暑かった8月も、もうすぐ終わります。
後ひと月もすればアオサギたちも渡りの準備ですね。
今日は、この前見かけたカワアイサでも写真に撮っておこうかと出かけました。
春先見かけた集団だとしたら、数は4分の1に減っていましたが、、、
いつも羽繕いをしているポイントには今日はいませんでした。
あきらめて帰る途中、石狩川と忠別川の合流するあたりの中州にアオサギの集団(14、5羽)を見つけました。
これだけ川沿いに集まっているところを見るのは初めてです。
よほど良い餌場なのでしょうか?
これからは、そのポイントをちょっと注目していきたいと思っています。
今日は久しぶりに長いレンズが欲しい気持ちが再燃しました、、、
Re: 集団?!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/08/28(Sun) 07:38No.1548石狩川と忠別川の合流点付近はその地域のアオサギの集結ポイントになっているのだと思います。餌場として魅力があるから集まっているのではなく、何と言うか、単なる集合場所なのです。おそらく、ねぐらも兼ねているのでしょう。子育てシーズンが終わって渡りの時期が近づくと、サギたちはこうした場所にだんだん集まってくるようになります。そして、昼間は分散して思い思いの場所で過ごし、夕方になると戻ってきます。やがて時期が来ると、その場所から少しずつ群れになって飛び立ち、南へと渡っていくことになります。
このような集合場所は、一般に、周りが開けて大勢で集まりやすいところにできるようです。川の中洲は人が入ってくることもなく安心して休めるのでしょうね。
以前、この付近で60羽ほどの群れをエゾミユビゲラさんが確認されています。その時の状況は「観察情報 2006年」の2006年10月20日の投稿にありますので、よろしければ御覧ください。⇒ http://www.grey-heron.net/forum/56-observation-2006/Re: 集団?!投稿者:ぴかまる投稿日:2011/09/03(Sat) 14:27No.154912号台風はまだ四国付近だというのに大雨で、江丹別、西神楽方面では避難した世帯も出たようです。
今日は雨も小康状態と思っていたら、また降ってきました。河川敷付近まで増水していた流れも少し退いて来たと思っていたのに、、、しばらく洪水注意報・警報は続くようです。
3日の夕方、この中州にアオサギが40羽ぐらい集合していて、日増しに数が増えていくのだと楽しみにしていたのに、、、
台風一過、水が退くまでだいぶ日にちがかかりそうです。
中州は濁流の中、旭川には珍しく強い風。すぐ側の川岸に4羽のアオサギが避難していました。
ここのすぐ側で現在も工事をしています。堤防の造成工事のようです。(今朝は増水をみこしてショベルカー2台などは堤防の上に揚げられていました)
ダンプカーも出入りしていましたが、前に見た時は逃げる様子はありませんでした。警戒距離ぎりぎりでしょうか。
この増水で中州の様子が変わるとどうなるか分かりませんが。Re: 集団?!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/09/04(Sun) 22:10No.1550アオサギの場合、増水で家が流されたりすることはありませんが、水辺を餌場としているだけに、濁流の逆巻く毎日だとエサが十分に捕れなくなるのが心配です。雨が止んでも川がもと通りになるまでには時間がかかりますし。成鳥は普段から十分に食べているからまだ大丈夫なのでしょうけど、巣立って間もない幼鳥はおそらくかなり危機的な状況に追い込まれるのではないかと。江別のほうではまだ子育てが続いてますし、台風はとろとろせずにさっさと通り抜けて欲しいものです。
久しぶりに堤防を近文大橋まで行ってきました。
数カ所で採餌中のアオサギや、木の上などで羽繕いしている姿を観ることができました。
大雨で増水していた川もずいぶん退いて、採餌し易い場所ができているようでした。
中州に大勢のカラスに囲まれているアオサギが、、、
よく見るとカラスではなくカワウでした。
その近くにもう一羽のアオサギ登場、すぐさま追い払ってしまいました。
カワウたちは唖然として眺めていました。
同じ仲間のアオサギがライバルなのですね。
さて、良き餌場を求めて旅立ったあの多くのアオサギたちは何処まで行ってしまったのでしょうか?
行動範囲は無制限ですよね。
他のコロニー出身のアオサギたちとの接触もあるのですよね。
いよいよ涼しくなってきました。
秋はアオサギたちとの別れの季節なのですね。 クスン、、、
子育てに重要なタイミングが遅れてしまったアオサギの例外的な成功の例になるのかと思います。
札幌ではお盆になると冷気が覆いますが、ところが今年の北海道の夏は南へ移動した様な雰囲気で、これも江別コロニーの遅い子育てを後押ししたような気もします。或いはアオサギの親がそれを見越していた可能性もあるのかもしれません。どちらにせよ、この巣立ちの顛末が観察出来ればいいですね。期待しています。
この場合のMVPのPはペアレントなんですね(^^ゞ
はじめまして。さきほど、アオサギを保護しました。というより、見たときは、何て鳥かもよくわからなかったのですが、サギかな??と思って画像検索してみたらサギのようで・・
画像を添付しましたが実物ではありませんが、非常に似ています。実物はもう少し幼い感じ、、というか、画像は頭の天辺の色が黒っぽいですが、保護した子は灰色です。
住宅街のガレージの車の後ろにたたずんでいました^^;
夕方からいたらしいです。
近づいても飛びません。
ガレージなので車が危険なのと、猫が多いので怪我しているのでは、、と保護しました。
グググと声を出して威嚇なのか怖いのか、、多少逃げたもののすんなり後ろから捕まえられました。結構大きいです^^;
抱いてもって帰ろうとしたら嫌がったけど
バルコニーに放してやるとゆったり歩いて、近づいてもバタバタ逃げる感じではなく、、グググと言って後ずさりする感じです。
外観も抱いたときにも血がついたりもないです。
毛づくろい?したりもしてます。
普通に歩きます。羽もひろげます。羽をとじてるときもダラとしていたり、歩き方がおかしい様子も見受けられません。
夜だから飛べないだけか、、とも思いましたが、どうでしょう。。
病院に連れていったほうが良いと思いますが、
明日の夜にいけるかどうか、、
今現在バルコニーにストーブ用の柵の中に入れて、通気性の良い屋根をかぶせてます。
我が家のバルコニーはカラスなどもくるのですが、、攻撃されたりしないでしょうか?
アオサギ?ちゃんは、
カラスよりかなり大きいですが、カラスにやられたり、トンビ?にやられる、、なんてことはありませんか?
4階バルコニーはアスファルトのため、
日差しが強いので、日陰側においてますが日中心配ですが、、どうでしょう??
カラスやとんび?やワシ?などにやられないなら、
ビニールプールなどもあるので、バルコニーに放してやることも可能なのですが、、怪我していた場合、バルコニーから飛ぼうとして落ちたり、、、なんだか心配です。
今のところ、バルコニーのフェンスを飛び越えようとしたりはないですが、夜だからおとなしいだけでしょうか?
食べ物も心配です。おなか減ってないか、、と。。
今は水をボウルに入れてそっとしています。
夜遅くに保護して、色々調べてここにたどりつきました。
飛べるなら逃がしてやりたいですが、どこに逃がせばよいのかもわかりません。
近くには川があります。
今日昼間に飛んでいたのを子供がバルコニーから見てたようですが、
この子が飛んでいたのかは、、なぞです。。
ヒナではなく、若鳥というか子供?のアオサギだったら
親や仲間が探しにくる?ってことあるんでしょうか?
野鳥のことは、まったくわからないのでわかることがあれば教えてください><宜しくお願いします!
Re: アオサギを保護しました投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/08/11(Thu) 10:07No.1538ななさん、はじめまして。
今はサギにとっては巣立って間もない時期なので、幼鳥が保護されるケースが多く、今シーズンも当掲示板等で何度かご質問をいただきました。じつは私も1羽保護して動物病院に連れて行ったりしています。そんなわけで、保護した場合の対処法をまとめたコーナーを作らないといけないなと思いつつ手を付けられずにいたところです。
リンクしていただいたお写真はアオサギの幼鳥のようです。成長段階によって頭頂の色は多少変わりますが、この写真に似ているということであればアオサギの幼鳥で間違いないと思います。
ただ、怪我もしていないのに逃げないというのはおかしいですね。普通であれば、人が近寄れば飛んで逃げますし、たとえ怪我をしていたとしても逃げないことはありません。簡単に捕まってしまうということは、逃げる体力も気力もないほど衰弱しているということでしょうか。おそらく巣立って間もない幼鳥のはずなので、餌が上手く獲れずに弱っている可能性はあります。それであれば、魚を与えれば食べて回復するかもしれません。アオサギは一般に魚食性ですが、生きているものならたいてい何でも食べます。また、飢えている幼鳥なら、飲み込めるサイズであれば死んだ魚でも食べるはずです。もっとも、精神的に落ち着くまでは空腹であっても餌に手をつけないかもしれません。
餌不足が理由でなければ、もしかしたら何らかの病気かもしれません。ななさんが書かれている内容からは病気のようには見受けられないのですが、可能性としてはありうると思います。鳥インフルエンザが流行するような時期ではありませんし、あまり神経質になりすぎる必要はないと思いますが、他の病気の可能性もあるので、サギと接触したあとは手は洗っておいたほうが良いでしょう。
夜だからおとなしいというのも多少はあると思います。ただ、昼なら逃げて夜は簡単に捕まるというものでもないですし、やはり、時間帯にかかわらず逃げないというのはどこか不調なところがあるのでしょう。
それから、アオサギは巣から離れてしまうと親も子もありません。巣立った後、親が子に餌のとり方を教えるといったことはなく、巣から離れたら最後、幼鳥は自力で餌をとって生き延びるほかないのです。ですので、近くに親や兄弟がいて探しに来るといったことは考えなくて大丈夫です。
あと考えられるのは、今回保護されたアオサギが巣立ち前のヒナの場合です。アオサギのヒナはたまに巣から落ちることがあります。そうした場合、親は落ちたヒナの世話をすることはなく、その後ヒナが生き延びる可能性はほぼゼロになります。アオサギの営巣場所の近くでは、巣から落ちてまだ飛べないそうしたヒナがしばしば見かけられます。もし、ななさんのご自宅の近くにアオサギの営巣地があるのであれば、そこからヒナが歩いてやってきたのかもしれません。こうしたヒナを保護した場合は、餌さえ与えられれば、やがて自力で巣立っていきます。
カラスやトビに襲われないか心配ということですが、リンクされた写真ていどの大きさの幼鳥でしたら全く心配いりません。よほどぐったりして地面に俯せたアオサギならそのうちカラスも寄ってくるかもしれませんが、普通に動けるアオサギであれば、いくら幼鳥とはいえ襲われることはありません。
餌を与えてそれだけで回復するのであれば、それに越したことはありません。飛べるようになれば、自然のある場所で放してあげれば、あとは勝手に自分で好きなところへ飛んでいくと思います。まあ、町中で放しても同じことですけど。
原因が分からず、自力で飛べる気配が無いのなら、早めに動物病院に連れていったほうがよさそうですね。動物病院は、お住まいの都道府県に問い合わせれば、お近くの指定病院を紹介してくれるはずです。指定病院なら診察料は無料で、そのまま引きとってくれます。怪我をしているような場合は、病院で処置した後、リハビリのできる施設等に連れて行くようです。
ななさんが保護されたアオサギはおとなしくて捕まえるのに苦労はなさそうですが、暴れる場合は頭に何か被せて真っ暗にしてやれば静かになります。なお、アオサギのくちばしは鋭いので、目などつつかれないよう注意してください。運ぶときはダンボールにでも入れてやればけっこうおとなしくしています。
なお、保護された方とのやり取りを当サイトの「保護と飼育」のページにまとめていますので参考にしていただければと思います。 ⇒ http://www.grey-heron.net/forum/24-refuge/
また何かあれば気軽にご相談ください。Re: アオサギを保護しました投稿者:なな投稿日:2011/08/11(Thu) 11:39No.1539ご回答ありがとうございます。助かります><
京都市伏見区久我におります。桂川が近くにあります。
サギの画像のせてみました。
後頭部よーくみると若干黒ぽい毛があって多少長い毛が伸びてました。
サギって大きいんですね^^;
ぱっと見たときは子供とは思いませんでした。でも、なんとなく幼い雰囲気があります
現在囲いゲージに入れているのですが、外にでたいようでウロウロしはじめ、くちばしで開閉部分を何やら探しているかんじです。
食べれそうなものが今ないので、ボウルに水を入れた中にパンを入れたら取ろうとしたり、手でも餌を食べようとしたり、
6歳と3歳の子供がワイワイ近づいても
それほど人間を怖がっている感じもありませんが、、
見た目より弱っているのでしょうかね。。
空をみあげて風を感じて雨がふりそうなので慌ててるのか?外にでたそうなので、、
カラスなど大丈夫なようならと、、バルコニー広めなので、放してみたら
ゆっくり歩いて、羽をぶるぶる左右を確認して
まっさきに、、プラ鉢を置いている3段式プランター台の階段をノシノシとあがっていっていきました、、
フェンスを越えようとしているのか、、
でも、ここはマンション4階で下は3階宅のベランダがあるので、、落ちても困るので、慌てて抱いてゲージにまた入れたのですが
飛んでいこうとしてるんでしょうか?
テントウムシみたいに、高いところにのぼって飛んでいく習性がある、、ってわけではないですよね??
抱いたときは、昨夜と同じように逃げようとする力はあります。
バルコニーを見渡すと
西面は住宅の屋根や電柱電線があり、子供だったらうまく飛べないんじゃないかと、、心配です。
東面は土手に沿って車とおりも見えるバルコニーなので
近くの広い川原などで放してやる方が安全だと思いますが
どうでしょう、、
バルコニーのフェンスくらいの高さは、
羽をばたつかせて
飛び乗れそうな感じだけど、、飛び乗らずにプラ鉢の隙間を縫って
階段を使ってあがっていくので。。
4階だし、落ちたら><とびっくりしました。。が、、よく考えたら鳥だし羽があるし心配ないでしょうか^^;
鳩やカラスと違ってフェンスに飛び乗ったりしないもんでしょうか??^^;
それか腹ペコで飛び乗る体力もないのか。。
話しかけて餌をあげたら
何でもかんでもつついて食べようとするということはやっぱりエサを取れずに腹ぺこな証拠ですかね
手でやってもつつくので、可愛いけど心配です
チクワ切ってボウルに入れてたのですが、くわえたけど食べらず落としています。チクワはさすがに食べないですかね^^;
冷凍の海老とかお肉くらいしかないのですが、、
食べようとするならあげてもいいんでしょうか?
バルコニーに放してあげていても大丈夫でしょうか?
プラ台の階段は危ないのではずしたんですけど、、
今日病院に行くようにしたいですが、
わたしが車を運転しないため、主人の帰りを待ってからしか行けないし、、仕事も終わる時間が不規則なので、、遅くなれば今日行けないこともあり、しばらく時間安全に待機させてあげたいのですが
囲いからでようとしてストレスや体力消耗しても可哀相で、、
雨が降りそうですが、雨は大丈夫??^^;
まつさんのページを見て
はじめてサギのことを色々知りました。(まったくわかってないけど^^;)
もともと動物が大好きで、猫やら拾っては大慌てしてますが、サギ保護したのははじめてです><
抱いて帰ってきたときは「ひろってきたん!!??」主人が大笑いしていました。
子供たちも大喜びしてるけど、野鳥に愛着がわきすぎるとさすがに困るので、
無事に飛び立てるように可能なことはしてあげたいです。
子供がうるさくて文章めちゃくちゃですが
またお時間があるときに教えてください!Re: アオサギを保護しました投稿者:なな投稿日:2011/08/11(Thu) 12:12No.1540あまりに出たがるので、階段をはずして出してみたところ飛ぶ様子もフェンスに飛び乗ることもせず、あちこちウロウロ遠くを眺めています。
まだ飛べない幼い子なんでしょうか、、弱っている感じもしないのですが
後頭部の画像追加させていただきます。Re: アオサギを保護しました投稿者:なな投稿日:2011/08/11(Thu) 13:24No.1541よく見たら、片方の足の小指?若干外側へ曲がっている気がします。折れてるんでしょうか?
鳥って足が折れやすそうですが、、大丈夫かな。。
しばらくあっちこっち行ったり来たりしてたけど
バルコニーのフェンスに足をかけて羽をバタバタさせるのですが、飛び乗ることができないようです。
日があたるところばかりにいるので暑いのか
口をあけて喉をふるわせて必死の顔になってきた(ように見えた^^;)
怪我や疲れてもいけないので、
さきほど、ゲージに戻して、共食いみたいで申し訳ないけど鶏肉をあげたら食べました。食べる力があるようで少し安心しました。
白黄色っぽいウンチしてます。
エサは手でやっても食べるし、、ボウルに水をはってる中のを探してつついて加えて食べてます。ぐぐぐぐぐぐと鳴いたりして食べます。
グググっていうのは怒っているんでしょうか?
グググというわりに、手からとって食べるので、可愛いです
最初はヘタくそでたべにくそうだったけど、なれてムシャムシャ食べてます。
子供が水遊びしているのを興味深そうに眺めてたり、少し落ち着いたのかな。
お腹いっぱいになって飛べるようになればいいですが、、どうもドンくさそうです。。
ゲージに通気性の良いカバーをかけて暗くしておけば静かにしていてくれそうですね。
野鳥を無料で診てくれる病院を探して連絡してみます。Re: アオサギを保護しました投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/08/11(Thu) 14:15No.1542詳しいご説明ありがとうございます。
今年生まれの幼鳥ですね。けれども、巣立って飛び回っていた幼鳥かまだ巣立つ前かと問われれば、ちょっと判断に苦しみます。ただ、私にはなんとなくまだ巣立ちまで至ってないように見えます。一応、巣立ち間近の幼鳥を載せてみたので比べてみてください。巣立ち直前になればこのようにスラリとした感じになります。頭頂部も少し白っぽくなりかけています。これに対して、ななさんのところの幼鳥は頭はまだ真っ黒ですし、どこかずんぐりしているように見えます。いかがでしょうか? 写真からは判断できかねますが、まだ風切羽が伸びきってないような気もします。伸びきれば左の写真のようにスマートな体型になります。なにより、ななさんが幼く感じるというのであれば、その直感が一番正しいような気がします。幼鳥はたしかにその所作が幼く見えますので。それに、ななさんが書かれているアオサギの様子を読むと、どうもその行動が巣立ち前の幼鳥のように思われてなりません。まだ飛ぶことはできないけれど、枝伝いにあちこち歩きまわる時期。そんな時期に枝を渡っているうち誤って落ちたのかもしれません。あるいは遠くまで行きすぎて自分の巣に戻れなくなった可能性もあります。もし、その時期の幼鳥だという判断が正しければ、まだジャンプができるかどうかという程度で、バルコニーのフェンスは飛び乗るには高すぎるのかもしれませんね。でも、この先、何事も無く成長すれば、1メートルていどジャンプするのは時間の問題ですし、近距離を飛び始めるもそう時間はかからないと思います。写真と文の内容から判断して、私は孵化後6週目ていどだと感じています。そうであれば、巣立ちまではあと2週間ほどかかることになります。その間、食べさせてあげることさえできれば、順調に成長して巣立ってくれると思いますよ。
もし面倒が見きれない場合は動物園などに預けるという手もあります。怪我や病気でないのなら、動物病院よりむしろ動物園のほうがいいかもしれません。その辺のところは、府庁の担当部署に尋ねてみれば適当なほうを紹介してくれると思います。
ということで、当面の問題は餌だと思いますが、鶏肉を食べたということで安心しました。慣れればけっこう何でも食べてくれます。ソーセージなんかも食べるようです。ただ、最初からチクワは厳しかったかもしれませんね。やはり最初は生魚が無難です。スーパーで売っているような魚でいいので、ワカサギくらいの大きさの生魚を与えれば間違いなく食べると思いますよ。ここまで育っていれば、それほど大量の餌は要らないはずです。まあ、よく食べたほうが成長は早いかもしれませんけど。
足の小指?が変形しているかもしれないということで、何かにとまった時きちんと握れなければ、折れている可能性もありますね。少々であれば、ほっておいても自己治癒できるのではと思いますが、この辺は専門外なのでよく分かりません。ただ、飛ばないことと足の変形はほとんど関係ないと思います。
それから、口を開けて喉を震わせる動作、これはアオサギが暑い時にとる普通の行動です。犬が口を開けてハーハーしているのと同じで心配ありません。あと、ググググッというのは怒っているわけではないと思いますよ。ともかく、餌も食べて元気そうで安心しました。
お子さんたちとも仲良くできているのがいいですね。Re: アオサギを保護しました投稿者:なな投稿日:2011/08/11(Thu) 21:34No.1543お返事いただき本当にありがとうございます。
写真を拝見しました!
うちにいる子よりも立派です。
大人びた感じで、
すっきりはっきりしているように見えます。
なんとなく幼いので
デカイけどやっぱり幼いんだと思います^^;
動物園に行くにも遠いので、食欲もあるし、怪我もないようなのでもうしばらく様子をみようと思ってます。
我が家のバルコニーから巣立ってくれるのは大歓迎ですが
飛ぶ練習中にどっかに落ちたり電線にひっかかったりしないかだけが心配です。
でもゲージに入れっぱなしだと出たがるので
だしてあげたり入れたり
いきなり飛んでいかれて怪我しても可哀相だし、、
ちょっと心配です。
東西南北どこからでも飛べるようなバルコニーではあるのであえて危険そうな方面にいかないですかね?^^;
定かではないですが
今は飛ぶことはできないようです。
ただ、飛びたそうに遠くを眺めたり
高いところを見上げてのぼれそうか確認してるのか、、観察してるようです。
食欲もあるし、顔つきも病気とも思えないし、、元気がないとも、毛並みが病的に悪いとかという感じもないですが、おとなしい子です。
でも、よく歩き回って、地面をつついたり、フェンスに足をかけてみたり
ビニールプールの淵に乗って、バサバサと水を超えて向こう側へ飛びました、、とんだというほどでもないですが。
ふわっと着地して、羽もちゃんと広がってました。
なんというか、やっぱりまだ飛びなれてないような感じです。あぶなっかしいというか^^;
だから今もしバルコニーのフェンスを越えたら3階のベランダにお邪魔するような気がします^^;
毛づくろいしたりして、羽もおかしい様子もなく食欲も旺盛です。
多少は逃げるけど、、
やっぱり驚いてるとか怖がっている様子もないので、子供は抱っこしていい?と聞くくらいです^^;
猫がいるのですが、すりガラス窓越しに見ても、おののく様子もなく、首をかしげてみてたり、
部屋をあけたら中を普通にのぞいてたり。
手乗りとはいわないけど、人間になれてるのかな。。と思ったり。。
子供たちが後ろからついていったり、まとわりついても、ノンキな感じです。
子供たちには驚かさないようには言ってますが
大丈夫だよー怖くないよーと声かけてるとわかってくれてるようで、可愛いです^^
普通に頭をなでて鳴き声をまねて話しかけたり、首や羽を毛づくろいのまねしてさわっても嫌がることもしません。
怖がらないようにはさわってますが、、。
あ、、つつかない鶏みたいな感じです笑
夕方足を折り曲げて座って寝ていました。
寝るときは、足をまげてあんな風に寝るもんですかね?
立ったまま寝るかとおもってましたw
今は、ペットのおしっこシートの上でじっとしてます。
夜は怖いのか?見えにくいのか、バルコニーの隅にいっておとなしくなります。暗いところでみるとペンギンみたいです。
雨よけに傘をさしてあげました。
主人が小あじを買ってきたんですけど、
12cmくらいあって大きいので、骨など取り除いて
切り身をあげた方がいいですよね?
ぶつ切りにして骨ごとあげたらあかんのか~っていうのですが、
骨も硬いし子供だったらよくないでしょうか?
食べるだけあげたらいいですか?
質問ばかりですいませんが、またお暇があればぜひ教えてください
ページ内は色々と拝見させてもらいました!
子供が寝たら、またゆっくり読みます!
ボウルに入れる前から手にあるエサをつついてバクバク食べるようになって元気満開な感じですRe: アオサギを保護しました投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/08/11(Thu) 23:29No.1544お写真の情景、なんだかほのぼのしていいですね。「アオサギのいる日常」とでも言うのでしょうか。
文章からもアオサギの様子がよく分かりました。ともかく、元気だけれど、おとなしくて人を恐れないアオサギなのですね。
餌も食べているようですし、おそらく時期が来ればそのうち飛ぶようになると思います。ビニールプールを飛び越えられるのであれば、自由に飛びまわるまで1週間とはかからないかもしれません。
で、飛びはじめると、バルコニーからも出ていくわけですが、飛んでいる最中に落ちることはまずありません。電線もよほどクモの巣状に張り巡らされたところでない限り、普通は心配なさらなくて大丈夫です。その辺はかなり注意深い鳥ですし、飛び方もゆっくりしてますので、不用意な事故に合う可能性は他の鳥よりずっと低いと思います。ただ、幼鳥の場合は思いもかけないような行動に出ることがあるので、成鳥にくらべればいくらか心配ではありますが。
十分に飛べないのにバルコニーから出ることは無いと思います。お写真のフェンスに飛び上がれるくらいなら、もう自由に飛べるはずですし。結局、今のところはバルコニーが彼(彼女)の巣なわけですから、戻ってこれなくなるような無謀なことはしないと思いますよ。野生のアオサギの場合も、自分の移動能力をちゃんと心得ていて、巣から出はじめても普通は戻ってこれる範囲にしか移動しません。ジャンプして飛び降りたのはいいけど飛び上がることはできないとなれば、もう誰も助けてはくれませんから。
アオサギが寝るときの姿勢ですが、成鳥は立って休みます。足を折り曲げて座り込むのは卵を温めるときぐらいです。一方、巣立ち前の幼鳥はよく座って休んでいます。ななさんのところの幼鳥がそうしているのは、たぶん脚にまだ十分な筋力がついてなくて、立っているより座ったほうが楽だからなんでしょうね。
それから、餌のこと。12cmの小アジということで、これは彼らにとってベストサイズの魚だと思います。ちょうどくちばしサイズです。骨など取らず丸ごとあげれば喜んで食べると思いますよ。もともと骨ごと食べている鳥たちですし、骨のカルシウム分も必要なのでしょう。あと、彼らは基本的に餌に含まれる水で水分を補っているようです。ですので、乾燥しているものよりはあるていど水分を含んだ食べ物のほうがいいと思います。餌は食べるだけあげればいいと思いますよ。お腹がいっぱいになれば、そのうち興味を示さなくなりますから。
突然!コロニーがもぬけの殻!
まだ実際は幼鳥が少し残っていますが、寂しい状態になりました。
遠目からコロニーにはいつもアオサギの華が咲いていて、その存在が一目瞭然だったのが、、、 あれ?どこ?
朝方はまさしくもぬけの殻!付近にもわずかしかその個体を確認できません。
マジッックショーでも見せられたような、、、そんな感じでした。
あの溢れんばかりの大勢のアオサギたちはどこへ行ってしまったのやら、、、
コロニーまで川沿いを行くと、川の中州、岸辺にそれなりにアオサギの姿が確認できますが、ほとんどが成鳥のようです。幼鳥が成鳥に追われて鳴きながら逃げていく場面も見ましたから、、、近場の採餌場は成鳥に牛耳られてるようです。
ほんとに何処まで行ってしまったのでしょう?興味のある所です。
夕方コロニーへ戻ってくるのではと行ってみましたが、それなりに戻っていて午前中にみたいな空白状態ではありませんでしたが、そんな状態も間もなくなくなるのでしょうか?
今日コロニーまで行く途中で見た初場面!
初めはカラスの集団かと思ったのですが変わった飛び方をしていて、近くの木に止まったのでパシャリ!後で確認したらカワウのようでした。昔は北海道にはいなかったそうで、またまた新しい鳥を確認できました。
今日の画像はコロニーから4km程離れた川岸の幼鳥!
いよいよコロニーも寂しくなり、末っ子たちだけが巣に残っているようになりました。
周辺にも幼鳥たちの姿も少なくなり、行動半径が益々広がっているようです。
ある巣の出来事!
近くにいたらしいお兄ちゃんが巣に戻って来たところ、末っ子が親鳥に餌をねだるような仕草、、、お兄ちゃんは親鳥のように給餌できるわけでもなく、戸惑っていましたが邪険にすることもなく優しく対応していました。
巣立ち間近の幼鳥たちは自分の近くにくる者をを排除しようと、つつく仕草を必ずしていたのに意外な行動でした。
巣の中で親鳥からの餌をあんなに奪い合っていたのに、先に巣立った者の余裕でしょうか?
未来のライバルにも、巣立ち前は一応兄弟を思いやる気持ちがあるのでしょうかね、、、
この間、アオサギの幼鳥集団がいたところは、休耕田ではありませんでした。まだ穂も出ていませんでしたが、まさしく水田でした。その時は晴れの日が続いて、水田の水が少なめだったようです。幼鳥たちも地面に伏せてヒナタボッコしていましたから、土の乾いていた所もあったのでしょう。(休耕田のように見えました)
今日はその場所には1羽もいませんでしたよ。
コロニーの方は一段と寂しくなってきています。第2団でしょうか、江丹別川の方にたくさん集まっていました。水辺のちょっと開けた(結構狭い)草地は人気があるようで、次から次へと飛んで来て混雑していました。岸辺に着水した幼鳥もいたくらいです。
コロニー上空付近ではいっそう幼鳥の飛び回っている数が多くなっています。
ヒラヒラと真下に落ちていくようなアクロバット飛行もできるのですね。
羽ばたかずにグライダーのように滑空する様は、とても気持ち良さそうで、うらやましくなります。
今日は江丹別川に架かる橋の上に車を止めて、中から様子を観たり写真を撮ったりしていました。
好奇心の強い幼鳥でしょうか?
20m弱の近くの木にとまってしばらくこちらを気にしているようでした。
間近で観るアオサギは初めてのことでしたが、成鳥の派手さはなくてても、とても綺麗で、輝いて見えました。
Re: 飛行訓練投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/07/13(Wed) 19:42No.1534いつも田んぼに入っているわけではないようで安心しました。幼鳥にとってはやっぱり川のほうが魅力があるのでしょうね。分かりませんけど、そうであってほしいものです。
写真の左端と真ん中の幼鳥はアクロバット飛行の最中ですね。巣立ったばかりの幼鳥はこんなふうに変な飛び方をすることがよくあります。いろいろな飛び方ができるのを確かめるかのように無意味に曲芸飛行をやっています。飛べるのが楽しくてしかたないのかもしれませんね。
「ヒラヒラと真下に落ちていくようなアクロバット飛行」はガンでいうところの落雁ですね。こうした飛び方は幼鳥だけでなく成鳥でもやっています。ただ、そんなに頻繁にはやらないようです。たとえば、100メートルを超すような高空を飛んできた場合。コロニー上空から突如、真っ逆さまに木の葉返しのように落ちてくることがあります。降りるという感じではなくまさに落ちてきます。滑空してゆっくり降りるのがじれったくなるのでしょうか。なんだか分かりませんが、ともかく普段ふわふわ飛んでいるアオサギからはちょっと想像できない飛び方です。
幼鳥は警戒心が薄いのでいろいろ変なところに出没しますよ。なんでこんなところにアオサギが、という時は決まって幼鳥です。車の中にいれば、ほんの数メートル先まで来てきょとんとしていたりしますよ。
まつ@管理人さんが言われた通り、昨日のところにはもう1羽(川に入ってる)しかいませんでした。川下に移動しているように見えたのでそちらの方に回り込んでいくと、川の側の休耕田(らしい)に幼鳥の集団がいました。
何十羽いたでしょうか、、、
以前、年末のNHK紅白歌合戦で勝敗を決めるのに、観客の示す紅白の数をカウントする野鳥愛好会のことを思い出しましたが、何かコツはあるのでしょうか、、、カウンターは必需品ですよね。
幼鳥の大集団を実際に観たのは初めてだったので、しばらく観ていました。
何を警戒してなのか私にはわかりませんでしたが、突如、三分の二以上が一斉に飛び立ってしまったことが2度ほどありました。
しばらくすると、1羽、3羽、2羽と戻ってきます。
今日の旭川は真夏日、のんびりひなたぼっこをして羽を休めていました。
大丈夫なの?
これからの時期が一番生存競争の大変な時なのですよね。まだ体力に余裕があるのでしょうか?
2羽、そこから高く飛び立って、親鳥の採餌に飛んでゆく方向へ行ってしまいましたが、それはそれでまた心配です。
未知の場所に単独で冒険に行って大丈夫?
野生生物にこんなに付き合ったことはありませんでした。今年はこの歳になって素晴らしいことを学ばされています。
コロニーからは長兄、長女たちは巣立っていき、間もなく寂しくなってしまうのですね。
暇を見つけ(実際に暇)巣立ちを見届けたいと思います。
Re: 成人式2投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/07/07(Thu) 21:14No.1532田んぼにこんな数のアオサギが集まっているのを見たのは私は初めてです。ここは休耕田なのでしょうか? であればいいのですが。いずれにしても、これは農家の人には見せたくない光景ですね。アオサギのために弁解すると、この高さまで稲が生育していれば幼鳥はその隙間を歩くはずで、稲を無造作に踏みつけることはないと思います。ただ、着地のときにいくらかの被害はあるかもしれません。たぶん、いつもここにいるわけではないでしょうし、来ることがあってもほんのわずかな期間だとは思いますが。でもやっぱり、お米を作っている人たちにすればいい気持ちはしないでしょうね。せめて、アオサギのフンが良い肥料になっていることを期待したいものです。
幼鳥たちは遠目では親鳥と見間違うぐらいに成長して、あたりを飛び回る数も増えていました。
もう少しでここの幼鳥たちもいなくなってしまうのですね、、、
ひょっとするとと思い、近くを流れる江丹別川の方へ行ってみました。
案の定、想像以上の数の幼鳥たちが集合していました。
警戒心は親鳥と変わりませんね。すぐ遠くへ逃げられます。
こうしてどんどん行動範囲を広げてゆくのですね。
Re: まずは近場で、、、投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/07/06(Wed) 20:19No.1530今なら何十羽も集まっていたのではないでしょうか。こうした幼鳥だけの群れは一時期に限ってできるもので、おそらく10日もは続かないと思います。タイミングが良かったですね。
この集合場所はたいていはコロニーに隣接した水辺にできます。嵐山の場合だと、すぐ近くの江丹別川がこの集合場所になっているようです。
以前、このような幼鳥の集合写真を当掲示板に投稿してくださった方がいます。エゾミユビゲラさんです。エゾミユビゲラさんは幼鳥たちのその様子を「成人式」と呼んでいましたよ。まさにその通りですね。
幼鳥たちは、巣立ちに向けて特訓中!
自分の巣の中にいることは、だんだんなくなりつつあります。さすが給餌を受ける時は自分の巣に戻るようです。親とあまり大きさが変わらなくなったので給餌のときは大変ですね。
羽ばたき練習から飛行訓練に入っていました。その距離はまだ直径約100m弱の範囲のようでした。円を描くように飛んでもとの場所あたりに戻っていきました。
以前から疑問に思っている巣があります。親鳥が巣から離れず春の時のように、抱卵状態のようにじっとしていることが多いのです、、、
何らかの原因でヒナを育てることができなかった親鳥でしょうか?
今日の帰りにアオサギが6羽、集団でコロニーへ帰るところを目撃しました。珍しい光景でした。
Re: あなたは何処の子?投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/07/01(Fri) 06:55No.1526たしかに、こうなるともうどこの誰だか分かりませんね。分かるのは親鳥が戻ったときくらいで。そのうち、親が帰ってきても、ヒナはどこかへ行ったまま1羽戻らなくなり2羽戻らなくなり、そして、だんだんコロニーは寂しくなります。
親鳥が巣にうずくまっているのは、一度、営巣に失敗して、再営巣しているのだと思います。おそらく、卵やヒナがカラス(ハシブトのほう)に食べられたか、そうでなければ風で巣ごと落ちたか、ともかく何らかのアクシデントがあったのでしょう。
アオサギの再営巣はわりと普通に見られます。ただ、やり直す時期は限界があって、あまり遅くなると途中で止めてしまいます。ぴかまるさんが見られている旭川のコロニーでしたら、開始時期は5月半ばが限界ではないでしょうか。6月半ばまでにヒナが生まれていれば、まあ大丈夫です。それ以降になるとかなり厳しいですね。時期的に餌が不足してくるからなのか、周りからアオサギがだんだん消えていって落ち着いて子育てする気分でなくなるのか、その辺の理由はよく分かりません。ともかく、いつの間にか止めてしまいます。
そんなわけで、今、親がいる巣も、ヒナが3週目くらいまで育っていれば、ぎりぎり大丈夫だと思いますよ。Re: あなたは何処の子?投稿者:ぴかまる投稿日:2011/07/01(Fri) 17:47No.1527えっ!アオサギの巣立ちって、そんなにあっけないのですか、、、
親鳥からの採餌訓練期間みたいなものはないのですか?
各自、それぞれの場所で自立訓練をしていくのですか?
渡りが始まるまで、このコロニーを中心に生活していくとばかり思っていました。
去年の10月、アオサギの渡りを偶然観てからアオサギの魅力に引き込まれました。
今年の渡りの時期まであと3ヶ月ほど、巣立ちの様子をじっくり観させてもらおうと思っていたのに、そういうわけにはいかないのですね、、、Re: あなたは何処の子?投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/07/02(Sat) 20:05No.1528ずっとそれが当然だと思っていたので…。そう言われてみれば、たしかにあっけないかもしれませんね。
たとえば、カラスなどは巣立ったあとしばらく親鳥の後をついて回って、親鳥が獲った餌を分けてもらったりしていますが、アオサギにはそのような期間はありません。モラトリアムも何もなく、巣を離れたらそれっきりです。なので、餌をうまく獲れなければ飢えるしかなく、幼鳥の死亡率は巣立ち直後にぐんと高くなります。
ぴかまるさんが観察されたように、今はヒナが常時巣にいることはなくても、親鳥が餌を運んでくると皆戻ってくるところがほとんどだと思います。ヒナがまだ巣の近くにいるということなのでしょう。けれども、ヒナの行動範囲はだんだん広がりますから、もう間もなく、親が戻ってもヒナが全員揃わなくなるはずです。その時期、ヒナが自分で餌を獲れているわけではありません。コロニーの周囲を探検して少しずつ自分の世界を拡げているだけで、餌はまだ親が運んでくるものに頼っています。ただ、この頃になると、あるていど体に蓄えができているようで、親が戻るたびに餌をもらわなければ飢えてどうにもならないということはないようです。そんなこんなで、ヒナは巣から次第に離れ、より遠くで長時間過ごすようになります。そんな時期が1、2週間続くでしょうか。そのうち巣には1羽のヒナもいなくなります。この時期になると、せっかく餌を持ってきたのに誰もいなくて、自分の巣できょとんとしている親鳥をたまに見かけます。
それ以降、親子の関係は一切ありません。子供は子供で適当な成鳥の後を追って遠くの餌場へ向かうようです。その成鳥が自分の親である必然性は全くありません。いったん巣から離れたら、親も子もなく全くの他人というのがアオサギの流儀です。万一、餌場で遭遇したとしても、そのときは餌を巡るライバル以外の何者でもないはずですよ。
名寄にあった大きなアオサギコロニーが天敵のオジロワシの飛来で今年になって放棄されたニュースをホームページで紹介されて興味を覚えました。
名寄新聞の記事で様子が詳しく分かりました。天敵オジロワシという事ですが、いつでもオジロワシがアオサギを襲うというものでもないという、まつ管理人さんの注釈も印象的でした。
それで思い出して4・5年前の札幌東区モエレ沼の光景を探し出して紹介します。
4月初めの沼の氷が落ち始める頃でした。氷の隙間から魚を摘み出すようで、オジロワシやアオサギやトビやカラスがやって来ます。オジロワシの傍のアオサギは天敵に対する恐怖心を持っていない雰囲気です。オジロワシも呑気な表情です。自然界の面白さを感じます。
>>オジロがアオサギをいつも襲っているのかというと、そういうわけではありません。日常的にアオサギのコロニー付近にいても全く気に留めないオジロもいます。この辺は個体差が大きいようです<<
Re: オジロワシとアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/25(Sat) 06:43No.1523以前、同じカットの写真を投稿されてましたね。
『アオサギとオジロワシ』 ⇒ http://www.grey-heron.net/forum/68-eagle/Re: オジロワシとアオサギ投稿者:カラス投稿日:2011/06/25(Sat) 08:24No.1524恐れ入りました。同じような画像を投稿していた事をすっかり忘れていました。
それにしても、過去の資料を即座に取り出す技に敬服しました。私の場合はフォルダーの整理が悪いので、先の画像を取り出すのに2日掛かりでした。
学生時代にサギ類の研究をしていたゼミに所属していた者です。卒業から既に10年以上が経ちますが、今も時々教授にサギ類の情報を送っています。ここは面白そうな情報が沢山ありますので、今後もちょくちょく覗きに来たいと思います。よろしくお願いします。
Re: 始めまして投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/23(Thu) 18:43No.1519ダミアンさん、はじめまして。
サギ類に興味をもっている教授となるとだいたい想像がつきます。卒業されてもサギのことで情報のやりとりがあるというのはいいですね。
私ごとですが、先日、20年ぶりに会った友人に「まだ、サギやってるの?」と問われ、「そうだよ」と答えました。ごく自然に。それを横で聞いていた友人に大笑いされのですが、たしかに事情を知らないとかなり不審な会話ですね。
そんなことで、のんびりやっているサイトです。気が向いたらいつでも冷やかしに来てみてください。今後ともどうぞよろしくおねがいします。Re: 始めまして投稿者:ダミアン投稿日:2011/06/24(Fri) 14:18No.1520お返事ありがとうございます。
言い忘れましたが福島在住です。
先日、奥会津のアオサギのコロニーのそばを通りました。
2~3年前に通ったときよりも数が増えているような気がしました。詳しく調査したいですが遠いんですよね(汗
こちらの方のコロニーについても何か情報をお持ちでしたらよろしくお願いします。
私が住んでいる地域ってサギ類が少ないんですよね。Re: 始めまして投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/24(Fri) 22:24No.1521福島にお住まいということで、日々の暮らしが何かと大変なこととお察しします。
私はこんなサイトをつくっていますが、実際に見ているのは北海道のアオサギだけで、道外の状況がどうなっているのかはじつはほとんど知りません。みなさんが書かれた内容を見てうっすら想像するくらいです。福島のアオサギについても私が知っているのは環境省が日本野鳥の会に委託している自然環境保全基礎調査の結果(http://www.biodic.go.jp/reports2/6th/6_bird_species/pdf/aosagi.pdf)くらいなもので。これを見ると会津のほうにいくつかコロニーがあるようですね。もっとも、この調査は10年も前のことですし、かなり粗い調査でもあるので、全体の傾向をつかむ程度にしか役立たないと思いますが。
奥会津のアオサギコロニー、調査できるといいですね。そのときはぜひご報告いただければと思います。
採餌の行動範囲の広さに驚かされました。知人から「永山新川でも良く見かけるよ」という話を聞いて早速、確認に出かけました。なるほど、3羽ほど観ることができました。永山新川というのは旭川市の北東部に位置して、隣町の当麻町のすぐ側です。牛朱別川の氾濫防止のために、石狩川とつないだ人工川です。春先などは白鳥たちの渡りの中継基地で、市民の見学ポイントにもなっています。
そこはコロニーから、行動半径20㎞ギリギリではないでしょうか。
私の家からコロニーまで7~8㎞、美瑛川、石狩川での川岸、中州、水門などで採餌中の姿を必ず観ることができます。50mぐらいの間隔で3羽が川岸にいるのも観たことがあります。
また、遠出するアオサギが市内を流れるそれぞれの川上へ向かって飛んで行く姿を見て、どこまで出かけるのだろうといつも思っていました。
採餌へのコロニーからの出発は、石狩川方面がほとんどで、たまに反対方面の江丹別方面へ飛んでゆくのもいます。
上昇気流を見つけると旋回して高度を稼ぎ飛び去っていきます。一度、どんどん旋回し、、、右旋回、左旋回、、、とうとう肉眼で見えない上空まで昇っていったことがありました。あれだけ高度が稼げれば長距離も楽勝なのでしょう。
遠くの採餌ポイントが一つ多く確認できました。
今日の映像はこれとはあまり関係なく、2003/06/25 の記事にフンの話が載っていましたので、、、
まさしく、コロニーを飛び立ってスッキリ(?)した気持ちで給餌に出かける瞬間だと思います。
Re: 行動範囲投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/21(Tue) 06:06No.15178年も前の記事まで読んでいいただき恐縮です。
さて、アオサギの行動範囲ですが、いま地図で調べたら、コロニーから永山新川までは直線で15キロほどですね。この程度なら余裕で飛んでいきます。15キロなら普通にふわふわ飛んでも20分そこそこで着きますし、コロニー付近の上昇気流でいったん高空に上がって向かえば15分かそこらしかかかりません。近場に良い餌場があれば近いのに越したことはありませんけど、無ければ15キロといわずその倍の30キロくらいまでなら平気で飛びます。日常的な行動半径ということで考えれば、アオサギのそれは鳥の中でもかなり大きな部類に入るのではないかと思いますよ。
上昇気流については、利用することもあれば利用しないこともあって、これはコロニーによって様々です。当然のことながら、上昇気流ができにくい場所に立地しているコロニーでは利用しようがありませんし。人間の場合で考えれば、上昇気流のスポットが近くにあるというのは、近所に高速のインターがあるようなものなのでしょうね。
今回は動画の紹介を有難うございました。
10年ひと昔と言いますが、アオサギの生態を中心にして環境の視点からも人との関わりを含めて地道な調査を精力的に続けてこられた事に敬意を表します。
西洋ではアオサギは人気の鳥のようで、ドイツのマグカップやイギリスの食器や日用品にも描かれている事を知ります。古代のギリシャの壁画にも描かれている事からも、日本のツルやシラサギと同じような親しみを持たれていると想像しました。
今回の動画の紹介も、アオサギの雛の生育に差がある事も垣間見せるものでした。関連した動画で、野次馬の私にも興味を呼ぶ人との関わりを知る興味深い映像も楽しむ事が出来ました。有難うございます。
アオサギを議論するページと共に、アオサギへの関心が広がる事を期待しています。
Re: 開設10周年おめでとうございます投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/19(Sun) 23:27No.1515カラスさん、ありがとうございます。
10年前というと、カラスさんがよく見られている中島公園の人馴れアオサギもまだいなかったはずですし、釣り人の横に立って魚を待つ関西方面のアオサギも今ほど大胆ではなかったかと思います。この10年で人とアオサギの距離はずいぶん縮まりました。善きにつけ悪しきにつけ、そのことでアオサギへの関心が高まったことは確かだと思います。この先、どんな展開が待っているのでしょうね。
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