とりあえず署名嫌いだった私が、署名しました。
ももぴょんさん、アオサギが観られるようになって良かったですね。
ほんと、Augustさん良くやってくれました。元気になってくれたら良いですね。
今日は、コロニー近く、江神橋を渡っていると眼下の石狩川に、中州から横断するカルガモ(?)の親子に遭遇しました。連れているヒナの数のあまりの多さに、慌ててカメラを出し、シャッターをきりました。撮影した映像を帰ってから観てみると、カルガモではありませんでした、、、
いろいろ調べてみるとカワアイサではないかと私なりの結論。コウライアイサ(希少種らしい)との区別がつきません、、、
数えてみると20羽のヒナを従えているのです。1羽はチャッカリ親の背中に乗っていましたが、、、また、ひとつ野鳥の名前を知りました。
さて、アオサギですが1週間たつとまたまた様変わりしていました。
ヒナの鳴き声がほとんど聞こえなくなっていました。成長の早いヒナは、ヒナというより幼鳥!(幼鳥、どの段階からいうのでしょうか?)
翼の羽密度もしっかりしてきていました。それに、自分の巣から出て近くの枝に止まっている姿があちこちの巣で観ることができました。
給餌もまつ@管理人さんがおっしゃっていたように。焦らしが始まっていました。
こうなると、成長の遅かったヒナは大変ですね。大きなヒナの餌への執着はもの凄いですから、、、なんとか頑張って成長してほしいものです。
この後、どのようにして巣立っていくのか楽しみでもあり、寂しくもあり複雑な心境になりつつあります。
Re: 巣からの一歩!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/19(Sun) 23:26No.15141週間見ないとずいぶん変わるんですよね。ただ、この先は成長も緩やかでそれほど大きく変わることはないと思います。姿も成鳥っぽくなってきましたし。
ヒナと幼鳥との違いですが、私は形態的なことはいつもいい加減に見ているので、じつはちゃんとした定義を知りません。どんなに大きくなっても巣立つまではヒナということにして見ていました。それが一番面倒でないので。まあ、そんな出鱈目なことをここで書いてはまずいので、一応、ちゃんとしたことも書いておきます。
「フィールドガイド日本の野鳥」(日本野鳥の会)では次のように解説しています。
ひな:卵からかえってから体羽が生えそろうまでの時期の鳥。
幼鳥:卵からかえって体羽が生えそろった時から第1回目の換羽(普通は生まれた年の秋)までの時期の鳥。
ということのようです。ですので、写真に写っているヒナは、ぴかまるさんが感じられたように、幼鳥というのが本来正しいようです。
嵐山のコロニーは飛べるヒナはまだいないと思いますが、そろそろ巣を離れ枝伝いに出歩きはじめる頃ではないかと思います。少しくらいならジャンプもできるのでは。で、そうこうするうちにごく短い距離を飛ぶようになります。そうなると、親が給餌に戻ってきたとき、近所の巣からわらわらと餌泥棒が押し掛けるようになるんですね。どのヒナがうちのヒナでどのヒナがよそのヒナなのかてんで区別できないという状況になります。それも2羽が3羽になるくらいならまだいいのですが、3羽が5羽、6羽、7羽とかになると、てんやわんやで何が何だかもうさっぱりです。だから、餌を与える親鳥のほうも戦々恐々です。自分のヒナに給餌する前に、周りに不埒な連中がいないかと十分注意してから餌を吐き戻します。それでも吐き戻すときは一瞬無防備になりますから、必ずそこをついて襲来する輩がいるんですね。守るほうも攻めるほうもとにかく必死です。
そんな時期が2週間ほども続くでしょうか。それが終われば巣立ちです。早いですね。
まつ@管理人さん、10年もありがとうございます。それと動画のプレゼント?もありがとうございます。とても嬉しいです!でも道理で、ホームページの中に興味深い話題が多くて読みきれないはずですね。10年の重みですね。まるで大好きな本を手に入れた様な喜びです。
これからも、私のようなアオサギ初心者の似たような話題にも丁寧な受け答えお願いします。楽しみにしています。
今日の明石は、朝からの雨が昼から本降りになりました。嬉しい事に、目の前の明石川にアオサギが3羽やってきました。そのうち2羽は何時間も餌を狙ったりしています。
明石公園の事件とあわせて、明石川の鉄橋新設工事の盛り土撤去を先月してたのですが、その頃大雨のため盛り土がかなり流れて、川が大分浅くなってしまったのです。
マンションの10階から見ると、川岸や橋から見るのより水の中までよく見えます。残念ながら大雨以来小魚の群れが格段に少なくなってしまったのです。きっとコサギやウには良くても、アオサギの食欲を満たすことが出来なかったのでしょう。
今日のような雨が降って、梅雨のうちに川が少しでも元の姿になってくれれば良いのですが・・・。梅雨が明ければ、うみねこも川を少し上がってくるようになります。賑やかな夏が戻って来ますように。
話は変わりますが、アマサギを保護したAugustさんの様な勇気ある方々を尊敬します。ウサギ仲間でも交通事故にあった猫や公園に迷い込んだ鳥や軒先に迷い出た子ネズミにいたるまで手を差し伸べる方がいます。力及ばずなくなった子を我が子(ウサギです)と同じ様に手厚く弔う彼女です。
私はその方々に少しでも近づける勇気が欲しいです。
Re: 10周年おめでとうございます!!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/16(Thu) 19:02No.1510ももぴょんさん、ありがとうございます。これも皆さんのお陰です。サイトに書かれている内容の多くが皆さんからのものですし、皆さんから尋ねられることが無ければ私も勉強しませんしね。本当に感謝しています。
今、外からなので、あさってあたり家で落ち着いたらまた書きます。Re: 10周年おめでとうございます!!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/19(Sun) 23:24No.1513以前、どこかの美術館で作品の前に"art is unpredictability"と書かれていたプレートが置かれていて、それ以来"unpredictability"という単語がよく頭に浮かぶようになりました。その作品がどんなものだったかは全く記憶に無いのですが…。"unpredictability"は「予測不可能性」。「芸術は予測不可能性」というわけです。じつは生態学の分野でもこの言葉はよく使われていたりします。で、何が言いたいのかと言うと、自然界の生き物は予測不可能な環境を餌場にしていて、アオサギが餌場にしている水辺というのは餌場の中でもとりわけ予測するのが難しい環境なんだろうなということです。これが森の中で木の実を採っていたり、草地で虫を捕まえたりといった鳥なら、だいたい餌場の範囲は決まっているわけで、そこで一定時間餌を探せばほぼ予想どおりの餌量が期待できます。ところが、水の中はそうはいかないんですね。ももぴょんさんが書かれているように、ちょっと水位が変わっただけで全く様変わりしてしまいますし。それでも昔からそういう予測不可能な世界で生きてきたのがアオサギですから、ここがダメならあっち、あっちがダメならこっちというふうに臨機応変にやっているのでしょう。
とくに何が書きたかったわけでもなく、ただ"unpredictability"からの連想でした。
ウミネコといえば、札幌の街中にはオオセグロカモメが飛び回っています。海から15キロも離れているのに、朝からカモメが群れ飛んで、まるで港町のようです。
昨日、家の前で倒れていたアマサギを保護しました。
両脇と左足付け根に怪我をしていたので、ガーゼを当てて応急処置しました。現在は血は止まっているようです。
翼をはばたかせて地を這うように逃げようとするんですが、脚で立てないようで、自然に帰すのはまだ難しいと判断し、世話をすることにしました。
脚を常に後ろに投げ出した格好をしているのですが、なぜなのでしょう?
さらに、脚が小刻みに震えていることがあります。
そして、今日の朝見に行ったら卵を産んでいたんです。
青白い色をしていて、人間の足の親指より少し大きいぐらいです。
とってきたミミズも食べようとしません(ミミズを食べるかは分からないですけど)水は口に運んで飲ませています。
卵を産んだことが予想外で、どう対処していいか分かりません。知恵をお貸しください!
Re: アマサギを保護投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/12(Sun) 08:20No.1503Augustさん、はじめまして。
これは緊急事態ですね。何かにぶつかったのでしょうか? 書かれている内容から判断すると、脚を骨折しているのかもしれませんね。少々の怪我の場合は人があれこれするより自然治癒に任せたほうが良い場合が多いですが、自分で立てないとなるとそうもいきません。ただ、下手に保護していると逃げようとバタバタしてかえって状態を悪くする恐れがあるので、ここは一度、地域の野性生物保護センターのようなところか動物病院に連れていってきちんとした処置をしたほうが良いと思います。脚を固定して抗生物質を処方してくれるくらいかもしれませんけど、ともかく素人よりは上手くやってくれるはずですので。あとは、連れて行くとき、またさらに暴れるかと思いますが、頭に布でも被せて暗くしてやるとおとなしくなります。
書くのに時間がかかるので、とりあえずここまで。引き続きまた投稿します。Re: アマサギを保護投稿者:August投稿日:2011/06/12(Sun) 08:47No.1504すばやいお返事ありがとうございます。
脚ですが、最初に手当するときに触って調べた限り、目に見える範囲では折れたりしていないようです。
胴体に近い部分かもしれません。
保護センターですか、調べてみます。Re: アマサギを保護投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/12(Sun) 09:31No.1505餌はアマサギであればミミズは食べるはずです。たぶん、今は捕まっているというストレスが大きくて、食べる余裕がないのだと思います。あまり食べなければ口を無理やり開けて餌を入れてやれば一応飲み込みます。このとき、くちばしと首が一直線になるようにするのがコツです。ただ、ストレスが強いとじきに吐き戻してしまうので、なるべく早く安心できる状況を作ってあげることが肝要です。そうすればこちらが知らないうちに餌を食べてくれるようになります。といっても、餌の確保が問題ですね。基本的にはアマサギもアオサギと同じでたいていの生き物は食べます。バッタなどの昆虫をはじめ、カエルやオタマジャクシ、トカゲ、ヘビ、魚、ネズミにいたるまで何でもです。もし生きた餌が無いようであれば、チカとかワカサギなどの10センチクラスの魚を与えれば、もしかすると食べてくれるかもしれません。もちろん生きた魚が手に入るのに越したことはありませんが。あるていど慣れれば、鶏肉とかでも食べてくれるかもしれません。少なくとも幼鳥の場合は魚のすり身でもソーセージでも何でも食べるようです。ただし、この辺りは成鳥と幼鳥で違うとも思われますので何とも言えません。成鳥であれば1日や2日食べなくても死ぬことは無いと思いますので、ともかく焦らずいろいろ試してみるしかないと思います。
餌についてはこのサイトの「保護と飼育」というページにいくらか参考になる部分があるかと思いますので、そちらも御覧いただければと思います。 ⇒ http://www.grey-heron.net/forum/24-refuge/
卵については、さらに難しいかもしれませんね。親が温めてくれればいいですけど。もしご自分で孵化させるとなると、温度を一定に保って(41度くらいでしょうか)、ときどき転卵したり、かなりの手間になります。ちなみに、産卵したばかりなら孵化まで24日くらいかかります。なお、サギの卵は最初の1日くらいはほっておいても死ぬことはありません。温めはじめて途中で止めると死んでしまいます。ニワトリか何か代わりに温めてくれる代理母がいればいいのですが、ご自分でとなると相当な覚悟がいるでしょうね。
ともかく、保護されたサギが軽傷であることを祈ってます。今回産んだ卵がダメでも、もし早期に復帰できれば今シーズンのうちにもう一度やり直せるかもしれません。そのためにもしっかり治ってほしいですね。
あまりお役に立てないかもしれませんが、また分からないことなどありましたらいつでも尋ねてください。Re: アマサギを保護投稿者:August投稿日:2011/06/12(Sun) 10:20No.1506詳しく説明してくださってありがとうございます。
餌については教えていただいた方法でいろいろ試してみます。
母親のアマサギは先ほど箱から出ていたので戻しましたが、その際、脚で踏ん張って抵抗していたので、多少元気が戻ってきたかな、と思います。
今のところ脚の震えもないのですが、まだ立つことは出来ないようです。
卵ですが、母親が卵から外れて座っているので温める気がないのかもしれません。
犬用のヒーターがあるので人工孵化も可能かもしれませんが、経験のないことなので心配です。
母親が温めてくれればいいのですが・・・。
とりあえず、今日一日様子を見てみようと思います。Re: アマサギを保護投稿者:August投稿日:2011/06/13(Mon) 20:59No.1507アマサギについてご報告させていただきます。
今日の夕方になっても体は元気なようですが、立つことが出来ず、このままで回復が見込めるのか不安になり、県の鳥獣保護課の方に問合わせました。
そこで地域の動物病院を教えてもらい、悩みましたが、連れていくことにしました。
私の住む新潟県には「愛鳥センター 紫雲寺さえずりの里」という施設があり、そこに専門の医師がいて、ちょうど明日その施設へ運ぶ車が来るとのことでした。
原因が分からない以上、専門の施設へ送るのが最善と考え動物病院に預け、搬送を依頼しました。
卵についてですが、人工孵化を試みています。
色々な知恵を頂き、ありがとうございました。
おかげでワカサギ等の魚も無理やりですが食べさせることが出来ました。
本当にありがとうございました。Re: アマサギを保護投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/13(Mon) 22:20No.1508適当な施設があって良かったですね。外科的な問題なら時間はかかってもいずれ自然に復帰できるでしょう。何はともあれ、元気なようで良かったです。
卵も孵化を試みられるということで、こちらも上手くいくことを期待しています。とはいえ、これは大変なことで、たかが卵とはいえたまに転卵してあげなくてはいけませんし、二十数日間もかなり手間がかかるものと思います。きちんと世話しても孵らない卵もありますし。でも、もしヒナが生まれたらこれにまさる喜びはないでしょうね。もっとも、生まれたら生まれたで卵のときよりいっそう大変になるわけですが…。もしヒナが生まれるようなことがあれば、ぜひご連絡下さい。
何程の情報も提供できませんが、不明な点があればいつでもご相談いただければと思います。
今日は途中、ハヤブサを観ました。後で調べたらオオタカでしたけど、、、
アオサギに興味を持ってから野鳥を知る機会が増えていきます。
旭川は夏日を迎えて、ヒナの鳴き声も蝉にかき消されるようになっていました。
ヒナの成長は凄いですね。
遠目には親鳥と識別に迷うようになっていました。
羽繕い、羽ばたき練習、、、元気に育っていました。
給餌の機会を観ることができました。
ヒナの食欲は凄いです!
数十秒でしょうか、、、あっという間の出来事でした。
「もうないの~~~」に対して親鳥は知らん顔をして、側の松の葉をつついていました。どこの世界でも親は大変ですね!
その後、ヒナは食後の運動、羽ばたき練習をしていましたよ。
すぐ側の巣では、子供部屋を広げるのでしょうか、、、何度となく巣材を受け渡しするカップルがいました。ヒナは空腹を訴えていないのかな、、、
明日から雨の予報です。川もすでに少し濁って来ています。上流で降雨があったようです、、、
今年も台風の発生が早いようですが、北海道まで大きなのが来ませんようにっ!
近頃の異常気象には油断がなりませんね。
ところで、最近この掲示板がぴかまる日誌のようになっていまますね。
観るものが新鮮な感動で、書かずにいられないのです。スミマセン!
ももぴょんさん、明石公園のアオサギはその後どうなったのでしょうか?
気持ちよく観察できる旭川へアオサギウオッチングツアーに来ませんか?
勿論、だんな様とウサギも連れて、、、
お宿を提供しますよ。ボロですけど、、、
Re: 食欲旺盛!!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/06/11(Sat) 16:42No.1499ぴかまるさん、こんにちは。
ここのヒナ、体つきや風切羽の伸び具合で判断すると、孵化後ひと月にやや足りないというところでしょうか。この大きさになればカラスに襲われることもありませんし、3羽いれば3羽とも無事に巣立つと思いますよ。と言いつつ写真をよく見ると、親から餌をもらっている(奪い取っている)のは2羽だけですね。巣の端に退いているように見えるもう1羽は他の兄弟から攻撃されているのでしょうか? 私の見当違いかもしれませんけど。まあいずれにしても、よほど親鳥が餌獲りをさぼらない限りここまで大きくなればもう大丈夫です。
この先、ヒナがさらに大きくなると、親は巣に戻ってもすぐには餌を与えなくなります。ヒナが餌をねだってもじらすばかりで一向に与えません。じらす時間はだんだん長くなり、いよいよ巣立ちという頃には何も与えず飛び去ってしまいます。親鳥にすればそうやってヒナの巣立ちを促しているのでしょうね。Re: 食欲旺盛!!投稿者:ぴかまる投稿日:2011/06/11(Sat) 20:37No.1500この巣は5月19日に最初にヒナを発見したところなので、みんな無事育っているのでしょう。あれからすっかり逞しくなったものです。小さいヒナは他の2羽には圧倒されていましたが、いじめられている様子は観られませんでした。
成長は早いですね。頻繁に通っているつもりなのですが、その変化には驚かされます。密度の濃い毎日を過ごしているようです。
雷、竜巻注意報、降雨後すぐ濁ってしまう川、、、心配はつきません。
巣立ちですか~~~
なんか寂しくなってきましたが、、、全員、無事巣立ってほしいものです。Re: 食欲旺盛!!投稿者:ももぴよん投稿日:2011/06/11(Sat) 23:18No.1501こんばんは、ぴかまるさん、まつ@管理人さん。
お久しぶりです。季節の変わり目で体調をくずしていました。
明石のアオサギ達は、あれ以来姿を見かける事が減りました。一度5月の写真の巣の確認に行きましたが、思ったとおり、ウの巣と一緒に枝ごとなくなっていました。公園管理人のうそつき!っと、しばらく怒りがおさまりませんでした。
我が家の前の明石川にも、コサギやウはやってきますが、アオサギはほとんど見かけません。たまに飛んでく姿を見ますが・・・。また、体調がよくなったら、港や公園なんかを見に行ってみたいとおもいます。
ぴかまるさん、ありがとうございます。ぴかまるさんの写真を見ながら、いつか明石でも小規模ながら・・と夢見ています。北海道もいいですね。いつか行ってみたいですね。
今日は途中カッコーの声が聞けました。
ヒナの数が減ったのではと心配していた巣をじっくり観察してきました。
まつ@管理人さん、ご指摘の通り巣の中に伏せていたようです。
それになんと!2羽だとばかり思っていたのが、3羽確認できました。大、中、小といました。巣の平面積は、私が想像しているよりかなり広いのかもしれません。短い時間で判断してはいけないんですね。気持ちが先走ってしまいました。ご心配かけて、すみませんでした。
コロニーで今日感じた全体的な変化は、ヒナだけで留守番している巣があるということかな、、、なかでも成長の早いヒナは『俺様は、アオサギ!!』の風貌になっていました。
このぐらい成長すると両親そろって採餌に出かけるようになるのでしょうか、、、隣の親に留守を頼んでるのかな?
ところで、カラスさんがアップした中島公園のアオサギには驚きました。ももぴよんさんの明石公園のアオサギのように、人への警戒心がなくなって来ているのでしょうか。こんなアオサギが増えてきたら中島公園でも、明石公園事件のようなことが起きるかもしれないと心配してしまいます。
私がアオサギに興味を持ったからなのか、普段の生活の中でもアオサギの姿を目にすることが多くなりました。
この間、美深まで用事があって行って来たのですが、名寄バイパスの往復とも上空を飛ぶアオサギを見かけました。朝日コロニーの住人なのでしょうか~
アオサギの数は増えているのでしょうね。
嵐山コロニーの離れに関しても、昨年の営巣数からみて数が確実に増えているのはアオサギ初心者の私にもわかります。そうして、人間社会と摩擦を引き起こす、、、
あれだけ警戒心の強いアオサギが、その警戒心を薄めて行くのはどうしてなのでしょう?いよいよカラスは(カラスさんじゃないですよ)は数メートルに近づいても逃げません。
アオサギはコロニーで繁殖しますからカラスにはなれませんよね。
これから~~~
未来への時間が残り少なくなった私が未来を心配しても、何の力にもなりませんが、、、
いろいろ考えてみたいです。
Re: 留守番できます!!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/31(Tue) 19:02No.1495アオサギを見ているといろいろ考えさせられます。生き物なら何でもそうなんでしょうけど、やっぱりどこか我々人間に似ているところがあって、でも、そうかと思うと決定的に違うところがあったり、そういう部分であれこれ思いを巡らせてしまうんでしょうね。
写真のヒナだともう親の保護は必要ないですね。カラスに襲われる大きさでもありませんし、自分で体温調節もできます。それに、餌の要求量が半端でないですから、片方の親が運ぶ餌だけでは間に合いません。親鳥は昼夜問わず餌採りに励んでいるはずですよ。
札幌の中島公園のアオサギは、急に何十羽もやってきて散策路近くで営巣でも始めればどうなるか分かりませんが、もう何年も同じような状況ですし、この先もとくに大きな変化は無いのではないかと。アオサギといっても一般にはそれほど知名度がある鳥ではないので、突如、大勢でやって来られるとエイリアンが襲来したかのようにパニックになる人たちがけっこういるんですよね。そうではなくて、徐々に馴染んで顔見知りの隣人のようになれば、人間にとって多少不都合な点があってもそれほど大袈裟な拒否反応を示すことも無いのではないかと。そういう意味でも、トラブルになる前に人がアオサギのことを知っているという状況をつくることが大切なんだと思います。
名寄で見かけるアオサギは、たぶん中名寄から飛来したサギでしょう。中名寄のコロニーはあの辺りでは最大ですからけっこうあちこち飛んでいると思います。朝日のアオサギは名寄まで出るにはちょっと遠すぎますね。Re: 留守番できます!!投稿者:ぴかまる投稿日:2011/05/31(Tue) 22:41No.1496アオサギコロニー一覧表で、名寄のコロニー住所が名寄市朝日になっていたものですから、、、
上士別の朝日のことをおっしゃっているのですよね?Re: 留守番できます!!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/31(Tue) 23:58No.1497ほんとですね。あの辺りは朝日という地名なんですね。自分で書いていながら記憶にありませんでした。てっきり中名寄とばかり…。どうもすみませんでした。
先日のアメリカミズリー州の大竜巻でオオアオサギのコロニーが破壊された現地の新聞記事の紹介は興味深いものでした。
英語圏のアオサギニュースの素早い取得は、「議論する」独特だと思います。
「同じ目線で気にかける」のタイトルを「同じ目線で気にかかる」と読み違えました。
日本では、ツルとかシラサギが同じような災難に逢ったら、アメリカと同じような扱いの新聞記事が出るかもしれません。でも、アオサギのコロニーの破壊があっても、日本ではニュースにはなりづらいかも知れません。
そうだとしたら文化的なアオサギへの関心の違いと思います。どちらにせよ、とり上げた視点の違いに興味を覚えたホームページを有難うございました。
Re: ホームページ「同じ目線で気にかける」投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/25(Wed) 22:25No.1485訂正すると、オオアオサギが巻き込まれたのはミズーリではなくミネソタで発生した竜巻ですね。
まあ何だかんだ言っても、野生動物が災難に遭ったとき、それにどう関わるかは、普段、個々の人々が彼らとどれだけ深く関わってきたかに一番影響されるのではないでしょうか。普段から隣人のように思っていればやはり何とかしたいと思うでしょうし関心を持ち続けるはずです。そのレベルでは、国の違いや鳥の種類の違いはもはや問題にはならないのではないかと。実際、日本であってもアオサギのコロニーで起きた災難が人々の関心を集め大きなニュースになることはありますしね。トップページではもっと微妙な空気の違いを表現したかったのですが、あまり上手くいかなかったようです。Re: ホームページ「同じ目線で気にかける」投稿者:カラス投稿日:2011/05/27(Fri) 09:01No.1489アメリカ中部のミネソタとミズーリの位置を、指摘された事が切っ掛けで初めて確認しました。
ミネソタは暁テル子が歌った「ミネソタの卵売り」で印象がありましたが、そこのコロニーでの記事と認識しました。人々の価値観の重心が微妙に違う興味と、時代と共に其の重心が動いてゆく面白さがあります。
竜巻はアメリカ中西部の複数の広い地域で起こったようですが、数百人の死者一万戸を超える家屋の倒壊など、桁はずれのものと知りました。
さて、今までとは違ったアオサギの一面を示す画像をご覧ください。札幌中央区の公園に一羽のアオサギが来て魚を獲ってゆきます。最近では公園の人たちの行動を読んでいるようで、警戒心が薄れているようです。水辺に居るアオサギを置物と思われたり、携帯で写真を撮られても平然としている不思議な光景です。Re: ホームページ「同じ目線で気にかける」投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/28(Sat) 20:33No.1490こんなふうに背後から近づかれたら人間でも殺気を感じると思いますけどね。度胸があるというか何というか、野性の生き物として大丈夫か心配になります。ただ、アオサギの知名度アップには確実に貢献していそうですね。Re: ホームページ「同じ目線で気にかける」投稿者:カラス投稿日:2011/05/29(Sun) 12:15No.1491仰る通り中島公園ではアオサギの知名度は上がっています。以前は「置物?」「何という鳥?」という声が聞こえていましたが、今では「今日も来てるね」「綺麗な鳥だよね」という声が多くなり、常連のファンもいるといいます。
アオサギにカメラを向けているとその存在に気が付いた来園者が「あの鳥は何ですか?」「どこから来るのですか」とよく聞かれます。「渡り鳥のアオサギですが、コロニーから餌を求めて来るようです」という様な事を伝えると、物知りに会ったみたいに感心されてくすぐったい思いをした事もありました。
公園ではアオサギとの距離が近いので、魚を獲って飲み込むのを観察出来ます。
議論するホームページから、アオサギがウサギを呑みこむ信じられないような画像を紹介された事もありました、。アオサギの顎は蛇のそれに近いのかなと思っています。
人の顎の関節も緩い作りになって居るそうですが、殊にアオサギも蛇のようなニ重関節と言う様な緩い造りになっている事を想像します。
魚を呑みこむ画像を見ると、上下の嘴の開きが並行に見えたり、嘴の先より根元の方の開きが大きく見える写真で、顎の関に意味があると想像します。
大きい魚やウシガエルを呑みこむ動画が、ユーチューブでも紹介されていますが、中島公園や五戸の公園コロニーでの画像をアップしますのでご覧ください。Re: ホームページ「同じ目線で気にかける」投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/29(Sun) 12:44No.1492たぶん、アオサギの口が大きいのではなく、人間の口が小さすぎるのだと思いますよ。Re: ホームページ「同じ目線で気にかける」投稿者:カラス投稿日:2011/05/29(Sun) 16:27No.1493アオサギの顎は下側の嘴も含めて融通性に富んでいるように見受けられます。
獲物を呑みこむときに、下側の嘴の根元の幅が上側の嘴の幅よりも広く見える時があります。
蛇の下顎はニ分割されていて筋肉で繋がっているそうですが、もしかしてアオサギの下側の嘴も同じような仕組みになって居る様な気がします。いつかその辺の構造が紹介されるのを期待しています。
寒い日が続いていた旭川も、ようやく最高気温が20℃を超えそうです。
コロニーでは、ヒナの鳴き声が一段と賑やかになっていました。
一見、平和そうなコロニーですが、この前確かヒナが2羽いたのに、1羽しか確認できなくなっている巣がありました。また、歩道側の草むらに薄緑色の卵の殻が散乱していたり、これはきっとカラスのせいだと思いますが、安住の日ばかりではなさそうです。
急に気温が上がり始めた今日は、ヒナたちは風上に向かって口を開け咽を振るわせていました。暑さ対策なのでしょうか?
これからは暑さとも戦わなければなりませんね。天辺の一等地は日当りも良過ぎますから、、、
Re: 平和そうなコロニー投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/26(Thu) 19:03No.1487口を開けて喉を震わせているのは暑さ対策ですね。体全体がダウンで包まれている上、汗もかけないので、暑くなればああやって熱を逃がすしかないようです。犬がハーハーやっているのと同じですね。
写真のヒナくらいまではわりと平和に皆すくすく育ちます。ところが、ここから先はヒナの食べる量も多くなりますし、それが賄いきれなくなると小さなヒナから順次死んでいくことになります。でも、2羽兄弟だとそんなに喧嘩することもないんですけどね。巣の中にうずくまっていたのでしょうか?Re: 平和そうなコロニー投稿者:ぴかまる投稿日:2011/05/26(Thu) 20:43No.1488そうですか~
また来週でも行ったときに確認してみたいと思います。巣の右半分がよく見えないし、下から見上げている位置なので、ぜひともそうあってほしいと思います。
今日の画像の巣では、ひょっとすると4羽いるかも、、、
これから壮絶な生存競争が始まるのですね!
餌が採れやすい天候も続いて、全員無事に巣立ってほしいものです。
今日も良い天気で、我が家の2匹のうさぎを連れて明石公園へ散歩に行きました。
帰りに剛の池に廻ってみたら、賑やかな鳴き声がきこえません。よく見るとウが営巣してた大きな枝がすっかり伐採されているではありませんか!巣をなくしたウは池の奥で右往左往。アオサギが一羽、一番高い木の上で様子を伺っているだけ・・・。
帰宅後、公園の園芸協会や明石市の環境部地球環境課等に問い合わせたところ、明石川上流のため池から追い出されたウが合流して、大きなコロニーになってしまい、糞害等の苦情があったのと、木を守るためにウが営巣している枝を伐採したのだそうです。
何か人間の勝手でいたちごっこになるような気がしますが・・・。
他のアオサギの姿は見えませんでしたが、公園の方によると、アオサギの巣は無事だそうです。落ち着いた頃様子を見に行こうと思います。巣に帰って来てくれるといいんですが。
Re: 大変です!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/19(Thu) 22:02No.1478人間の愚かさときたらつくづく底が知れないですね。書きたいことはたくさんあるのですが、ちょっと済ませないといけない用があるので、明日またじっくり書かさせてください。すみません。Re: 大変です!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/22(Sun) 18:10No.1480うさぎを飼われているからももぴょんさんだったのですね。
さて、すっかり遅くなりましたがご報告いただいた件。今はヒナがすくすく育って本来楽しい時期のはずなのに、毎年のことながら苦情だの駆除だのと気の滅入る話があちこちで持ち上がってほとほとうんざりさせられます。悲しいことに、この手の話は地域の問題であって社会的な大問題になることが無いため人々の関心が共有されにくいのですね。なので、事が起こるたびに全く無知の状態から愚かな対応が繰り返され、人間にとっても鳥にとっても不幸な状態が増幅されるのが普通です。
今回は私の専門外のカワウの話ですし、ももぴょんさんが書かれた内容だけに基づいてあれこれ言うのは本当はまずいかなとは思います。けれども、この種の問題の根底にあるものはいつもだいたい一緒なので、一般論で書いてもそれほどピントを外すことはないかなと。今回のケースも特殊な事情があるのかもしれませんが、そこは敢えて無視して書いてみます。
こうした問題が起こるたびに私がいつも疑問に思うのは、当事者が鳥の命の重さをどの程度に考えているのかという点と、もうひとつは駆除によって引き起こされる新たな状況に対してどのような展望をもっているのかという点です。
この時期に巣を破壊するということはヒナを殺すことと同じです。ヒナが生まれてなくても卵の中で育っている命を殺すことになります。極端な話、ウやサギの存在が人命を危険に晒すというのでもあれば理解できます。けれども、カワウやアオサギのフンで人が死んだという話は聞いたことありませんし想像もできません。ときには、堪え難い、忍耐の限界を超えた被害があるかもしれません。けれども、それが何十、何百というヒナの命で償ってもらうほどのものなのか、苦情を訴える人、そしてそれ以上に苦情に応えて拙速な行動を起こしてしまう無能役人には改めて考えてもらいたいと思います。そして、命に対する敬意をほんとうに持っているのかということを自分に問いかけてほしいと思います。
言うまでもないことですが、フンから木を守るなどという理由はお話しにもなりません。フンによる木への被害が気になるのなら子育てが終わってから巣を除去するなり枝打ちするなり対策を講じれば良いのです。それまで待ったからといって、その間に枯死してしまうような柔な木は無いと思います。
もうひとつの問題は、こうした駆除がいつもその場凌ぎの対応で、駆除後、何が起こるかについてほとんど考慮されていないことです。鳥は繁殖場所を追われれば、当然、次の繁殖場所を探します。たしかに駆除を行えばその場所での被害は無くなるかもしれません。けれども、新たに移動した先でふたたびトラブルが起こらないとどうして言えるでしょうか? まして人の密集する街中です。いたずらに追い出したところで、鳥たちは営巣場所を変えるだけで、餌がある限りその場所を離れることはないでしょう。ももぴょんさんご指摘のとおり、まさにいたちごっこです。ほんとうに問題を解決したいのなら、鳥との軋轢がないような場所をあらかじめ選定、確保して、その場所に人為的に鳥を誘導すべきです。そんな場所は無いというのなら、どこかで被害を受け入れる覚悟を決めるしかありません。それもできないなら、川に汚水をどんどん流して魚を住めないようにし、ため池も干上がらさせ、街の木もことごとく伐ってしまうのが賢明なやり方です。カワウもアオサギも未練なく街を見捨ててくれることでしょう。フン害もないしうるさい鳴き声も聞こえない、素晴らしく居心地の良い街になると思います。
結局、川も木も魚も鳥もみんなセットなんですね。都合のいいものだけ取って他は要らないというのは無理。それなのに、いつになってもこの簡単な理屈が分からない、何でもかんでも自分たちの思いどおりにコントロールできるという幻想を棄てられない人々がいるんですね。
最後ぐらいは希望の持てる話題をと思って考えてみたのですが、この手の話で楽観的になれる要素というのはなかなか見当たりません。ももぴょんさんのその後の観察情報に何か少しでも朗報があることを期待するしかなさそうです。Re: 大変です!投稿者:ぴかまる投稿日:2011/05/22(Sun) 20:25No.1481明石、バイク旅行で明石海峡大橋を渡って四国を旅したことはありますが、どんな街かわかりません。姫路城は観に行ったことありますけど、、、
明石公園、ネットの地図で様子を探ってみました。
『都会の中の公園に野鳥のコロニー』なのですね。側に人がいても鳥たちが逃げないのが、良く理解できました。
そんな状況を見て、こんな問題が起きることは容易に想像できましたが、苦情があったから『すぐやります課』的に問題を乱暴に消し去る様な行政の措置には納得できません。
自分に関係したある問題の責任を、すぐ他人のせいにする風潮が多くなりました。しかし、行政側まで、それにピリピリして過剰な対応をしていては、問題解決には全然なっていないことに気がついてほしいと思います。
いや、私はそんなことには気がついているのだと思います。気がついていながら、そうせざるを得ないところが問題なのだと思います。
どんどん深みにはまりそうなので、話を戻しますが、、、
行政は苦情が頻繁になる前から状況を把握していたと思うのです。(もし、そうでなければ職務怠慢)
その時点で対策を考えていなければならない。
野鳥の専門家にアドバイスをもらうとか、出てくるであろう市民の苦情対策とか、ある程度の長期対策があってしかるべきなのです。なにせ相手は野生生物なのですから。
まつ@管理人さんがこの問題に対して、一貫して述べられていることに全く同感です。きっと、むなしさを感じながらも活動されていることに敬服いたします。
アオサギ初心者が、サギたちの活動する様を見て一喜一憂し、穏やかな(?)気持ちにしてもらうそんな機会がなくなったらたまらない。
わたしは最近、コロニーの危機を夢にまで見てしまうことがある。ヤバい!
ももぴょんさん、元気なくさないように!!
きっと、同じように心を痛めている人がいますよRe: 大変です!投稿者:ももぴよん投稿日:2011/05/23(Mon) 17:07No.1482まつ@管理人さん、ぴかまるさん、いろいろなお話ありがとうございます。
明石公園を訪れる人にも、いろんな方がいます。私が写真を撮っていると、ウの巣の数や、もうすぐ池の奥のテニスコートのあたりにフクロウのつがいが巣箱にやって来る事を教えてくれる方。伐採された木にビックリしてるとウの気持ちを語りながら、巣立つまでもうちょっと待ってやればいいのにとため息をつくご老人。
公園管理の方は、公園に来る野鳥に詳しい方たちにも相談した、と言ってました。神戸新聞には「カワウを撃退」と大きな見出しがありました(神戸新聞にはカワウは敵じゃない!と文句いっときました)。日本野鳥の会の方は、その記事を読みながら、「よく考えての、処置のようですよ」と話してくれました。
明石市立文化博物館の「明石の野鳥」という本では、カワウもアオサギも大分増えてるようです。でも、自然のバランスを崩すくらい増えてるとは書いていませんし、見ていて異様にバランスが悪いとも思えません。東京のカラスの様に行儀が悪いわけでもなく、明石の豊富な自然の中で、人間とバランスをとりながら、自らの営みを営んでいる命を勝手に左右する人間は非常に身勝手で思い上がっていると思います。
明石市の「生物多様性あかし戦略」というものが、まだ始まったばかりのようです。パンフレットのなかに、50年後の目指すイメージが絵になってます。絵の中央にはカモメと一緒にコウノトリ(豊岡からやってくるかもしれませんね)が描かれています。明石公園は県の管轄その周りは明石で、神戸市西区で・・・。鳥たちや私には関係ありません。50年後、私は生きていないけど、自然の営みを分け合う仲間のなかで、人間語が喋れる立場の者として、うるさいおばちゃんを続けていこうとおもいます。Re: 大変です!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/24(Tue) 23:02No.1483神戸新聞のカワウの記事、こちらですね。 ⇒ http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0004079825.shtml
たしかに「カワウ撃退」とあります。どうしてこんなプロトタイプな捉え方しかできないのでしょうね。その昔、カワウもサギもコロニーができると人はそのフンを肥料に利用し、鳥と人は共生関係にありました。鷺山(コロニーのこと)が無くなると家が廃れると言われたほどです。それが化学肥料ができてフンが要らなくなると、手のひらを返したように邪険にする。あんまり友達にはなりたくないタイプですね。ともかく、そうした歴史があるにもかかわらず(まあ、無くても同じことですが)「敵」という単純な見方しかできないのは本当に情けない限りです。人と野性生物が共存することに障害があるとするなら、それはカワウが増えたとか減ったとかの現象そのものではなく、野性生物に対する意識の持ち方が原因なんだとつくづく思います。サイトのトップページに多少これに関連する記事を書いてみたので、よかったら読んでみてください。
「生物多様性あかし戦略」の50年後に目指すイメージ図、なんとなく想像できます。カモメと一緒にコウノトリ…。1970年代、日本のカワウはほとんど絶滅しかかっていました。それから40年経った今、カワウを取り巻く状況はご存知のとおりです。50年後、コウノトリがカワウの二の舞いを演じてなければいいのですが…。
帰り道、この間のポイントで採餌中のアオサギを発見!
こちらが止まるとすぐ警戒して逃げてしまうので、何食わぬ顔で通過して見えないところまで行き、建物の陰から回り込んで、その建物を背景にしてそこからはみ出さないように、そっと立ち上がって覗いてみました。
獲物に夢中で私に気がつかない様子。何枚か撮影することができました。
そこは名もなき川(?)にして立派な水門が完成しているところなのです。おそらく、その水門は石狩川が増水したときに、逆流して住宅地が冠水しないためのものなのでしょう。
アオサギのいない時に水辺まで降りて、何を狙っているのか確認したことがありました。その時は3~4㎝のウグイの稚魚でしょうか、、、とても綺麗とはいいがたい水質の中でしたが、群れを見ることができました。
さて、ここで質問です。
左の画像はまさしくその小魚を捕らえているところでしょうが、右の、くわえている物はいったい何??
こん解像度では判断しかねますが、クチバシでくわえてみて、食べ物かどうか判断することってあるのでしょうか?
なんと、このシーンは最後に撮影した一枚で、そっとその場を退散したので、その後アオサギがどのような行動を取ったか確認できなかったのです。
残念!!
Re: 採餌シーン投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/19(Thu) 19:18No.1476アオサギは川そのものよりは水門近くの小さな水路のほうに多かったりします。浅くて水流が穏やかで、餌場としては格好のポイントなんでしょうね。
写真のシーンですが、立派な成鳥であれば餌と間違えてゴミをくわえることはまず無いと思いますよ。よくできたルアーとかなら間違えて追ったりすることもあるそうですけど。もしゴミをくわえていたのであれば、魚に逃げられてゴミだけがくちばしに残ったということだと思います。これが成鳥でなく巣立って間もない幼鳥であれば餌にもならないようなものをしょっちゅうくわえています。あれは人間の小さい子がその辺に落ちているものを何でも口に入れようとするのと一緒のような気がします。
久しぶりに朝から気温も上がったので、プラプラ出かけてきました。新緑と所々にある桜のピンク、清々しい朝でした。
そんな日には良いことがあるもので、初めてアオサギのヒナの姿を見ることができました。
残念ながら私のレンズではこの画像ぐらいが精々で、このサイトの写真集にある、あの恐竜のような顔をしているのだなと想像することしかできませんが、感激しました。
親鳥は羽繕いをしていましたが、時々頭を上げてくるヒナに対応する様も微笑ましく、感動しました。
Re: ヒナ発見!感激!!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/19(Thu) 19:16No.1475この大きさだとたぶん3週目ですね。人それぞれでしょうけど、私は3週目あたりが一番ヒナらしいなと感じます。胴体がずんぐりむっくりのころころした感じで、まだ足元がおぼつかず、よったよったと巣の中を歩いている、そんな時期です。人間でいうと赤ちゃんが一人歩きをはじめる頃に当たるでしょうか。あくまで雰囲気の話ですけど。
明石のももぴょんさんのところのアオサギにはまだヒナがいなくて、旭川のぴかまるさんのところのアオサギにすでに3週目のヒナがいるというのは何だか変な感じですね。今回、ももぴょんさんのところは再営巣というハンディがありましたが、それを別にしてもアオサギの繁殖前線というのはたぶん桜前線のようにはきれいに北上しないのではないかと、そんな気がします。
昨日明石公園の剛の池に行ってきました。池の端の樹上からは、ピエピエピエピエ・・・・と賑やかな雛?の声?親とアオサギの声がまざると、ちょっとやかましいくらい・・・。
でも、賑やかなのはどうも数に勝るウの巣の方らしく。アオサギはどうもまだですね。巣を一つ撮ったつもりでしたが、パソコンで見てみたら、もう一つ写ってました。ウに比べるとアオサギは地味というか保護色というか、なかなか写すの難しいです。
ちなみに、前回の巣には誰もいませんでした。今回はその2本くらい隣の木です。
Re: 明石の樹上団地です投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/16(Mon) 22:28No.1469くちばしの朱色がまだ鮮やかなんですね。ここまではっきりした婚姻色は、この時期、北海道でも少ないと思います。
アオサギとウの混合コロニーというのはどんな雰囲気なのでしょうね。じつは私、アオサギとウに限らず、アオサギと他の鳥が一緒に繁殖している様子を一度も見たことがないのです。北海道はアオサギはたくさんいますけど他のサギ類は数えるほどしか飛来しませんし、カワウも最近は多少多くなったものの、ほんの10数年前までは全く見かけない鳥だったので。サギ類のミックスコロニーといえば、道内では2ヶ所(うち1ヶ所は今年初めて)しかなく、ウとアオサギのコロニーは函館の近くにわずか1ヶ所あるだけなのです。
アオサギの親鳥とヒナの声、ウの親鳥とヒナの声、これらが一斉に大合唱となるわけですね。たぶんもっと規模の大きなコロニーになると、それにダイサギやチュウサギ、コサギ、ゴイサギとかが入り乱れて、親鳥もヒナもなく隙間がないほどの鳴き声で満たされるのでしょうね。それを端的に言うと、やかましい、と。体験したことありませんが、分かる気がします。Re: 明石の樹上団地です投稿者:ももぴよん投稿日:2011/05/18(Wed) 16:14No.1470あらま、では私はアオサギ初心者にしては、とてもラッキーなコロニーを観てるんですね。かなり嬉しいです。わかりにくいですが、アオサギとウを一緒に撮った写真をアップしてみますね。手前のモヤモヤしてる中にアオサギの巣が数個、奥の黒い鳥がウです。Re: 明石の樹上団地です投稿者:ももぴよん投稿日:2011/05/18(Wed) 16:19No.1471さっきの写真の向こう側では、この様にウの巣が数十個あります。
その声は、真夏のクマゼミの大合唱を思い出します。
あ、ちなみに動画は添付できますか?Re: 明石の樹上団地です投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/18(Wed) 23:12No.1472真夏のクマゼミの大合唱ですか…。なんだかアオサギの声がとても控えめなものに思えてきましたよ。
動画は残念ながら添付できないのです。すみません。でも、クマゼミでおおよその雰囲気は分かった気がします。
GWも過ぎたのに寒い毎日、ようやく旭川にも桜前線が近づいて来たような、、、
生まれたばかりのアオサギのヒナたちはこの寒さ大丈夫なのかな?
少し日も長くなり午後6時頃、自転車で堤防を散歩。
この間、チャンスを逃したポイントにアオサギ発見!
そおっと近づいて、パシャリ!
長い首を伸ばして、すぐ発見され1枚しか撮れませんでした。
こちらの姿を隠すところは、全くないところなのです。
その後、石狩川の対岸の方まで飛んで行きましたが、その時すぐ他のアオサギが一羽、追い払うように飛び立って来ました。
採餌のテリトリーなんかあるのでしょうか?
Re: 一歩近づく!投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/12(Thu) 20:00No.1467餌場でのアオサギのテリトリー、これは一般的には無いですね。無いこともないですが少ないです。たしかに餌場で見ていると、餌のありそうなスポットを巡って2羽で争っているのはよく見かけます。でも、あれは縄張り争いというようなものではなく、単に餌場を巡る小競り合いにすぎません。先にいるほうが場所の占有権をもつわけでもなく、後から来たほうに勢いがあるわけでもありません。たぶん、2羽がかち合った時には、先にいたほう後から来たほうに関係なく、より高いモチベーション(たとえば、より腹をすかせているというような)をもっているほうが相手を追い出す、そういうことだと思います。
アオサギがテリトリーをつくるのは特定の場所で十分な餌が獲れる場合です。ただ、魚を主な餌としているアオサギの場合、いつ行っても十分な量の魚が見つかる餌場はそうありません。なので、普通はあちこちを渡り歩いて餌を探し求めることになります。状況によってはテリトリーとそうでない餌場を掛け持ちすることもあるようです。環境順応力がとりわけ高いアオサギのことですから、その辺は臨機応変にやっているのではないでしょうか。
久しぶりで明石公園の剛の池に行きました。小島の木の枝が切られたせいで、池の辺の木の上はウとアオサギが営巣してて、大騒ぎ。その下の遊歩道では人間がフンを避けながら大騒ぎ。どれがアオサギの巣かなとカメラを持って探していると頭の真上の巣を教えてくれました。
明石はカワウの勢力が強いのか?その方によるとウの巣は40個くらいあったそうですが、隣?のアオサギの巣は数えるほどでした。
ちなみに明石では、まだアオサギもウもまだ卵は孵っていません。どうやら明石は人間も自然も呑気なようです。
新しいカメラを買ってくれた旦那さんにも感謝です。
先日は、松山の写真ありがとうございました。私は高知の生まれですが、アオサギに会った事がありません。
Re: やっと撮れました投稿者:ぴかまる投稿日:2011/05/06(Fri) 19:44No.1462ももぴょんさんこんばんは。
明石のアオサギは巣の下に人間が近寄っても逃げないのですか?
信じられません。全く呑気なのかな?
私は今、カメラで狙っているシーンがあるのですが、、、
それはアオサギが獲物を狙って、ジィーっと水辺に佇んでいる図です。
しばしばチャンスは訪れるのですが、「おっ!見つけた!」とカメラを準備しているうちに逃げられます。とても警戒心が強いのです。
思いもかけない所から、飛び立って逃げられることもしばしばです。
今日は20m近くから大きな翼が突然飛び立ってビックリ!!
近くで見るとアオサギは大きいですね。
今日の2度目のチャンス!
橋の下、石狩川に流れ込む細い小川に姿を発見!
あ~~やはり、逃げられました。100m位は離れているんですよ~
初心者はいろいろ考えます。きっとリベンジします。
逃げられた時の図です。Re: やっと撮れました投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/07(Sat) 18:22No.1464留守にしていてお返事が遅くなりました。ごめんなさい。
お生まれは高知でしたか。高知にもアオサギはいるのでしょうけど、高知にしろ愛媛にしろ、あちらのほうではサギといえばまずシラサギだと思います。私も愛媛にいた頃はアオサギは見かけたことありませんでした。
明石公園のアオサギ、最初の営巣場所を追われてどうするかなと思ったら、遊歩道の真上につくってたんですね。アオサギの場合、まあだいたいこんなもんです。相手も生き物ですから人の都合のいいようにはなかなかいきません。
ももぴょんさんのお写真を拝見したかぎりでは、このペアは営巣を始めてまだ日が浅いのかなと。ヒナを育てるには巣がまだ小さすぎる気がします。このぶんだと順調にいっても巣立ちを迎えるのは7月に入ってからということになるでしょうか。
下記ブログに明石公園中洲のアオサギが載っていました。ももぴょんさんが書かれている小島の木はおそらくここのことなのでは?
『Reikoのお花の絵』 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/reihana/e/ad8f3520066bd4624cfee6788b086aea
この記事によると、2月上旬にはすでに巣をつくっていたということですから、木が伐られたことで彼らは2、3ヶ月を棒に振ったわけですね。それを思えば、遊歩道にフンの雨を降らせるぐらいは意趣返しとしてはかわいいものです。これを機会に、明石公園を利用する人たちとアオサギとの間に心の交流?が生まれるといいですね。Re: やっと撮れました投稿者:ももぴょん投稿日:2011/05/08(Sun) 19:01No.1465こんにちわ、ぴかまるさん。
明石のアオサギは、確かに呑気です。池の辺で人間と猫が2メートル位にいても簡単には逃げなかったりします。巣の真下から撮るのはウの巣も鬼のようにあるので、糞がいつ降って来るかわからず、口の中に落ちないようにチョッと勇気がいります。
まつ@管理人 さん確かにこのブログの小島です。私が見に行った時は、ウの巣しかわかりませんでした。ちょっと求愛ダンスらしきことをしていたアオサギはいましたが・・・。どちらにしろ、アオサギよりウの方が一歩リードという感じです。
雨の中、じっと佇んでいるアオサギの姿は絵になりますね~
とは言っても春なんですから、もう少し暖かくならないと可哀想です。
嵐山のコロニーはちょっとした空間で2つの長屋(?)に分かれてますよね。
アオサギの行き来はあるようだから、空を飛べるアオサギにはお隣の長屋という意識はないのでしょう。
片方の集団の全景を撮ってみました。
画像が小さくて良くわからないかもしれませんが、、、
Re: 冷たい雨投稿者:まつ@管理人投稿日:2011/05/02(Mon) 19:01No.1460あいにくの天気で、生まれたばかりのヒナには気の毒ですね。雨に濡れて体を冷やさなければ良いのですが。
嵐山のコロニーがふたつに分かれていることで、他にもそんなコロニーがあったかなと道内のコロニーを頭に浮かべてみました。ひとつだけありますね。厚岸のコロニーで、1キロほど離れてそれぞれが100巣前後の規模で営巣しています。ただ、10年ほど前のことなので今はどうなっているか分かりません。ちょうどコロニーが移動する過渡期だったのかもしれません。この点、嵐山はふたつに分かれた状態が何年も続いているわけで、おそらくこれはこれで安定しているのでしょう。
嵐山のコロニーについては昨年11月に巣の数をカウントしており、それによるとぴかまるさんの写真に写っている本館のほうが212巣で、200数十m先にある離れのほうは37巣でした(サギがいない時期の調査なので実際の営巣数ではありません)。調査して気付いたのは、本館のほうが利用できるほとんど全ての木に巣がかけられていてほぼ満室状態だということ。離れのほうのサギは大勢いるほうに合流したいのかもしれませんが、もしそんなつもりがあったとしても物理的に不可能のような気がします。おそらく、春の渡り時には本館から先に埋まり、その後、遅れて到着したサギたちが仕方なく離れに向かうということではないでしょうか。もっとも、離れのほうが静かでいいというサギもいるかもしれませんが…。
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