こんにちわ、初めて投稿させていただきます。浜松東区の森に毎年アオサギが数十羽のコロニーを作り子育てします。
今年も20羽くらい集まっているのですが、面白い行動に気づき、質問させていただきます。
数十羽が一斉に飛び立ち、少し旋回して戻ります。
これを、一日に何回か繰り返すのです。
どんな意味があるのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
Re: アオサギについての質問投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/03/09(Fri) 20:44No.1625とくさん、はじめまして。
静岡ではもう繁殖シーズンがスタートしているのですね。ここ札幌ももうそろそろそういう時期です。
ご質問の行動は、たぶん何かを警戒しているのだと思います。アオサギがコロニーに入ったばかりの頃は、とくに警戒すべき状況が無くても、それとなく皆が一斉に行動することはあります。けれども、その場合はコロニーから餌場へ、餌場からコロニーへといった移動で、旋回してすぐに戻るという感じではありません。コロニーを利用し始めて何日も経って、しかも飛び立ってすぐに戻るということなら、何かちゃんとした原因があるのだと思います。たとえば、こちら北海道の場合だと、オジロワシやクマタカといった猛禽類が潜在的な捕食者になるので、それらの鳥がコロニーに飛来するとサギたちは一時的に巣を離れ飛んでしまいます。トビやカラスていどだとそうはなりません。あと考えられるとすれば人でしょうか。コロニーのある林やすぐ近くに人が入っているのかもしれません。ただ、日に何度もそういうことがあることを考えれば、人よりはむしろ捕食者でしょうか。そのうち収まればいいですけど。あまりこうした状態が頻繁にあるようだと、最悪の場合、サギたちはコロニーを放棄してしまいますから。
早く落ち着いて巣作りができるようになることを祈ってます。Re: アオサギについての質問投稿者:とく投稿日:2012/03/10(Sat) 08:56No.1627まつ@管理人様
お返事有難うございます。
そうですか!警戒しているのですか!
また、観察を続けたいと思います。
有難うございました。
旭川にやってきました。
ここ数年、3月2日~3日と飛来が早かったのですが、今年は寒かったせいか10年くらい前の状態に戻ったようです。
旭川近郊の石狩川に2羽を確認しました。引き続き数が増えてくるでしょう。いよいよシーズン幕開けですね。
Re: やって来ました。投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/03/09(Fri) 20:43No.1624とうとうそういうシーズンになりましたね。
札幌付近のコロニーは全部確認したわけではありませんが、江別のほうにはまだ渡ってきていないようです。ただ、周辺に散らばっていた越冬個体がねぐらに集結するようになりました。こうなると南へ渡った群れが戻ってくるのは時間の問題です。
それで思ったのですが、旭川で確認された2羽というのも、もしかすると旭川周辺で越冬していた個体ではないかと。この冬は寒かったから越冬は無理でしょうか? ただ、2羽というのは最初の渡りにしても少なすぎると思ったもので。
永らくご無沙汰いたしました。暖かい地方ではそろそろ繁殖シーズンが始まりますね。北海道はもう少し先ですが。
取り込んだ画像のサイズを縮小するのが良く分からず手こずっており、うまく送信できますか・・・。孵化の写真を何回かに分けて送ってみます。一番手前の卵に穴が開き始めました。
卵に小さな穴が開いてから数時間かかってやっと雛がでてきます。
親は殻を破るのを手伝わないので、雛は長時間必死で頑張っています。
卵のヒビが広がる。投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2012/02/15(Wed) 08:49No.1602小さな穴が何時間もかかって、広がって行きます。親のお腹の下で進んでいるので、親が立ち上がったときに進行状況が観察されます。雛の誕生投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2012/02/15(Wed) 09:42No.1603やっと雛が出てきます。卵は1日おきに産まれるので、雛の誕生も1日おきです。卵歯投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2012/02/15(Wed) 09:56No.1604鳥が孵化するときは、雛が卵の殻を割って出て来る訳ですが、その時、雛の上の嘴の先端にほんの小さな突起が見られます。これを卵歯(らんし)と呼びますが、これは孵化後間もなく無くなってしまいます。
間近で見てもあるような無いような・・・。Re: アオサギの孵化投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/02/15(Wed) 21:22No.1605どうもお久しぶりです。
これは特別貴重な画像ですね。アオサギのヒナの孵化に立ち会える幸運な人はおそらく世界に何人もいないでしょう。
いつか私も見てみたいものです。
ところで、最初の写真に小さなヒナが1羽いて、2枚目、3枚目ではいなくなってるのでどうしたのかなと思ったのですが…。これたぶん別の巣ですね。それにしても、2枚目の写真など、卵をずいぶん丁寧に割っていくんだなと感心しました。あんな小さな中に閉じ込められていて、外に出たときは、ヒナは思いっきり伸びをしたい気分でしょうね。
それから、ひとつ気付いた点を。アオサギが産卵するのは隔日ですが、ヒナの孵化のほうは必ずしも隔日とはいかないようです。卵の中での成長に個体差があるというのもあるのでしょうけど、それよりも、1卵目を産んでもすぐには温めないことが理由のようです。1卵目と2卵目のヒナは、産卵のタイミングから予想されるほどには孵化の時期に差がない、というのが教科書的というか一般的な傾向です。ただ、これは環境によって変わるものかもしれませんね。北海道の場合は、産卵時期はまだ氷点下になりますし、発生の進んでない卵を温めずに放っておくと中で凍ってしまいそうです。この辺の事情について地域差を調べてみると、案外、面白い発見があるかもしれませんね。
なお、画像の投稿については、画像サイズをあるていど小さくしたほうが何かにつけ上手くいくようです。大きなサイズの画像でも勝手に縮小されて投稿はできますが、あまり大きな画像だとパソコン上では表示されてもスマートフォンでは表示されないようです。パソコンの画面に限って言えば、ほとんどの人が横幅千数百ピクセルという解像度で見ています。それを考えれば、おおよその目安としては縦横1000ピクセルくらいまでに収めるのが適当なサイズかなと思います。ちなみに私の場合は縦横800ピクセルに収まるように投稿しています。今回のエゾミユビゲラさんの写真はサイズがかなり大きく、スマートフォンでは見られない状態でしたので、私のほうで縦が1000ピクセルになるように調整しました。事後報告になりますがどうかご了承ください。
はじめまして。湘南の暖かい地域に流れる引地川沿いに住むものです。
これまで、不勉強ながら、アオサギは留鳥だとばかり思っていました。毎朝、同じ個体に会っていたので「アオサギ爺さん」と呼び、親しみを覚えていました。
川が濁っているときに、「きょうはいないのかな」と探すと
高圧線の鉄塔の上から「グァ」と呼びかけられたりして(笑
また此処へ帰ってきたら、同じ個体だと見分けがつくかな?と思います。
いろいろ初めて知ることばかりのこのHP。これからも時々覗きます。
「agassi日記」にコメントいただきまして、ありがとうございました。
Re: アオサギ爺さんが居なくなった!投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/02/12(Sun) 17:49No.1599agassiの母さん、こんばんは。
お住まいは湘南なのですね。であれば、その辺りにいるアオサギたちは留鳥かもしれません。私は札幌ですが、こんなに雪が積もって川が凍るようなところでも越冬するサギがいるくらいですから。暖かな湘南ならわざわざ南へ下る必要はたぶん無いでしょうね。一年中いるのではないかと。それに、関東のほうだと早いところはもう巣作りを始めていると思いますよ。もしかしたら、アオサギ爺さんもつがい相手を見つけにコロニーに出向いていったのかも。いや、ほんとに爺さんであれば、そんなことには関心ないのかもしれませんけど。Re: アオサギ爺さんが居なくなった!投稿者:agassiの母投稿日:2012/02/12(Sun) 19:47No.1600まつさま>>いろいろ教えていただき、ありがとうございます。アオサギが最近引地川から1羽も居なくなり、どこへ行ってしまったのか、不可解でした。近所の森にも姿がありません。コロニー探し、面白そうです。
爺さんっぽい動きだったので、そう呼んでいたのですが
森の木の上の巣に居る時は、まるでボロ雑巾のようでした。
本当に歳をとっているのかもしれません。
老いらくの恋?でもしてくれたら応援したい気分です。
ド素人、老人の初めての投稿です。
的外れ、お許し下さい。
アオサギが泳ぐかどうかについて、話題になっているページを見ました。
大阪郊外を探鳥ウォークするたびに、アオサギと出会いますが、泳いでいるのを見たのは一度きりです。
ヘラブナを養殖している池で、池の上(1mくらいのところ)には、カワウよけに、テグス様の糸が張り巡らせてあります。
岸辺に佇んでいたアオサギが、私が間近に近づいたのを察して、池に滑り込んで浮いていました。しばらくして、うまく糸をくぐり抜けて飛んで行きました。
ところで、教えて下さい。アオサギが群れになっているのは見たことがありません。そこそこの範囲で縄張りがあるのでしょうか。
Re: 突然ですが投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/01/28(Sat) 19:18No.1594nshuheiさん、どうもはじめまして。
珍しいシーンを載せていただきありがとうございます。アオサギは水かきがないので、ハクチョウやカモのようにスイスイとは泳げませんけど、彼らなりにがんばって脚で水を掻いているのでしょうね。人が犬かきで泳ぐようなものでしょうか。
アオサギが群れを作るか作らないかは餌の分布状況によって変わります。川や水田のような環境だと群れで見かけることはまずありませんが、餌がふんだんにあるところでは群れで採餌しています。写真は北海道東部の野付湾です。ここにはハゼ類やガジ、ギンポといった底生魚が高密度で生息しています。このときはちょうど大潮の干潮時で、アオサギにとって絶好の採餌場になっていました。白く見えているのはほぼ全てアオサギです。御覧のように、お互いごく近い距離で餌を探しています。遠くからだとごちゃごちゃいるように見えますけど、実際は1メートル半かそこらお互いに距離を空けているはずです。それ以上近づくと威嚇されたり飛びかかって来られたりしますので。
それと縄張りについてですが、一般的な意味での縄張りというのはアオサギにはありません。縄張りは巣を中心としてその周りの餌場を他のつがいから防衛するものですが、アオサギの場合、巣と餌場は離れたところにあるのが普通なので、常に餌場にいてその場を防衛するというのは不可能なんですね。どんなにお気に入りのポイントがあっても、子育てのためには巣に戻らなければなりませんし、その間、その餌場はがら空きになってしまいますから。
ただ、そういう厳密な意味での縄張りにこだわらなければ、複数の個体が隣接して採餌する場合にテリトリーらしきものができることはあります。もっとも、これも餌の得られやすさによって変わってきますし、縄張りの範囲はこのくらいと一概に定義できるものではありません。たとえば、川の餌場では、ときに10メートルも20メートルも先に降り立った個体をわざわざ追い払いに行ったりしますが、写真のような餌場で、10メートル四方を防衛しようとすると、追い払うことばかりに時間を取られて、何ほども餌を獲れないうちに潮が満ちてしまいます。こういう所では、テリトリーを作るよりは、目先の魚をせっせと獲っていったほうが得なんですね。
それから、冬は夏のように子育てがありませんから、特定の場所に定着することが可能で、それだけ縄張りもできやすいようです。ともかく、アオサギの場合、パターン化した行動というのはあまりなくて、何事もケースバイケースでやっているみたいですよ。Re: 突然ですが投稿者:nshuhei投稿日:2012/01/29(Sun) 09:03No.1595まつ さん
ご丁寧に教示いただきありがとうございました。
都会近くの郊外では、彼ら彼女らにとっては、餌が少なすぎるのでしょうね。
この歳になっても、また一つ知識が増えて、探鳥ウォークの楽しみがまた一つ増えました。
隠居の雑多な趣味のブログを作っています。
無断で申し訳ありませんが、投稿・返信を引用させて頂きますので、ご容赦ください。Re: 突然ですが投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/01/29(Sun) 10:07No.1596わざわざご連絡ありがとうございます。リンク、引用はご自由にどうぞ。
大阪のサギ類については、以前、大阪自然史博物館の和田氏が熱心に調べておられました。10年以上前のデータなので現在は状況も変わっているかと思いますが、下記サイトに主にコロニーについてかなり詳しい情報が載っています。もしご存じでなければぜひ訪ねてみてください。
「大阪府下のサギの集団繁殖地」 ⇒ http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/Breed/heroncolony.htmlRe: (御礼) ありがとうございました。投稿者:nshuhei投稿日:2012/01/29(Sun) 15:33No.1597まつ さん
大阪自然史博物館の和田氏のページを教えていただきありがとうございました。
私は、堺の泉北ニュータウンに住んでいます。近くの池もあるようですので、機会を見て訪ねたいと思います。
蛇足ですが、私のブログは、Atelier Shuhei です。全く、隠居のお遊びですが、お暇な時に見てやってください。野鳥に関して、いろいろ間違いだらけと思いますが。
今、TVでナニコレ珍百景みてたら、広島県江田島の艪漕ぎで漁をするおじいさんを見分けて毎日舳先にやってくるアオサギが、珍百景に認定されました。思わず拍手して、喜んでしまいました。
Re: ナニコレ珍百景みてます投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/01/19(Thu) 06:23No.1590さもありなんという感じですね。ネットで検索したら、まさに想像通りのシーンが写真で紹介されていました。
そこにあった紹介文を転写しておきます。
『瀬戸中為一さん(92歳)が昔ながらの手漕ぎボートに乗って漁に出ると、野性のアオサギがボートの舳先にとまる。2年前、偶然舳先にとまったアオサギに魚を与えたところほぼ毎日、瀬戸中さんの舟にやってくるようになったそう。番組では、瀬戸中さんの変装をしてエサを見せるなど、いろいろな方法で検証してみたが、アオサギがとまるのは瀬戸中さんが乗った舟だけでした。』
「おじいちゃんがわかる鳥」(頁の半分よりやや下の辺り) ⇒ http://www.tv-asahi.co.jp/nanikore/contents_pre/collection/index.html
この手の話はどうも瀬戸内沿岸が多い気がします。もしかしたら、こういう行動は、一年中同じ地域で過ごすアオサギだけに見られるのかもしれませんね。Re: ナニコレ珍百景みてます投稿者:ももぴょん投稿日:2012/01/19(Thu) 13:22No.1591昨夜は、ちょっと嬉しくて興奮してました。
そのおじいさんの洋服と帽子を借りたおじさんが、魚を差し出していると、アオサギは暫くホバリングしながら、おじいさんかどうか確かめていました。あんな飛び方もするんですね。
私も、いつか気の合うアオサギが友達になってくれたら・・・って夢みています。Re: ナニコレ珍百景みてます投稿者:まつ@管理人投稿日:2012/01/19(Thu) 22:25No.1592アオサギのホバリングは珍しいですね。滅多なことではやらないと思いますよ。でも、意外と器用に何でもできる鳥ですからね。何をしでかすか分からないとも言えますけど。
イラストがいいですね。
70歳を越した自動車運転免許更新時に、認知症テストがありました。
最初の質問記入が「今日の年月日」でした。私は「今日は何日だっけ?」の世界に居ますので、このカレンダーは自宅でも特にひとりでゆっくり出来るところに飾らせていただきます。ありがとうございました。
最近は年号(元号)が使いづらいので、西暦を余白に書き込む事にしますがどの辺の余白にしようかと楽しんでいます。
Re: 樹が利いて素敵なカレンダーありがとう投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/12/30(Fri) 11:15No.1588カラスさん、お久しぶりです。気に入っていただけたようで良かったです。
シンプルさに徹したカレンダーにしたかったので、祝祭日もただ赤字にしているだけで何の祝日かも分かりません。そういえば、西暦も年号も無いですね。全然、気付きませんでした。
では、良いお年を。
ありがとうございます。ものずきのももぴょんです。
実を言うと私、明石にやってくるチョッと前まで、鳥が苦手というか怖かった人です。(いまもちょっと怖いときもある)。
でも、明石に来てアオサギに出会って、今ではヤツ(ウチでは愛情を込めてこう呼んでいます)が飛んでいく姿に手を振る変な人になっています。
以前豊岡のコウノトリが将来は明石にもやってくる日があるかも・・という話がありましたが、その日に幸運にもめぐり合うことを期待して?コウノトリの郷のライブカメラにアクセスして、おやつタイムに紛れ込んでるアオサギと見比べながら、大きさに慣れようと小さな努力を?しています。
とうとう、ヤツのカレンダーです(笑)。日々進歩してるかな?と思ったりしてます。
メリー・クリスマス&よいお年を!
Re: クリスマスプレゼント・・・投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/12/25(Sun) 21:47No.1586ももぴょんさん、ありがとうございます。あんなものでも作った甲斐がありました。
ちなみに、あのカレンダーに載せたサギたちは1月から小さい順に並んでいます。12月のオニアオサギに至ってはコウノトリよりもはるかに大きく、タンチョウに匹敵するようなサイズになります。日本にいないのがちょっと残念ですけど。まあ、オニアオサギのようなもともと日本にいない鳥はいなくて結構ですが、せめてコウノトリぐらいは普通にいる国になってほしいですね。
ももぴょんさんには今年もいろいろ話題を提供していただき感謝しています。ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
気になって10時頃行ってみました。
14羽が確認できました。
冷静に考えてみれば、あれから渡りに適した日はなかったですね、、、
一安心しました。
居残り組が出るかもしれないのですか?
以前、忠別川での1羽が画像で投稿されてましたね。
昔のように川が全面凍結して流れがすべて見れなくなることはなくなりましたが、1、2月の旭川のシバレは半端じゃないですよ!
それはそれでまた心配です。
Re: まだいました。越冬組?!投稿者:ももぴょん投稿日:2011/11/23(Wed) 19:41No.1572北海道はもうすっかり冬なんですね。まだこちらは、紅葉の季節なのに・・・。日本は広いです。それ以上に長い渡りをする鳥達、すごいです。
さらにいくら幼鳥がいるからとはいえ、過酷な居残りを選ぶ?鳥達、本当に心配です。
まだ飛び立つチャンスはあるんでしょうか?
まつ@管理人さん!そして、ぴかまるさ~ん!お元気ですか?
北海道のアオサギ達は、次々と旅立っているようですね。勇壮な姿を思い浮かべながら、美しい友たちの旅の無事を祈るばかりです。
さて、明石のアオサギ達も今年は色々試練もありましたが、
元気に他の鳥たちと仲良く?過ごしています。
渡りをしないと心に決めているせいか、一見呑気に日々を暮らしているようですが、それはそれで、暑い夏にも、木枯らしの冬にも、ひたすら川面に佇む姿に心打たれる時があります。
このところ、季節とは思えない暖かさが続きましたが、朝日煌めく明石川の川面で、漁をする姿が綺麗で添付してみますね。
Re: 明石からお久しぶりです投稿者:ぴかまる投稿日:2011/11/22(Tue) 19:11No.1569ももぴょんさん、お久しぶりです。元気そうで何よりです。
旭川は11月に入ってもしばらく小春日和が続いて積雪は殆どありませんでしたが、20日の夜あたりから本格的に降り出し、かなりの積雪になっています。
17日(画像左)、さらっと降った雪もほとんど融けてしまいましたが、冷たい風の中で頭を羽に埋めて休んでいました。15羽以上もまだ残っていました。この最後の集団にはまだまだ幼鳥(素人目にも幼い)が数羽いるので、体力が付くよう少しでも出発を遅らせているのかとも思ったりしていました。
22日(画像右)、20日から断続的に降り続いている雪がかなり積もりました。21日11時頃、観に行った時は1羽も確認できず、この雪の前に全員渡って行ったのだろうと思っていましたが、、、
今日13時40分頃、1羽だけ確認できました。
ほかの連中に置いて行かれたのではないだろうか、、、
悪天候なのでどこかに避難しているのかもしれないけど心配です。
来週は天候が回復しそうなので、全員そろって渡りに出発してほしいものです。
アオサギ見学はあきらめて、雪かきに精を出します。Re: 明石からお久しぶりです投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/11/23(Wed) 08:24No.1570ももぴょんさん、お久しぶりです。
川面のきらめき、光りの強さがいかにも南国ですね。こちらでは太陽の存在感が日に日に薄れていっています。
北海道ではサギたちの渡りはほぼ終了、越冬組の陣容もだいたい固まってくる頃です。ぴかまるさんの所のアオサギももしかしたら一部は残るのではないでしょうか。
そう言えば、昨日、石狩川にダイサギを見かけました。雪原を飛ぶ純白のサギ。おそらく大陸からやってきたオオダイサギだと思います。冬の使者ですね。
ここ数日、家の上空を白鳥の集団が渡って行きます。今年は殆ど早朝です。
横着をして窓から写真を撮っていましたが、今日は6時前から外に出て待ち構えていました。
2羽、数十羽、、、時には100羽を超える集団で南東方向へ渡っていきました。
白鳥の群れは鳴き交わしながら渡って行くので、遠くからその声が聞こえて準備し易いです。
ちょうど例の中州の上空あたりを通るので、アオサギたちはこの賑やかさに触発されないものかと思っていると、1羽が白鳥を追うように南東方向へ、、、
1羽で!?と思っていると少し離れて6羽が後を追っていきました。(上の画像)
しばらくすると北西方向へ向かうアオサギを発見、南東へ向かう白鳥数羽とすれ違いました。(下の画像)
別の渡りルートがあるのかも知れません。たまに白鳥にもそちらに向かう集団がいますので、、、
そろそろ中州も寂しくなったのではと思い10時ぐらいに行ってみました。
まだ33羽程確認できましたのでホッと(?)しました。
Re: 渡り10月19日投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/11/03(Thu) 09:43No.1565ぴかまるさん、こんにちは。
だいぶん前の話になりますが、10月9日、ぴかまるさんが観察されている中洲の様子を私も見てきました。その時は34羽。その時期はだいたいいつもそのくらいなんですね。ただ、何年も前は8月、9月には100羽くらいは集まっていたということですから、やはり河川敷に重機を入れて工事しているのが影響しているのかもしれませんね。Re: 渡り10月19日投稿者:ぴかまる投稿日:2011/11/06(Sun) 11:57No.1567その後の主な様子
10月27日(木)
17:30頃 白鳥の渡りの声に誘われて外へ出ていると、白鳥の声に混ざってアオサギの声が、暗くなった空で残念ながら姿を確認することができませんでした。頭上を時々鳴く声が南東方向へ過ぎて行きました。
10月31日(月)
10:20頃 アオサギが20羽ほどいる中州を挟んで白鳥の2家族が羽を休めていました。
白鳥に気を取られているうちに『アオサギが1羽もいなくなっている!』
何処へ行ってしまったのやら、、、も~
11月6日(日)
10:45頃 中州に20羽確認できました。気温8℃、さすがに寒そうに見えます。
小春日和が続いていましたが、明後日あたりから最低気温がマイナスに、、、
いよいよかしらね~
皆様
藤村善安(北大植物園)と申します。
突然のメールお許しください。
私は、wetlandseminar という湿地に関わる研究者や学生のセミナーの世話人をさせていただいております。
次回のセミナーを11月8日(火)に予定しており、アオサギに関する話題のため、この掲示板をご覧の皆さまにも関心があるかと思い、御案内させていただきます。
御来聴いただければ幸甚です。
失礼いたします。
以下セミナー案内
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第87回湿原セミナーのお知らせ。
----- 第87回 Wetland Seminar -----
【日時】 2011年11月8日(火)18:30-
【場所】 北海道大学大学院農学研究院 N23講義室
【申し込み・参加費】 不要
【タイトル】(仮)石狩地方の田んぼに生息するアオサギの生態
【発表者】玉田克巳(北海道環境科学研究センター)
【発表内容】
北海道は新潟と並ぶ全国一の米どころです。とくに石狩空知地方には広大な田んぼが広がり、アオサギもよく見かけます。破壊された多くの湿地は、水田などの農耕地になっています。一方で、近年では、宮城県の蕪栗沼では周辺の水田も含めてラムサール湿地に登録されたり、水田が失われた湿地の代替地として機能しているのではないかと、水田を取り巻く生態系が注目されています。今回の発表では、水田を利用するアオサギに注目して、アオサギがどのように水田を利用しているのか、水田で何を利用しているのかを調べたので、紹介します。
-------以上------------------------------------------
Re: 第87回 Wetland seminar の御案内 (アオサギの生態)投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/11/03(Thu) 09:45No.1566藤村さん、はじめまして。
当掲示板がこうしたご連絡に利用されるのは嬉しいですね。せっかくなので、Wetland Seminarのページをリンクしておきます。
https://sites.google.com/site/wetlandseminar/seminar/seminar-87
フラフラしていた台風15号が北海道を22日通過して行きました。
幸い旭川方面は長雨にはならず、一昼夜で中州も戻り、近辺に1羽も見当たらなかったアオサギたちもすぐ戻ってきました。
28日現在、午前11時、中州付近で目視できるアオサギの数は46羽(簡易双眼鏡で確認、アオサギが重なっていると非常に数えにくい、、、いろんなポーズをしているので、、、)
この中州より2km程離れて行動している数羽も時々来ているようです。
どんなタイミングで渡りに出発するのだろうか、、、
去年は偶然その瞬間を見ることができましたが、今年もぜひ見たいものだと思っています。
幸運に恵まれますように。
Re: 現在数投稿者:ぴかまる投稿日:2011/10/08(Sat) 12:45No.155410月8日現在、例の中州付近のアオサギの数は20羽前後になっています。
旭川に初雪が降ってから数が半分ぐらいになりました。初雪後、天候が一変して小春日和の日があったので、その日当りに一部渡りに出発して行ったのかもしれません。
今日、近文大橋あたりの上空を北へ向かって飛んで行くアオサギの集団を発見!
「えっ!北へ向かうルートもあるのか?」
鷹栖辺りの上空で肉眼では見えなくなりましたが、間もなく戻ってきました。
やはり南に向かうな~と思って見ていると、例の中州上空で1羽がヒラヒラと下降、また1羽、2羽と結局全員、中州に戻ったようでした。
近くの中州を移動する時でも2、3羽が飛び立つと全員一斉に行動します。
結構神経質になっているようなので、今回のフライトは誰かのフェイントで飛び出した半数近くのアオサギたちなのかもしれません。
私がアオサギと出会ったのは、偶然アオサギの渡りを見た1年前。
今年も渡りが始まっているのかと思い、午後3時頃いつもの旭西橋下流の集合地点へ行ってみました。
到着してすぐに、カメラを用意する間もなくアオサギたちの集団が飛び去って行ってしまう~~~
「うわ~~」と思っていると、鉄橋上空あたりで大きく旋回して戻って来ました。
その場所には30分程度しかいられなかったのですが、その間、2度ばかり同じ行動が見られました。最大で25羽程度の集団になっていました。
いよいよ渡りの準備でしょうか。
気になって午後5時頃もう一度行ってみました。小雨が降り出していました。
薄暗くなった中州には、あの集団はいませんでした。
渡りに出発したのでしょうか、、、中州や近くの川岸、浅瀬などに10数羽確認できましたから、夕方の採餌のために散っていったのかもしれませんし、彼らは今回の渡りを見送った連中かも知れません。
この雨はだんだんひどくなりそうな予報ですから、またこの集合場所がなくなったり、餌も採りにくくなって体力が落ちたり、、、
「あ~心配だ!」
でもいよいよですね。
Re: 渡り準備?!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/09/15(Thu) 21:06No.1552ぴかまるさん、こんばんは。
また渡りの季節になりましたね。つい先日巣立ったヒナがいるというのに、季節は待ってくれないようで…。
中洲に集まっているサギたちが何度も集団で飛んだということは、渡りの予兆かもしれませんね。何かを警戒して飛ぶということはありますが、渡りの出発地になるようなところは基本的に警戒しなければならない要素の少ないところですし、文面から伝わる雰囲気から推測すると、やはりそろそろ渡りたがっているのかな、と。
渡りの前のアオサギはけっこうそわそわするので、注意深く見ていれば、飛び立ちが近いというのはそれとなく分かりますよ。ほんとに飛び立つ直前になると、ギャッギャッと鳴き交わし?が始まります。べつに鳴き交わしているわけではないのでしょうけど、1羽1羽の気分が高揚していくとあの声になるのだと思います。
また雨ですね。それに明日は南向きの風のようだし渡りはないでしょう。でも、渡りシーズンはまだ始まったばかり。10月、11月、もしかしたら12月まで、のんびりだらだら続いていきます。
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