初めて参加させていただきます。
阪神地域の街中にあるサギのコロニーに黒い羽のアオサギを1ヶ月前に発見しました。写真の左は標準色の個体、中央は羽の一部分が黒色で♂、右がほぼ全面黒色の♀個体で、黒色の2羽がペアリング行動をしていました。換羽中の個体なのか部分黒化個体なのか判りません。このサギのコロニーは4シーズン目でアオサギ・コサギの営巣が各20ヵ所ほどダイサギが2ヵ所、ゴイサギは今シーズンの営巣はゼロと時期的にラップしながら10月頃まで観察できます。このような黒色個体のアオサギは13年ほど野鳥を観察していますが初めて出会いました。ご存知の方よろしくお願いします。
つばくろさん、はじめまして。
これは光の当たり具合とか関係なく文句なしに黒いですね。隣のアオサギがシラサギに見えてしまいます。アオサギの翼の色はそれほど個体差のあるものではないので、ここまで違うともはや個体差では説明できないと思います。次に、亜種が違うのではないかという点について。基亜種であるArdea cinerea cinereaは日本に生息するA. c. jouyiより色が濃いとされています。また、亜種cinereaはサハリンの北部など日本の近くまで分布しているので、日本にやってくる可能性も無いとは言えません。ただ、亜種cinereaもここまでコントラストの強い色調ではないようです。両者を並べて見比べたことがないので正確なことは言えませんが、写真等を見る限り、言われて気付くていどの差異かと思います。写真の個体は色が濃いというより黒いですから。
とすれば、ご指摘のように部分黒化なのでしょうか? ただ、部分黒化で仮にこのような配色になったとして、そうした個体がたまたま2羽いて、たまたまペアになったと考えるのはけっこう無理があるような気がするのですが。それとも、もともと兄弟なのでしょうか?
ということで、残念ながら私には真相が判りかねます。いずれにしても珍しい状況であるのは確かのようですね。このペア、まだ営巣を続けているのでしょうか?
ところで、これは写真の写り方の問題だと思いますが、中央にいる雄の肩の後ろから背中にかけてがとくに黒くなっているのが気になります。肩が黒いのは当然として、その後ろは雨覆ですから本来なら側面と同じ色になると思うのです。もう少し別角度や別の時期に写した写真などあれば、また違う判断ができるかもしれません。贅沢なお願いですが、他にも写真があれば再度添付していただけると嬉しいです。
このところオタマジャクシが世間をにぎわせているようですね。なんでも空から降ってきたそうで。一昨日あたりから新聞やテレビでも盛んに報道されています。たとえば、次は朝日新聞の記事。
http://www.grey-heron.net/articles/tadpole/090609-1/
これは私が最初に目にした記事で、読み終わってアオサギの仕業だなと直感しました。現地の鳥類相を知らないのでアオサギかどうかは分かりませんが、少なくともサギ科の鳥が犯人である可能性は高いのではないかと思います。読んでいくと、記事の下のほうで動物園の方の否定的な意見が述べられています。しかし、これは間違いで実際は十分ありうることです。アオサギの能力からすればオタマジャクシ100尾くらいは一回の餌獲りで余裕で平らげてしまう量ですし、それを何らかの拍子に空中で吐き戻す可能性は十分考えられます。
ちょっと脱線しますが、いろいろな記事を見て回ると、オタマジャクシは不味いから鳥は食べないはずだとか、鳥が食べたのだとすれば消化されているはずだとか、いわゆる専門家からの聞き取りにかなりいい加減な内容が多く見られます。これには驚きました。こんなことでは、うかうかしていると超常現象として片づけられてしまいそうです。魑魅魍魎の跋扈する世界、それはそれで奥ゆかしいのかもしれませんけど。
ということで、今回の件は竜巻とか特別な事象を持ち出すまでもなく、空中で何らかのハプニングに遭ったアオサギがオタマジャクシを吐き出したと考えるのが一番妥当かと思います。ただ、ひとつだけ腑に落ちないことがあります。それは同じようなことが場所を変えて何度も起こっているという点です。これについてはどのように解釈すればよいのでしょうか? もしこれが一例だけの出来事なら猛禽に襲われたなどの説明は可能です。けれども、空中で猛禽がアオサギを襲うのはごくごく稀なケースで、同じような事例が何例も重なるとなればそれでは説明がつきません。他に何か特殊な状況を考える必要があります。これについては当地の状況を知らないので何とも推測のしようがありません。もし現地の方で何か手がかりになるような情報を持っておられる方がおりましたら是非ご教示いただければと思います。ともかく、今回の騒ぎは一回限りの突発的な出来事というわけではなさそうですし、今後も同じような事態が続かないとも限りません。本当のところ何が起こっていたのか、それを知るには今しばらく成り行きを見守る必要がありそうですね。
>サギ科の鳥が犯人である可能性は高いのではないかと思います
まつ@管理人さんの感想です。オタマジャクシが降る話題は、6月12日朝刊の読売新聞社会欄にも取り上げられていました。
石川県七尾市中島市民センター駐車場に約100匹、約4キロ離れた所でも8日朝に6匹、同県白山市では6日朝に20~30匹の
オタマジャクシ、同県中能登町でも9日夕に小魚13匹が落ちていたという記事です。
竜巻説は気象庁ですが、今回のケースには当てはまらないそうです。
英国では先月に住宅の庭にタツノオトシゴが落ちていたと報じられ、専門家はカモメが運んだと見ているそうです。
オタマジャクシは群れているので、サギが短時間に捕食して飛び立ち、何かの理由で空中で吐き戻したとすれば、「アオサギの仕業だなと直感しました」というのは頷けます。
読売新聞では山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)の平岡考専門員(52)が「サギが魚などを食べる際には一匹ずつ飲み込む。子に餌をやる時には吐き出すが、何匹かが団子状に固まって居て、今回のように一匹ずつがきれいに分かれた状態にはならない」とサギ説を否定していました。
群れているオタマジャクシや小魚をサギが獲った場合は、時間が経っていなければ団子状になっていなくても不思議ではありません。サギ説否定の根拠が無いと思います。
札幌中島公園には、アオサギやってきて小魚を獲って行きます。見ていると、1時間に5・6匹は獲って行きます。あまり無い事としても、そのアオサギが何かの状況で空中で吐き戻したとしたら、同じような状況が見られるかも知れません。
可能性として、今回の気になる騒動は、まつ@管理人さんの推理が当たって居るような気がするのです。カラスさん、私の直感を支持していただきありがとうございます。
さて、サギの餌の吐き戻しについてですが、これは団子状のこともあればバラバラのこともあります。どちらの状態で出てくるかは、おそらくカラスさんご指摘のように食べてからの時間に左右されるのだろうと思います。アオサギにとってオタマジャクシは簡単に獲れる餌ですから、短時間にパクパク食べて、食べたあとはすぐにヒナの待つ巣に向かったと想像できます。一部消化されかかったものがあるにしても、すべてがお団子になる必要はとくにありません。ということで、やっぱりアオサギ説がもっとも自然ではないかと。
どなたか降ってきたオタマジャクシを詳しく調べてくださる方いませんかね。アオサギの唾液くらいは簡単に検出されると思うのですが。アオサギが飛んでる途中に何かの理由で獲った獲物を吐き出す可能性で、思い出した画像がありました。オタマジャクシ騒動とは直接の関係はありませんが、札幌市緑の森五ノ戸公園のアオサギの巣です。
戻って来たアオサギが大きなフナを頭から吐き出した。まだ小さい雛たちには大きすぎたようで、吐き出したフナを再び呑込むところです。見ていた人の話では、それを繰り返して魚の溶けた部分を雛たちに啜らせているようだという事でした。
この事でアオサギは胃の中で魚の方向を簡単に変える事が出来ると分かりました。丸飲みした魚を出し入れしたり溶かしたり自由なのかもしれません。食べ過ぎたので消化不良を防ぐとか、何かに追われて体重を軽くする為に飛んでる最中に吐き戻すという事もあるかなと勝手な想像もしました。アオサギの場合、ヒナが小さなうちは半ば消化した餌を与え、ある程度大きくなると未消化の餌をそのまま与えます。なぜ、そんな器用なことができるのかというと…。ご存知のとおり、鳥の消化器官は我々人間とは多少異なっていて、食道と胃の間に「そ嚢」と呼ばれる器官が備わっているからです。これが大変便利な器官で、アオサギの場合、ヒナに与える餌はもっぱらこのそ嚢に貯められます。いわば餌の貯蔵庫のようなものですね。さらに、そ嚢は消化液を分泌しないので、ここに貯められた餌は未消化のまま吐き戻すことができるのです。一方、ヒナが小さくて消化された餌が必要な場合は、いったんそ嚢の奥にある胃まで餌を移動し、そこであるていど消化してから餌を吐き戻していると思われます。
小さなヒナのいる親は、巣にいる間、時間を置いて何度も吐き戻したり食べたりしています。ヒナが食べ残したものや呑み込めないほど大きな餌は親が再び食べることになります。次に吐き戻すときは消化が進んで、さっきは食べられなかったものが食べられるようになっているというわけです。ただ、消化した餌を吐き戻すことについては、ヒナが消化された流動食しか食べられないというよりは、あるていど消化することで餌が崩しやすくなるという意味合いのほうが強いのではないかと思います。実際、ヒナが小さなうちは、吐き戻された餌を親がくちばしで崩して食べられる大きさに分割する(と思われる)状況をよく目にします。
アオサギの雛は大分大きくなってきました。
アオサギの巣周辺にはゴイサギの巣があり時々この様な行動が見られます。
MASAさん、こんばんは。
私の住んでいる地域ではアオサギは一種だけでコロニーをつくるので、このような光景を見るのは初めてです。いろいろな種が一緒に営巣しているミックスコロニーではこんなことは日常茶飯事なのでしょうね。成鳥になればひと回りもふた回りも大きさの違う両者ですが、ヒナのうちは同じような大きさなのが何とも微笑ましいです。
アオサギは自分の親兄弟以外で巣に近づくものに対しては猛烈に威嚇します。それはヒナ自身の大きさや相手の大きさにかかわりません。写真のような大きなヒナでなくても、もっとずっと小さなうちから威嚇行動は見られます。ハシブトガラスのように自分に危害を加えることが明白な相手はもとより、たまたま近くの枝に降りたアオサギの成鳥に対しても激しく威嚇します。それは相手が自分の倍以上の大きさであっても同じで、少なくとも私は、相手に対し怯んだり背を向けて逃げたりするヒナを見たことがありません(同じ巣にいる兄弟に対しては別ですが)。とにかく、ガッツがあるというか素晴らしい闘争心です。たぶん、そうでなければ彼らの世界では生きられないのでしょうね。
こんにちは。
ここの掲示板の過去ログを見ると,アオサギの世界って本当に奥深いなと思います。
私の見てる巣では兄弟げんかも壮絶な死闘もなく,平穏そのものですが,自然界にはいろいろあるんですねー。
ヒナがすっかり大きくなりました。
頭の黒いヒラヒラはまだですが,もうもじゃもじゃ頭じゃないし,首も白っぽくなってきました。
3匹もいるので巣が小さそうです。親鳥もあまり見かけません。
昨日は巣に1羽だけ残ってました。
飛ぶ練習ってするんでしょうか。下手に飛んでるのを見たことがないんですが・・・。
完全に飛べるようになったら巣には戻ってこないんですか?
オレンジさん、こんにちは。
兄弟喧嘩がないのは親が餌獲りをがんばったということなんでしょうね。すでにヒナが巣から出ているようですし、そこまで大きくなれば、この先も致命的な争いはなく3羽とも無事巣立つ可能性が高いと思います。
で、飛ぶ練習についてですが、これは練習というか、たとえば赤ちゃんが自然にはいはいして自然に立って歩き始めるような自然な成り行きであって、練習というと少し意味合いが違うような気がします。成長するに従って飛ぶ機能を獲得したからその機能を使うといった感じでしょうか。そう言ってしまえば身も蓋もありませんが。ただ、最初から上手く飛べるかというとそうではなく、やはり飛び始めはかなり下手で危なっかしい場面をよく見かけます。着地するのに失敗して翼が枝にからまったりだとか。その辺は徐々にテクニックや感覚を身につけていかなければならないようです。
それから、完全に飛べるようになっても巣には戻ってきます。飛び始めていきなり遠くの餌場に向かうということはありません。最初のうちは巣からほど近い場所にいて、親が巣に戻ってくると親から餌をもらっています。そんなことが1週間近く続くでしょうか。だんだん巣から離れた場所で過ごす時間が多くなり、親のほうもほとんど戻ってこなくなるようです。
さまざまな野生の生態を見せて新鮮な驚きを提供してくれる「水辺の哲人」アオサギですが、数年前に見せてくれた釣り人の釣果をおねだりや、旅館の庭に通う様子、ヨーロッパの市街地を歩く様子も驚きでした。生活力の旺盛さの表れかも知れません。
いずれ北海道でも同じような事があるかと、まつ@管理人 さんが予想されたようですが、その予兆が札幌中央区の中島公園で見られました。
時間的には朝の公園ですが、寛ぐ来園者のすぐ前を悠然と歩いて行きました。日ごろから都会の人の様子をウオッチングしているとしか思えません。
とうとう北海道でもこんな光景が見られるようになったのですね。そうなるのは時間の問題とは思っていましたが、こんなに早いとは意外でした。この先、同じような行動をとるアオサギが他にも現れるのでしょうか。それとも、都市公園という特殊な環境下での一時的な現象として終わるのでしょうか。私はどちらかというと前者のような気がするのですが…。想像以上に早く状況が進行しているようで、今後の展開に目が離せないですね。「アオサギを議論する」ページを読んでいた知り合いのMさんが、中島公園に姿を見せているアオサギの今朝の様子をメールしてくれて、その画像をこの掲示板に載せる事を承諾してくれました。
5月29日の朝、公園で散歩する人の傍に立つアオサギです。人との距離の近さに驚かされます。
画像の背景は開業時間前のボート乗り場で、公園の環境も見事に映し出されている記録写真になっています。前日と同じ個体かと思いますが、どちらにせよ状況はまつ@管理人さんの予感に近づいてきているようです。カラスさん、画像を表示するのが遅れまして申し訳ありません。
数年前なら、「関西ではこのような光景が普通に見られるようです。北海道ではとても考えられない状況ですね」、とでもいうような写真だったでしょう。これが普通の風景になる日も遠くなさそうですね。
何のために羽を広げているのかな
MASA さんこんばんは。
このような格好をしているのを見ると驚きますよね。
以前にも話題になったことがあります。
このサイトのアオサギフォーラムのアオサギの行動の中の「何をしているところ」という項目に詳しく説明されております。
是非アクセスしてみてください。エゾミユビゲラさんご返事有難うございます。
読ましていただきました。
似たような行動は何度も見ましたので良くある行動だと思います。MASAさん、こんばんは。
やっぱり気になりますよね、この姿。端的に言えばサギの日光浴です。こうやって親鳥とヒナが同じ格好をしていると、ヒナが親鳥の真似をしているように見えますね。
ところで、それとは関係ないのですが、写真に写っているヒナはかなりバフ色の強く出た個体だなと思いました。羽根を広げているヒナも親の下にいるヒナも両方ともそうですね。兄弟だから当然なのかもしれませんが。
この色はヒナに特有のもので、親になると消えていくようです。ただ、全てのヒナがそうかというとそうではなく、むしろほとんどのヒナには全くバフ色が現れません。写真のようにはっきりと現れるの珍しいのではないでしょうか。
昨日 こういう場面に遭遇いたしました。
少々驚き アオサギの生態について書かれているものはないかと 探しておりましたら こちらにたどり着き、フォーラムの中に同じような 死に至らしめたアオサギの行動が書かれてありました。今回 死にいたる事は無かったのですが、どちらかが死んでしまうのでは と言うような場面でありました。繁殖の行動なのか? 争いのものなのかわかりかねています。
私は 鳥見の初心者ですが 出来ればきちんとした情報をUPしたいとおもっております。
そして お許しが出れば こちらのサイトへ ブログより記事を紹介したいのですが お許しいただけるでしょうか?
この件についての記事はまだ編集中でUPしておりません。
ASHITAさん、はじめまして。
これはまた壮絶な取っ組み合いですね。相手を完全にひっくりかえしているように見えます。私もかなり長くアオサギを見続けてきたつもりですが、成鳥がこれほどあからさまに争っているところは見たことがありません。
ブログ記事のご紹介は大歓迎です。アオサギの行動についてのたいへん貴重な観察例ですので、ぜひ詳しい状況をお教えいただければと思います。よろしくお願いします。ブログに 記事を載せました。記事を見ていただき 是非ともご意見をお伺いたいです。
こちらのホームページにつきましても 紹介のリンクを勝手ながらはらせていただきました。お許しください。ASHITA さんこんにちは。
すごい場面に遭遇され、また見事に撮影されましたね。
私も十数年アオサギを観察していますが、このような生死に関わるような争いは見たことがありません。
また、この争いは、繁殖行動とは関係は無いと思います。繁殖に関する争いはコロニーに限られますし、写真から見て、もはや、婚姻色が消えており、餌場をめぐるテリトリー争いのように思えますが如何でしょうか?エゾミユビゲラさん 有難うございます。
繁殖行動とは無関係な事なのですね。
餌場の取り合いの可能性が高いと言う事ですね。最初の争いは たまたま 同じ場所に2羽が降りてきた感じでしたが、2度目の争いは ちがったように思えます。一度目の興奮が残り 2度目の争いの方が激しいものになったのでしょか?
カラスがやってきた事で 争いが終わったように見えましたが ヒナには天敵のカラス 成鳥にも何かの関係があったのでそうか?
次々と 疑問がわいてきて (^^;ASHITAさんこんにちは。
「驚きのアオサギの行動」をホームページまで案内していただいて、驚きの行動の一部始終を拝見しました。こういう激しい行動は鳥の中にもあるのでしょうが、大型の鳥だけにその迫力は並みのものではありませんね。餌場を巡る争いというのは説得力が有りますが、餌の豊富な場所だから激しく争わなくてもというASHITAさんの見方も面白いです。状況説明も客観的で分かり易く、知らない世界に引き込まれたような興奮を覚えました。ありがとうございました。
一連のスチル映像は、ムービーと違って1駒当たりの解像度が高くて、資料としての価値も高いと思いました。
アオサギの争いの終盤にカラスがやって来たのは、どちらかが決定的なダメージを負うと予想して、漁夫の利を求めて来たと想像しました。仲裁に飛んできたとはとても思えませんものね。ASHITAさん、こんにちは。
ブログの記事とお写真、拝見いたしました。凄じい死闘ですね。せっかくなので、ここにも簡単な流れを書いておきたいと思います。内容の一部は写真を見てこちらで勝手に判断したものです。もし間違いがあればご連絡下さい。
・水辺の同じ場所に別々の方向から飛来した2羽が同時に降り立とうとしたところ、互いに譲り合うことなく激しい争いになった。
・1羽が相手の冠羽を引きちぎった後、とりあえず争いは終結した。
・先ほど冠羽を引きちぎったアオサギと、近くにいたもう1羽(先ほどの1羽かどうかは不明)の間で再び激しい争いが始まった。
・片方が相手の首をつかんで水中でひっくり返した。
・争いは突然終わり(このときカラス出現)、2羽は水際に飛んで距離をとって互いを威嚇した。
まず、カラスは関係ないと思います。野次馬根性旺盛なカラスのことですから、単に物見に駆けつけただけでしょう。カラスさんが書かれたように、カラスなりのちょっとした計算はあったかもしれませんが。
ということで、この争いの原因ですが、私はやはり餌場を巡る争いだと推測します。いくら魚が多くて餌が豊富だといっても、その中で一段と多くの魚が集まる場所、あるいは漁のしやすい場所というのはあるはずです。そういった場所を確保するための争いだったのだと思います。それに、魚が多いように思えても、そこにいる魚の全てがアオサギの餌になるわけではないですし、餌場の状態というのは人の目ではなかなか判断できないものです。ともあれ、防衛する価値のある餌場ポイントがあったということでしょう。
さて、問題は闘いの内容です。ブログの1ページ目の状況、これはわりとありふれた縄張り争いです。写真を拝見する限り、体が直接触れることは無いか、あってもわずかのようです。これがエスカレートすると、2ページ目にあるように互いにくちばしをつかんだりするようになります。ここまではやや激しいものの通常の喧嘩とみなせます。その先が問題です。相手の冠羽を引きちぎるという行動、これはちょっと理解できません。アオサギの攻撃時の常套手段のひとつに相手の後頭部を突くというのがあります。その過程で冠羽がくちばしに絡まったというならまだ分かります。けれども、一連の写真からはそうは見えず、敢えて冠羽を奪いにいったというふうに見えます。その後、まるで相手の首を取ったかのように誇らしげに?冠羽をくわえて飛んでいます。これはいったい何なのでしょうね。彼らが冠羽を奪う奪われるということにシンボリックな価値を付与しているとは思われないのですが。まあ、これについてはこのアオサギの突発的な思いつきという以上の意味はないのかもしれません。
しかし、3ページ目の状況はそれでは済まないような気がします。相手に対して空中から首を伸ばした状態で頭から突っ込んでいく、これだけでも異常です。普通のアオサギの喧嘩であれば空中戦は脚から先にもっていきます。それを頭から突っ込むというのは相当なリスクがあるはずですし常識破りもいいところです。相手はさぞかし意表を突かれたことでしょう。さらに、相手を水中にひっくり返し半ば溺れさせるという行動、これにいたってはもはや常軌を逸しています。これはもしかすると相手を溺死させることを意図した行動かもしれません。アオサギは餌として捕らえた動物を水に浸して窒息死させてから呑み込むことがありますが、私は今回の件はそれと同じ行動ではないかと思います。もしそうであるとすれば、これは私たち人間がもっている野生動物の行動基準を少し見直す必要があるかもしれませんね。ただ、今回の場合は最終的に相手を死なせたわけではなく、そのことは考慮すべき重要な点かもしれませんが。
一般に、動物の世界では人間や一部の霊長類を除いて同種間で殺し合うことは無いとされています。たしかに、遺恨や怨念に基づいた計画的な殺戮がアオサギの世界にあるとは思えません。けれども、日常的な縄張り争いのようなものがエスカレートして相手を殺すことが全く無いとは言い切れないと思うのです。もっとも、争いがちょっとエスカレートしたくらいで殺し合っていたのではアオサギの世界は存立しえません。ほとんど全てのアオサギは、ブログの前半で紹介されていた程度のむしろ儀礼的な小競り合いで落ち着くはずです。ただ、もっと過激な行動をとる尋常でない気質をもった個体が出現する可能性もごく稀にはあるのではないかと思うのです。
私たちはアオサギの行動をごく大雑把にパターン化しているだけですし、またその程度の知識しか持ち合わせていません。まだまだ知らないことだらけです。今回、ASHITAさんがしてくださった報告は、そのことを痛烈に再認識させてくれるものだったと思います。ありがとうございました。カラスさん コメント有難うございました。
写真のUPの方法については 随分悩みましたが、あえてフラッシュなどを使わずに 写真として掲載してよかったです。もちろんネット上ということも有り 容量等の関係も有り 解像度はweb用におとしてありますが・・一連の流れを全てお見せした方がいいかと思いまして全てを掲載いたしました。
カラスの行動 漁夫の利 面白い見方ですね。丁重な説明 有難うございます。
一点だけ 訂正を、
水辺に1羽のアオサギがいたところ、同じ場所にもう1羽が飛来し激しい争いになった。この部分ですが、同時に 違う方向から飛んできた2羽が たまたま同じ場所に舞い降り 出会い頭に 出会い頭の争いとなりました。
餌場の争いより発展した争いと見なすのが賢明のようですね。
有難うございました。
この川には アオサギのほかダイサギ コサギも餌場としており、アオサギとコサギが かなり近い位置で 同じ種の魚をとっていたりもします。また とても大きな魚を串刺しにしたり、足でまさぐり 水底のシャコを追い出して 食べる姿も見ることが出来ています。(ブログ過去記事 福岡の鳥一覧参照)
この場所は 確かに大きな魚が沢山おり 良い餌場のように思えます。
まことに勝手ながら この掲示板への リンクを張らせてください。もちろん トップページからのリンクといたします。
本当に有難うございました。 また解らない事があれば教えてください。管理人さんから、非常に適切な解説がありましたが、私の仮説として、付け加えさせていただきます。
アオサギの成鳥は、休息場所では群れをなしますが、餌事に際してはこの群れから離れ、個別に漁をします。餌場においてはテリトリーを主張して、同種に対してはかなり排他的です。
テリトリーに侵入者があると追い出すのが普通です。
しかし、ASITAさんの観察された場所では、両方のアオサギが自分のテリトリーだと思っていたのではないでしょうか。
この場所は大きな魚が沢山おり、良い餌場とのこと、余計この場所に対する執着が強いのかもしれません。
1枚目の写真は休息中の成鳥です。ASHITAさん、こんばんは。
ご指摘の箇所、さっそく訂正しておきました。同じ場所に2羽同時に飛来したわけですね。どちらかが譲ってあげれば良いものを、エゾミユビゲラさんも書いておられるように、その場所に対する執着の度合いが両者同じだったのかもしれませんね。
このサイトへのリンクは大いに歓迎です。リンク先はトップページでなくてもどこでも良いですよ。かつてこのサイトで、オランダで餌付けされたアオサギが群れで餌を食べるところが紹介されましたが、自然状態では群れで採餌する事はありません。
しかし、巣立ったばかりの雛が数日間群れていることがあります。でもこれは厳密にいうと採餌しているとはいい難く、殆ど獲物を捕まえることに成功したのをみたことがありません。単にコロニーの近くの水辺に降りたに過ぎないようです。私は成人式と呼んでいます。
管理人さんのおっしゃる様に、人間や一部の霊長類を除いて同種間で殺し合うことは無いとされています。これは「ローレンツの禁制本能」と呼ばれるものがあるからで、強い子孫を残すために争うことはあっても、最後の一撃は与えない本能が殆どの動物に備わっているからで、それぞれの動物に降伏の姿勢が備わっており、その姿勢を見ると途端に攻撃する意欲が無くなってしまうというものです。
オオカミでは頚動脈を相手に差し出す様な姿勢、ライチョウの類では後頭部の羽で、その色をみたとたん攻撃意欲が無くなるといわれています。
柔道で参りましたと相手の背中をポンポンと叩くようなものでしょうか・・・。
アオサギにこの様な合図があるかどうか分かりませんが、殺しあってしまっては、種の繁栄にとってプラスにはなりませんよね。
写真はアオサギの成人式です。この場所には アオサギだけでなくダイサギコサギ等 サギを含めサギの餌場になっております。豊富な餌=分け合うと言う状態にはならないのですね。
色々有難うございました。これからもよろしくお願いいたします。なにせ 鳥見初心者 見れば見るほど疑問が出てきて、私の好奇心はとどまる所を知らない状態です。分け合って今 福岡の地にしばらく滞在しておりますが、限られた期間ではありますが 多くの水鳥と接する事が出来て幸せだと思っております。
また リンクの事 お許しいただき有難うございました。私は残念ながら 動ける範囲が限られており、未だコロニーと言うものを目にしたことがありません。写真を拝見して ただ ただ 壮観というか 圧倒されております。一度見てみたいものだと思います。
成人式についても 深く興味を持ちました。ヒナが幼鳥となり 一人前になる過程 見てみたいですね。これだけのコロニーのヒナを養っていくためには やはり餌場と言うものがとても大切なのでしょう。以前 セグロセキレイの巣立ちしたばかりの親子を見ましたが 自分と同じ大きさの幼鳥に餌を与える親の大変さを見ました。セグロセキレイとはサイズもちがうのですもの 餌の量も半端じゃないでしょう。
今回とても 貴重な体験をすることが出来、自然を生きると言う事のすごさを目の辺りにした気がします。
アオサギ等 最近はその数を増していると聞きます。山の生き物も この所 山で養え切れなくなった者たちが 里に下りてきて被害をもたらしていたりもします。そのあたりも関係するのかもしれませんね。
丁重なご意見有難うございました。これからもよろしくお願いいたします。
コロニーは子育て真っ盛りで面白いですね。
写真は、雄が巣材を置いて行ったは良いが、長すぎて雌は四苦八苦、持て余して最後は落としてしまいました。
2メートル近くあるでしょうか。運んできたときの雄の満足そうな表情が目に浮かびます。見たところ草本類の茎のようなので、木の枝と違って長さのわりには軽かったのでしょうね。
アオサギとしてはせっかくの巣材を活用できなくて残念でしたが、観察するほうとしては長すぎる巣材に変に視界を妨げられずほっとされたのでは。
アオサギ、ダイサギが孵化の時期が来たため何遍も見に行ってましたが孵化直後を見ることは出来ませんでしたが今日雛を見ることが出来ました。
千葉市
一瞬、左端にいるのがヒナかと思ってしまいました。ゴイサギが一緒にいるんですね。親鳥の足下に見えるヒナは孵化後3週間ぐらいでしょうか。この大きさなら親鳥が巣を離れるのはもう間もなくのことと思います。
左の写真は数日前に江別市(札幌の隣)のコロニーで撮ったものです。右下に2羽のヒナが写っています。このヒナたちはまだ羽毛に覆われて羽根が生え始めてませんから、おそらく一週経つか経たないかというところでしょう。このコロニーではこのくらいのヒナがいるのが平均的ですが、巣によってはMASAさんのところと同じくらいの大きさのヒナがいるところもありますし、ようやく巣ができたばかりというのんびりしたところもあります。
今の時期はいろいろな成長段階のヒナたちが見られて楽しいですね。ただ、ヒナの成長と同時に木々の葉っぱも成長していくので、ヒナたちの姿が日毎に隠されていくのが悲しいところです。このコロニーにはアオサギの巣は4組は見かけられますが管理人さんが言うように葉っぱの成長で1組しかヒナが確認できません。
はじめまして。
2月に引っ越した部屋の窓から,アオサギのコロニーが見えるので,それ以来,双眼鏡で観察しています。
よく見える巣にはヒナが3匹いて,少しずつ大きくなっています。
巣作りの時のカップルのラブラブコミュニケーションもほほえましかったですが,
この頃は,親鳥がヒナの上に翼を広げて,日陰を作ってやっているようです。
一見,無表情ですが,本当に愛情こまやかな鳥だなと驚かされます。毎日見ていて飽きません。
皆さんにお尋ねしたいのですが,オスとメスはどうすれば見分けることができますか?
喉を膨らませてボコボコさせたりするのは,何か意味がありますか?
オレンジさん、はじめまして。
「一見、無表情ですが、本当に愛情こまやかな鳥」という一文、私もまさにその通りだと思います。あの恐竜チックな顔からは想像できない愛情表現もそうですが、遠目にはくすんだ灰色の鳥にしか見えないのが、近くで見るとじつにエレガントな色合いだったり、いつも良い意味で予想を裏切ってくれます。
さて、そのアオサギの雌雄の違いですが、外見で見分けるのはかなり難しいです。ただ、まるっきり無理かといえばそうでもなく、じっくり観察すれば少しずつ違いが見えてくるようになります。ひとつは全体的な体つきです。体の中でも首から上の違いが大きいようです。雄は頭も首もがっしりした感じで、雌は雄にくらべいくぶん華奢な感じがします。ただし、この違いはわずかなものですし、つがいによってはあるいは逆転していることもあるかもしれません。まあ、その辺は人間と同じです。
あとは、しぐさの違いでしょうか。これはとくに営巣を始めたばかりの頃に顕著です。この時期、つがいは一緒に巣にいることが多く、お互いに羽づくろいをします。そんな場面をよく見ていると、雄が雌に対しておこなう羽づくろいは「本当に愛情こまやか」なのですが、雌の雄に対する羽づくろいはどこか表面的で形だけのような感じが否めません。雌は雄に愛情をかけることより、どうやら巣のほうに余計に関心があるようなのですね。それは見る人の思い込みだろうと言われそうですが、これは注意深く見れば誰もがそう感じるはず。むしろ、体つきで区別するより簡単かもしれません。
それから、喉を膨らませてボコボコさせることの意味。これ、オレンジさんが見られた状況と私のイメージしているものが同じだと良いのですが。口を半ば開いて喉を震わせる状態ですよね。私も本当のところは知りません。ただ何となく、あれは犬が口を開けてハーハーしているのと同じようなものだとこれまで思ってきました。体内の熱を効率よく排出する方法なのかなと。同じ行動はヒナでも見られますし、少なくとも求愛ディスプレイのような特別な意味はないと思いますよ。まつさん
丁寧なお返事ありがとうございました。
私が見ている巣の親鳥は,首の太いのと細いのがいて,「太いほうがオスかなー」と想像していました。
まったくおっしゃるとおり,このオスっぽいのが,やたらこまめで,巣作りの前はパートナーの毛づくろいをしてやったり,相手にくっついて守るように立っていたり,今だに巣材を運んで来たりしてます。
逆にメスっぽいのは,イマイチ本気じゃないみたいな感じで,「経験豊富な姉さん女房なのかなあ」などと勝手に想像していました。
仲良しカップルなのに,1シーズンだけでカップル解消なんですね。不思議です。
私が見ているファミリーはヒナ3羽ですが,喧嘩もせず仲良しです。今日はヒナが羽ばたきの練習をしていました。
喉を震わせるのは,猫がゴロゴロいうみたいな感じかと思ってましたが,犬のハーハーなんですね^^。納得しました。
今日はヒナも喉を震わせています。確かに今日はちょっと暑いです・・・。
ありがとうございました。
ありがとうございました。オレンジさんが観察されているのは、アオサギの典型的な夫婦なんでしょうね。
雌雄の区別で私が書いたのは、じっくり見れば分からないこともないという程度のものだったのですが、その違いを初めから見抜かれていたオレンジさんの観察眼には脱帽です。
3羽のヒナがこれからも喧嘩せず無事に巣立つといいですね。ヒナが小さなうちは大丈夫ですが、大きくなり餌が不足してくるとどうしても兄弟喧嘩になりがちなので。兄弟が仲良くできるかどうかは両親の餌獲りの力量次第というところでしょうか。
毎週「さわやか・・」を見ていますが、3日のアオサギの放映篠路の巣しか見た事の無い私には驚きの数でした。
巣材の調達に日に40回も飛び回るオス、巣を作るのはメスですが、大きな巣材はオスもお手伝い微笑ましいですね。
広葉樹の林・餌も十分に確保出来るやはり自然の大切さを実感しました。
又オジロワシの巨大な巣、道産子のオジロが居るとは聞いていましたが、納得出来た番組でした。
コマクサさん、こんばんは。
網走湖畔の営巣地はアオサギ単独のコロニーとしては国内最大だと思います。ただ、その割にはそれほど人々の関心を引いてないのが残念なのですが。これはこのコロニーが平坦地にあって内部の状況をうかがい知れないことが理由のような気がします。
以前、私は冬にこの森で営巣環境の調査をしたことがあります。その時、確認した巣の数は、大きなもの小さなもの壊れたもの全て含め、なんと1300以上。もちろん冬なので巣の主はいませんが、頭上に広がる圧倒的な光景はまさにアオサギの王国とでも呼びたくなるほどでした。ただ、これら無数の巣のうち、どれだけが実際に使われているのかは分かりませんでした。
今回、この番組のロケに同行し、私ははじめてコロニーの全貌を見渡す機会を得ました。湖畔近くの高台に据えたバケット車からコロニーを見下ろしたのですが、そこからの光景は番組で放映されていたとおりです。そのとき営巣を確認したのは413つがい。陰になって見えていないのも考慮すると、おそらく450~500巣程度になるのではと思います。
近年、アオサギの多くは人為的な影響を受ける環境に営巣せざるを得なくなり、このコロニーのように昔ながらの営巣環境が保たれている所は少数派になってしまいました。今回の番組は、そんな場所でのアオサギの暮らしぶりを映像に残したという点でもとても貴重だと思います。今後何年何十年か経って、これが「過去の貴重な映像」になっていないようにと願わずにいられません。
今回載せた写真はコロニーのある大空町にあった歯医者さんです。アオサギが人々の生活に溶け込んでいるようで嬉しいですね。ほかにも、網走湖の環境調査船は「アオサギ号」ですし、湖畔周辺では実際のアオサギでなくてもところどころでアオサギの気配を感じることができます。大空町にあった歯医者さんの名が「あおさぎ歯科」なんていうのは、ローカル色があっていいですね。札幌の鳥はかっこうですが「かっこう歯科」なんていったって、あおさぎ歯科と比べれば名の上では敵いませんね(^0_0^)。「アオサギ歯科」の存在はじつは7、8年前から知っていて、いつか実物を見てみたいものだと常々思っていました。今回、願いが叶って思いがけず偶然見つけることができました。おそらく、湖畔のコロニーに最も近い位置にある歯医者さんでないかと思います。
アオサギの名を冠した屋号や商品名はそれほど多くありませんが、アオサギの英名「Grey Heron」のついたものは探せばいくらでも見つかります。北米のオオアオサギ「Great Blue Heron」などはあまりに多すぎてうんざりするほどです。欧米ではよほど人気のある鳥なんでしょうね。一度時間のあるときに、これらの名のつく店や商品の名前をリストアップしてみたいものです。
北海道のアオサギたちにもヒナが生まれはじめました。札幌付近では1週間ほど前に最初のヒナが孵ったようです。このぶんだと、例年通り今年もゴールデンウィークあたりがヒナ誕生のピークになりそうです。
さて、そんな絶好のタイミングでアオサギの番組が放送されます。
NHK「さわやか自然百景」、5月3日(日)、朝7時45分からの放送です。
番組のお知らせ ⇒ http://www.nhk.or.jp/sawayaka/contents/program/2009/5/20090503_abasiri.html
紹介されるのは北海道網走湖畔にある国内最大級の繁殖地。ここは私も以前調査したことがありますが、推定450~500つがいが一堂に会する巨大コロニーで、まさにアオサギの王国といったところです。今回の番組は、そこでのアオサギの暮らしぶりを真正面から捉えています。おそらく、アオサギをテーマにした自然番組はこれまでひとつも無かったのではないでしょうか。今回は正真正銘、アオサギが主役です。是非ご覧になって下さい。
nhkさわやか自然百景、北海道網走湖畔のアオサギのテレビ番組の情報ありがとうございます。
参考のURLで力こぶを入れた取材の映像と想像出来ました。楽しみにしてみる事にします。日曜朝のnhkテレビ、網走湖畔アオサギのコロニー映像を楽しみました。15分間の番組でしたが、せっかくの機会なので、1年間を通して記録したものを期待していました。ある意味の期待はずれでした。またいつか、いい取材と映像が出てくる事を期待しています。普段からアオサギをよく見ているカラスさんにとっては少々もの足りなかったかもしれないですね。ただ、あの15分の中でアオサギの1年を紹介するのはちょっと無理です。そんなことをすれば、誰もが知っていることを紹介するだけの薄っぺらな内容になってしまうでしょう。そうではなくて、ある時期に絞って丁寧にアオサギを見ようとしているところに私は好感を持ちました。まあ、そうは言っても、せめてヒナが誕生するところまでは見たかったですが。それは続編に期待ということで。
この掲示板をご覧になっている方は、多かれ少なかれアオサギに関心をもっておられる方だと思うわけです。けれども、そういう人は世間では極めて少数派だと思います。実際には関心をもつどころかアオサギの名前さえ知らない人がほとんどでしょう。また、たとえアオサギを知っていたとしても、間近で見たことのある人はさらに少ないと思います。そうした人々にとって、アオサギとはツルのような形をした灰色っぽい鳥くらいの認識しかありません。ですが、近くで見ると、実際はとてもきれいで鮮やかな鳥だったりするわけです。今回の番組ではじめてそのことが分かったという人も多かったのではないでしょうか。この番組を見てアオサギのファンになる人、けっこうたくさんいるのではないかな、と私は思いますよ。
神奈川県鎌倉市で出会ったアオサギです。
2009年4月18日(土)午後、横須賀線「北鎌倉」駅脇の円覚寺門前の池で小魚を捕食するアオサギに遭遇しました。10分弱の間に3尾ほど捕まえ丸呑み…漁の合間を至近距離で撮影しました。
アオサギは大きいので、向って来て目が合うとちょっと引いてしまいますね。
コルネリオさん、はじめまして。
お写真を拝見する限り、営巣初期に表れるくちばしの婚姻色はすっかり色褪せている感じですね。ということは、抱卵も終盤かすでにヒナが生まれている頃でしょうか。捕らえた魚は巣で待っているヒナに持ち帰るのかもしれませんね。
アオサギが今ほど多くなかった頃は、アオサギも人との距離をかなり大きくとっていましたから、人がアオサギを間近で見るという状況はほとんど無かったのではと思います。それが最近になって、都市域に進出し人をあまり恐れないアオサギが現れるようになり、ともすれば数メートルという距離でアオサギに接する場面も稀ではなくなりました。
そういう状況に遭遇した方は分かると思いますが、近くで見るアオサギというのは想像以上に大きいです。だから、コルネリオさんのちょっと引いてしまうという感覚はよく分かります。それに加えてあの声ですから、見ようによっては小型の翼竜のような感じかもしれませんね。それもまたアオサギの魅力かなとも思うわけですが。
頻繁に小枝を運び出しました。
巣の場所は昨年とほぼ同じ場所のような気がします。
MASAさん、こんにちは。
これはまた大きな巣材ですね。このアオサギの巣はまだ基礎をつくはじめたばかりというところでしょうか。昨日小枝を運んでいた場所です。
このコロニ-でダイサギもペアリングが見られました。
ダイサギのペア-は5組はありそう。
昨年もアオサギは一組だけでした今年も一組かな。ダイサギ5つがいにアオサギ1つがいですか。私の住んでいる北海道ではシラサギ類は繁殖していないので、この組み合わせはけっこう新鮮です。ただ、以前、道東の標津町でアオサギ百数十つがいの中にたったひとつがいだけダイサギが混じっていたことがあります。たぶんチュウダイサギのほうだと思いますが、残念ながらこのペアはヒナが生まれるかどうかという時期に巣を放棄してしまいました。もう十数年前の話で、それ以来、シラサギ類が営巣したという話は聞きません。現在のシラサギ類にとって、ここ北海道はまだまだ未開の地のようです。
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