旭川は例年に無く極端に早くアオサギがやってきました。
3月5日にコロニーにやって来たのです。通常3月20日頃なのですが、年々早まる傾向にあったものの、札幌より早いとは異常です。
しかし、それからかなり悪天候が続き、古巣がかなり落ちました。古巣を手に入れた番は早々と交尾も済ませておりますが、これから巣作りをしようとする個体はまだ地面は雪に覆われておりなかなか進まない様です。
ここでも格差社会が生じている様です。しかしあまり早く卵を産んでしまって、寒波が来ても難儀だとは思いますが・・・。
ともあれ今頃はアオサギの婚姻色が見られ最も美しい季節ではあります。
Re: アオサギの美しい季節投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/26(Thu) 20:37No.1183ここ数週間限りのまさに婚姻のための華やかな衣装、ほんとうにきれいですね。最近は人家のすぐ近くで営巣していたりするので、そんな彼らを間近で見る機会も多くなりました。というわけで、わりと最近になって気付いたのですが、彼らの婚姻色というのはくちばしや脚の朱色やオレンジだけではないのですね。ごく狭い範囲なので気付きにくいですが、目元とくちばしの間の鮮やかなすみれ色、これもまたこの時期だけに表れる色のようです。この色がまたきれいなのです。灰色っぽい地味なサギとしか思ってない方は、この時期のアオサギを見ればきっと驚くはずです。Re: すみれ色の涙投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2009/04/09(Thu) 14:25No.1191管理人さんの文の中で、「目元と嘴の間の鮮やかなすみれ色」とありましたが、すみれ色の分かる写真を探してみました。
岩崎宏美の唄で「すみれ色の涙」と言うのがありました。
すみれ色の涙
万里村 ゆき子 作詩
小田 啓義 作曲
すみれって すみれって
ブルーな恋人どうしが
キスして キスして
生まれた花だと思うの
淋しかったから あなたを愛して
淋しかったから あなたを憎んで
淋しかったから あなたにさよならを
そして ひとつぶ すみれ色の涙
目元の鮮やかなすみれ色は、アオサギのこぼした涙の跡かもしれませんね。Re: アオサギの美しい季節投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/04/11(Sat) 00:27No.1193そうです、この色です。
写真のアオサギですが、目元の婚姻色はわりあい控えめのように思いました。このくらいだと「すみれ色の涙」と言えそうですね。私はこのアオサギは雌だと思うのですが、いかがでしょう? というのは、雄と雌を比べると概して雄の婚姻色のほうがはっきり出るように思うので。雌だと、昭和のしっとりした歌謡曲もありかなと思いますが、雄の場合はサルサか何か南方系の音楽をイメージしてしまいます。顔だけ見ると、熱帯の鳥かと見まごうほど鮮やかで派手派手しいのがいたりしますから。Re: 男顔女顔投稿者:エゾミユビゲラ投稿日:2009/04/15(Wed) 21:32No.1200確かに雄と雌を比べると、雄の方が概して派手な婚姻色が出るようですね。しかし個体差もあって、割と地味な雄もいるようです。体も雄の方が太めですね。
やっと最近分かるようになってきましたが、一羽だけでいる場合は、分からないときもあります。
雌雄素直に特徴が出ている写真を添付しておきます。
右雄、左雌です。Re: アオサギの美しい季節投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/04/17(Fri) 07:35No.1204遠目には雌雄同じに見えますが、間近で見るとけっこう違うものだなと最近感じるようになりました。
エゾミユビゲラさんが書かれているように雄のほうが頭や首など太く見えます。一方、雌は首から上が全体的にスリムに見えます。羽毛があるので正確には比較できませんが、羽毛部分を除いたとして実際に雌雄差はあるのでしょう。これが一羽になったときでも判断できるようになれば楽しいでしょうね。
ちょっと画像はひとつだけ。
題の、他のサギは又の機会に。
青森でも、大?白サギが目立つようになりました。私の子供のころは川では見たこともなかったものです。4年前に1羽しか見かけなかったものが、今は同じ場所だと4羽ぐらいに増えました。子孫でしょうか。
青サギは、大溜め池にいつも離れ離れでぽつんぽつんと居ります。合計で5羽ぐらいでしょうか。秋には、7羽ぐらい集団でおりました。
Re: 青サギ・ゴイサギ・ダイ(中?)白サギ青森投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/04/16(Thu) 06:20No.1201みのむしさん、こんにちは。
シラサギ類の分布域は、最近、北上している気配がありますから、青森県でも増えている可能性はありますね。もし増えているのであれば、どこか近くに繁殖地があるのかもしれませんね。
アオサギもこの時期に5羽もいるのなら、きっと近くで巣を構えているのでしょう。
4月7日札幌北区のコロニーへ行って来ましたが、せっせと巣作りしている脇で眺めていたオス、その内見た事も無い形相になったかと思いましたら(こんな様子は始めて見ました)どうやら交尾の催促だったようです。
メスが後ろ向きになり交尾を始めましたので、巣はほぼ完成なのでしょうね。その後オスは飛び立ちましたので、巣材の調達?それとも餌を求めてでしょうか?
近くの茨戸川にはかなりの数のアオサギが居り、昨年より増えたように感じますが、如何でしょう。
Re: 産卵も開始かしら?投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/04/11(Sat) 00:29No.1194コマクサさん、こんばんは。
この時期、交尾はけっこう頻繁に行われていますよ。ただ、交尾は巣づくりの進捗状況とは基本的には無関係のようです。これか巣作りを始めるという段階、まったく巣のない状態で交尾する場合もありますから。巣のほうも、ヒナが生まれた後もだらだらとつくり続けますし。
篠路のコロニーはあまり頻繁に観察していないので残念ながらよく分かりません。いくぶん規模は大きくなりつつあるようですが、林自体そんなに大きくありませんし、もうほとんど限界ではないかという気がします。どうなのでしょうね。Re: 産卵も開始かしら?投稿者:コマクサ投稿日:2009/04/11(Sat) 16:59No.1195ご教示有難とうございます。
確かに交尾の前後メスは巣作りに暇がありませんでした。昨年も親が卵を抱いている様子でしたが、盛んに周りの修理?でした。
所で、冠羽を逆立てて体を膨らませてのポーズは何を意味するのでしょうか?この様な様子はメスにもあるのでしょうか?初めて見たので驚きましたが、何かの意思表示なのでしょうね。Re: 産卵も開始かしら?投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/04/12(Sun) 17:27No.1196アオサギは冠羽や羽毛を逆立て自分を大きく見せることがあります。これは、カラスなどの外敵や必要以上に自分の巣に近づいてきた他のアオサギにたいして威嚇する場合ですね。コマクサさんが観察されたのはそんな状況だったのでしょうか? もしそうならそれは明らかな意思表示です。ただ、そこまで明白に意図したものがなくても冠羽や羽毛が逆立つ場合はあります。むしろそのほうが一般的です。気分にちょっとした変化が起こったときとでも言うのでしょうか、そうした場合、無意識に冠羽が立ち上がるようです。たとえば、少し離れたところでアオサギどうしの小競り合いがあった場合、「ん?何だ何だ?」という感じで冠羽が立ちます。あるいは、つがい相手が餌場から巣に戻ってきた場合、「あっ、帰ってきた!」という感じでやはり冠羽が逆立ちます。もっとも、こういった状況では威嚇するときのように激しくは逆立ちません。さらっと持ち上がる程度です。人間で言えば、何かにびっくりしてかっと目を見開くような状況ですね。アオサギの目は、言ってみれば常に見開かれている状態なので、その代わりに冠羽が逆立つのです。もちろん、雄も雌も同じです。
そんなしぐさを注意深く見ていると、彼らが何を考えているのか、までは分からなくても、何にどのくらい関心を持っているのかぐらいは分かりそうです。Re: 産卵も開始かしら?投稿者:コマクサ投稿日:2009/04/12(Sun) 19:52No.1197何しろ初めての事で驚いてしまいましたが、よく分かりました。オスのみならずメスにも同様な行動が有るのですね。
今後もよく注意して観察したいと思います。有難とう御座いました。
いつも掲示板を訪れていただきありがとうございます。
昨日の私の記事は毎年のことながら大嘘でした。いつまでもここに置いておくのは問題なのでここからは削除しました。いらっしゃらないとは思いますが、是が非でも見たいという方は下記ページに移しましたのでご笑覧下さい。
「4月1日の嘘」 ⇒ http://www.grey-heron.net/forum/61-april-fool/
はじめまして
我が家の近く(千葉市内)のサギ類のコロニーでの3月26日の撮影です。
何をしてるのかな
ダイサギはペアリングを3月25日に確認しました。
アオサギの時期は同じごろなんですか
Re: この状況は投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/30(Mon) 19:51No.1187MASAさん、はじめまして。
ダイサギよりはアオサギのほうが繁殖時期は早いと思いますよ。いろいろなサギ類が一緒に営巣しているところでは、まず最初にアオサギが飛来するのが一般的なようです。1993年に松江の混合コロニーで行われた調査がありますが、これはサギ類数種についてコロニーで最初に確認した日付を具体的に記しており貴重なデータとなっています。それによると、最初はアオサギで2月27日。しばらくアオサギしかいない状態が続いた後、3月20日にダイサギ、以下、コサギ(3月29日)、ゴイサギ(3月20日)と続き、2週間ほど間を空けてチュウサギ(4月13日)、さらにずっと遅れてアマサギ(5月5日)となっています。いかにアオサギが早く繁殖を始めるかが分かるかと思います。この論文は以下のURLで全文が読めます。
http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jjo1986&cdvol=41&noissue=2&startpage=29&lang=en&from=jnlabstract
ということで、千葉のほうだとアオサギは2月には求愛行動を始めているのではないでしょうか。同じ地域でも場所によって繁殖時期はかなり異なりますが、今頃はヒナが生まれていてもおかしくないと思います。
ところで、添付していただいた写真、最初は、巣で卵を温めていたところにつがい相手が戻ってきたところかと思いました。拡大してみてびっくりです。これ、どちらも去年生まれの幼鳥ですね。アオサギは普通2年目にならないと繁殖しないので、幼鳥同士のこの2羽がつがいになることはまず無いと思います。その上、巣と思っていたのもただのからまったツルでした。この写真の状況は、2羽の距離が近すぎたので互いに牽制し合っているところだと推測しますが、いかがでしょう?Re: この状況は投稿者:MASA投稿日:2009/03/31(Tue) 08:10No.1188ご返事有難うございます。私は昨年から鳥の写真も撮りだしたばかりで鳥のことは良く分かりませんのでよろしく。
このコロニー真冬は見てない時期がありましたのではっきりは分かりませんが2月5日には3羽確認出来てますが現在居るのとは違う鳥の気がします。
昨年 アオサギの繁殖は巣自体見えずらい位置にありヒナがある程度育ってからしか判りませんでした。
どちらも去年生まれの幼鳥ですか、上のほうは羽の色から大人と思ってました。
ダイサギは今卵を抱いているような気がします。
札幌在住の、はいこと申します^^
去年の暮れ辺りから、コチラのサイトにちょこちょこお邪魔してました^^
青鷺の魅力的な姿をなんとか捉えようと思うのですが、
警戒心が強くてなかなか撮れないもんですね^^;
まぁ、相手は野生動物なので仕方がないのですが^^
ここ最近、青鷺を良く見掛けるようになりましたね~
これから見る機会が増えると思うと、嬉しい限りです♪
添付写真は、今日撮影したものです^^
Re: はじめまして^^投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/26(Thu) 23:18No.1185はいこさん、はじめまして。
札幌周辺のアオサギ、どんどん増えています。おそらくもう半分以上は来ていると思いますよ。卵を抱いているつがいも多くなりましたし、今年の繁殖はいまのところ順調のようです。
ところで、お写真のように首を折り畳んで飛ぶあの姿、まさにサギに特有のものなのですが、この時期のコロニーでは首を伸ばしたまま飛んでいるアオサギをよく見かけます。そんな飛び方をするアオサギはコロニー周辺を軽く飛ぶだけで、そのまま遠くへ向かうことはありません。じつはこれ求愛ディスプレイのひとつなのです。ディスプレイというよりは、相手を探しながら飛んでいるようにも見えますが…。ただ、やはりサギは首を縮めて飛ぶほうが格好いいですね。
春分の日、札幌北区の五ノ戸の森公園へ行ってみました。
公園の雪も締まって長靴で公園にはいれました。
アオサギの数は分かりませんが、グワーグワーとにぎやかな声が聞こえていて、飛び交うアオサギの様子も巣つくりに大忙しの感じがしました。
アオサギの嘴もピンク色に近い赤みを帯びて、真っ盛りの春に突入の様子でした。
Re: 札幌五ノ戸の森公園投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/21(Sat) 20:08No.1181カラスさん、こんばんは。
コロニーもだいぶん賑やかになってきましたね。3、4日前はまだまだこれからという感じでしたが、ここ数日で一気に渡ってきたようです。今日、江別のコロニーに行ってみたところ、もう40巣くらいで営巣していました。江別の場合は毎年150つがいくらいが子育てをしていますから、いま来ているのはだいたい4割というところです。もっとも、来てはいるけれどまだ巣作りを始めていないというサギたちもいるでしょうから、実際はもう少し多いかもしれません。
五戸の森のコロニーは江別に比べて今年は多少早く営巣が始まったようです。雪解け時期の差かもしれません。江別の巣が雪の帽子をかぶっていた頃、五戸の森の巣にはもうほとんど雪が残ってませんでしたから。その雪も、ここ数日の暖かさでみるみる無くなりました。これまでは余所の巣から巣材を抜き取っていたサギたちが、地面に降りて巣材を探せるようになりました。これからは彼らの巣作りも捗りそうです。
私の地方に
アオサギが大量に群生しています。
名前がわからなかったのでインターネットで調べてみたところアオサギということがわかりました。
Re: はじめまして投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/12(Thu) 00:17No.1178孫六さん、はじめまして。
これは間違いなくアオサギですね。写真の風景から判断して、撮影場所は少なくとも北日本ではないと思われますが、いかがでしょう? だとすれば、もうとっくに営巣が始まっているものと思われます。もしかすると、この写真の近くに営巣場所があるのかもしれません。
それぞれの写真ですが、右上を除く3枚からは、サギたちが何かを警戒している様子が見て取れます。これは私の推測ですが、このすぐ近くに彼らのコロニーがあって、そこで何かに驚いたサギがこの松林に一時的に避難してきたのではないでしょうか。あるいは、餌場からの避難ということも考えられますが。いずれにしても、もうこの時期ですから、一時的にここに立ち寄ったのではなく、繁殖の場としてこの地域に留まっているのでしょう。
江別のサギたちはまだ冬ねぐらでくつろいでいます。今日は天気は良かったものの、巣の上に立っているには少し風が強すぎたようです。コロニーには一羽もいませんでした。
左の写真は冬ねぐらの水辺で見かけたアオサギたち。周りがお決まりのポーズで静かに佇んでいる中、真ん中の一羽だけがなぜかせわしなく動いています。このアオサギ、何をしていると思いますか? じつは巣をつくっているのです。巣といっても小枝2、3本を太い枝の上に乗せようとしているだけですが、やっていることは樹上で行う巣作りと全く同じです。水面から2、30センチというのもあまり普通ではないシチュエーションですが、それよりも何よりもここは冬ねぐら。近くにコロニーがあって、巣作りはそこで行うものということをこのサギが知らないはずはありません。だとすれば、枝を組むこと自体が目的の遊びのようなものなのでしょうか? あるいは春の訪れとともに、適当な小枝を見つけると体が無条件に反応してしまうのでしょうか? 巣作りの練習なのか、枝の効果的な組み方を考えているのか、いずれにしても巣作りのことで頭がいっぱいという感じでした。
太陽の光はもうこんなに強くなっています。彼らが本当の巣作りを始めるのはもう間もなくです。
Re: 待ちきれないようです。投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/09(Mon) 21:13No.1176とうとう始まりました。今年も南風とともに春の使者がやってきました。この冬は異様に暖かだったのでもっと早く飛来するのではと思っていましたが、ふたを開けてみると例年より2、3日早いだけ。表面的な気候の変化に惑わされず、来るべき時をちゃんと見定めて来るところはさすがです。
江別コロニーはいつもの越冬個体の13羽が倍増して26羽になり、すでにコロニーに入って巣作りを始めていました。お隣の平岡コロニーでは、昨日、第一陣17羽が飛来したそうなので、こちらも昨日のうちにやってきたのでしょう。写真は、今度は遊びではなく、コロニーで本物の巣をつくるアオサギです。
3月5日旭川の江丹別嵐山コロニーに20羽ほどがやってきました。4日にはいなかったので、間違いなく5日に来たものです。過去12年間の間で最も早い飛来です。しかし、20羽程ではほんの一部です。まだ本格的な飛来とは思えません。古巣は厚く雪を被っていますし、今日からまた吹雪が続きそうです。
年々飛来が早くなっているのは確かです。10年ほど前は、石狩川に帰って来るのが3月15日前後、その4~5日後にコロニーへやって来るのが普通でした。
Re: 嵐山コロニーにもついに投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/06(Fri) 20:04No.1173エゾミユビゲラさん、こんばんは。
嵐山はもう少し後なのかと思っていましたが、やはり今年はどこも早いのですね。江別のコロニーは、一昨日、昨日と続けて行ってみましたが、南からの飛来はまだないようでした。ただし、ここで越冬していたサギたちはコロニーを利用し始めたようです。利用と言ってもずっといるというのではなく、気が向いた数羽が一時的にコロニーに来て巣の補修やディスプレイをし、しばらくするとまた冬ねぐらに戻るといった状況です。同じ札幌界隈でも篠路のほうはすでに十数羽がコロニーに来ており、ペアが何組もできています。こちらは江別と違って巣の上の雪も融けているので営巣に支障が無いのでしょう。
初めての投稿です。アオサギの追っかけ4年目まさかと思いながらも札幌北区のコロニーへ行ってきました。
生憎駐車場は雪で入れず、失礼と思いながら住宅道路を入りましたら、居りました1羽のアオサギきょろきょろと辺りを見回しています。
三脚持参せず、手ブレを覚悟で数枚撮影帰宅しようと車に乗った正にその瞬間に10羽位の団体で到着しました。
愈々今年もアオサギシーズン到来です。
無題投稿者:コマクサ投稿日:2009/03/04(Wed) 16:50No.1170写真の添付を忘れましたので、再度書き込みさせていただきました。
なお時間は今日3月4日14時でした。Re: アオサギ到着投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/03/04(Wed) 19:27No.1171コマクサさん、はじめまして。
今日は良い天気で適度に南風も吹いていましたから、私もそろそろかなとは思ってました。ついにやって来ましたか。篠路の周辺には毎年越冬アオサギが数羽いるようですが、10羽が飛来したとなるとこれはもう南から来た群れなのでしょう。待っていたアオサギと遠路はるばるやってきたアオサギ、1シーズンに一度しかない出会いの瞬間に立ち会えたわけですね。私もそういう場面に一度だけ遭遇したことがあります。周りはまだ雪景色でしたが、その瞬間、まさに春の到来を感じたのを覚えています。
実は私も予感がしたので、今朝、江別のコロニーを訪ねてみました。が、あちらはいつもと変わらず、いつもの越冬個体13羽が冬ねぐらでくつろいでいるだけでした。もしかしたら、その後渡ってきたかもしれませんね。
穏やかな天気だったので江別のコロニーを訪れてみました。今年は早そうだからもしやと思ったのです。もしこの時期にコロニーに飛来するようなことがあれば最も早い繁殖開始ということになります。けれども、もし本当にいたりすれば、地球の異変をまざまざと見せつけられるようで怖いなという気持ちもありました。
で、・・・さすがにまだでしたね。少しほっとしました。コロニーは、左の写真のように巣が雪の帽子をかぶっている状態です。小さい巣や隙間だらけの巣は雪のないところもありますが、すぐ使えそうな大きくて立派な巣ほどたっぷり雪が乗っています。これでは雪かきでもしなければ使えませんね。
一方、このコロニーから少し離れた冬ねぐらでは、越冬アオサギが13羽、ヨシの生えた水辺でのどかに佇んでおりました。まだ婚姻色が表れていないところを見ると、すぐに繁殖を始めるつもりはなさそうです。とはいえ、去年、コロニーで初めてアオサギを見かけたのは3月12日。もう秒読み段階であることは間違いないですね。
信じられないことに、北海道でもアオサギの営巣が始まっていました。
2月11日のことで、場所は帯広市街にある水光園のコロニーです。ここは写真のように北海道としてはやや特殊な場所で越冬個体もいるところです。この写真もよく見ると枝に4、5羽のアオサギが確認できるかと思います。越冬しているのでここにいること自体はそれほど不思議ではありません。ですが、驚いたのは巣の中に2羽のサギが並んでいたこと。そんな巣が少なくとも2巣ありました。暖かい冬なのでアオサギの繁殖も早くなるだろうと予想はしていましたが、これはちょっと早すぎなのではないでしょうか? 見ていると、巣材を運んでいるサギもいます。地面にある巣材は雪に埋もれているため、巣材は余所の古巣から抜き取っています。よく目にするありきたりの行動ですが、時期を考えるとやはり普通とは思われません。道内ではやや例外的な環境にあるこのコロニーは、他にくらべ例年でも多少は早く営巣が始まるようです。けれども、北海道でアオサギが巣作りを始めるのは早くても3月半ばですから、ひと月以上早いことになります。これはいくらなんでも早すぎです。この様子では2月中に卵を産んで、本来なら早い鳥がようやく産卵しはじめる3月下旬頃にはヒナが生まれてしまいます。実際は3月のドカ雪もあるでしょうし、そうそう順調にはいかない気がしますが、どういうことになるのでしょうか。要注目です。
この場所に限らず、今年は全国的にアオサギの営巣が早く始まっているようです。例年どおりにまだまだと高をくくっていると、じつはすでに繁殖を始めていたりするかもしれません。もう始めているよとか今年は例年より早い等の情報がありましたら是非教えていただければと思います。
ご無沙汰しております。
兵庫県姫路市にある姫路城中濠沿いに住む奈津子です。
マンションの眼前に連なるお堀の林(?)がコロニーのようで、
今年も数日前よりアオサギたちの姿が頻繁に見られます。
マンションの窓から5~10羽のアオサギが悠々と羽を広げて飛んでいくのを見ることができるのはたいへん気分が良いです。
去年の巣が残っていたので今年もそれを使用するようです。
一昨年、我が家の前の木に巣があった頃のようには観察できませんが、葉が繁る前なのでなんとか様子は分かります。
ピボットさんのご報告の光景、ショックです…
私にとってはアイドルのような存在なのです。
Re: 今年はどこに巣を作るんだろう?投稿者:まつ@管理人投稿日:2009/02/05(Thu) 07:26No.1166奈津子さん、お久しぶりです。
もうそういう時期なんですね。札幌は今日から雪祭りですし、まだまだ冬なんだとのんびり構えていました。じつはもうそこまで春が来ているんですね。気がつけば立春も過ぎていました。
今年はアオサギがいつもより早くコロニーに戻ってきているという話をちらほら聞きます。ということは、それだけ冬が短かったのでしょう。春が早く来るというのは聞こえは良いですが、やはり冬にはどっしりとした存在感があって欲しいものです。アオサギの飛来が年々早まっているという話を聞くと、冬の衰え(というより、地球の衰え)を見せつけられるようで心配です。
アオサギはおそらくそんなことには頓着せず、春を感じたらいつもどおり繁殖を始めるだけなのでしょうね。人類と全世界のアオサギが排出する二酸化炭素量を一度計算して比べてみたいものです。
- JoyfulNote -