まつさん、改めましてこんばんは。各地の婚姻色のアオサギさんを観ていて素朴な疑問があります。くちばしは、骨だけではないということでしょうか(亀も甲羅は骨丸だしでなく、膜で覆われ中には成熟すると黒化する種もいます)。脚はなんとなくわかりますが、くちばしも婚姻色、薄い桃色に染まっていくということは、くちばしは、骨だけでなく皮で覆われ毛細血管も通っているのでしょうか。または骨自体が染まるのでしょうか。急ぎではありませんが、ご教示戴ければ幸いです。宜しくお願い致します。
Re: アオサギさんのくちばしのこと投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/02/13(Tue) 08:47No.3279都の鳥学徒さん、おはようございます。
アオサギのくちばしは、お察しのとおりで、骨がそのまま見えているわけではありません。骨そのものは人の爪の素材と同じケラチン質で覆われていて、その内側に毛細血管が通っています。婚姻色がどのようなメカニズムで発色するのか詳しいことはよく知らないのですが、この血管が関係していることは間違いないでしょうね。また、血管とともに神経も通っているので、獲物を捕らえたときなどに掴んでいるという感覚はあるはずです。たとえば、ヒロハシサギというその名のとおり幅広のくちばしをもつサギが南米にいるのですが、このサギは獲物を掴んだときの触覚を鋭敏にするためにくちばしの面積を大きくしたと考えられています。アオサギの場合もヒロハシサギほどではないにしても、くちばしで魚を捕らえるときは、箸でつまむというよりは手で(指で)掴む感覚により近いのかなと思います。Re: アオサギさんのくちばしのこと投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/02/13(Tue) 11:34No.3280まあ!指でつままれてるのですか!くちばしについた食べかすをお公家さんアオサギさんは、コンクリートのフチできれいになさっていましたので、綺麗好きなんやなぁ~。と失礼ながら関心してアオサギさまを拝見していましたので納得致しました。おかげさまでまた、皆様の美しいお写真を拝見する楽しみが増えました。有難うございます。
まつさんの後半のお話を伺い、私は、東アジアの絶滅危惧種・クロツラヘラサギのくちばしを想起しました。有難うございました!
では、また。みのたぼさま、ロメオさま、Bさま、まつさま、ひできさま皆々様、ご無理ない範囲で宜しくお願い申しあげます。Re: アオサギさんのくちばしのこと投稿者:ロメオ投稿日:2024/02/13(Tue) 17:07No.3282まつさん、都の鳥学徒さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
顔の婚姻色がさらに濃くなっている別の個体の写真を添付いたします。
眼は血走って目先の藤色は濃さを増し黒味さえ帯びています。嘴の紅色も濃いアオサギです。
婚姻色の間は、頭部の血流の量が多くなってこのような色に見えるのでしょうか?なんとも謎めいていますね。
ちなみに、我が家は文鳥を飼っていますが、きれいな紅色の太いクチバシも血の色が透けて見えているからこそ。
病気や怪我で生気を失うと、クチバシの色も見る見る薄くなって白っぽくなってしまうそうです。Re: アオサギさんのくちばしのこと投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/02/13(Tue) 22:59No.3284都の鳥学徒さん、
クロツラヘラサギはまさにそうですね。あの鳥はまさに触覚で餌を探していますから。たまに北海道にも迷鳥でやってきたりします。サギの名が付くのにサギの仲間でないのが紛らわしいところです。
ロメオさん、
婚姻色が現れるメカニズムは私も知りたいところです。たぶんホルモンの関係で血管が拡張するとかそのような話なのでしょう。ブンチョウのくちばしの色が健康のバラメータになっているというのは人の爪と同じですね。それもこれもメカニズムとしてはアオサギの婚姻色と同じようなものなのだろうなと思います。Re: アオサギさんのくちばしのこと投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/02/16(Fri) 14:21No.3287まつさん、ロメオさん、こちらこそいつも有難うございます。クロツラヘラサギは鷺でないのが不思議でなりません。
ブンチョウは、くちばしと羽の色のコントラストが愛くるしいほどのかわいい鳥ですね。そのくちばしで健康チェックができることに驚きました。どんな動物であれ、ヒトの方が観察をとぎすまさないと。あたりまえながら先方はいってくれませんから。長生きしてくださいね~。
翻って一足はやい春いっぱいのアオサギさん、まつさんのサイトを拝見しておりましたらオスもメスも色が変わってくるのですね。どちらかだけだと思っていました。また、素人にはオスメス違いもわかりません。
まつさん、アオサギ掲示板の皆さま、とても遅れましたが明けましておめでとうございます(^-^)
相変わらず日常の中でアオサギをさがして、散歩中や、助手席からちらっと姿が見えては喜んでいます。
アオサギばかりさがしているので、遠くにいても見つける能力がどんどん鋭くなってきています。
こちらは今さらのように寒さが厳しくなってきて、見かけるアオサギも大体首を縮めています。
なんだかアオサギって他の鳥よりももふもふして見えるんですよね。飾り羽かな?
叶うのなら触ってみたいしなんなら抱き締めてみたいです。
皆さんがお話しされていた鳥の関係性の話で考えましたが、徳島にはわりと田んぼにコウノトリがいて、彼らと一緒にエサを探すアオサギも見られます。
シラサギやカラスや小さな鳥もいて、一定の距離はおきつつそれなりの仲でやっているようで微笑ましいです。
彼らのいる風景を自分のできることを少しずつやって守っていきたいですね。
そろそろコロニーが賑わってくる頃なのでしょうか?
婚姻色のアオサギやコロニーなど見たいものがたくさんです(^-^)
それでは失礼いたしました!アオサギさんやアオサギ好きの方々、みんなが良い一年を過ごせますように。
Re: お久しぶりです。投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/02/03(Sat) 22:43No.3270Bさん、どうもお久しぶりです。今年もどうぞよろしくお願いします。
そうなのです。アオサギのことを気にかけて見ることが多くなれば多くなるほど、ますます彼らが目に入ってしまうのです。アオサギ特有の形や動きといったものをパターン認識する能力が知らず知らず向上するのでしょうね。
アオサギはもふもふして見えますし、Bさんのように抱き締めてみたいと思う人も多いです。でも、実際に抱き締めたら、もふもふ感よりもその軽さに驚くと思いますよ。
徳島のほうだとアオサギのシーズン開幕も間近なのでしょうね。ここ札幌は毎日雪のかさが増す一方で、アオサギが渡ってくるのはまだひと月以上先の話です。それでも気付いてみればもうあとひと月。いまの外の景色見るとちょっと考えられませんけど。Re: お久しぶりです。投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/02/04(Sun) 14:03No.3271まつさん、Bさん こんにちは。今年も宜しくお願い申しあげます。
私は四国にルーツがありますから、大好きです。徳島の当該田園では、それぞれ棲み分けしているようですね。ほどよく餌があるのでしょう。で松さん、あってますか?
港、渡り地域、都市近郊田園の大まかな分類にアオサギのたおやかさ度が比例していたりして。。Bさまの所に鷹の仲間は見かけますか?
くれぐれも運転中のご観察、お気をつけになってくださいませね。Re: お久しぶりです。投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/02/04(Sun) 22:27No.3272私はコウノトリのことはあまりよく知らないのですが、彼らはアオサギと同じように魚をはじめとした動物食のものを食べているはずです。そしてたぶんアオサギと同じように基本的に選り好みせず何でも食べているのではないかと。同じところにいて同じものを食べていれば、やはりどうしても競合するわけで、都の鳥学徒さんが言われるように住み分けているというのとはちょっと違うと思います。今のところコウノトリの数が少ないのでとくに目立った揉めごとが起こらないだけでしょうね、たぶん。そこそこ増えたときにアオサギとの関係がどのようになるか興味深いところです。Re: お久しぶりです。投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/02/05(Mon) 11:01No.3274まつさん、こんにちは。さっとさすがな的確なご指摘有難うございます。
御地は雪のなかなのですね。
洛中は、御所東コロニーに脚やくちばしを紅梅に染めたお公家さんアオサギさん達も戻って来、立春を感じさせてくれています。
さて、徳島までいらしたコウノトリは足環をつけつましたし、人工繁殖のミッション終了を聞かないので、定点観測は有効でしょうね。ミッションが終了し、もとの光景に戻れば、小さな微笑ましい(鳥の皆様ごめんなさい!)餌の取り合いですむでしょう。
すぐ隣にアオサギさまがおられたので、耕運機の後ろの鳥もしくは、大型魚とコバンザメのような関係かしら、と思ったりしています。
レビーストロースは、自然は秩序を欠いた流動体と、自然をなにか品性を欠いただらしない存在とどこかで書いていたか仰っていましたが、私にいわせてもらえば、アオサギさんふくむ自然こそ絶対で、厳しくもおおらかで美しくも可笑しく興味深い宇宙はないと思っております。
まつさん こんにちは
前回 正月明けに投稿した時から2週間が過ぎ サギオ君の婚姻色が一段と クチバシの付け根と足も全体に赤くてとても綺麗になってきました
2週間前とは違い 食欲がでてきていて 多いときなら朝 昼 夕方と3回来ていると嫁さんが言っています
今日の画像は本日 22日の夕方17時 久しぶりに時間がありサギオ君との時間を過ごしました
Re: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/22(Mon) 23:48No.3250ひできさん、こんばんは。
前回の婚姻色はまだいくらか濁った感じがありましたが、今回のサギオ君はすっきり綺麗な婚姻色になってますね。それに加えて食欲も出てきたということは、子育てシーズンがもう始まっているということなんだろうなと思います。アオサギではありませんが、北米のオオアオサギの研究によると、一日あたりのエネルギー摂取量が1715キロジュールを超えて約9日目に雌が卵を産みはじめるのだそうです。どのくらいの量を食べれば1715キロジュールになるのかちょっと想像できませんけど、ともかく、食べる量が増えてある量に達すると、その時点で卵をつくるようスイッチが入るということのようです。たぶんアオサギも同じだと思います。サギオ君とそのお相手はもうスイッチが入っているのでしょうね。
サギオ君のお写真をいつも見せていただいているお陰で、最近はサギオ君の顔の特徴がすぐ分かるようになってきました。Re: サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2024/01/23(Tue) 14:56No.3251まつさん こんにちは
食欲が出てきてるのはそういうことだったんですね 今年もこれから雛が生まれれば 子育てシーズンで食欲も旺盛になりますね 楽しみです サギオ君もいつまでもいてくれると嬉しいですRe: サギオ君投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/01/25(Thu) 18:54No.3252管理者さま、ひできさま、こんばんは。サギオ君も、ひでき様ご夫妻がいつまでも自分たちの近くにいてほしいと願っていると思いますよ。私も願ってやみません。
ところで、管理者のまつさま、すみません。サギオ君のお顔の特徴を、例えば北海道のある方と比較するなどしていただき、もう少し具体的にお示し願えませんでしょうか。
初学者には、琵琶湖疏水のアオサギ様(写真がとれなくて申し訳ございません)より、優雅は共通しているが、りりしいぐらいしか、つまり、ほぼわかりません。急ぎではありませんが、宜しくお願い申しあげます。都の鳥学徒様 サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2024/01/25(Thu) 20:01No.3253はじめまして 都の鳥学徒様
いつもこちらで松さんに的確なアドバイスをしていただいております
サギオ君の顔の特徴だと 動画が沢山あります
画像は 去年の8月のを添付しておきますね
真夏なので今みたいに元気ではなく 暑さで疲れているように見えますが 食欲は普通に食べて 喉が渇いているのか 真水をよく飲みに来ます 少し離れた川でも見かけることがあります
もし動画を送ることが出来れば表情や仕草などが分かりやすいと思います
長い時間を見ていても どんな仕草も可愛く見え ずっと見ていられますRe: 都の鳥学徒様 サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/25(Thu) 23:44No.3254ひできさん、都の鳥学徒さん、こんばんは。
動画が添付できればほんとに楽しいと思うのですが、さすがに動画は容量が大きすぎて今のところちょっと難しいです。すみません。
さて、都の鳥学徒さんのご質問。私がサギオ君だと分かる特徴は、側頭の黒い羽毛の模様です。以前は羽毛だから簡単に見え方が変わってしまうのだろうなと思っていたのですが、どうもそうではないようで、だいたいいつも同じ形に見えます。これはひできさんがいつも写真を添付してくれていたお陰です。今回添付していただいた去年8月のサギオ君と先に添付していただいた今月22日のサギオ君で模様が同じなのが分かるでしょうか?
あと、今回ひできさんが書かれていた「真水をよく飲みに来る」というのが面白いですね。これはおそらく海の魚を食べるときにあるていど一緒に海水を飲んでしまうからではないかと思います。たぶん身体の塩分濃度を薄めるために真水を飲んでいるのでしょう。彼らは飲める水がないときは頭を振って鼻腔から塩を排出することもできるのですが、それはたぶん非常時の手段で、真水があると喜んで飲んでいます。そのときの飲み方が本当においしそうなんですよね。ひできさんが、アオサギの仕草を長い時間ずっと見ていられる、とおっしゃる気持ちがよく分かります。Re: サギオ君投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/01/26(Fri) 05:03No.3255管理者さま、ひできさま おはようございます。
早速にわかりやすい画像とともにご教示賜り恐縮しておりますが、有難うございます。側頭の黒い模様ですね。優雅なサギオ君、真水の飲み方も特徴があるかもしれませんね。
おかげさまをもちましてお二方にあげていただきましたアオサギさまの画像を観る楽しみが増えました。有難うございます。まずは取り急ぎお礼のみを。皆さまに今日もよい1日が訪れますように。。
時間が許す限り私も、アオサギさまの近くにいたいといつも願います。Re: サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2024/01/26(Fri) 18:18No.3256まつさん 都の鳥学徒様 こんにちは
今日も夕方 だいたい17時前後には夕食を食べに来ます 今日は昨日漁師さんから売り物にならないと言われている このあたりではカメアジと呼ばれているアジの仲間 12~14cmくらいのを8匹あげたところ 完食してくれました
その時の画像を添付しておきますね お腹が膨れて大きく見えます
水を飲んでいる姿はバケツには水道水を入れて エサも入れます 水を入れていないとすぐに カラスがやってきてバケツをひっくり返してしまうからです
飲むときは クチバシをバケツに漬けて どれくらい含むのか分かりませんが 上を向いて掬い取るように飲んでいます この仕草を2回から3回くらいすると満足気な表情をします 水を飲みながら魚を食べていますが
安心して咥えていても 上からトビが翼を広げ サギオ君に翼で咥えているアジなどを落としに来ます その時は サギオ君も怒っているのが分かります
時々 ウミネコが水面にいると 上からエサを分けてあげていたりして 仲が良いみたいです もしかしたらこの時期だけの友達かもしれませんね トビとは犬猿の仲で カラスも サギオ君がお腹一杯になり 余っていると カラスがおこぼれをもらいに来ます その時は 怒らずにただ見ているだけで
鳥の世界も色々ですねRe: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/26(Fri) 23:45No.3257なるほど、水を張るとカラスは魚を食べられないんですね。カラスではないですけど、「キツネとサギ」というイソップの寓話を思い出してしまいました。
「キツネとサギ」⇒ https://www.grey-heron.net/2010/07/30/the-fox-and-the-heron/
それから、ウミネコに上から餌をあげているというのにはびっくりしました。以前、動物園で飼われているタンチョウが金網越しに野生のアオサギに餌を与えたという話がありましたが、アオサギが他の鳥に餌をあげたという話は聞いたことがありません。もし同じような状況がよく見られるようでしたら、可能であればぜひ動画に撮ってみてください。学術的にも非常に興味深い記録になると思います。Re: サギオ君投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/01/31(Wed) 07:52No.3264管理者さま、ひでき様 いろいろな表情のサギオ君の貴重な画像に興味深いやりとり有難うございます。夏のはお髪入れたいくらいに気の毒ですが、よくぞ生きてくださいました。有難うね。長生きしてね。
ところで、ひでき様の観察ご報告でもっとも驚きましたのは、烏が水を張った器の中の魚は食べられないこととともに、サギオ君たちのいらっしゃる所は、トビとアオサギは不仲であるとのことです。 アオサギから話が広がりますこと今回のみお許しください。
京都・下鴨神社付近では、アオサギとトビは棲み分けているようです。トビは、下鴨神社付近を基軸にされて自然からこのあたりの制空権を得ています。このたび改めて最近200年前の洛中地図を確認したら、アオサギコロニーは、下鴨神社周辺で森林でした。種類の違う鳥さんが対決しているのは私はみたことがありません。アオサギどうし、烏どうしのもめ事はよくみます。トビ、すずめやハトどうしのケンカはみません。 ここのアオサギさまは、やはりお公家さんか旦那はんらしい威厳に満ち満ちていて、餌に固執せず、鯉にどうぞ、それは私は食べないから下げて。たれか処分を。といわんばかりに堂々としていらっしゃいます。烏が遠慮がちによこからそっと来ては片付けています。そして、その様子をトビが高いところから見守るように悠然と飛んできます。
出町・下鴨神社のトビさんは何をしばしば食べているかといいますと、、。ヒトのゴハンです。こちらの生まれ育ちの方とアオサギを観察しながら何かつまんでいたら、京都人はたびにお弁当のふたを閉めるので「どうして逐一そうするのか」とたずねましたら、開け放しはトビにもって行かれるとみな言うのです。子どもの時に何度か貴重なごはんをトビにもっていかれた経験がそうさせているわけです。しかし、皆、トビに対してネガティブな思いは、もっていませんで、自分がぼさっとしていたから、と反省したり、まわりの大人から注意されたりしています。ローレンツ夫人が鳥から我が子を守る為、編みカゴを子に被せた話を思い出しました。
トビの話が長くなりました。すみません。
アオサギとトビ、はたまたツルやタンチョウは生態系や動物行動の観点では近接しているのか気になります。掲示板のおかげさまで、民話を読む目もかわってきました。
ひでき様のご感想同じく、土地によりアオサギのまわりにいる鳥も違いますし、ほんとうに様々ですね。
アオサギや烏、鴨、鳩、雀を見守るトビから、私は訪問を受けたことがあります。それは、プラスチックごみひらいなど地球環境にいい行いをした時だけです。 トビは、アオサギやカラスも参考にする人工衛星のようです。鳥どうしの情報共有速度は、50キロ圏内は、快速電車より早い電車並みで、アオサギさん、私の行先がわかって先にいるの!?とどきりとします。たびに鳥は本当に霊的もしくは神聖な存在と思いを濃く致します。Re: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/31(Wed) 23:19No.3265トビとアオサギの関係に限らず、鳥どうしの関係は地域によってさまざまなようです。同じ地域でもちょっと離れるだけでけっこう変わりますし、がちがちに固定された種間関係というのは思うほどには多くないのだろうなという気がします。たとえば、北海道ではアオサギとオジロワシが同じ場所に住んでいることがよくありますが、あるところのオジロワシはアオサギのコロニーを頻繁に荒らしに来る一方、別のところのオジロワシは一日に何度コロニー上空を行き来してもアオサギにはまったく無関心、といった具合です。たぶん、それぞれの場所での餌の得られやすさが、他の種に対してどのように関わるかというのに大きく影響しているのでしょうね。あと、もちろん個々の鳥の性格もあると思います。Re: サギオ君投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/02/01(Thu) 04:55No.3266まつさま、朝早くから失礼お許しくださいませ。土地の餌事情によりオジロワシも巣荒らしする方に向ったり、スルーしたりするのですね。餌の得られやすさのご指摘等いろいろ感謝致します。今日もアオサギに親しむ皆様と全ての鳥によい1日が訪れることを願いつつ
はじめましてです。アオサギの事で気になる
事があり、検索をしていましたら、こちらに
辿り着きました。
昨年の大晦日に、蓮田にてアオサギを見かけ
まして、全体的に羽色が薄いようでしたので
幼鳥なのかと思いながらも、いつまで幼鳥は
羽の色が薄く、いつくらいから、成鳥として
色がハッキリクッキリとし出すものですか?
初めてながらも、こちらにお邪魔をしまして
沢山のコメント失礼しました。
Re: はじめましてです。投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/17(Wed) 23:20No.3244みのたぽさん、はじめまして。
すらっとした凜々しい若者という感じですね。このアオサギは昨年の春に生まれた幼鳥だと思います。一般に、幼鳥は生まれた年の秋が終わる頃までに最初の換羽を終えます。なので、このお写真が大晦日に撮られたものだとすると、一度目の換羽はすでに終えていることになります。もっとも、このとき生え替わるのは体羽の部分だけで、翼の羽はそのままです。換羽前だと頭の灰色がもっと濃いのですが、換羽を終えるとこの幼鳥のように少し色が薄くなります。この幼鳥の場合、後頭に短い冠羽も見られますね。一年目の幼鳥はこの状態で次のシーズンを迎え、再び秋が終わる頃までに二度目の換羽が行われることになります。このときは翼も生え替わり、見かけもほとんど成鳥と変わらなくなります。アオサギは、換羽の時期もその生え替わり具合も個体差がけっこうあるので、判別が難しいケースはどうしても出てきます。でも、この幼鳥の場合はこの時期にこの姿ですから、一年目の幼鳥でまず間違いないでしょう。
ほっそりした姿を見るにつけ、たぶん十分な餌は獲れてないのだろうなと思わざるを得ません。試練の冬をなんとか乗り切ってほしいものです。Re: はじめましてです。投稿者:みのたぽ投稿日:2024/01/18(Thu) 22:16No.3245まつさん、こんばんはです。
早速のお返事ありがとうございます。
やはり、これは幼鳥だったのですね。
とても詳しく、ご丁寧に教えて頂き
ありがとうございます。
春に生まれて、秋には換羽の時期が
1度目に来て、また次も換羽時期が
来るの初めて知りまして、新鮮です。
この辺りは、蓮田がとても多いので
アオサギの他に、コサギもたくさん
いますし、夏にはチュウサギの姿も
よく見られます。
去年の秋に別の蓮田で、アオサギが
ナマズを見つけて、丸呑みしていた
のにはびっくりしましたね。※成長
このアオサギも、無事に乗り切って
大きく育ってほしいと願いますね。Re: はじめましてです。投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/18(Thu) 23:32No.3246みのたぽさん、こんばんは。お役に立てて何よりです。
こちら北海道には蓮田というのはないので、どのようなものなのかとても興味があります。ナマズまでいるとは、アオサギにとってきっとまたとない餌場になっているのでしょう。蓮田はアオサギだけでなく他にもいろいろな種類の水鳥が利用しているのだと思いますが、同じ場所を鳥たちと人が同時に利用できるというのは素晴らしいことだなと思います。蓮田の価値がもっと多くの人に認められると良いですね。Re: はじめましてです。投稿者:みのたぽ投稿日:2024/01/20(Sat) 22:52No.3247まつさん、こんばんはです。
蓮田とは、レンコン畑のことですが
Googleで、“蓮田 アオサギ”という
キーワードで、画像検索して頂くと
蓮田の中で、アオサギ、ダイサギや
コサギのいる風景が見られますよ。
蓮田にはサギ類だけでなく、小鴨や
ケリ、タゲリ、シギチドリ類だけで
なく、ハクセキレイといった小鳥も
沢山いますね、コウノトリもいました。
それだけ餌が豊富なのだと感じます。Re: はじめましてです。投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/21(Sun) 23:05No.3248お写真が非表示のままになっていました。すみません。
コウノトリは多少手前にいるせいもあるのかもしれませんけど、こうして見るとすがに大きいですね。たしかに餌もたくさん要りそうです。蓮田は稲の水田と違って冬でも多少の水が残るのが良いですね。水鳥が必要とする水辺を様相を変えつつ一年を通じて提供してくれるわけで、水鳥にとってはとても有り難い環境なのでしょうね。
まつさん 皆様 明けましておめでとうございます。 今年もアオサギ情報を楽しみにしています
凄くご無沙汰しておりますが こちらのサギオ君 夏は疲れ気味でしたが 冬になり 元気に毎日 遊びに来てくれます 食欲は普通ですが 3日ほど前から 脚の色が赤っぽくなってきて 全体に綺麗に凛々しくなっています
掲載した画像は2024年1月3日の昼前です
Re: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/04(Thu) 23:49No.3235ひできさん、明けましておめでとうございます。今年もまたサギオ君の話をいろいろ聴かせてください。楽しみにしています。
それにしてもサギオ君、いつものことながらがっしりした文句のつけようのない体格をしていますね。脚もくちばしも婚姻色になりつつあるようですし、首元や背中の蓑毛も伸びてきて、いつ巣作りを始めてもおかしくないような気がします。あるいはもう始めているかもしれませんね。Re: サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2024/01/05(Fri) 17:01No.3236まつさん こんにちは いつも楽しく拝見しています
夏場はとても暑くて 元気が無かったですが ようやく気温も下がり とても凛々しく優雅な姿になってきました 今シーズンもこの綺麗な婚姻色になってきたので楽しみです
夏に串本漁港のマグロ養殖用のエサが荷積みしている堤防には
毎日 沢山のアオサギがおこぼれを狙いに来ています
ついつい アオサギがいると車を止めて見てしまい しばらく観察すると楽しいです そんな風景の画像ですRe: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/05(Fri) 19:57No.3237これは楽しそうですね。手前の一羽はまさに目の前、1、2mというところでしょうか。この1羽もそうですけど、6羽のうち少なくとも3羽が幼鳥ですね。本来なら、巣立って間もないこの夏場は幼鳥には鬼門で、自力で餌がうまく獲れなくて死亡率が最も高くなるのがこの時期なのです。ここの幼鳥たちにその心配はなさそうですね。Re: サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2024/01/06(Sat) 17:41No.3238まつさん こんにちは 幼鳥たちは多いときなど 20羽くらい並んで 同じ視線の先にある冷凍イワシがリフトに積んでいるところからこぼれたのを カチカチですけどぼちぼちくわえているのを良く見かけます
中には サギオ君よりも1周りくらい大きいアオサギも3羽ほど
同じくらいの大きさのもあり アオサギ トビ カラス ウミネコと激戦区での生存競争を繰り広げています
こちらのサギオ君は おっとりしていて いつも優雅な暮らしに慣れてしまい のんびりしているようにみえます
港で釣りをしている釣り人の5mくらい離れたところには釣った魚をもらうためにずっと待っている姿もよく見かけます
今日は夕方 片づけているといつの間にか3mくらいの所に移動してきてるので 冷凍のアジを食べて 満足気に食後にブルブルっと 可愛いですRe: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/06(Sat) 19:57No.3241サギオ君でも普通以上に大きく見えますけど、さらに大きいアオサギがいるのですね。それにしても、20羽の幼鳥だけでも大変そうなのに、そういう場所の常連、トビ、カラス、ウミネコも相手にしなければならないとは。アオサギの幼鳥が何とか苦労して手に入れたイワシを、カラスに威嚇され、その拍子に思わず落としてしまい、間髪入れず横からウミネコに掻っ攫われる、といったシーンがありありと目に浮かびます。やはり、試練のない餌場というのは幼鳥たちにはないのかもしれませんね。Re: サギオ君投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/01/06(Sat) 20:17No.3242管理者さま、こんばんは。サギオ君の親友のひできさま、はじめまして、こんばんは。私もサギオ君達との日々、管理者さまとの交流、読むのも見るのも楽しみです。サギオ君、長かった昨年の暑さをのりきって、もう春なのですね。たおやめ風なこちらの方と違う優雅で雄々しいサギオ君に宜しくお伝え戴き、串本のアオサギさまも、お魚しっかりたべて長生きしていただきたいです。いろいろなお魚をたべる?好みがきまっているのかしら?など、想像するのも楽しいです。お写真の撮影もすごくすてきでいらっしゃいますね。
管理者さま、おはようございます。先は目下の深刻な現実にもかかわらず冷静な知見に、きっぱりとお心を掲示してくださり有難うございました。
さて、関西人は、真摯にするところは徹底、ちゃらんぽらんも駆使するレジリエンスをもとめられ、四国の高知の方のように湿っぽいのは良しとしない風土がありますから、新年を控え、ここでひとつアオサギさんの可笑しい(私にとって)ご習慣をコメントさせてくださいませ。
お公家さんアオサギさんは、ご教示賜りました紫式部が源氏物語、宇治十帖 浮舟で書かれたように、黙っていれば一幅の日本画をみているようでそれはそれは美しい風景でございます。
が、献上のたびに、g音発しはります(礼を欠いた差出方だとより大声)。いただきます。という意味でしょうか。アオサギさんはペリカンのお仲間だそうですから地声が大きくよく響き渡りますため、散歩中のヒトもふりかえってしまいます。ですから近くで静かにしていた方もギャアギャア言いながら飛んできて、ある方は、足蹴りせん、とばかりの勢いでくるためつつきあいのケンカにいたる。こともしばしばです。そうなるとそこらじゅうお声が聖護院あたりまで響き渡り烏さんたちも見に集まります。皆が皆ではありませんが、お口があいたらあの音が出やすいのでしょうか(一方で、とても愛くるしい 鳴き声もありますね)。
声が大きい美男美女みたいで、こちらの行政のキャプションやパンフレットにも「静かにしていてくれば、、美しい」みたいな紫式部や清少納言と似たようなことを今も書かれてしまっています。。
Re: 関西人とアオサギさま投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/12/24(Sun) 11:20No.3226都の鳥学徒さん、おはようございます。
アオサギの声が美しくないという人は多いですよね。鳥学徒さんが最後の一文で書かれているように、鳴かなければ綺麗な鳥なのに、というフレーズは私も何度聞いたか分かりません。でも、これは文化的な刷り込みが多分に影響しているのではという気がしてなりません。というのも、どういう訳か、これを言うのは日本人だけなのです。私のわずかな知見の範囲内なので、実際は外国人でもアオサギの声に否定的な人たちは大勢いるのだと思いますが、日本人とその他の人たちを比べた場合、何か違うなあとはっきり感じられるていどには確かな差がある気がします。もちろん、日本でもサギの声を称賛する人はいます。次の一句は、あの甲高いアオサギのひと声を見事に描写したものだと思います。他のサギ類の声ではこの句はできません。
久方の 星の光の 清き夜に そことも知らず 鷺鳴きわたる (正岡子規 「竹乃里歌」)
そう言えば、今夜は清き夜ならぬ聖夜なんですね。そう思って句を見返すと、サンタの橇をトナカイでなくアオサギが曳いているイメージが目に浮かびました。
添付していただいた画像、どう考えてもまったく関係がなさそう(掃除の道具?)だったので、別の画像と取り違えたのだと判断し削除しました。ご了承ください。Re: 関西人とアオサギさま投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/24(Sun) 13:39No.3227まぁ、なんと美しいお歌でしょうか。
正岡子規は鷺のなき声をいい光景に日本語で残されましたね。さすが正岡子規ですね。
私はこの綺麗なお歌を俳都ご出身の管理者さまから教えていただき心から感謝しています。
私の脳裏には優美なアオサギさんのあの美しくやわらかな羽の間からちいさなサンタさんがそっと乗せてもらっていて、落ちないように羽の間からすこしお顔をだしておられるイメージです。画像の処理とともにありがとうございました。
文化的な刷り込みはとても興味深いですね。Re: 関西人とアオサギさま投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/25(Mon) 18:03No.3228日本人の文化的刷り込みの視覚編として、日本人の子どもは、太陽の絵を描くときに赤色で描く子どもが必ずといっていいほどいます。国旗の色の思い込みでしょう。肉眼でみる太陽は赤色ではありません。
翻って聴覚では、管理者さまが以前に、日本人は声の美しいヒトをウグイス嬢という例にあるようウグイスの鳴き声を美しいと評価する傾向があると仰っておられました。つきつめるとウグイスのホーホケキョは、日本語の分類のひとつ、清音(か行は行他)で構成されています。しかしながら、アオサギさんのよく発せられる、ギャアギャアは、濁音で構成されています。しかも大きいため大声になります。日本人には、快く聴こえにくい、、。こんな理解であっていますでしょうか。Re: 関西人とアオサギさま投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/12/26(Tue) 01:09No.3229ウグイス嬢の例は多分どなたか他の方が言われたのだと思いますが、日本人がきれいな声だと思う鳥の代表としてウグイスを挙げたことはあったかもしれませんね。自分で言っておいて忘れてました。
さて、アオサギの声。都の鳥学徒さんはあの声を濁音で表現されているのですが、それはたぶん私たちが日本人だからそう聞きなしてしまうのだと思います。たとえば英語を話す人たちがあの声を表記してもGなどの濁音は入りません。もっと済んだ音、たとえば、ArreとかRwoとかFrarnkとかのように聞こえるのだそうです。例外は、巣に戻ってくるときのゴーゴーゴーッというくぐもった声。あのただいまコールは英語でもgo, go, goと書き、唯一日本語と同じです。というわけで、アオサギが濁音の声で鳴くから日本人に快く聞こえないというのは逆なのではと思うのです。そうではなく、日本人がアオサギの鳴き声を心地良いものとして聴けないからその声に濁音を当てたのではないかと。この辺の事情は、比較言語学的に探っていけばけっこう面白い研究になりそうです。Re: 関西人とアオサギさま投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/26(Tue) 18:23No.3230興味深いご教示有難うございます。アオサギさまは、オーストラリア大陸以外の地球各地にいらっしゃると管理者さまから教わりましたので各言語でどのような言葉を用いられているのか私もヒトとして興味があります。アオサギさまはたぶん世界共通語でいらっしゃると思いますが、人間が表記する言語は、微妙に(時にかなり)違うのは私も興味があります(清音濁音アオサギさまと逆の例として、犬のわんわんは、英語ではbow)。今日も管理者さまの掲示板を拝読してからお公家さんアオサギさま6羽ほどの鳴き声を改めてききました。暮れの宴のあとか?その時はいい気分だったようで、私に伴走しながら鳴かれ、ふにゃっ、ふにゃっ、ふにゃっ、ふにゃっ(或はフギャッ、フギャッ、フギャッ、フギャッ以上4節で一セットでした)と聴こえてくるではありませんか。今まで一番理解できなかったFrankらしい声を聞かせてくださりまた、旋回して別れを惜しんでくださるサービスまであり、今まで、シーっ!お静かに。といっていました私は、すっかり嬉しくなり、またくるからねっ!!と手をふってしまいました。Arreは、比較劣位にいるアオサギさんの声、Rwoは求愛時のオスの声であっていますでしょうか。急ぎではありませんので解明されていたらご教示賜れば幸いです。Re: 関西人とアオサギさま投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/29(Fri) 13:05No.3231管理者さま こんにちは。
Rwoは、貴ページ・アオサギの声のなかの、ふしぎな声 その3かと思われます。探しきれず失礼致しました。ごめんなさい。ふしぎな声 その3は、アルバトロスの求愛時の声と似ているように感じます。Re: 関西人とアオサギさま投稿者:まつ@管理人投稿日:2024/01/01(Mon) 15:32No.3232新年、明けましておめでとうございます!
お返事遅れましたが、Rwoという鳴き声は都の鳥学徒さんのご推察どおりです。雄が首を伸ばして求愛ディスプレイするときの声ですね。Arreは、巣に戻ってくるときの挨拶コールだそうです。私はGo, go, goが挨拶コールだと思ってそのように書いてしまいましたが、勘違いでした。すみません。でも、帰巣時の声はどう聞いてもアレアレ言っているようには聞き取れないのですが…。なお、Go, go, goの声は警戒時の声だそうです。たしかにあれは威嚇目的なので金属的なG音が入っているのは納得できます。
まあ、声の聞きなしというのは難しいですよね。鳥の声については私も前々から思うところがあって、単純に聞こえたとおりに文字を当てるのではなく、声を文章にして丁寧に説明するほうがよほど分かりやすいと思っています。でも、図鑑でも何でもそういう試みというのはあまり見たことがないんですね。たとえばワインのテイスティングの表現のような感じで、イメージを言葉で表現するような方法があっても良いのではないかなと思うのです。声の質感とか声量とか声のもつ雰囲気とか、そういう一切合切のものをあらゆる想像力を駆使して形容する試みがあったら面白いなと。そして、声だけの図鑑をつくるわけです。鳥、一種一種について、ただただ膨大な文字を並べて声の解説をする、写真なし、見るのではなく読む、そんな図鑑です。図がないから図鑑とは言えないかもしれませんが…。Re: 関西人とアオサギさま投稿者:都の鳥学徒投稿日:2024/01/02(Tue) 10:53No.3233皆様、明けましておめでとうございます。昨年来、沢山勉強させて戴き、おかげさまをもちましてお公家さんアオサギに少し心をひらいて戴くことができました。会うと嬉しくなり、ほんとうに有難うございます。
管理者さまがお書きのように、聴鑑といいますか、あったらいいな、と私も思いますね。図鑑はご専門の観点でお作りになられているように、私のような初学者は感じないことはないです。入門者は、鳥さんへのアクセスタンスがそもそもわかりません、通りがかりの何も持っていない時だったり、声が聞こえてきて遠くで見かけたりすることになるのが一般的です。枝を頻繁に移動されあっという間に飛び去られますし、小鳥は光の影でほぼ黒っぽくしか見えません。おおまかでもスマホでリサーチできる『聴く百科事典』があれば毎日が楽しみになります。管理者のお書きの声の質感、声量、雰囲気、は、鳥の研究者でAIにたけている方がいらっしゃったら可能になると思います。ちなみに、私が改めて貴ページの アオサギの声 帰巣時の声 を伺うと、私にはArreと聴こえます(私自身単純で他からの情報の影響を受けやすタイプのようです)。アオサギさまのよく聴かれる声も(恐竜みたいだわ(実際聴いたことがないくせにです。これも文化的思い込みですね。)と感じていたら、新年のご挨拶を拝読し、納得しました。長い歴史をお持ちなんですね。
新年を寿ぐめでたい鳥でいらっしゃいますね。明日挨拶にいってきます。
まつさん、こんばんは。
Yahooニュースに出てたようだったのですが
アオサギセンパイについて悲しい事件があったようです。
詳しくは書きませんが、落胆、失望です。
人間の愚かさにほとほと呆れています。
Re: 怒り投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/16(Sat) 17:32No.3222よしこさん、全く同感です。こんばんは。終戦後の一時日本人も飢餓にありましたが、生態系の上方にいる方まで捕らまえ生きる糧にしていたかどうか。今、日本人の中には餓えていないのに、わざわざ屠るヒトもいるとのことです。私たちは、管理者さまの「イメージとしてのアオサギ」のなかの、“Godがもたらしたもの”章で、聖書・申命記に食べてはいけないリストにサギ類が入っていることを知ることができます。洋の東西、宗教問わず、古典すなわち先人の戒めを軽んじる行為は厳に慎むべきだと考えます。
私には、同じ動物としてヒトの罪を背負って火あぶりの刑をうけいれたキリスト、或いは差し出す食物がなく自らを焼いてブッダに差し出したウサギに、このアオサギさんが重なります。京都より深く嘆き哀しみつつRe: 怒り投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/12/16(Sat) 18:53No.3223みなさん、こんばんは。
下記の件ですね。
「パチンコでアオサギ捕獲、ベトナム人「さばいて食べた」...鳥獣保護法違反容疑で逮捕・送検」(読売新聞)
https://www.grey-heron.net/articles/231212-1/
この事件は取り上げているメディアも多く、NHKも容疑者の実名を挙げて報道していました。誰の目にもショッキングな事件だったのでしょう。メディアがこれを社会問題として取り上げることは間違いなく意義のあることだと思います。ただ、今回の話は、容疑者が外国人であったこと、パチンコという意外性のある道具が使われたこと、さらには、単に殺傷したのではなく食べたということ、これらの要素にいずれもインパクトがあったからこそここまで大きなニュースになったのだと思うのです。これがもし、日本人がアオサギを散弾銃(あるいは空気銃)で撃った、という話であれば、ここまで話題になることはなかったはずです。もちろん、だからと言って今回の事件が軽く見られて良いわけではありません。たとえば、外国人が起こした犯罪という観点で見た場合…。これはたまたまですが、ベトナムではひと月ほど前にもアオサギのことで猟奇的な話がニュースになっていました。
「ハノイ: 野鳥の墓場、露天市場で1日に数百羽が「処刑」」(VIET JO)
https://www.grey-heron.net/articles/231118-1/
当然、ベトナムにも野鳥を保護するための法律はあります。けれども、記事を見る限り、それが十分適切に機能しているとはとても思えません。獲る馬鹿、売る馬鹿、食べる馬鹿、さらにそれを黙認する馬鹿役人と、3拍子も4拍子も揃っています。これでは手の施しようがありません。この件については地元メディアが問題として取り上げているのが唯一の救いというところでしょうか。
今回の日本での事件をこれと同じ文脈で見れば、容疑者のふたりはとくに悪いことをしているとも思ってなかったのでしょう。もちろん、日本の鳥獣保護法のことなど知るはずもありません。ただ、ここで、だから外国人は、、、と問題を転化するのはやってはならないことだと思います。日本人もほんの数十年前までは野鳥の命のことを親身になって考えている人などほんの一握りしかいなかったはずです。それだけならまだ時代が違うということで理解もできますが、現在でも生きものが命ある存在だということを理解できてない日本人は無数にいます。個人的な体験や見聞だけでもいくつも例を挙げることができます。以下、そのような例です。
稚内の商店街で、商店の屋根だか電線だかにとまっているカラスを年配の男性と若い男性のふたりが空気銃で撃とうとしていたので注意。この二人、カラスはいくら殺しても問題ないと思っていたようです。
札幌の北大構内で、若い父親が小学生の息子に空気銃で小鳥(たぶんカラ類)を撃たせようとしていたので注意。弾が当たったら死ぬということが理解できていなかったようです。信じられないことですが…。
もちろんサギ類に被害が及ぶこともあります。私の家からもっとも近いアオサギコロニーに、以前一度だけダイサギのペアが巣をかけたことがあります。ところが、あろうことか、そのダイサギを銃で撃って殺してしまった鬼畜がいるのです。とんでもないことで、警察にも通報されたようですが、とりたててニュースになることもなく闇に葬り去られました。
さらに、最低モラルのハンターの話。これはとある地方自治体の鳥獣行政担当者から聞いたのですが、その自治体では、有害駆除の際に、駆除とは関係のないアオサギを射撃の練習で撃つハンターがいるそうです。免許をもつハンターですから、鳥獣保護法はもちろん、自分が何をしているのかは十分分かっているはずです。こういう碌でもない輩には一刻も早く悲惨な末路が訪れることを願わずにいられません。熊にでも食べられるのが良いと思います。
こんな話は挙げればきりがありません。つまり、今回のような事件は本当に氷山の一角に過ぎないのです。結局のところ、これは国がどうとか時代がどうとかという話ではなくて、生きものの命をいかに掛け替えのない大切なものと思えるかという極めて個人的な問題に行き着く気がします。法律は、命の重みを実感できない人のためにあるわけですが、法律での処罰は所詮、対処療法的なものに過ぎません。私たちは、自分たち人の命については、極端な例外はあるにせよ、比較的似通った感覚を共有しています。ところが、人以外の生きものの命については、これはもう千差万別というか、たとえ同じ文化的背景をもっていたとしても、個々の人々の間には途方もないばらつきがあります。ある人が当たり前に思っていることが、別の人にはまるでおとぎ話のようにしか聞こえないのです。生きものの命に確かな尊厳が認められる社会になるためには、人以外の生きものの命に対するこうした私たちの感覚を、極力そのばらつきを小さくしながら、私たちが人の命に抱いているのと同じ感覚に限りなく近づけていくより他ないと思っています。こう言うとひどくおこがましいのですが、そのようなプロセスに奉仕することがまさに当サイトの役割であるとも思っています。その意味で、今回、よしこさん、都の鳥学徒さんがこの問題を提起してくださったことは有り難かったですし、これをきっかけに生きものの命についての議論がさらに深まればと願っています。それが、気の毒な事件で犠牲になったアオサギへのせめてもの供養だと思いますから。Re: 怒り投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/17(Sun) 06:27No.3224じっくり今も読み返しております。管理者さまが挙げられた事例に怒髪天を衝く私は脇に置いて。先に私が想起したウサギの話には続きがあります。お釈迦様(ブッダさま)は、ひもじがっていた虎の母と子を見つけられ、その身を虎に出したんです。奈良・法隆寺にある玉虫厨子絵図で私たちは今も拝観できます。
管理者さまが強い語調で挙げられた事例は、つきつめると、他者(生物)の命をどうヒトがそれぞれに認知・どう意識するか、に集約されます。幼少時に、命溢れる或いは荒涼とした自然、生きるに意外と厳しい自然をどう実感して育ったか、まわりの大人に注意されてきたか、いろいろ考えられます。説教臭くまた耳に痛い話をしてますが、聞いてるだけではだめで、自分でうけとめ考えていく。
考え巡らすエリアも、今の日本人には、道徳的緊張という微弱な電流をもう少し強くしないと地球の生物としてダメの烙印を押されるでしょうね。列島にヒトをエサとして食べるワニや虎が基本生息していませんから。日本人は生物多様性について歴史を振り返りながら、思考の自己訓練しないと、ヒトが一番という思い上がりは止まりません。ある鳥さんにアホとかバカなど名付けていた荒々しい20世紀の日本の思想は、再び三度国際化著しい今となっては通用してません。そもそもヒトは自力で酸素を作り出せませんから植物にも依存しないと大半のヒトは生命を維持できません。大小動物に看取られていた約2万5000年前の列島のヒト、自然との一体化を目標に忍術を磨いていた16,7世紀の日本人がいたことは確かですから気持ちがあればできないことはないと思います。私のコメントを「何言ってるこのヒト?」とピンとこないヒトが少なくなければ、話は大きく飛びますが、小国寡民が道でしょう。国際化真っ只中の日本。異文明・文化交流は厳しいと思われます。植物の出す酸素をうけとる感覚や動物の発する何かをキャッチするアンテナさえも持ちえませんから。
そして、宇宙の観点からもコメントします。宇宙飛行士が地球を眺めた時、地球の美しさとともに、地球自体が一つの生命体に見えた(周りが生命感のない空間と併せて視覚に入る為)と私は何度か伺いました。脇にいた私は,その思想に立つとしたら私個人、カラス一羽、アオサギ一羽、ダイサギ一羽、小鳥一羽そのものには悪も善なく個々の細胞や生命の部品なのだな、と情緒的童謡より得心しました。
繰り返しになりますがアオサギさん含む自然は、私たちヒトを見極めています。長くなりました。日本各地にいるアオサギさまが受難の時代に突入しないことを強く強く願っております。
北海道の忍耐強い、播磨地方の大物を狩る、南紀のちゃんと魚を食べるアオサギさまに比べ京都市や滋賀の神社近くにいるアオサギさまは、何か楽してヒトをからかったり、他の鳥と連携して私や他人の監視を頼んだりして、遊び(地球上の動物としてふさわしい生き方)をしているようです。ヒトに滅ぼされる悲劇の動物でなく逆に哲学やおかしみを感じさせてくれ、会うたび敬意と愉快さを抱きます。荒々しくかつ面白いヒトとの共存点を見出されるアオサギさまの能力、地球動物としてふさわしい進化に褒め称えずにはおれません。以下湖東の事例は、今も実際にある話です。
湖東のあるアオサギさまは、ある神社の池をいつのまにか休息地とし、錦鯉を餌にしております。神主さまや氏子総代さんも、アオサギをけしからん防除!する気持ちは全くありません。鯉を食べるのはアオサギの生きていく当然の行為で、それは自然の摂理と知っています。
また、神社側がそのアオサギをけしからんから殺すと考えるのは浅はかな人間や神社都合で、伝統的思想・殺生禁止(今どきの表現では生物多様性)それに西洋では聖鳥であること、そこの神主はわかっている(おそらくこのサイト)ため、やはりアオサギを殺すことはダメとおっしゃいました。ただ、氏子総代としては減った分の補充が必要な為、やはり当該アオサギさんにも学習していただき、他の場所で生活してもらおうと、背後からアオサギさんにも悟られないように(甲賀の忍びのご子孫でしょうか。)捕まえては首をおさえて錦鯉を吐き出させていました。出てきた錦鯉はお亡くなりになっていることが多く、鯉の神社に氏子総代は埋葬に都度出かけるしだいで、鯉の神社はうめられた錦鯉だらけになっているのだそうです。おかしいのは埋葬して帰ってくると、当該アオサギさまは、埋葬に行った氏子総代さんより早く戻り、ギリシア貴族のようにけろりとして池にいて、また誰もいないときにそっと錦鯉を食べているそうです。皆さんあっけにとられましたが、氏子総代さんもアオサギさんが錦鯉を食べる食べないにかかわらず、寸志を納めているから錦鯉を都度買いに行って補充しつづけているそうです。まちのニューファミリーとちがう寛容性が残っているように思います。
大阪の天神祭や京都の祇園祭に選ばれるお稚児さんは祭礼中、お坊様のように蚊すら殺生が禁じられ我慢が求められていることからも当該地域のわたしたちは殺生を極力抑えたヒトに一目おいていますし、世界に誇る滋賀の古代湖・琵琶湖では、日本人や都の歴史よりアオサギさまの飛来も古く、まっとうな生物多様性思想が残っているようですね。何よりアオサギさんを背後から首をつかんで驚かせ錦鯉をださせる滋賀県人の技術はスゴい。このエピソードは、滋賀で頑張る中小企業の代表さんから聴きました。
Re: 湖東のちゃっかりアオサギさん投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/12/01(Fri) 21:47No.3219いつも興味深いお話をありがとうございます。なんというかちょっと現実離れしていて、昔話か寓話のようですね。でも、話の顛末に変に説教じみたところが感じられないのが良いです。神主さんもアオサギも自分のなすべきことを淡々とやって生きていらっしゃるのでしょう。うまく言い表せないのですが、この話にほのぼのした安堵を感じるのは、神主さんにアオサギに対する人間側の圧倒的優位性みたいなのが感じられないからでしょうね、たぶん。その辺に、人と野生動物の共生を考える上での重要なヒントがあるような気がします。
それにしても、背後からアオサギを捕まえるというのは、空想の世界でしかあり得ない気がするのですが…、本当に忍術でも使っているのかもしれませんね。Re: 湖東のちゃっかりアオサギさん投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/02(Sat) 04:56No.3220管理者さま ユーモア添えた丁重なご返信有難うございます。それもそうそうに。。恐れいります。
私も俄に信じられず、確認しました。京都市内の人馴れした方より臆病かつ慎重な近江のアオサギさまのほっそりしたお首を、神主さまの言いつけを守ってやってのける滋賀県人は、忍者技のようです。忍びには、相手の盲点に隠れる(観音隠れ)、鶉がくれ、木の葉隠れ、狐隠れの術など動植物になりきる訓練に励み、忍者道具は殺害でなく自身の防御や逃げる為の時間稼ぎが目的と伝わります。日頃より動植物に悟られないレベルまで人間臭を消す自己訓練は並大抵ではありません。互いにケガもないとのことです。錦鯉の方が確かに他のエサよりわかりやすいので、アオサギさんも子育て終えたらあのまなこで(話しはBさまの掲示に飛びますが、宴会中のお公家さんアオサギの目は、満月を眺めやりながらしばしとじたりまたパチリと開いたりしているのではないでしょうか)立派に育ち、厳しい自然の中をそれでもたのしく楽な餌場をしっかり見渡して見つけられたのでしょう。神社も網くらい張ってもよさそうですが、徒然草11段の主の屋敷みたいな神社を望まれず自然に近い状態をよしとされたのでしょうね。
こんばんは。
brotherさんから出ているシャチハタみたいなネーム印ご存知ですか?
職場の真剣な回覧文書には押しませんが、そうでないときはこれを押してニンマリしています。これは京都のアオサギ大好きなお友だちからのプレゼントです。
Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/25(Sat) 00:36No.3198よしこさん、こんばんは。
これは欲しくなりますね。構図もおしゃれですし、たしかにこれは用もないのにぺたぺた押して遊んでしまいそうです。
アオサギグッズと言えば、気にしてみると意外にあるものですが、イギリスなどは日本の比ではないそうで、アオサギグッズだらけなのだとか。一度訪ねてみたいものです。Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/25(Sat) 08:11No.3199ちなみに、上のイギリスの話を聞かせてくれたのは、「幻想のアオサギが飛ぶよ」(https://www.kadensha.net/book/b10033064.html)を書かれた佐原さんです。イギリスの話を思い出して、当掲示板のアーカイブを見返していたら、20年以上前の佐原さんのご投稿が見つかりました。以下はそこに書かれていた一文です。
「正面切って論じるばかりが保護ではありません。その動物のポピュラリティを高くすることは、結局のところ搦め手からの保護につながる、というのが私の考えです。」
ほんとにそうなんですね。これは当掲示板の存在理由のひとつでもありますし、いつになってもこのアプローチの重要性が失われることはないだろうと感じています。Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/11/25(Sat) 12:13No.3200管理者さま、よしこさま こんにちは。
イベントお疲れ様でございました。いい汗かかれた1日だったようで画像とともに今も管理者さまの先の掲示板と併せじっくり見入っています。
また、こんなかわいいハンコがあるのだと驚くとともに心なごみました。
有難うございます。
アオサギさんだけでなく鳥好き、日本好きな方には欲しくなるものですね。京都もサギ様方のたたずむ(餌を探す?世界中の情報収集中?)風景がまことに美しい季節になりました。地道に面白く、ときに鋭く科学的手法で生態系保全活動されている全ての皆さまのことをアオサギさんは既に何らかの方法で把握され、皆さまをいい方向に導いているように感じますね。Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:よしこ投稿日:2023/11/26(Sun) 22:10No.3205まつさん、都の鳥学徒さん、こんばんは。
ハンコは楽天市場にも売っているようですw
幻想のアオサギが飛ぶよ、という本、買ってあるのですがすぐ眠くなってしまって完読できていません。なんとか読みたいと思います…
また京都へ行きたいです。前回会えなかった場所、鴨川上流とか、平等院とか、
紅葉の時期もいいんですけどね、なんせ観光客が多すぎますね。Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:よしこ投稿日:2023/11/26(Sun) 22:13No.3206イギリスはゴハンがあまりおいしくなさそうだし…
旅行は考えたことなかったです。
でもアオサギ様グッズが豊富にあるなら行ってみたいですね!Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/27(Mon) 00:10No.3207「幻想のアオサギが飛ぶよ」を持っておられるとは流石です。
イギリスは小説や詩といった著作物に頻繁にアオサギが現れるので、それだけでもあちらの人たちのただならぬアオサギ愛を感じます。現地に行ったらもっとすごいんでしょうね。Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:よしこ投稿日:2023/11/27(Mon) 16:56No.3209イギリスにも行かねばなりませんね。
広いけどどこを目指しましょう…
とりあえず本読んで、パスポート作ります笑Re: アオサギグッズのご紹介投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/12/01(Fri) 12:42No.3217よしこさま
管理者さまいつも貴重な掲示有難うございます。おかげさまをもちまして
ハンコお土産用に探せています。お公家さんアオサギがいなくなったコロニー近くから感謝申しあげつつ
はじめまして。いつも楽しくアオサギについて学ばせていただいています。
突然で申し訳ないのですが質問がありまして、この画像の群れはアオサギなのでしょうか?
今日の朝6時頃に、川へアオサギをさがしに行ったのですが、そのときに撮れました。場所は四国です。
この画像でも少なく切り取っていて、実際はもっとたくさんいます。
明るさや彩度を変えたり、検索したりで、正体を掴もうとしたのですが、真っ黒すぎてわからず・・
まつさんがおっしゃっていたアオサギの群れの特徴にしては多すぎる気がしますし、V字でもありません。
近くにはコロニーがあるそうなのですが、コロニーとは微妙に違うほうへ向かったように見えました。
黒すぎる画像で申し訳ないのですが、もしアオサギ先輩なら嬉しいなと思い質問させていただきました。
後でもう一枚、もう少しわかりやすく色が出ている画像をアップさせていただきますね。
Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:B投稿日:2023/11/26(Sun) 09:48No.3202もう一枚の画像です。
拡大してもこれが限界でした。
読んでいただきありがとうございました。よろしければお時間のあるときなどでかまいませんので、教えていただけると嬉しいです。Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/26(Sun) 17:02No.3203Bさん、はじめまして。
これは圧巻の群れですね。お写真の範囲内だけで2000羽近くになるのではないでしょうか。ですが、残念ながらこの鳥はアオサギではありません。Bさんのおっしゃるとおりアオサギはこれほどの群れをつくることはありませんし、もしこんな巨大な群れのアオサギがいたら一大ニュースになります。私もすぐ駆けつけます。ということで、これはマガンではないかと思います。シルエットがどうもガン類っぽいですし、なによりこのサイズの鳥でこんな大きな群れになるのは国内ではマガンくらいしか考えられません。私のいる北海道では宮島沼というところがマガンの渡りの中継地になっていて、時期になると毎朝明け方にこのような光景が見られます。ただ、私は四国のガン類の生息状況についてはよく知らないので、そちらにこれほどのマガンがいるのが正常なことなのか異常なことなのかは分かりません(なんだか異常な気がしますが...)。いずれにしても、このばらばらになって密集している状況を見ると、近くのねぐらを飛び立ったばかりのように思われます。すぐ近くに安心して休めるある程度の大きさの水辺があるのではないでしょうか? この群れも飛び立ったときはばらばらですが、やがて個々の数十羽とか百羽とかの群れに分かれてV字編隊で飛んでいくはずですよ。中継地なのか越冬地なのか分かりませんが、今日だけということはまずないと思うので、また是非確認してみてください。甲高い声でキャラキャラ鳴いていたら間違いなくマガンです。Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:B投稿日:2023/11/26(Sun) 19:39No.3204ありがとうございます!
そうなのです、凄まじい数の群れでした。飛んでも飛んでもまだ群れが来るという感じで・・・
マガンさんだったのですね。わかりにくい画像にも関わらず素早いご回答ありがとうございました。気になって仕方がなかったのですっきりしました。
またそこに行ったら空を見てみます。
申し訳ないのですが、今度こそは確実にアオサギの質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。
家の近くの川に、秋冬になるといつもアオサギが現れます。それも朝昼よりは夜がずっと多い気がします。
(ただ私の運動のタイミングが夜で、そのときに見かけるから夜だけの印象になるのかもしれません)
なぜ春夏や昼にはおらず、この時期の夜だけなのでしょうか?
私がアオサギの存在を知るきっかけだったのが、この時期の夜によく見かけるからだったので、とても気になっていました。
写真はそこで見かけた大きな先輩です。
重ねて質問となりましたが、これもお時間のあるときで構いませんので、教えていただけると嬉しいです。Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/27(Mon) 00:11No.3208すっきりしていただけて良かったです。それにしても、マガンが四国にあんなにたくさんいるというのは私の知る限りあり得ないことのように思います。そう思ってネット上をリサーチしてみたのですが、これといって話題になってなさそうですね。ガンに間違いはないと思うのですが…。何だかキツネにつままれたような気分です。
さて、気を取り直してアオサギについてですが、春と夏にいなくて冬になると見かけるのは、一言で言えば、季節によって餌場が違うということだと思います。四国であればアオサギは留鳥でしょうから年中どこかにはいるのだと思います。ただ、子育てしている春夏とそれ以外の季節はいる場所が異なるのが普通です。子育てはコロニーで行うので、餌場として利用できる範囲はどうしても限られてしまいます。一方、子育てを終えてコロニーに戻る必要がなくなれば、たくさん餌の獲れる餌場の近くにねぐらをとるのが合理的です。それに、餌場のほうも季節によって獲れる餌の量が変わってきます。田んぼなどは水が張ってあるときしか餌場になりませんし。その餌場の変化に合わせてアオサギも動いていくわけです。ということで、Bさんのところの川は、コロニーから離れすぎているために春夏は来ないのかもしれませんし、秋冬になると他より相対的に良い餌場になるためやって来るのかもしれません。たぶんそのいずれか、または両方が理由なのでしょう。
つづいて時間帯の件ですが、基本的にアオサギは昼夜兼行で動ける鳥なので、必要があれば夜でも飛んで移動しますし餌も獲ります。なので、夜間、彼らが何かしているのを見かけるのは別に不思議ではありません。ただ、夜だけ見かけるとなると説明が要りますね。もし彼らが夜間、川岸や木の上に佇んで休んでいるのなら、そこがねぐらになっているのだと思います。昼間は他の場所に餌を探しに行くためにいないだけかもしれません。あるいは、夜だけそこで餌を獲っているのなら、夜になると昼よりも魚が獲りやすいなどの何か特殊な事情があるのかもしれません。ともかく、これはアオサギのいる土地のローカル環境に左右されるものなので、アオサギの一般的な生態から判断するのはちょっと難しいです。とくにアオサギの場合は他の鳥にもまして異なる環境にフレキシブルに対応できるというか環境適応能力が優れているので、ある意味、どんなことでもやりかねないというところがあります。その予測不可能なところがアオサギの魅力だったりするのですが…。そんなことで、ご質問のお答えにはまったくなっていませんが、その土地の事情から理由を推測するのが一番まっとうなやり方かなと思います。
お写真のアオサギ、非常に微妙ですが、幼鳥のようにも見えますね。Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:B投稿日:2023/11/27(Mon) 21:34No.3210ご返信いただきありがとうございます!
そうなのですね、では私が見かけたあの群れはかなりのレアだったのかもしれません(^-^)
最近運動はしていなかったのですが、外に出たことで案外珍しいことに会えるのならまた出てみようと思えます。
先輩目当てでしたが他の野鳥観察もしてみますね。
二つ目の質問にもお答えいただきありがとうございます。何年も気になっていたので大変助かります。
年中コロニーにいるわけではないのですね。知らなかったことや誤解していたことばかりで、読んでいるとずっと「へえ~っ!」と思ってしまいました。
アオサギさんは夜にも動けるとのこと、鳥を全然知らなかった頃の自分は、大体みんな夜には動けないのだと思っていました。
夜に恐竜のような鳴き声が聞こえ、グーグル検索の一番上に出るアオサギの声にそっくり!と思ってとても嬉しかったことがあります。夜に行動していたアオサギさんだったのでしょうかね?
家の近くの川は、深夜になるまで人通りも車通りも多く、ゆっくり休める場所かはわからないのですが、だとしたら餌でしょうか。
特に車はすごい至近距離を通ります。おかげで川を覗き込む先輩を間近で見られたこともあったのですが・・
首は真っ直ぐ伸ばしていたり、縮めていたりと様々で、警戒しているのか落ち着いているのか気持ちがよく読み取れません。素人なので当然ではありますが;
いるのは大体写真のアオサギと同じ位置で、でも私が見ていないだけで木にもいるのかもしれないです。ただ下の川にアオサギがとまれるような場所はなく、なんと説明すればいいのか、写真のようなとまれる場所か川かしかない、極端な感じです。
降りてとまれる場所もないところでアオサギは餌をさがせるのでしょうか。ということは休んでいるのでしょうか・・・
実は徳島なのです。それを踏まえて理由をいろいろ考えてみますね。
そうなのです、そんなアオサギさんの魅力にただいまとりつかれたようになっております。
写真のアオサギさんは幼鳥のようですか!遠目でもわかるかなりの大きさなのでびっくりです。
とても長くなってしまい申し訳ありません、アオサギを語れる場所があると思うと嬉しくてつい口(手?)が動いてしまいます。
二度目になりますがご返信いただきありがとうございました。本当に助かりました。Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/28(Tue) 19:30No.3212お役に立てて何よりです。徳島だったのですね。あれほどの群れがいるのなら高知か徳島のどちらかだろうとは思っていました。
アオサギがコロニーにいるのは、ここ北海道を例にとれば、大雑把に言って3月下旬から7月上旬までの100日ほどです。もちろん、個々のアオサギによって巣作りをスタートする時期にずれがありますし、途中で失敗しやり直す場合も多いので、全体としてはもう少し長くコロニーに留まることになります。それでも、お盆を超えてまだいるということは滅多にありません。もっとも、これは営巣に適した時期が短い北海道の場合ですので、徳島など餌の獲れる期間が長い暖かな地方では子育て可能な期間も長く、結果的にコロニーにいる期間も長くなっているはずです。条件さえ良ければ、1月(時には年内に)にはすでに巣作りを始め、最後のヒナが巣立つのは9月(10月?)に入ってからというような地方もあるくらいですから。いずれにしても、今の時期は国内のどのコロニーも使われてないはずです。子育てが終わったら、彼らは思い思いに周辺の餌場に分散していきます。
それから、お写真のアオサギの件ですが、深夜まで交通の多い場所ということであれば、もしかしたら人工的な明るさが彼らが餌を獲るのに好都合なのかもしれませんね。アオサギは月もないほぼ真っ暗な水辺でも漁をしていたりするので、明るさがどの程度影響するのかは分かりません。ただ、常識的に考えて、真っ暗なよりは少しでも明るいほうが魚を見つけやすいだろうなと。月夜のアオサギは太っている、という言い伝えもあるくらいですから。
お写真のアオサギのいる場所は、水面まで直壁になっている、いわゆるコンクリートの3面護岸の縁ではないかと想像しました。立っているところから水面までの高さは分かりませんが、川に降りて餌を探せる場所がないということであれば、餌場にしているわけではないのかもしれませんね。ただ、30センチくらいの水深であれば立って餌を探すことは可能です。あと、これは滅多にないことですが、まさにそのような場所から水面にダイブして魚を獲ることもあります。夜ですし、その可能性はほとんどないと思いますが...。ということで、私はこのアオサギは単にこの場所が気に入っていて休んでいるだけなのではと思います。ただ、首を伸ばしているところを見ると水面に何か気になるものがあるのかもしれませんね。
夜に恐竜のような鳴き声、よく分かります。でも私はアオサギが恐竜のような声で鳴いているのではなく、恐竜がアオサギのような声で鳴いているのだと思っています。そもそも恐竜の声など誰も聞いたことがないはずですから。プテラノドンなどの翼竜の声を考えるときに、姿形がアオサギみたいだから声も同じなのでは、となったのではないでしょうか。分かりませんけど。そういえば、私のアオサギとの最初の出会いは、森の縁で、突然、頭上低く掠め飛んでいった一羽のアオサギでした。その時、ひと声、例の恐竜の声で鳴いたのです。プテラノドンかと思いました。
下記ページにアオサギのいろいろな声を集めています。よろしければ聴いてみてください。
アオサギの声 ⇒ https://www.grey-heron.net/voice/
アオサギのことならどんなお話でも大歓迎です。いつでもお気軽に書き込んでください。Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/11/29(Wed) 04:47No.3213琵琶湖疎水近くからおじゃま致します。そうなんですね。管理者さま、Bさまのおかげさまで私もいくつかの疑問が解決しました。有難うございます。帰りが遅くなり某神社参道脇の松林や、琵琶湖疎水土手で(あ、まだいたはるわ)とゾクッとすら感じたこともあったにもかかわらず、私なぞは、勝手に、
"観月の宴に参じたアオサギに代わりて詠める歌"と題して
万木の杜はまたいずれ 今宵コロニに戻るは 千鳥足なる ぞかし
など、暮には宮廷へ宴会に行っているものだと決めつけていたほどですw(お公家さんアオサギ様方から嗤われ、ロメオさまからは座布団投げつけられるかもしれません)。
貴ページで私もBさんと同じく楽しく誤解をあらため、学びを深めさせていただいております。有難うございます。おじゃま致しました!Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:B投稿日:2023/11/29(Wed) 08:07No.3214ご返信いただきありがとうございます!
わずかな情報から大体の県がわかってしまうことに驚きと感動です。
県によって子育ての時期も変わってくるのですね。
以前冬に徳島中央公園のコロニーを見に行ったのですが、いなかった理由がわかりました。
ふん害などがあるほどたくさんいると聞いたのに一羽もいないとは運が悪かったな、と思ったのですが、それぞれの場所にいたのですね。
今度は子育ての時期に見に行ってみます。
徳島中央公園のコロニーの問題といえばまつさんのサイトにもあったと思うのですが、地域の方とアオサギの、お互いが不幸にならない共存方法があればなあと思っております。
野生動物相手ですから、どうしても人側の妥協が必要だとは思いますが、このまま厄介者扱いはアオサギ好きとして悲しいので・・・
真っ暗な水面でも餌をさがせるとは驚きです!
私がその川を覗いても、水質が良くないのもあり、夜はおろか朝でも何があるのかまったくわからないのです。
(今調べましたが水深もわからず・・ぱっと見ですが深そうではあります)
そこでアオサギが餌を食べて体調を悪くしないといいのですが。
この場所を気に入っているアオサギさんがいるのはとても嬉しいです!
三羽が綺麗に間を空けて並んでいたり、灰色っぽい子や成鳥らしいアオサギもいるので、もしかしたらかなりの数が休みに来ているのかもしれません。
脅かされずにゆっくりできる場所があってよかったです。
鳴き声のページのリンクありがとうございます、さっそくアクセスさせていただきました!
実は以前も聞いたことがあったのですが、改めてじっくり聞くと本当に面白い声をしていますね。
特にFrarnk!と、ただいまの声と、弱々しい雛の声と、つがいの声が好きです。でも全部好きです!
はじめて聞いたとき、鳥類でも帰りを知らせるんだなあと驚きました。人間だけが特別だと思ってはいけませんね。
恐竜はアオサギのような声、と人が考えただけだと思うと、もしかすると恐竜はかわいい声だったり、と想像するとそれもまた面白いです。
まつさんのアオサギとの運命的な出会いから今に至るまで、実はTwitterやサイトである程度は把握しているのですが、詳しい経緯もとても興味があります。まさしく人生を変えた一瞬のようで想像したらワクワクします。
できるだけ短くを心がけているのですが、相変わらず長くなってしまいました・・・。
はじめましてで質問ばかりで申し訳ないとともに、そう言っていただけると気持ちが軽くなります。
掲示板を埋めてしまいそうなのでここで私からの話はいったん終わりとさせていただきますね。
本当にありがとうございました!また何かありましたら気軽に書き込みさせていただきます(^-^)Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:B投稿日:2023/11/29(Wed) 08:08No.3215都の鳥学徒様、はじめまして!
そちらでもアオサギさんは夜に水のあるところにいらっしゃるのですね、いろんな県で変わらないアオサギらしさを見せていると思うと微笑ましいです。
そうなんです、夜に微動だにせず立っている大きな鳥の姿は、存在感が抜群で、ゾクっとします。
最初は実はアオサギが怖かったんです。でもあの鳥はなんて名前?と調べていく内にすっかりファンに・・・
宴会でもアオサギはあの無表情なのでしょうかね?(笑)
私も本当に勉強になりました。ありがとうございました!Re: この群れはアオサギでしょうか投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/30(Thu) 10:48No.3216いつも丁寧なご返信、ありがとうございます。この掲示板は文字数に制限があるわけでもないので、たとえ1万字になったとしても一向に構いません。読むの楽しいですし。思う存分に書いてください。そういえば、当掲示板でも見かけたことがありますが、3行ほどしか書いてないのに、最後に、長文失礼しました、と書かれている方がいて失笑したことがあります。スマートフォンで見ると長い文章に見えるんでしょうかね。ちょっと文化的な危機を感じます。
徳島中央公園のコロニーのことに触れられていたので、当時の新聞記事をリンクしておきますね。
徳島市の城山、アオサギふん害 巣周辺の樹木枯れる(徳島新聞 2007年2月13日)
https://www.grey-heron.net/articles/070213-1/
アオサギのふん害深刻 徳島市の城山、原生林の一部枯死(徳島新聞 2008年5月18日)
https://www.grey-heron.net/articles/080518-2/
アオサギふん害で原生林枯死 徳島市の城山(徳島新聞 2017年4月24日)
https://www.grey-heron.net/articles/170424-1/
10年経ってもまったく同じような記事で、その後どうなったのかなと時々思い出しています。人とうまく共存できていれば良いのですが。
徳島といえば、痛々しい記事もありました。
“棒”に貫かれたアオサギ...徳島で救出作戦(徳島新聞 2007年12月27日)
https://www.grey-heron.net/articles/071227-1/
羽ばたき、今も力強く 阿南・桑野川、棒が刺さったアオサギ(徳島新聞 2008年1月19日)
https://www.grey-heron.net/articles/080119-1/
阿南のアオサギ、刺さった棒抜けかかる 発見から2カ月(徳島新聞 2008年2月22日)
https://www.grey-heron.net/articles/080222-1/
徳島はなんだかんだでアオサギ関連の記事は多いです。
アオサギ、毎日“出勤” 小松島漁協の魚介目当て(徳島新聞 2010年5月25日)
https://www.grey-heron.net/articles/100525-1/
URLがクリックでリンクできず、申し訳けありません。ひとつひとつの記事にいろいろ意見したいところですが、それはまたいずれ、ということで。
まつさん、お久しぶりです!
11/19 平岡イオンのイベントに出られるのはまつさんですか?
お絵描きしに行きます!
Re: 平岡イオンのイベント投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/16(Thu) 19:43No.3192どうもお久しぶりです。
よく見つけられましたね。はい、私です。ただ、あのイベントはイオンの方たちが企画、準備してやっていることでして、私がとくに何かするわけではありません。アオサギのことを何か聞かれたら答えてほしいということで呼ばれたような格好です。お絵かきは本当に小さな子供向けですが、イオンの森で子育てしているアオサギの映像(10分くらい)が流されるはずなので、そちらは楽しんでもらえるかなと思います。
アオサギのコロニーが街中にあると何かとトラブルの原因になりがちですが、イオン平岡店は店の人たちがすごく好意的に見守ってくれていて、今回のイベントも地域の方たちにアオサギのことをもっと知ってほしいという趣旨で開かれるものです。平岡ではアオサギに対する苦情もほぼ聞いたことがありませんし、地域ぐるみで受け入れられているという感じで、アオサギにとってもかなり住み心地が良いのではと思っています。
そんなわけで、もし来られるようでしたら、お絵かきは別として、お話できるのを楽しみにしています。Re: 平岡イオンのイベント投稿者:よしこ投稿日:2023/11/16(Thu) 20:11No.3193イオンのみなさま、素晴らしいです。
近隣の住民の方たちにもほんと、ありがとうと言いたいです。
まだ平岡のコロニーを見たことないので映像見るのもたのしみです。
まつさんとお会いできるのを楽しみにしております。Re: 平岡イオンのイベント投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/11/19(Sun) 06:27No.3194管理者さま、よしこさま
初夏には生物多様性が認知できていないヒトが京都に出入りして都のアオサギさんにも罵声していたヒトが確認されたため詳細控え失礼いたしました。ごめんなさい。もう見かけませんのでお公家さんアオサギにも会いにまたいらしてくださいませ。
さて、このたびおかげさまで平岡イオンの素晴らしいイベントを知ることができました。有難うございます。私も遠くからではありますが店のご近所皆様含めて自然秩序に僭越ながら心のなかで有難う!アオサギの美しさに面白さ知ったらワクワクしてくるよ!と叫び続けております。イベントの盛会を京都から祈りつつRe: 平岡イオンのイベント投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/20(Mon) 22:46No.3195みなさん、 こんばんは。
イオンでのアオサギぬり絵イベント、思いのほか大勢の子どもたちに興味を持ってもらえて大盛況のうちに終わりました。今回はアオサギのことなのに本当に私は何も手伝ってなくて、このような形でアオサギへの関心を高めていただいたイオンさんにはただただ感謝するばかりです。私はというと、よしこさんとアオサギ談義に花を咲かせていました。よしこさん、わざわざ遠いところをありがとうございました。
このイベントではイラストレーターの方たちもアオサギの絵を持参されていました。左上はRさん、右上はかわいえみさんの作品です。そして、下の2枚が子どもたち(大人の方も)の描いた個性溢れるアオサギたち。イベントの終わる頃には背景の木が隠れてしまうほどアオサギだらけに。アオサギの認知度がどんどん高まっていくのを感じます。Re: 平岡イオンのイベント投稿者:よしこ投稿日:2023/11/24(Fri) 23:39No.3196まつさん、都の鳥学徒さん、こんばんは。
都の鳥学徒さん、京都の地からイベントのことを思っていただきありがとうございます(私は主催者ではなく参加者なんですが笑)
お子様たちがカラフルなアオサギさまの塗り絵をされていましたよ。
子供の自由な発想が少し欲しくなりました。
そして巣の様子をすぐそこから撮影した動画は圧巻でした!
イオンの皆様にもコロニーのそばの住民の皆様にも感謝を感じた一日でした。
管理者さま こんばんは。
また10月末から、神(鳥)だのみにお公家さんアオサギ詣でをしていますと、気がつきました。頭から羽毛がふわふわです。
8月は川風になびくサラサラの羽毛でした。いっちょうらを調整しておられるのですね。
どうしたらこんな調整ができるのでしょうか。
琵琶湖疎水は季節がよくなり、以前とかわり、また鳥の皆様も安心してカメラにおさまっています。京都にお越しの際には凛とした、それでいて元気いっぱいのアオサギさんにも会いにお訪ねになってくださいませ。
Re: 冬の衣替え投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/11/01(Wed) 23:19No.3189都の鳥学徒さん、こんばんは。
そちらはちょうど良い季候なのでしょうね。ここ札幌は紅葉の盛りです。アオサギはというと、渡りのピークをもう過ぎたのか、最近ではあまり気配を感じなくなりました。
アオサギの頭の羽毛がふわふわして見えたのは、たぶん何かに興奮していたのでしょうね。たとえば、カラスを威嚇していたとか。アオサギは子育てを終える頃から徐々に換羽するのですが、身に着けているものは基本的に年中同じです。残念ながら、冬用の羽毛というのはとくにもってないのです。とはいえ、その同じ衣で40度近い夏からマイナス20度近い冬までやり過ごすのですから大したもだなとつくづく感心します。Re: 冬の衣替え?投稿者:都の鳥学徒投稿日:2023/11/04(Sat) 16:20No.3190早々のご教示にもかかわらず返信が遅くなって申し訳ございません。
たしかに、カラスも数羽、点在するアオサギも集まり、他鳥にとられまじと緊張感ある状況でした。
北海道は、紅葉の季節なのですね。北海道のアオサギさまは渡りをされるのですね。都のアオサギさまは、他の鳥さんを仲介して、ご自身は都に留まっている気配です。そこもお公家さんぽいな、と思います。
ご無沙汰しております。
四国でサギを追っ払う研究をしているものです。
1.アライグマの鳴き声
2.犬の鳴き声
3.ハシブトガラスの鳴き声
4.拍子木
を寝ているサギに聞かせてみました。
アライグマの鳴き声以外は全然効きません。※寝続けます。
アライグマの鳴き声は寝ていても必ず目を覚まします。まれにですがそのまま逃げるときもありますが、基本的には目を覚まして首を伸ばし周りを警戒しますが逃げません。
やはり1対1で戦っても負けない相手には警戒するけど逃げるまでは至らないようです。
いつも貴重なご意見いただいておりますのでリターンになれば幸いです。
Re: アオサギの音声による忌避投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/10/02(Mon) 21:56No.3187tomoさん、お久しぶりです。いつも貴重な知見をありがとうございます。これは面白い結果ですね。とても実際的で説得力があるなあと思いながら拝見しました。アオサギのような大きな鳥は、疑問に思うことがあっても単に観察だけで済ませてしまい、実験してみようと考える人はあまりいないのではという気がしますが、さすがですね。
ということで、やはりアライグマでしたか。予想に違わぬ最強さですね。アライグマの声だと分かって警戒しているのかどうかが気になるところですが、あの声は無視するにはちょっと得体の知れない不気味さがあるのかもしれませんね。それにしても、拍子木こそビクッとしても良さそうなのに反応がないとは意外でした。アオサギは繊細なのか図太いのかよく分からないところがまた魅力なんですね。
まつさん、こんにちは。
水位の下がった溜池で超大物を仕留めたアオサギに遭遇しました。
獲物は、大ナマズでしょうか?
クチバシがグサッと喉元に刺さって、一発で仕留めたようでした。
さてさて、われらがアオサギ君、この大物を飲み込めるのでしょうか??
まつさんの予想もお聞かせくださいね。(^◇^)
Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/09/30(Sat) 21:26No.3178ロメオさん、こんばんは。
いつも滅多に見られないユニークなお写真をありがとうございます! 見事に喉元を突き刺してますね。上から狙うはずなのに、何で下から刺さるのかな?と思ったり。突かれる刹那に一瞬身を翻したのかな?とか、いろいろ想像してしまいました。
たしかに滅多にない大物ですけど、このサイズならなんとか一呑みにしたのではと想像します。時間はかかりそうですけど。ただ、彼らも口に入りさえすれば何でもOKというのではないようで、あんまり分不相応な大物だとたまに喉に詰まらせることもあるようです。昔、北米のオオアオサギがウナギを喉に詰めて死んだという論文を見かけたことがあります。まあでも首尾良く腹に収まれば、これ以上の収穫はないわけで。3、4日は漁にも出ず、余裕で遊んで暮らせるのではないでしょうか。Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:ロメオ投稿日:2023/10/01(Sun) 11:54No.3179おはようございます。
仰る通り。下からグサッと刺さっているのは不思議ですよね。
ナマズも身をよじって抵抗したのでしょうか?
気づいた時には、アオサギはナマズを水から引き揚げてくわえていました。
連続で4枚投稿させていただきますね。Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:ロメオ投稿日:2023/10/01(Sun) 11:56No.3180さぁ!がんばって喰うぞ!
秘技!舌骨にひっかけて、一気に!Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:ロメオ投稿日:2023/10/01(Sun) 11:57No.3181だ、だめだ~ 口に入らない。デカすぎる!
洗って洗って、水で濡らして、再チャレンジ!Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:ロメオ投稿日:2023/10/01(Sun) 12:01No.3182この姿勢のまま、しばし固まって。
その後、大ナマズを水の中に落としてしまいました。
それでも、あまりにも惜しくて、諦めきれず。
アオサギは、その場を離れず、水の中に立ち尽くしていました。
誰にも渡したくない、疲れが取れたら、再チャレンジ!と考えていたのでしょうか。
朝晩は気温も下がりましたが、日中はまだ暑く、熱中症の恐れもあります。私もこれ以上、観察を続けられず。
結局、時間切れになって、事の顛末を見届けないまま、その場を後にしたのでした。^_^;Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/10/01(Sun) 22:17No.3183予想、はずれました…。やはり少し大きすぎたのでしょうか。喉に詰めて窒息しなかったのを良しとすべきかもしれませんね。Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:ロメオ投稿日:2023/10/02(Mon) 07:45No.3184まつさん、おはようございます。
今回のアオサギ、他の個体と比べて小柄だったせいもありそうです。
ナマズの口は横に広いため、一般的な魚のように喉へ入っていかなかったようです。開けたクチバシより、ナマズの頭部が大きかったので、つっかえているように見えました。
大ナマズは見た目以上に重かったらしく、上に振り上げて勢いをつけることが出来なかったようです。
ナマズの傍に立ち尽くして、体力が回復してから再チャレンジした可能性も捨てきれません。
狩りと運搬で、かなり体力を使っていたようなので(;^_^A
連続投稿してしまい、申し訳ありませんでした。Re: 超大物!ゲットだぜ!投稿者:まつ@管理人投稿日:2023/10/02(Mon) 21:55No.3186ひとつの投稿で複数の写真が投稿できれば楽なんですけどね。時間ができたらカスタマイズできないか試してみたいと思います。
それにしても、アオサギのサイズを見分ける眼力はさすがですね。野外で違いが分かる人はなかなかいないんじゃないかと思います。
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