというシーンがテレビで放映されていたことがあります。

これが同姓同士なのか、雌雄なのか明らかではありませんでしたが、同様な行動が見られました。
交尾なのか、サルにおけるマウント行動のようなものなのか興味の持てる問題ではないでしょうか。

Re: 不思議なつがい投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/09/02(Sun) 22:35No.1687
どうもお久しぶりです。耳よりな情報をありがとうございます。
アカエリカイツブリの話は私は初めて知りました。こういうのは、あることなのですね。雌雄が区別できないところはアオサギもアカエリカイツブリも同じで、その点がなんとも残念です。ただ、もし同性でつがいになっているとすると、お互いが相手の性を勘違いしていると考えざるを得ず、彼ら自身、外見で雌雄を区別できない場合があるということになります。そう考えると、こうしたことは雌雄の外見があからさまに違っている種では起こりえないことなのかもしれません。

マウント行動という考え方もありますね。ただ、アオサギは集団で繁殖するとはいっても、サルの社会のような順位制があるわけではないので、それはちょっと考えにくいかなと思います。

この辺、私が知らないだけで他のサギ類を含めいろいろな種で事例があるかもしれませんので、折を見て調べてみたいと思います。
合唱曲 アオサギ投稿者:ぼーぶ投稿日:2012/07/11(Wed) 20:27No.1684

自分は中学校の合唱曲にアオサギ(←すみませんなんかPCで漢字が出ませんでした)この曲を調べなきゃいけないんですけどとても難しくて全然言葉にできないので、少し簡単にこの曲のテーマを説明してくれませんか。
お願いします

Re: 合唱曲 アオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/07/11(Wed) 21:20No.1685
ぼーぶさん、はじめまして。
合唱コンクール、もしくは文化祭の季節なんでしょうか。毎年、この時期と10月頃に合唱曲「蒼鷺」についてよく尋ねられるものですから。

さて、さっそく曲のテーマということですが、これは詩なのでこれが正解だというようなのはありません。それは読む人それぞれが自分なりの捉え方をすればいいのだと思います。最初からこの詩はこう読むべきだというようなのでは窮屈で何の面白みもありませんしね。もっとも、作者の更科源蔵は何らかの主題をもってこの詩を書いたかもしれません。それがどのようなものであったかは推測の域を出ませんが、それを彼の生きた時代の世相や彼の人生体験に基づいてあれこれ推測するのは可能です。もし、その辺のことについて興味があれば、当掲示板ではなく下記掲示板を御覧ください。多少は参考になるのではと思います。
合唱曲「蒼鷺」掲示板 ⇒ http://www.grey-heron.net/board3/joyful.cgi
なお、掲示板に投稿された内容は下記ページにまとめて保存してあります。
合唱曲「蒼鷺」 ⇒ http://www.grey-heron.net/forum/58-chorus/

ということで、もしご質問があれば合唱曲「蒼鷺」掲示板のほうで尋ねてみてください。ただ、今回のような漠然としたご質問では、どなたも答えようがないと思いますよ。この箇所の意味が分からないとか、この部分では作者は何を言おうとしているのかとか、ともかくできるだけ具体的に質問してみることが肝腎です。具体的であればあるほど的確な回答が得られます。まずは分からなくても何度も何度も繰り返し読んでみることですね。そして、何が分からないかが分かれば少しずつ先が見えてくると思いますよ。
口元の様子が…投稿者:rakuichi投稿日:2012/07/04(Wed) 20:23No.1672

初めて投稿させて頂きます。
アオサギの口が開いたままで…いつまでたっても閉じることがありません。口の中には赤いものが見えています…何かささっているのか、いづれにしても正常ではないと思いますが如何でしょうか?ちょっと気になったのでご教示頂ければと思っています。宜しくお願いします。

Re: 口元の様子が…投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/07/04(Wed) 21:16No.1673
rakuichiさん、はじめまして。
口の中の赤いものはたぶん舌ですね。人間の舌とは見かけが違うので見慣れないと異物のように見えるかもしれませんが、添付のお写真を拝見する限り舌で間違いありません。ついでに私が撮った写真も載せておきますね。こちらはまだ巣立ち前のヒナですが、これが正常なアオサギの舌で、親鳥だろうとヒナだろうと舌の形は変わりません。人間の舌と違ってのっぺりしてないのは、たぶん歯に替わる機能があるのではないかと。少なくとも餌を落とさないように引っかけることはできそうですから。

口を開けたままなのはどうしたのでしょうね。写真からではちょっと判断しかねますが…。ただ、何かつっかえて口を閉じれないというのはそうそうあることではないと思います。少なくとも写真のアオサギのは異物ではなく舌ですし。喉に何か違和感があるなら、ともかく吐き出そうとして苦しそうにします。そういう様子がなく、ただ、突っ立ったまま口を開けているのなら、おそらくただ暑いだけなのではないかと。犬が口を開けてハーハーするのと同じで、アオサギも体内の空気を入れ換えることで身体を冷やしているのです。漠然と口を開いているだけのこともあれば、同時に喉も震わせていかにも暑そうに見えるときもあります。この時期ですから、日中は口を開けているアオサギも多いと思いますよ。
Re: 口元の様子が…投稿者:rakuichi投稿日:2012/07/06(Fri) 09:06No.1682
まつ@管理人さん おはようございます!
口の中に見えているのは舌で、口を開けたままなのは暑いためだろうとのこと、了解しました。このような光景を見るのは初めてだっただけに質問させて頂きました。早速のご教示有難うございました。

レスが大変遅くなりましたこと、悪しからずご了承ください。今後とも宜しくお願い致します。
Re: 口元の様子が…投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/07/06(Fri) 20:23No.1683
わざわざありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。

アオサギはよく見ると意外におかしなことやびっくりすることをしてますよ。また妙なアオサギを見かけたらぜひ教えてください。
アオサギ投稿者:はーさん投稿日:2012/07/05(Thu) 09:34No.1674

ご無沙汰して失礼してます。

久しぶりに花博記念鶴見緑地公園へ行き、アオサギを撮影して来ました。

当日の気温30度。アオサギ君も厚いのか両羽を広げてました。

 http://www.grey-heron.net/board2/img/1675.jpg">NO 2 http://www.grey-heron.net/board2/img/1676.jpg">NO 3 http://www.grey-heron.net/board2/img/1677.jpg">NO 4 http://www.grey-heron.net/board2/img/1678.jpg">NO 5

Re: アオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/07/05(Thu) 10:24No.1679
はーさん、どうもお久しぶりです。
合計5枚の写真を投稿いただきましたが、このうち4枚については写真単独でのご投稿でしたので、私のほうでリンクとして編集いたしました。文章主体、写真は説明の補助にというスタンスで運営してますので、何卒ご了承いただければと思います。

さて、お写真のほうはアオサギ独特の日光浴スタイルですね。羽を広げることで多少の冷却効果があるのか、あるいは虫干しのような効果もあるのか、本当のところはよく分かりませんが、いずれにしても人目をひくポーズではあります。くちばしをやや開き加減に、喉から頬にかけて膨らませているところを見ると、暑がっているのは間違いなさそうですね。それにしても、こんな表情は他の生き物ではなかなかお目にかかれないような気がします。
着地寸前投稿者:はーさん投稿日:2012/07/05(Thu) 11:36No.1680
早速、ご覧頂き、有難うございました。

沢山貼り付けて申し訳ございません。
編集して頂き、NOをクリックすると写真が表示されるので、
高度な技術をお持ちで、羨ましい限りです。

着地寸前のアオサギです。
Re: 着地寸前投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/07/05(Thu) 12:10No.1681
アオサギにはやはり水辺が似合いますね。日射しは強くても、アオサギがいるとどこか涼しさを感じられる、というのは私の思い込みでしょうか。いや、たぶん蕪村のあの句のせいですね。

夕風や 水青鷺の 脛を打つ  蕪村
今年の明石投稿者:ももぴょん投稿日:2012/05/01(Tue) 23:31No.1652

先日、去年騒動があった明石城の剛の池付近で、巣作りしているペアがいたので、今日観に行ってきました。今年は鵜の姿は見えず、池から少し上がったエノキの上に一つ、少し下がった屋外将棋クラブの近くに一つ、もう少し池よりにもありそうですが青葉が繁ってきて高さもあるので、確認できませんでした。渡りをしないからでしょうか、明石のアオサギは、北海道よりものんびりしてるような気がします。

Re: 今年の明石投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/05/02(Wed) 21:22No.1653
ももぴょんさん、こんばんは。
今年もアオサギ、何つがいかは営巣しているんですね。安心しました。

近畿のほうだと、もう巣立ち間近のヒナがいるところもあるようですよ。おそらく2月の半ばには卵を産んでいたのでしょう。そちらは北海道にくらべると繁殖を開始する時期のばらつきが大きいのだと思います。あんまり時期をシビアに選ばなくても大丈夫ということかと。それに対して、北海道は繁殖に適した期間が短いので、だいたい皆、同じ時期に集中してしまいます。少しでも遅くなると、餌が少なくなったり、何かと不都合があるのでしょうね。それに、ももぴょんさんの言うとおり、こちらは時期がくれば渡らないといけませんし。全てが慌ただしく進んでいく感じです。
Re: 今年の明石投稿者:ももぴょん投稿日:2012/05/08(Tue) 13:58No.1659
こんにちは。昨日の夕方、また剛の池に行ってきました。先日見た巣は確かにあって、朝の洗面所のオジサンのような声があちこちから聞こえます。N.Y.のライブのような声もするので、雛のいる巣もあるのかもしれません。
池の側の去年伐採された近くにも、2、3個巣作りしてます。他人の巣にちょっかいだして、追い回されてるのもいます。
中の島では、営巣はありませんが、短く切られていた木からも新緑が繁り、アオサギだけでなく鴨も安心できる場所に戻ってきた様です。鳥達には、人に邪魔されず安心できるお気に入りの場所なので、こちらもホッとします。
明石公園がまた居心地が良くなったせいか、巣作り子育てに忙しいせいか、明石川にあったねぐらには、誰もいませんでした。
夜は、ドンドン大きくなるN.Y.のヒナと奮闘するママとパパにエールを送りながら、「可愛い!がんばれ!」と騒々しいので、「あんなに鳥が怖かったのに変わるものだ」と旦那に呆れられています。
Re: 今年の明石投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/05/08(Tue) 19:58No.1660
こんばんは、ももぴょんさん。
明石でも生まれはじめたのですね。今年は安心して子育てできるといいですね。こちらは例年よりかなり遅れ気味でしたが、ここにきて少しずつ生まれはじめてます。一番早いところで、ちょうどNYのヒナと同じくらいの大きさです。これから新緑の芽吹きとともにコロニーも賑やかになりそうです。

NYのヒナもだんだん目が離せない齢になってきました。なんでも毎年4羽ずつヒナを巣立たせているということで。今年はいまのところ5羽兄弟ですから今後どうなることか…。そのうち餌が足りなくなったらと思うと、大勢が生で見ているだけにちょっとゾッとします。もしヒナどうしで修羅場が繰り広げられたら、ほとんどの人は想像以上にショックを受けるのではないかと。サギや鳥に対する見方がガラッと変わってしまうのではないかと心配です。まあ、それも彼ら本来の姿の一部であるといえばそうなのですが。ただ、映像を見てると、このペアは子育てにかけてはそうとう優秀な親たちだという感じはしますね。だからこそ、コロニーもつくらず単独で毎年やれているのだと思います。成長するにつれヒナ同士の喧嘩はそれなりにエスカレートしていくでしょうけど、このペアなら5羽でも立派に育てそうな気がします。
Re: 今年の明石投稿者:ももぴょん投稿日:2012/05/08(Tue) 20:33No.1662
まつ@管理人さん、こんばんわ。
そうですね。昨夜もヒナの一羽がまさかと思うくらいの大きさの魚を丸呑みして目を白黒させていました。残りの子達は不満そうでしたが、親はさっさとお片づけ。生きていくのは大変ですね。一番最後に産まれた「ちび太」も頑張ってます。
ハクトウワシのちび太は、他の兄弟と見分けがつかないくらい大きくなりました。N.Y.のちび太も大きくなあれ!

さっきハクトウワシのページをみたら、環境省の放鳥トキの子育てライブを見つけました。今日はもう画面がまっくらなので、明日明るくなったら見てみます。
Re: 今年の明石投稿者:ももぴょん投稿日:2012/06/12(Tue) 13:07No.1669
久しぶりに、明石公園剛の池に行ってきました。静かな池にカラスの声と、アオサギのグェーとえさを催促する雛たちの声が聞こえます。
もういなくなった巣もありましたが、まだまだ子育て真っ最中の巣もあり、大分大きくなっって羽ばたきの練習をしている雛の姿も判りました。N.Y.のライブ映像で、結構学習できてるわたしです。
明石付近はやっと田植えの季節です。これものんびり・・・。田んぼにも出かけなくてはな、アオサギ達です。
Re: 今年の明石投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/06/12(Tue) 19:47No.1670
こんばんは。
明石公園のサギたち、今年はつつがなく子育てができているようで良かったです。

ここ札幌近郊のアオサギは、早いところは今週中にも巣立つかなというところです。ヒナが生まれた時期はNYのオオアオサギとほぼ同じでしたが、アオサギのほうが身体が小さい分、早く大きくなりました。大雑把に言って、孵化から巣立ちまでアオサギで50日、オオアオサギで60日といったところです。ただ、巣立った後も、ほとんどの時間は巣に留まって餌も親からもらいますし、完全に独り立ちするのはまだしばらく先になりますね。

そちらは田んぼに水が入る時期とヒナが巣立ち始める時期が一緒なんですね。ヒナたちにとってはちょうどいいのかも。
昨日の出来事です投稿者:アルト投稿日:2012/05/20(Sun) 02:20No.1663

はじめまして、以前アオサギの検索でこちらのサイトを知ってお気に入りに登録させてもらっていました、今回は昨日の出来事を、他の方にも知っていただきたく、初めて書き込みさせていただきます、どうぞよろしくお願いいたします。

昨日 空知のコロニーでアライグマを目撃しました。

5月に入り、アオサギの数が減っていると思っていて、もしやこちらのサイトに記載されている、アライグマの襲撃を受けているのかと心配していた矢先です。
昨日コロニーを見に行くと、アオサギたちが大騒ぎしだしたと思ったら、アライグマと思われるものがが木を登り、巣の一つに入り込んでいきました。親は脇から威嚇していましたが、アライグマは全く意に介していないようでそのまま居座っていました。 親鳥の威嚇は15分以上続いていました、木の上での出来事で巣の中の詳細は見えませんでしたが、親鳥の必死の様子と原因が外来種のアライグマらしいという状況を目撃して、とても切なくなりました。私のような一般市民にでもできることは何かあるのでしょうか。

不明瞭ですが、アライグマの体の一部が見て取れるかと思いますので写真を添付させていただきます。

Re: 昨日の出来事です投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/05/20(Sun) 06:00No.1664
アルトさん、はじめまして。
これはショッキングな写真ですね。道内でもこういうことはあるだろうとは思っていましたが、アライグマは専ら夜行性と聞いていたので、白昼堂々とこんなことをしているとは思いませんでした。

アライグマはアオサギにとって間違いなく厄介な存在です。道内で言えば、1997年に放棄された野幌コロニーはアライグマが犯人ではないかと疑われています。アライグマは道内全域に分布域を広げつつありますから、他にも影響を受けているコロニーはあると思います。ただ、野幌にしても、営巣木に爪痕が見つかったというていどで、アライグマが実際に襲っているのを見た人は誰もいなかったんですね。そんなことで、添付された写真は証拠写真としてもとても貴重なものだと思います。

ともかく、これは放っておけば野幌の二の舞になりかねません。すでにアオサギが減っているということであれば、コロニー全体が放棄されるのは時間の問題だと思います。二百数十ものペアが子育てしていた野幌でも無くなったくらいですから、規模の小さなコロニーであれば今年中に皆いなくなっても不思議ではありません。

自然の中で起きていることだから放っておけばいいという意見もあろうかと思いますが、アライグマが外来種ということを置くにしても、アオサギはわずかに残された樹林でかろうじて営巣できているような状態です。現在の場所を追い出されればその先まともな営巣環境が見つかるという保証はありません。いったんコロニーが放棄されると、個体群は複数の小さなグループに分かれてしまい、その上、人とのトラブルが発生しやすい場所に新たにコロニーがつくられるなど、アオサギにとっても人にとっても不幸な結果になることがほとんどです。ですから、もし現在の場所がアオサギと人との間にとくに問題が無い場所なら、できる限りアオサギにそこに留まってもらえるような策を講じるのが賢明です。

さて、問題はアライグマの襲撃をどのように防ぐかということですね。方法としてはアライグマが物理的に木に上れないようにするのが一番手っ取り早いと思います。添付した写真は野幌でアライグマ対策として営巣木に巻かれた金属板です。材質についてはアライグマの爪がひかからないツルツルのものであればトタン板でも何でも構いません。もし、コロニーのある樹林の所有者に賛同してもらえるのならこの方法が一番かなと思います。人がコロニーに入って作業することでアオサギの繁殖への影響は避けられませんが、コロニーが壊滅することを思えばやむを得ません。カラスが多い場所で、人による攪乱でカラスの捕食がありそうな場合は、カラスがねぐらに去った後に作業すると良いと思います。

そのようなことで、私もできることはお手伝いいたしますので、とりあえず場所をお教えいただければと思います。空知であれば岩見沢の志文にあるコロニーでしょうか? もし場所を特定するのに差し支えがあるようでしたら、当サイトの下記ページに携帯番号とメールのフォームがありますので、ご都合の良いほうでご連絡いただければと思います。
「ご意見・お問い合わせ」のページ ⇒ http://www.grey-heron.net/contact-form/

私としては、今回のケースは人の生活に直接関わってくることでもありますし、アオサギの保護保全の機運を高めるためにも、道新などのメディアに取り上げてもらったほうがいいかと思います。

たまたま数日前、アメリカのミネソタ州でオオアオサギのコロニーがアライグマの被害から回復しつつあるという新聞記事がありました。もともとは千巣を超える規模だったコロニーがほとんど壊滅状態にまで追いやられ、その後、木に鉄板を巻いた結果、現在百数十巣にまで回復してきているという話です。
CBS Minesota(2012年5月15日) ⇒ http://minnesota.cbslocal.com/2012/05/15/herons-making-big-recovery-after-raccoon-predation/

人が手助けすれば、今なら何とかなる可能性はあると思います。
Re: 昨日の出来事です投稿者:アルト投稿日:2012/05/21(Mon) 01:54No.1668
まつ 様、

お問い合わせの に メール させて頂きました。

どうぞ宜しくお願いいたします。
飛び込んで魚を捕るアオサギ投稿者:sawa投稿日:2012/05/20(Sun) 19:26No.1665

はじめまして。
飛び込んで魚を捕る個体は他所でもいるのかと検索してこちらにたどり着きました。

行きつけの大阪の都市公園のアオサギが最近高所から飛び込んで魚を捕るようになりました。
池にせり出した建物の屋根(水面上3~4m)の上で魚が浮くのを待ち、水に飛び込んで魚を撮ります。最初は1個体、今は3個体くらいがこの方法を使うようです。

5月に入ってからコアジサシが多数飛来してさかんにダイブで魚を捕っていますが、最初の1個体はどうもそれを真似したようにも思えます。そいつが上手に魚を捕るようになったので、だんだん他個体にも流行してきたようにも思えます。

Re: 飛び込んで魚を捕るアオサギ投稿者:sawa投稿日:2012/05/20(Sun) 19:34No.1666
この時は失敗しています。
Re: 飛び込んで魚を捕るアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/05/20(Sun) 20:42No.1667
sawaさん、はじめまして。
大阪のほうのアオサギは釣り人から魚をもらったり水面にダイブしたりと、次々に新手の技を開発してきますね。それも関西のアオサギの気質なのでしょうか。

ただ、飛び込んで魚をとるアオサギはこれまで全くいなかったわけではないようです。以前、養魚場で、池の水深が深くても飛び込むのがいるから防御のしようが無いという話を聞いたことがありますし、ネット上を探すと実際に飛び込んで魚を獲っている映像を見つけることもできます。とはいえ、かなり珍しい行動であるのは確かだと思います。何かと環境適応力の高いアオサギですから、普段は隠して表に出さない能力をじつはいろいろ持っているのでしょうね。今回の飛び込みもそうした潜在的な能力のひとつのような気がします。

異種の行動を真似るというのは、そうとう高度な思考能力が必要なんだと思いますが、sawaさんの書かれているコアジサシの話を読むと、当然のごとく真似していそうで、さすがはアオサギというか、そのうちコアジサシ以外の鳥の行動も真似しそうで末恐ろしいです。

ともかく、あまり余計なテクニックをひけらかすと、内水面漁業に携わる方々からますます目の敵にされますから、能あるサギは爪を隠しておいてほしいなと思います。
アオサギの図投稿者:rakkun投稿日:2012/05/04(Fri) 23:10No.1656

アオサギのマンガを描こうと思っている者です。
アオサギの模様、全体図などを、360度どの方向からも見られるサイト、図鑑などはないでしょうか?

Re: アオサギの図投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/05/05(Sat) 10:00No.1657
rakkunさん、こんにちは。
アオサギの漫画、いいですね。最近ではアニメの「花咲くいろは」でけっこうインパクトのあるアオサギが出ていたようですけど。大きさが大きさですし、存在感のあるキャラクターであるのは間違いないと思います。

さて、ご質問の件。rakkunさんがおっしゃっているのは、あらゆる見え方がまとまって掲載されているサイトや図鑑ということなのでしょうけど、私の知る限りそうしたものは残念ながらありません。たぶん、他の鳥でも無いのではないでしょうか。やはり、多くの写真を見てご自分で全体像をつくりあげていくしかないように思います。

アオサギの写真はネットで調べれば無数に出て来ますが、一応、参考までにリンクしておきます。
   Googleの画像検索 アオサギ ⇒ http://goo.gl/UA0su
   Googleの画像検索 "grey heron" ⇒ http://goo.gl/jGAt9
   flickrでの検索 アオサギ ⇒ http://goo.gl/vLgHr
   flickrでの検索 "grey heron" ⇒ http://goo.gl/s63jX

grey heronというのはアオサギの英名です。ついでに、当サイトのアオサギ写真集のページも載せておきます。
   アオサギ写真集 ⇒ http://www.grey-heron.net/photo-gallery/

あるいは動画のほうが分かりやすいかもしれません。以下は私がYuotubeに置いている動画です。
   アオサギの動画 ⇒ http://www.youtube.com/heronsdream

アオサギで検索して出てくる写真には成鳥もいれば幼鳥もいます。成鳥は白黒のコントラストがはっきりしていますが、幼鳥は全体的に灰色っぽくくすんだ感じです。あと、同じ成鳥でも繁殖期の初期には婚姻色が出るため、くちばしや脚、虹彩などが鮮やかなオレンジ色や朱色に変わります。

なお、単純にアオサギの語で検索しただけでは、腹部の模様がどうなっているかは分かりづらいと思います。そんなときは、日光浴の姿勢をとっているアオサギを検索すれば、腹部の様子をクリアに見ることができます。
   Googleの画像検索 アオサギ 日光浴 ⇒http://goo.gl/Ng38X

アオサギは首や脚が長いために他の鳥にくらべて様々な形態をとれるのが特徴かなと思います。脚や首だけでなく、場合によっては冠羽を逆立てたり、とかく可動部分が多いので、見ていると実に様々なしぐさがあるのが分かります。声の種類も意外に多いですよ。首を縮めて佇む姿はどこか人と共通するものを感じさせますし、いろいろな点で感情移入しやすい鳥かなと思います。興味をもって見ていくと相当奥の深い鳥ですよ。いい作品ができることを期待しています。
Re: アオサギの図投稿者:rakkun投稿日:2012/05/05(Sat) 18:03No.1658
まつ@管理人様
さっそく色々役に立つ情報を教えていただき、ありがとうございました。
毎日川辺にたたずんでいるアオサギのなんとも言えぬ存在感に魅了され、マンガのキャラクターにもってこいなのではないかと考えました。
教えていただいた情報を元に、彼(彼女)を存在意義のあるキャラクターに作り上げたいと思います。
憎っくきアオサギ投稿者:misono投稿日:2012/04/30(Mon) 16:48No.1650

車えびの養殖を路地池でしています。毎年アオサギ、シラサギの被害で困っています。池が広いもので網もかけられません。爆竹やクラクションで追っ払っていますが、近所の苦情がすごくてお手上げ状態です。敵を倒すためには敵を知れと思い投稿しています。あの下品な鳴き声に夜遅く悩まされます。

Re: 憎っくきアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/30(Mon) 22:13No.1651
misonoさん、はじめまして。サギ類の被害で困っておられるとのこと、ご心中お察しいたします。
私は自分に関わるアオサギの被害というのを受けたことがないので、このようなサイトを暢気につくっていますが、一方で、日常的にサギ類とのトラブルを抱えている方々がいることは忘れないようにしようと努めています。ただ、被害を受けられている方々に当サイトが役に立つアドバイスができているかといえば心許ない限りです。

じつは養魚場の食害で当サイトを見られる方は多いようで、個別にご質問のあったときは分かる範囲でお答えしています。ただ、misonoさんの車えびの養殖も同じだと思いますが、養殖業の場合は池の形から何から千差万別で、こうすれば間違いなく防げるというのはなかなかありません。とりあえず、misonoさんが書かれた内容をこちらで勝手に解釈して、防除策になりそうなものをいくつか挙げてみたいと思います。

まず、あまり現実的ではない方法から。池の水深をサギが立てないほど深くすればサギは池に降り立ちません。水深50センチもあればまず大丈夫だと思います。この場合、池の縁をスロープにしてしまっては意味がないので、水際は垂直に切らなければなりません。水際の水深が多少浅くなる場合は、池の縁に沿って網かテグスを張るという手もあります。実際、池の縁に高さ数十センチの網を張り巡らしてサギの被害を防いでいる養魚場はけっこうあるようです。

もう少し現実的な方法は、アオサギの嫌がるもので追い払うことでしょうか。爆竹やクラクションは確かに効果はあると思いますが、かなり頻繁に鳴らさないと一時的に追い払うことはできてもやがて戻ってくると思います。サギは夜間も行動しますしね。そう考えると、効果があるのは人がいないときでも自動的にサギを驚かせてくれる方法です。たとえば、案山子も定期的に服を着替えさせればもある程度の効果はあるようです。犬を飼っている場合は番犬になるのでこれは効果的です。スプリンクラーのようなもので何かが近づいてきたら水を撒くという装置も製品化されています(⇒ http://goo.gl/a60fq)。いずれにしても、サギがすぐに慣れてしまわないようにすることが肝要です。

いま思い付いたことだけを書きましたが、当サイトの『漁業被害と駆除 』というページ(http://www.grey-heron.net/forum/09-fishery-issue/)にもいろいろ書いていますので、よろしければ参考にしてみてください。

じつは、私も養魚場はいろいろと回って被害の状況や対策についてお話を伺っています。養魚場の食害だけでなく、水田での苗の踏みつけや鳴き声による騒音、フンによる被害など、できるだけ多くの人に直接現場で話を聞いています。実際に被害に遭われているmisonoさんにこんなことを言うのは気が引けますが、それで分かったのは、被害というのは人の感じ方ひとつで何倍にも大きくもなるし小さくもなるということです。同じ被害であっても、人によって受け取り方が全く違うのですね。そして面白いのは、サギを目の敵にしている人よりは、サギとはそういうものだとみなしている人のほうが、サギの被害防除をするにしても何かと上手くやれているということです。なかなか難しいし腹立たしいことではあるでしょうけど、状況を改善するためには、まず、サギを敵ではなく環境の一部だと捉えてみることかなと思います。ともかく良い策が見つかり被害が軽減することを祈っています。
Re: 憎っくきアオサギ投稿者:misono投稿日:2012/05/03(Thu) 11:14No.1654
早速ご丁寧な返事有難うございます。私たちの車えびの池は塩田跡の素掘り池ですので法面がスロープになっています。潮の満ち引きで水換えをしますので格好の漁場になってしまいます。テグスは結構効果がありましたがすぐになれてしまいます。以前テグスに輪っかを作って垂らしていたら絡まってはずすのに大変でした。サギは近くで仲間が苦しんでいても平気で餌を食べに寄ってきます。カラスは絶対近づきませんけどね。
Re: 憎っくきアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/05/04(Fri) 05:36No.1655
塩田跡となると規模もかなり大きいでしょうし、これはなかなか難しいですね。人工的に作られた小規模な養魚場の場合だと工夫次第でわりあい上手くいくのですが、自然環境に近いかたちで養殖を営まれている場合は、自然の利用度が高ければ高いほど策に窮してしまうようです。この辺はジレンマだと思います。自然を多く取り込めば取り込むほど、その自然の一部としてアオサギやシラサギが入ってくる確率も高くなりますから。

misonoさんが書かれているように、テグスにしろ何にしろ一時的には効果があるものの、そのうち慣れてしまいます。具体的で目新しい方法を紹介できなくて申し訳ないのですが、結局、彼らを慣れさせないためには、相手が予測できないようにいろいろな方法を取り混ぜて試すのがもっとも現実的なのかなと思います。
N.Y.のオオアオサギ投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/28(Sat) 20:46No.1642

今三羽目のくちばしが覗いてます。先に産まれてた2羽元気そうです。感激です!

Re: N.Y.のオオアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/28(Sat) 21:03No.1643
くちばしが見えるところまでいけば、3羽目ももう間もなくですね。明日起きたら生まれているかも。途中、ワシミミズクに襲われながらも、いまのところ全て順調に進んでいる感じで良かったです。けっこう前に5卵のうち1卵に直径1センチくらいの凹みができて心配でしたが、どうも大丈夫のようでした。いま孵っている2羽のうちの1羽がその卵から生まれたヒナです。

それにしても、オオアオサギのヒナがあんな声で鳴くとはびっくりでした。あれはまさに恐竜の声ですね。アオサギがあんな声を出すのは聞いたことがありません。姿は同じようでも意外なところに違いがあるものです。
Re: N.Y.のオオアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/29(Sun) 08:51No.1644
今朝、3羽目のヒナが生まれました。8時20分くらいでしょうか。昨日2羽が1時間も間を空けずに生まれてから、ほぼ1日後の誕生となりました。1日の間に3羽が一斉に生まれたことになります。卵自体は1日おきに産んでいるのですが、孵化の時期がこんなふうに同期したのは最初の2卵をすぐには温めなかったせいでしょう。これは親鳥の子育て戦略ですね。

さらに面白いことに、このペアは最初に生まれた2羽には孵化後15時間近くも餌を与えませんでした。その間、3度も親が交代しています。ヒナが鳴いてもお構いなし。毎年4羽ものヒナを育てているペアですから、分かっていてそうするのでしょうけど、ヒナは腹ぺこだったでしょうね。結局、そんなことで3羽目のヒナとの成長段階の差がますます縮まってしまったように思えます。これも親鳥の企みなのでしょうか。

それにしても、これは碌でもないプロジェクトですね。いったん気になると、他のことの生産性ががた落ちです。

巣のビデオカメラの設置状況が分かる写真があったのでリンクしておきます。上と横の二方向にビデオがセットされています。
http://www.flickr.com/photos/phlegmmy/6889621132/in/photostream/
意外と気にしないものなんですね。
Re: N.Y.のオオアオサギ投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/29(Sun) 13:34No.1645
本当にこのプロジェクトは、気が気でなく生産性が落ちますね。親が立ち上がるのを今か今かと待ちながら、雪に埋もれては心配し・・・、ママが帰ってこないとか、世界中のお節介の注目をあびてるとも知らず、悠々としてますね。
なるほど、何故卵を産んだ間隔と孵る間隔の差は彼らの知恵なのですね。ワンダフルでアメージングですね。
セカンドカメラは時々操作されて、雛のアップとか周りの風景とか写してます。操作音とか平気なんですね。
Re: N.Y.のオオアオサギ投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/29(Sun) 16:34No.1646
私のパソコンでは、音が入りません。ハクトウワシの方は良く入るので、案外可愛い鳴き声だと聞いていたのですが・・・、オオアオサギの方も何とか聞けるようにしてみましょう。
Re: N.Y.のオオアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/29(Sun) 17:12No.1647
ワシが入るのならサギのも入ると思うのですが……。ワシのに比べるとサギのほうはビデオの音声がけっこう小さめです。ボリュームを上げればじつは入っているのかもしれません。

ワシはワシで見かけによらず可愛らしい声なんですよね。オジロワシも同じです。オオアオサギのヒナの声は姿を見ずに聞くととても鳥の鳴き声だとは思えません。まさにジュラシックサウンドです。

あちらでは、声でヒナが生まれたことを悟ったのか、何時間か前に久しぶりにワシミミズクが襲ってきたようです。オオアオサギ一家は大丈夫だったようですが、チャットしている人たちが我が事のように怖がって心配していました。
Re: N.Y.のオオアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/30(Mon) 08:23No.1648
ヒナの声、いつの間にかお馴染みの声になっていました。最初の頃の恐竜チックな声は何だったのでしょうか。少なくともアオサギには無い声でした。
Re: N.Y.のオオアオサギ投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/30(Mon) 14:38No.1649
聞こええました、聞こえました!ピョイピョイグェグェ言ってます。笑ってしまいました。
Great Blue Heron Nest投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/03(Tue) 17:36No.1633

とても喜んで観ています。ついでに白頭ワシも・・・。豊岡のコウノトリライブカメラとともに、体調が悪くても、天気が悪くても、充分楽しめます。教えて下さって有難うございます。

Re: Great Blue Heron Nest投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/03(Tue) 18:23No.1634
コウノトリのもあったんですね。さっそく見てみました。コウノトリだけかなと思ったらアオサギもちらほら。

ところで、オオアオサギの映像に映っているペアですが、ようく見れば雌雄の区別もできるようです。右脚の第一趾(後ろ向きについている指)が欠損しているほうが雄らしいですよ。
Re: Great Blue Heron Nest投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/04(Wed) 14:35No.1635
パパとママが判るんですね。それは楽しみです。気をつけてみてみます。

豊岡のカメラは巣は見られないですが、コウノトリとアオサギの違いがわかったり、まだ雪が多い時期から、コウノトリの求愛ダンスが見れたり、今日はアオサギの合コンかな?って思うほどアオサギが多かったりします。午後3時に餌やりがありますが、何時間も前から待ってるアオサギもいます。辛抱強いのかちゃっかりしているのか、いかにもアオサギらしいです。
Re: Great Blue Heron Nest投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/05(Thu) 18:59No.1636
調べてみたらその近くにアオサギのコロニーがあるんですね。場所はコウノトリの郷公園から北へ10キロちょっと行った円山川の河口です。しかも、びっくりしたことに、ここはヨシ原で営巣しているんですね。下記ブログにその様子が書かれています。

たじまのしぜんブログ ⇒ http://www.tajima.or.jp/modules/nature/details.php?bid=382

これを見ながら、こんなところに営巣していて今回の爆弾低気圧で大変なことになっていないかなと気になりました。
Re: Great Blue Heron Nest投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/06(Fri) 12:22No.1637
本当にビックリな場所にコロニーですね。今回の爆弾低気圧で、小学校の校庭のコウノトリの巣からタマゴが落ちてしまったそうですから、河口だとどうなっていることやら・・・。自然で生きていくのは大変ですね。
豊岡の出石町のコウノトリグランドホテルのすぐそばには、昔から鷺山があって、実はアオサギのコロニーだそうです。いつかいってみたいです。
ご指摘通り、N.Y.のオオアオサギと、ハクトウワシのライブにはまってしまいました。とても綺麗なブルーのタマゴに感激しながら、ハクトウワシの子育ての奮闘振りに勝手にエールを送ってます。N.Y.も雛がうまれたら・・・ワクワク。昨夜はなでしこ日本の試合をTVでみながら、ハクトウワシの獲物がなかなか届かないのでパソコンからも目が離せず。目が廻ってしまいました(xx)~!
Re: Great Blue Heron Nest投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/07(Sat) 12:04No.1638
GoogleMapの航空写真でたまにアオサギの巣が確認できることがあって、コウノトリグランドホテルのサギ山も探せるかなと思ったのですが、ちょっと分かりませんでした。サギ山があってもアオサギグランドホテルにはならないのが少し残念ですね。

オオアオサギのヒナが孵化しはじめるまであと2週間ちょっと。さらなるオオアオサギファンが獲得できるのか、あまりの恐竜チックな顔に恐れをなして逃げてしまうのか、楽しみです。
Re: Great Blue Heron Nest投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/07(Sat) 13:53No.1639
NYのオオアオサギ、さっき5卵目を産んだみたいですね。かなり気合いの入った親のようです。
Re: Great Blue Heron Nest投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/07(Sat) 18:37No.1640
5個目の卵は、昨日産まれてました。親が転卵する時に立ち上がったら5個になってて、ちょっと興奮してしまいました。チャットもかなり大騒ぎでしたよ。イースターということもあって次を期待してる人もいるようですね。英語は得意じゃないのでチャットに参加できないのが残念ですが・・・・。
Re: Great Blue Heron Nest投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/07(Sat) 18:45No.1641
これは是非6卵までがんばってもらいましょう。
日本語でチャットできるように、来年あたりは日本のアオサギでもやりたいものですね。
残念・・・投稿者:ももぴょん投稿日:2012/04/02(Mon) 13:37No.1631

わかってても、アオサギピラミッド、見たかったなあ(。。)・・・

Re: 残念・・・投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/04/02(Mon) 18:27No.1632
じつはまるっきり嘘というわけではないんですよ。あ、ピラミッドは真っ赤な嘘ですけどね。アオサギをモチーフにしたベヌウという聖鳥は本当に神として崇められていたのです。ヒエログリフの赤枠で囲んだ文字がベヌウというのも本当ですし、膝を立てた人の絵を添えて神であることを示すというのも本当です。その辺のことはいつかまじめに書いてみたいと思います。あと、ヴォリス・バッジョという人はいませんが、ウォリス・バッジという人は実在していて大英博物館のエジプト学者です。この人の書いた『死者の書』の拙訳は最後のほうだけ変えています。元の文は「神々の王」ではなく「神々の種」なのです。種です、謎ですね。それもいずれ書きます。

まあ、アオサギのためにピラミッドをつくるほどではなかったにしろ、ベヌウを神として崇めるほどですから、当時の人々がアオサギの能力に畏敬の念を抱いていたのは確かだと思うのです。時をはるかに遡れば、いつかは人もアオサギも同じ生き物として何の隔たりも無かった時代に行き着けるはず、そんなファンタジーの世界に思いを馳せながら書いたのが昨日の嘘記事でした。でも、ファンタジーとは言いつつ、過去には間違いなくそんな世界が存在していたんですよね。
十勝川温泉投稿者:Ogasawara投稿日:2012/03/21(Wed) 17:32No.1629

ご無沙汰しておりました。今年もようやく春らしくなってきたのでそろそろコロニーの様子を見て回ろうと思って先日帯広方面へ行ってきました。
水光園と幕別のコロニーを見るつもりで行ってきたのですが、知らずに立ち寄った十勝川温泉の前の河川敷にもいくつか巣を見かけまして(おそらく昨年のもの)、聞くと毎年営巣しているとのことでした。遊びに行く機会が増えそうです。
興味深かったのは近くで採餌していたアオサギ4羽ほどが、十勝川そのものではなくて温泉排水が流れる水路のような小川を利用していたことです。手で触れた感じでは30℃ほどの水温があり、何かはわかりませんが10㎝程度の魚が群れで活発に泳いでいました。

特に寒い時期や場所に住んでいるアオサギが温泉の排水で水温が高くなっている場所を選んで採餌する傾向がもしあれば面白いなと思ったんですが、まあどうでしょうか。

気づいた時には飛び去ってしまったのでアオサギは写ってませんが一応場所の写真をとっておきました。

Re: 十勝川温泉投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/03/22(Thu) 08:02No.1630
どうもお久しぶりです。
帯広のほうだともうとっくに営巣が始まっていると思いますが、いかがでしょう。少なくとも水光園のサギたちはもうすぐヒナが生まれてもおかしくないのではないかと。

十勝川温泉の前に巣があるというのは初めて知りました。十勝のほうは、近年、浦幌町稲穂と幕別にあった大きなコロニーが相次いで放棄されたため、あちこちに小規模なコロニーができているようです。十勝川温泉であれば、幕別のコロニーにいたサギたちの一部が移ったのかもしれませんね。

温排水はアオサギの生息状況に間違いなく影響していると思います。高水温だからというよりは、周りの水域が結氷しているときにそこだけ開氷していることがアオサギを引きつけるのでしょう。その上で、高水温に寄ってくる魚がいれば、これは絶好の餌場ですね。

それにしても、アオサギは温泉好きですね。道内だと、黒松内温泉、厚真温泉こぶしの湯、帯広の水光園など、温泉施設に隣接しているコロニーがいくつもあります。露天風呂に入っていると、すぐ頭の上をギャッという例の声が飛んでいったり、なかなかの趣です。あと道路を隔ててしまいますが浜松温泉もかなり近いです。網走湖のコロニーと女満別温泉も近いといえば近いですし。それに今回の十勝川温泉。ここまで多いと、ちょっと偶然とは思われませんね。アオサギの生息範囲を広げた要因のひとつが昨今の温泉ブームにあるといっても間違いではないと思います。
アオサギ投稿者:はーさん投稿日:2012/03/01(Thu) 08:53No.1606

大阪・花博記念鶴見緑地公園の小さい池にアオサギ、コサギが住み着いていて、28日行ったら、ご不在で残念でした。
でも、引き引き返す途中、芝生で5羽のアオサギに餌を与えてる高齢の女性がいて、急遽、傍に行き、顔なじみですかと尋ねたところ、この子達は目刺しが好きやねんとニッコリしながら話してくれました。
こんな近くでアオサギに出会い、撮影することが出来て感動。高齢の女性に感謝でした。

アオサギ投稿者:はーさん投稿日:2012/03/01(Thu) 08:56No.1607
アオサギ達は嬉しいのか、踊ってます。
アオサギ 3投稿者:はーさん投稿日:2012/03/01(Thu) 09:01No.1609
嬉しそうなアオサギ達
アオサギ 4投稿者:はーさん投稿日:2012/03/01(Thu) 09:03No.1610
こんなを初めて撮りました。
アオサギ 5投稿者:はーさん投稿日:2012/03/01(Thu) 09:04No.1611
ご馳走様でしたと飛び立ちました
アオサギ 6投稿者:はーさん投稿日:2012/03/01(Thu) 09:05No.1612
もう1枚
Re: アオサギ 6投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/03/01(Thu) 19:39No.1613
はーさん、はじめまして。
さすがは大阪ですね。10年も前だったら、合成写真でないかと疑うところです。餌につられて1、2羽が寄ってくる写真や動画はこれまでにも見たことがありますが、輪になって5羽もいると雰囲気がまた全然違いますね。2枚目の写真など、何度見返しても非現実的な感じが拭えません。でも、そちらではこれが日常の風景なんですね。大阪に行く機会があれば、ぜひ花博記念鶴見緑地公園に寄らなければと思う反面、とうとう公園のハトになってしまったかという寂しさもあり、何とも複雑な心境です。

4枚目の写真を見ると、サギたちのくちばしはすでに婚姻色を帯びているのが分かります。たぶん大阪に年中留まっている地元のサギたちなんですね。

なお、別々のスレッドに分けて投稿されていたので、私のほうでひとつにまとめ直しました。また全く同じ写真が二枚ありましたので、一枚を削除しました。どうかご了承ください。
まつさんへ投稿者:はーさん投稿日:2012/03/02(Fri) 10:40No.1614
まつさんへ

初めまして、はーさんです

アオサギの画像をご覧頂き、ご丁重なるご返信を賜り、誠に有難うございました。

野鳥の好きなメルトモの方に、この掲示板を教えて頂き、初めて投稿。写真が添付されてないので、返信方式で写真を添付した為、重複してしまいました。ご親切に削除して頂き、有難うございました。お手数深謝。

公園内に大温室の「咲くやこの花館」があり、いつ行っても花が咲いていて楽しむことが出来ます。
いつも、ここで撮影後、大池から少し奥に行った所に、小さい池があり、アオサギ、コサギが住みついてますので撮影してます。この小さい池の右側の池に、カワセミが飛来するので、500ミリ以上の望遠レンズをつけたカメラマン達が飛来するのを待機してます。添付写真をご参照下さい。

当日、運よく芝生でアオサギに餌を与えてるのを見て、急いで傍に行きましたところ、警戒心の強いアオサギなのに、逃げ出すこともなく、餌をもらって大喜びでして飛び跳ねてるところを撮影することが出来て感動した次第です。

餌を与えていたご婦人は、アオサギのことを、「この子達」と話してましたところから、アオサギを子供のように思ってるかもしれませんね。

大池には永住してるカモが沢山いて、公園の近くの方々がパンを与えていて、いつも出会ってます。

今後共よろしくお願い申し上げます。有難うございました。

                    はーさん
Re: まつさんへ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/03/03(Sat) 11:56No.1615
こちらこそ、今後ともよろしくおねがいします。

北海道のほうではまず見られない光景なので、写真を拝見しながら何が起こっているのか勝手に想像してみました。とくに2枚目と3枚目。2枚目はおばさんが投げた目刺しに皆が突進しているところではないかと思います。そうでなければ、左端のアオサギがすでに目刺しをくわえていて、それを他のサギたちが横取りしようと追いかけているところかなと。でも、これだけ見ると、たしかに鷺の舞のようですね。

3枚目は、どうも左端の1羽が目刺しをくわえているようです。その後ろから1羽が物欲しそうに追いかけています。だとすれば、この直後、間違いなくちょっとした小競り合いがあったのではないかと…。

それにしても目刺しのような死んだ魚まで食べるとは。野生で生きていくつもりなら、その一線を越えてはダメだろうと思うのですが。そのうちソーセージとか何でも食べるようになりそうですね。
Re: アオサギ投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2012/03/07(Wed) 15:36No.1618
はーさんこんにちは。

ここ10年でずいぶんアオサギも増えたようです。昔は本州では稀にしか見られなかったし、北海道でもずっと少なかったです。そして、警戒心の強いことでも特徴的でした。

私がアオサギに魅力を感じたのは、普通種でありながら、その野生を失わない姿で、人間との距離が理想的でもありました。

山間部や湿原を除いて、利用できるところは全て人間が利用している訳ですから、増えれば必ず人間との接触や軋轢が起こることは当然でしょう。

今まであまり関心を持たれなかったアオサギが多くの人の眼に触れられるようになったことは喜ばしい反面、勝手な感情ですが、やはりドバト化して行くのは一抹の寂しさを感じます。

北海道ではまだまだ警戒心の強い鳥ではいます。
Re: アオサギ投稿者:ももぴょん投稿日:2012/03/09(Fri) 15:03No.1621
はーさん、初めましてこんにちは。
明石に住んでるももぴょんです。はーさんの投稿&写真をみて、チョッと悩んでしまいました。
明石では、アオサギはじめサギに餌付けをする人はいませんが、ハト、堀でかわれているハクチョウはしょうがないとして、冬場は特に野生の渡って来たカモよりも多いユリカモメ、果てはトンビに至るまで、明石城の堀や池で餌をもらっています。
私個人は野生の物にはエサをやらない信条でいますが、冬でも食する物に事欠かない明石で、やたら野に生きる物に餌付けする光景は腹立たしくもあります。
反面、はーさんの写真のご婦人くらいの年に自分がなって、色々な寂しさを抱えた時、彼らへのエサやりが楽しみになっているかもしれない・・・。
もし、その時がきても、アオサギ達よ、パンやソーセージはやめておくれ!その誇り高さで・・・せいぜい釣り人から生魚をくすねる現状でいてほしいです。
Re: アオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/03/09(Fri) 20:43No.1623
この問題、けっこう面白いので私にも書かさせてください。
エゾミユビゲラさんもももぴょんさんも、そして私も、同じようにちょっとした喪失感を抱いたようなので、その理由を少し考えてみました。なんと言うか、アオサギはこうであってほしいという願望を私も含めて皆さん持っているのですね。で、はーさんの写真を見て、なんだかアオサギに裏切られたような気分になったと。ただ、これは考えてみれば、エゾミユビゲラさんが書かれているように人間の「勝手な感情」でしかないわけで、アオサギにしてみれば、野生を失わないように生きようとか、誇り高く生きようとか、そういったスタイルへの拘りなんかはこれっぽっちも無いはずなんですね。リスクを負うことなく人から食料を調達できるのなら何もためらうことはないないですし、おばさんから目刺しをもらっても感謝の気持ちなどさらさら無いでしょう。はーさんには申し訳ないですが、嬉しくて踊ることもないでしょう。それが利用できるから利用するだけ、そこにある状況をありのままに捉えて行動しているだけです。そこにはなんの虚飾もありません。生き物としての本質を剥き出しにして生きているわけです。でも、それこそが彼らの、そして野生のスタイルなんですね。自らの幻影を文化という形にして、その中でしかものが考えられなくなった私たちには、彼らのそんな生き方は味気ないものにしか映りませんけど、もしも彼らと同じ目線、生き物の本質の部分だけで彼らと向き合うことができれば、たぶん今とは全く違った実質的で強烈な感情がもてるのではないかと思っています。その感情の中にこそ、動物たちに対する本当の賛美があるのではないかと思うのです。
Re: アオサギ投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2012/03/09(Fri) 22:45No.1626
餌付いた動物といえば、キタキツネがいますが、「キタキツネ物語」以来ブームになり、道路際に車から餌をもらうキツネがあちこちで見られ、個体数もかなり増え、捕食される側のエゾユキウサギや競争相手のタヌキごめっきり姿を見る事が少なくなっておりましたが、昨年あたりからキタキツネが激減しているのです。そして、ウサギやタヌキが息を吹き返してきました。エゾシカも増えて問題になっています。

10年単位で見ますと動物界もかなり動いておりますね。
果たしてアオサギのこれからは如何に・・・?
Re: アオサギ投稿者:ももぴょん投稿日:2012/03/10(Sat) 12:34No.1628
まつ@管理人 さんのお話、すごく解ります。人間の勝手な価値観は、とてもチッポケなものですね。人間もまた自然の一部にすぎないのに・・・。生き物の本質の部分に少しでも近づける様心がけながら、そろそろ、婚姻色が美しくなってきた明石のアオサギが無事に営巣できるか、見学に出かけたいです。

- JoyfulNote -