アオサギと思いますが
色が違います
Re: アオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/12/12(Mon) 08:25No.3019アオサギで間違いありません。幼鳥ですね。たしかに変わった色ですが、これは変異というわけではなく、色のバリエーションの一種だと思います。アオサギ幼鳥の雨覆部分は灰色というのが定番ですが、ときに淡いバフ色が混じることがあります。バフ色の兄弟だったり黒っぽい兄弟だったり巣によってさまざまなのですが、遺伝的なものなのか食べているものが原因なのかよく分かりません。ただ、それは異常な変異というわけではなく、成長するにつれ通常の灰色に変わっていきます。この幼鳥はそのバフ色がかなり強烈に出たということなのでしょう。今だけの特別な装いですね。時とともに茶色は薄くなって、成鳥の羽に変わる頃には「普通のアオサギ」になっていると思います。貴重な写真をありがとうございました。
まつさん、こんにちは。ご無沙汰しております。
昨日、台風前に渡りのシギチを探しに海岸へ行きました。
引き潮で魚が獲りやすいのか、岩場で数羽のサギが狩りをしていました。
ダイサギ、アオサギ、珍しいクロサギも。
その中で一羽のアオサギが捕まえた魚を披露してくれました。
岩に隠れていますが、頭部だけ出した姿がユーモラス。
私の方を見ながら、5分近く鮮魚をくわえていました。
ミサゴはよく獲物の魚を披露するように凱旋飛行をしますが、
アオサギに、獲物を自慢されたのは初めてのでした(笑)
Re: 獲物を披露するアオサギ投稿者:ロメオ投稿日:2022/09/19(Mon) 11:47No.2983種類はわかりませんが、なかなか美味しそうな魚でした。
別のアオサギは、浅瀬で大きなボラを獲って苦労しながら飲み込んでいました。Re: 獲物を披露するアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/19(Mon) 22:09No.2984ロメオさん、ずいぶんご無沙汰してました。台風は大丈夫だったでしょうか?
頭だけ覗かせているのが愛嬌があっていいですね。よく分かりませんけど、イサキとかでしょうか。ちょうどくちばしサイズで、アオサギにとっては一番食べやすいサイズかと思います。ボラを丸呑みしてたという目撃談はなぜかわりとよく聞きます。少々大きくてもあの適度に長細い体型はアオサギの喉を通りやすそうな気もします。台風の最中はたぶん漁はできないでしょうから、魚が探せるうちに少々苦労してもできるだけたくさん食べておかないと。天気が荒れると何かと心配になりますけど、うまくやり過ごしてほしいですね。Re: 獲物を披露するアオサギ投稿者:害虫蜻蛉投稿日:2022/11/27(Sun) 02:14No.3016こんにちは。2ヶ月前の投稿なので今更ではありますが,画像の魚はアイゴかと思われます。第一背鰭と臀鰭が長くトゲがはっきりしているので間違いないかと。トゲに毒がある有毒魚ですが大丈夫ですかね…Re: 獲物を披露するアオサギ投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/27(Sun) 08:21No.3017ご教示、ありがとうございます! 毒をもつ魚なんですね。毒と言えば、フグやエイを食べるアオサギの話を何度か聞いたことがあります。ただ、アオサギはとくに解毒の能力をもっているわけではなさそうなので、間違った魚を食べると大なり小なり大変なことになっているのかなという気はします。そうやって食べられる魚、食べられない魚を少しずつ学習するのかなと。死んでしまったら学習も何もないですけど。
まつさん こんにちは
成長と幼鳥とカラス カモメ トビとこの場所にはいつもエサを食べに来ています 冷凍のイワシブロックの積み下ろしの合間におこぼれを狙いに来ています
アオサギが並んでいるので 可愛くて ついつい写真を撮ってしまいます
うちのサギオ君は ゆっくり ゆったりのんびりですが この アオサギ君たちは野生のまま頑張っていて 激戦区での生存競争に立ち向かっていますね
Re: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/24(Thu) 22:12No.3014ひできさん、こんばんは。
なんだかお祭りのような賑やかさですね。よく見ると、アオサギは皆、海のほうを見ているのに、カラスは皆こっち側を向いているのに気付きました。たぶん待ってるものが違うんでしょうね。Re: サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2022/11/25(Fri) 18:09No.3015本当ですね 言われてみるとそうなっています
アオサギ君たちは毎日こんな風に船を待っていて マグロ養殖用のエサ船の先端には 必ずおこぼれをもらうために 数羽乗船している姿は可愛くて仕方ありませんね
まつさん こんにちは ご無沙汰しております
最近のサギオ君 いまでも 毎日 朝 夕方と来ていて 夏の暑い時期は 太陽が沈みかけると船で休んでいましたが 最近 夕暮れも早くなり 夕方4時半くらいになると現れます
食欲は普通で 10cmくらいの小鰺5匹~7匹で十分みたいです 違う港に行けば 8~10羽の若いアオサギ君たちが並んでいるのを良く見かけます
Re: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/20(Sun) 10:49No.3008ひできさん、おはようございます。サギオ君は相変わらずのようで安心しました。
写真のアオサギたち、等間隔に並んでいてお行儀が良いですね。若いアオサギは、皆、この春生まれた幼鳥だと思います。幼鳥は巣立ち後数ヶ月はうまく餌が獲れず死んでしまう場合が多いと言われてますが、この時期まで生き延びられればまずはひと安心というところでしょうか。ただ、これから冬場にかけては餌獲りのテクニックはあっても餌自体が少なくなりますからなかなか気は抜けないですね。漁港にやってくるサギたちはその点ではかなり恵まれてそうですけど…。Re: サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2022/11/21(Mon) 04:29No.3009まつさん このサギオ君たちは 毎日ここで 養殖用の冷凍のエサを船に運ぶ途中に エサを拾っているみたいです ほかに カラス トビなど 野鳥園みたいになっています
最近のサギオ君はこんな感じです 二日前ですRe: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/21(Mon) 07:18No.3010冬でも魚のアイスキャンディを食べてるんですね。お腹を壊さなければ良いですが。
サギオ君の姿形はいつ見ても非の打ちどころがなく感心させられます。相当なお歳のはずですが、まるで年齢を感じませんし。今回は、冠羽や繁殖羽が短く、首は薄いブドウ色、くちばしと脚は落ち着いた色で、まさにアオサギの冬の装いのお手本といった感じですね。Re: サギオ君投稿者:ひでき投稿日:2022/11/23(Wed) 13:44No.3011まつさん こんにちは 港に並んでいるアオサギ君たちは 幼鳥なんですね 今日も エサのイワシを買いに行くと たくさんのアオサギ君とカラスが並んでいました
マグロ養殖のエサの積み込みをするのをずっと待っていて リフトで運んでこぼれているイワシを狙っています
今日は まだ 船が接岸していなかったので 並んで船を待っていましたRe: サギオ君投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/23(Wed) 22:57No.3012ざっと見渡したところ、成鳥と幼鳥が半々といったところでしょうか。ここ北海道にもアオサギはたくさんいますけど、このような光景は初めて見ました。本来、カモメがいるべき場所がアオサギに占領されてしまった感じですね。
はじめまして。夜分に失礼します。
「巣から落ちたヒナと救護の是非」という記事を大変興味深く読ませていただきました。
その記事では、管理人様は自身の行動が法律上違法である可能性が高いとお考えだったようですが、野鳥それぞれの習性を深く理解したうえでの、人道的な動機からの行動であり、これが違法になるのはおかしい!と思いましたので、違法でない可能性について検討いたしました。
結論から述べますと、巣から落ちた鳥の雛を、生命を救護するために、その限度で自分の支配下に入れることは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(以下、鳥獣保護法とします)第8条の「捕獲」に該当しないのではないかと思います。
鳥獣保護法の「捕獲」は、その定義が規定されておらず、どんな行為をもって「捕獲」とするのか議論があったようです。
狩猟鳥獣でないハクセキレイに対して散弾銃で発砲したが、命中しなかった行為について「捕獲」に該当するとした昭和48年福岡高裁の判決理由によれば、
「法の解釈とりわけ本法の如き行政刑罰法規の解釈に当つては、各条項の個別的概念と雖も当該法規全体に規定されるものであることを考え、必ずしも中性的な辞典的用語例のみにとらわれることなく、該法律の目的、保護法益、行為の性質ないし違反の態様等にかんがみ合理的又は合目的的に解すべきものである。」
としたうえで、
「本法にいわゆる「捕獲」の意義を追及すると、本法の主要目的の一つは「鳥獣の保護繁殖を図ること」(一条)にあり、この目的を達成するため一条の二以下に各種の規制並びに施策がなされているものであり、とりわけ一条の四、一項等の「捕獲」禁止の規定は、鳥獣の保護蕃殖を阻害するものを排除するための必要不可欠な規制といわなければならない」
と、「捕獲」にあたるかを検討する際には、鳥獣保護法の主要目的である鳥獣の保護繁殖を阻害する行為であるかを考慮して判断すべき旨を述べています。
これは当時の鳥獣保護法に関する判決で、条文が少し違いますが、現在の鳥獣保護法も1条に目的として「鳥獣の保護」を掲げていますから、この論理は現在も妥当するものと思います。
管理人様がアオサギの雛を、生命を助けるために一時的に家に置いたことは、形式的には捕獲行為のように見えますが、許可なく鳥獣を捕獲することを禁止した条文の趣旨に反するものではないため、違法とは言えないのではないかと思います。
管理人様が、法律や「落ちている野鳥の雛を拾うことはいけない」という一般に普及した考えに反する行為であることを自覚したうえで、自身の野鳥の観察を通じた深い知識と、それに基づく正義感を貫き臨機応変に行動なさったことはなかなかできることではなく、法的に正当化できないかと思い、拙いながらも考察させていただきました。
※参照した判例を添付いたします。
Re: 「巣から落ちたヒナと救護の是非」について、法的な観点からの感想投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/11(Fri) 19:23No.3002はやしさん、はじめまして。
大変に貴重なご意見をありがとうございます。興味深く拝読いたしました。私も野鳥救護の是非については事あるごとに考えてきたつもりですが、このテーマについては何というかしっかりした拠り所がなく、考えがまとまらないまま放置するといったこともしばしばでした。そんな中、救護目的で一時的に保護することは違法とは言えないのではとの筋の通ったご論考は、今後、同じような状況に対処しなければならないとき、行為の正当性を判断する上でもっとも頼りになるものだと感じています。
また、今回ご紹介いただいた高裁の判例は、野鳥救護の急所である「捕獲」の行為をきわめて常識的な見方で定義しているという点でとても参考になりました。とくに判例の以下の部分、
「必ずしも中性的な辞典的用語例のみにとらわれることなく、該法律の目的、保護法益、行為の性質ないし違反の態様等にかんがみ合理的又は合目的的に解すべきものである。」
まさに法とはこうでなくてはと感心しました。逆に、狭量な法解釈しかできなかった一審の判決に、専門家でさえそんなものなのかと愕然としました。
まして、現場で鳥獣行政業務を行っているのは法律の専門家ではありませんし、高裁が示したような見方ができる人はごく僅かしかいないのだろうなとやりきれない気持ちにもなりました。私は救護はもとより駆除の問題にもそれなりに取り組んできましたが、その経験から言っても、鳥獣行政の担当者の多くは、鳥獣関連の法解釈にあたって「中性的な辞典的用語例のみにとらわれ」ており、その法が何のためにあるのかという鳥獣保護本来の目的は二の次になっている言わざるを得ません。
私が例の記事を書いたのはそうした現状にもどかしさがあったからで、野鳥救護にまつわる法解釈の不可解さについて少しでも問題提起できればと思ったからでした。ですので、これについてはやしさんから貴重なご意見をいただけたことにとても感謝しています。ありがとうございました!
参考までにご紹介いただいた私の記事をリンクしておきます。
『巣から落ちたヒナと救護の是非』⇒ https://www.grey-heron.net/a-chick-fallen-from-the-nestRe: 「巣から落ちたヒナと救護の是非」について、法的な観点からの感想投稿者:はやし投稿日:2022/11/13(Sun) 23:35No.3004管理人様、ご返信ありがとうございます!
昭和48年11月29日判決の原審は、ハクセキレイに銃弾が命中しなかった事実を重視し、「捕獲」の意味を狭く(文理に忠実に)解釈して被告人を無罪としましたが、このような解釈を採った原審の判断の根底には、国家による刑罰権の行使は被告人の権利(身体の自由や財産権)を著しく制約するため、どんな行為に対して刑罰を科するのかは、国民に対する不意打ちにならないよう可能な限り明確でなければならない(明確性の原則)という思考が働いていた可能性があります。
例えば、人に対して銃弾を発射したが命中しなかった場合は、殺人未遂罪が成立するわけですが、それは刑法に「第百九十九条(殺人罪)…の罪の未遂は、罰する」と規定されているから可能なのであって、仮にそのような規定がないのに刑罰を科すことは、刑法典が犯罪を列記し、国民に犯罪となる行為を示している意義を失わせてしまうのです。
原審はその点を重く見て、「捕獲」にあたらないとしたように思われます。(これに対し、高裁は本件のような行為を処罰できないとすると保護すべき鳥獣への狩猟行為を取り締まることが著しく困難になることを重くみて、「捕獲」にあたるとしました)
このように、法を形式的に適用すると不都合な結論が生じる場合に、法の形式性を重視するか、結論の妥当性を重視するかは、対立する二つの要請(本件の場合は、明確性の原則と、鳥獣の保護という法目的)のどちらに応えるべきかという困難な問題をはらんでいるのだと思います。
この点を踏まえて、雛を救助するために自分の支配下に置く行為が「捕獲」にあたるかを検討すると、やはり「捕獲」にあたらないと考えるべきであろうと考えます。このような場合に「捕獲」を禁止する意義を考えて「捕獲」の意味を狭く解釈しても、そのような解釈は処罰を否定する方向へ働くため、被告人への不意打ち的な刑罰権の行使を許さないとする明確性の原則には反しないからです。このような場合に、「捕獲」の元来の意味に固執する利益はほとんどないように思われます。
また、管理人様が投稿でご指摘している通りですが、生態系へ人間がどのように関わるべきかという点は本当に個々人により考え方が千差万別な状況にあると思います。そして、これもご指摘の通りですが、野生動物の生き死には自然の摂理であり、いかなる場合も人が介入すべきではないという意見も少なくないようです。しかし、生態系への不介入の原則は、決して例外を許さずに貫徹すべきほどに重要なものなのかには私も疑問を感じます。
生態系を保全したいという考えの原動力は本来、具体的な生物の一個体一個体の生命の美しさを感じ、その生物が恒久的に見られる世界でありたいという感動に他ならないと思います。(私の場合はそうです。)そして、死にゆく生物を救護することもまた、その一個体に思いを馳せるからこそ動機づけられるものだと思います。目の前の瀕死の動物を助けることと、生態系を守ることは、人間の心理の働きとしては大きく異なるものではないように感じます。
それなのに二つの行為があたかも両立しないかのように議論されているのは、結局、本来ケースバイケースであり、それぞれの状況(管理人様が今回のケースで指摘された、アオサギは落巣した雛の面倒を見ないこと、人間の生活圏での事件であること、放置すれば外来種であるアライグマが捕食する可能性も高いこと等)に応じた対応がなされるべき自然と人間との関わりという問題を、過度に一般化・抽象化した文脈で議論していることが問題なのだろうと思います。そうした事態を好転させるためにも、様々な生態系がどのような生物たちによって構成され、その生物たちはどのような働きをしているか、人間がその生態系をどう変化させてきたかということを知ることは、研究レベル・教養レベルのいずれにおいても非常に重要だろうと思います。
いずれにせよ、管理人様の投稿記事は、様々な観点での問題を提起しておられ、大変楽しく考察させていただきました。Re: 「巣から落ちたヒナと救護の是非」について、法的な観点からの感想投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/14(Mon) 22:25No.3005詳しいご説明をありがとうございます。大変勉強になります。私は法律についてはまったく素人で、私なりにもう少し理解しておきたいと思って調べてみたところ、ご紹介のキセキレイの件以外にも「捕獲」の解釈が問題になった事例を見つけました。キセキレイのと同様、旧鳥獣保護法の下で取り上げられた事案ですが、これは最高裁まで争われており、捕獲未遂であっても合目的的に解釈して捕獲とみなすのが妥当というような判決になっています。参考までに判例を添付します。平成8年の判例ですから、たぶんキセキレイの判例も参考にされたのでしょうね。平成23年の鳥獣保護法の改正で、捕獲が未遂でも処罰対象となったのは、これら一連の裁判で明らかになった法律の曖昧な部分を改善する意図があったのだろうなと思いました。
いずれにしても、ヒナの救助のための捕獲が、鳥獣の保護という法目的に照らして、法の処罰対象のいわゆる「捕獲」には当たらないとのご指摘は大変心強いもので、ご教示いただきとても感謝しています。
また、後半の生態系への人の関わり方やその保全について書かれた部分は、私の言いたいことを代弁していただいたような気がして、とても共感しながら読ませていただきました。本当にそうですよね。動物の救護も生態系の保全も、そこに至る動機は同じもののはずなのに、そんなことは脇に追いやられて、あまりにも近視眼的な視点で論じられることが多いように思います。これを機に、私もこれらの問題について法律を含めいろいろな視点で捉え直してみたいと思います。今回のはやしさんのご考察はたいへん刺激になりました。ありがとうございました。
急ですが本日19時より上記の説明会があります。「人と自然が触れ合える空間の整備を検討」「貴重な動植物のの生息地やアオサギの繁殖地の保全を前提」と謳っています。しかし、イベント活用できる広場やホールを造るとその工事によりアオサギを含む動植物の安全安心が脅かされます。また、生息地や繁殖地に今より近づくことになるとやはり安全安心が脅かされます。遊歩道や木道を造ることにでもなったら安心して暮らせません。私はこの計画に反対します。
Re: 平岡3条5丁目地区都市計画説明会投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/04(Fri) 15:05No.2996西田さん、はじめまして。これは札幌平岡イオンの話ですね。イオン敷地内の森にアオサギコロニーがあって、その森の一部で開発の計画があるので、アオサギの営巣活動に悪影響があるのではと懸念されていらっしゃるということと理解いたしました。
じつは、この計画のことは以前からイオンさんから相談を受けていて、内容については私もかなり把握しているつもりです。で、先に結論を言いますと、これは西田さんが心配されているような開発ではないです。その点はご安心を。建物を新たにつくる場所はコロニーからは十分離れていますし、工期も営巣時期は避けるなど配慮してくれるとのことです。また、今回計画されている場所は以前から空地(冬は雪捨て場)になっているところであり、樹林を伐採して何かをつくるというわけではありません。また、コロニーのほうへは人が入れないよう、フェンスを設置するということです。これは人への対応だけでなく、アライグマの侵入を防ぐという目的もあります。あと、森の土地利用については、これまではイオンのほうで自主的に森を保全してきたわけですが、今回の計画によって樹林地の利用が「緑保全型整備地区」として法的にも明確に制限されることになり、将来にわたって森の保全が保証されることになります。
今晩の説明会では札幌市とイオンのほうから直接このような話があるのではと思います。私はこの件に関して市のほうとは話をしたことがないので市の考え方はよく知りません。ただ、少なくともイオンの人たちについては、アオサギの保全に関してとても理解がありいつも協力していただいているので、今回の計画に関しても彼らを信頼してますしとくに問題はないと思っています。平岡の知人によると、とんでもない開発が行われるとの噂が広がっているとのことで、情報が不足する中での西田さんのご懸念も当然のことと思います。もし西田さんが今晩の説明会に参加され、そこで何か問題を感じられるようなら、そのときはぜひまたご連絡ください。Re: 平岡3条5丁目地区都市計画説明会投稿者:よしこ投稿日:2022/11/06(Sun) 21:42No.2997西田様、まつ様こんばんは
平岡イオンのさぎ様のコロニーが守られるようですね。
よかったです。平岡3条5丁目地区都市計画説明会2投稿者:西田洋一投稿日:2022/11/12(Sat) 18:45No.3003説明会に参加しました。説明・資料によると「緑保全型整備地区」内に広場を造り、建築制限のない場所があるのでもしかすると何かが建つかもしれないということでした。確かに希少な動植物を保全する緑地はありますが、その緑地のそばまで人が近づけるようになる計画です。アオサギ繁殖地から150メートル離れるようにとの専門家のアドバイスを守っているのでしょうが、今現在よりかなり、人の声、足音、ざわめきなどの気配が近づきアオサギにとっては安心安全が脅かされます。広場は梅公園内に広いのがありますから、そちらで走り回ったり、ボールで遊んだり、テントを張ったり、食事をしたりすればいいと思います。
アオサギだけでなく、きっと生息しているだろうと思われるリスやキツネはもっと心配です。今までなかった木道や散策路ができる可能性もあるわけですから。
清田地区でも説明会をひらいてほしいと要望が出ていました。Re: 平岡3条5丁目地区都市計画説明会2投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/15(Tue) 13:50No.3006お返事が遅くなりましたが、説明会へのご参加、お疲れさまでした。
私がイオンの森を知るようになったのは、1997年に野幌を逃れたアオサギがイオンの森に新たなコロニーをつくって以来で、それからはや四半世紀になります。もちろん、当時はイオンもジャスコもありません。現在、イオンのある場所は拓銀の所有で、森は「たくぎんの森」と呼ばれていました。ご存知のとおり、その時期の拓銀は危機的な状況(ほどなく破綻)にあり、「たくぎんの森」を含め、野球場やテニスコートがあった敷地はほとんど利用されなくなっていました。その状況が新たな営巣場所を求めていたアオサギにはちょうど良かったのです。
じつは、地元の人たちにとって「たくぎんの森」は今よりずっと身近な存在でした。森にはわりと自由に入ることができ、散策したり山菜を採ったりしていたそうです。当時は散策路はもとより四阿までありました(散策路の一部は現在も残ってます)し、今でも森に入ると至るところに人の活動の痕跡が見られます。もうすっかり草に覆われてしまったとはいえ、アオサギのコロニーがあるところにはじつは車が通る作業道まであったのです。
森に簡単に入れなくなったのは、後にイオンが森を所有してからで、周囲はがっちりフェンスで囲まれ(これが結果的にアオサギをアライグマから守るのに決定的な役割を果たしたようです)、イオンのほうでも森にはとくに手をつけないという状態が十年二十年とつづきました。そのようなこともあり、昔の気軽に親しめていた近所の森が、手を付けてはならない聖域であるかのような感じになってしまったのです。もちろん都市域に残る貴重な自然なのは間違いありませんし、アオサギの営巣地として替えの効かない場所であるのも事実です。けれども、だからといって何も手を付けないのが、自然、動植物の保全に最善の方法かといえば私はそうではないと思います。
人跡未踏の地にある手つかずの自然であれば、人為的な影響でない限り、どう荒れようがそのままにしておくのが保全の在り方として妥当でしょう。けれども、街中の自然はそのような原生の自然と同列には論じられません。もとよりイオンの森はその多く(全部?)が二次林で構成されています。とくにアオサギのいるところはほぼ全域がカラマツの植林、いわば人がつくった自然なのです。私はアオサギの調査等で何度か森に入らせてもらってますが、森の外から見るのと違って中はかなり荒れています。人の手が加わらないとどうしてもそうなるのです。人里離れた山野であれば、自然はほっておいても自立的に健全な営みをつづけられます。それは自然が閉じた系でなく周囲と無限につながっているからこそ可能なのです。一方、イオンの森のような都市域の自然は、周囲の自然から孤立しており、広大な面積があってはじめて期待できる多様な生物の相互作用の恩恵を享受できません。なので、人があるていど手を加えてやらないとどんどん廃れた感じの自然になってしまうのです。
イオンの今後の具体的な計画が明らかになってない状況で、森に住む動物や鳥のことを心配される西田さんのお気持ちはよく分かります。ただ、私としては、今回のイオンの計画は、森をほったらかしにしないという点で、森の保全にとってはむしろ肯定的に受け入れられるものだと思っています。また、アオサギのコロニーなど人を入れない区画と散策路などを通して人が森に入っていける区画をフェンスで完全に仕切るということで、アオサギの生息地の保全もしっかり保証されると考えています。この点についてはそれほど心配する必要はないと思います。
また、これは西田さんも図面で確認されたかと思いますが、計画されているフェンスからコロニーまでは100m以上の距離があります。実際は150m、あるいはもっとかもしれません。私は西田さんの言われる(説明会での説明?)150mという距離にはそれほど意味があるとは思っていません。というのも、アオサギの場合、人に対する警戒の有り様はコロニーの立地環境に大きく左右されるからです。普段、人の往来が皆無の見通しの良い場所であれば、200m離れていてもアオサギは警戒するかもしれませんし、街中のコロニーであれば、巣の真下を歩いてもまったく気にしない場合もあります。イオンの森の場合は、北側の車道のすぐ脇までコロニーが広がっていて、人が集まるバス停から一番近い営巣木まではほんの10mほどしか離れていません。街中のコロニーというのはどこもそんな感じなのです。サギたちもそういう状況で今までやってきているので、今後、コロニーの南側で150m先まで人が近づけるようになったとしても営巣にはまったく影響はないと思います。さらに言えば、コロニーの南側は樹林がつづく上にけっこうな起伏があるため、150mも先まで見渡せるような状況にはありません。
もちろん、影響について厳密に考えれば、それまで人がいなかった所に人が出入りすることになるわけですから、まったく影響がゼロということはないと思います。しかし、アオサギを保全するという立場で見れば、そのことで生じる僅かなマイナスの影響よりプラス面での影響のほうがはるかに大きいと考えます。じつは、今回、私がもっとも強調したいのはこの点です。
アオサギという鳥は、鳥に興味をもっている人たちにとってはそれなりの存在感がありますが、とくに絶滅が危惧されているわけでも希少なわけでもありません。なので、興味のない人たちにとってはおそらく生涯縁のない鳥だと思います。イオンに来るお客さんでもそこにアオサギがいることを知っている人はごく僅かでしょうし、コロニーの近くに住んでいてもアオサギがどんな鳥かも知らない人は多いと思います。アオサギの場合、コロニーに何かあっても、誰にも気付かれず、いつの間にか消滅しているということがよくあります。保護に対する法的な網がほとんどありませんから、周りに気に掛ける人がいないと簡単にそうなってしまうのです。そういう意味ではアオサギをはじめとするいわゆる普通種の鳥は、保全に関しては希少種よりむしろ難しい側面があるともいえます。
そのようなわけで、このような普通種の鳥の生息地、営巣地を効果的に保全するにはどうすれば良いかということが問題になります。もちろん、普通種の保全がしっかり保証されるよう法律を整備するなど、立法、行政面でやるべきことは多々あるでしょう。それらは間違いなく必要なことです。しかし、それがすべてではありません。私がそれよりもっと本質的で効果的だと思うアプローチは、できるだけ多くの人にアオサギの存在を知ってもらい、アオサギについて関心をもってもらうことです。とくにコロニーの近所に住んでいる方々にアオサギへの理解を深めてもらうこと、これが人とアオサギの共存への第一歩だと私は考えます。もしこれが普通種でなく希少種であれば、営巣場所を公開しないとか、できるだけ誰の目にも触れないようにするのが保全のアプローチとして妥当ということになるのでしょう。しかし、アオサギは普通種ですし、見たとおり隠したくても隠しようのない鳥たちです。そのような鳥たちに対して人との関係を遮断するようなアプローチは現実的とはいえません。普通種の場合は、むしろその存在を広く認めてもらい、周りに理解し気に掛ける人を増やすことが保全を強固なものにする上でどうしても必要です。
今後の森の利用についてはその具体的な形はまだ見えてませんが、いずれにしてもイオンの森に人が入ってコロニーを直接目にするようなことにはならないはずです。ただ、見ることは叶わなくても、森の奥にコロニーの気配を感じたり、アオサギが子育てしているのを意識したりすることはできるはずで、もしそうなれば、それまでアオサギの名前さえ聞いたこともなかった人たちが、アオサギのことをもっと知りたいと思うようになるかもしれない、と思うのです。
私はイオン関係者ではないので、今回の計画がどのような経緯で持ち上がったのかは知りません。ただ、私の見立てでは、これは利益優先ではなく、地域に住む人たちといかに良い関係を築くかという点に主眼を置いた計画のように思えます。じつはこうした地域コミュニティ重視の考え方はアオサギのことを考える場合も同じく意味をもちます。というのも、アオサギを保護し、営巣地を保全したいのなら、まずは地域の人たちと良い関係を築き、保全の重要性を理解してもらうことが何より大切だからです。地域にアオサギに興味、関心をもつ人が増えれば増えるほど、アオサギの保護、コロニー保全への意識が高まります。その延長線上に、人にもアオサギにも住みやすい、人とアオサギの共生可能なコミュニティがつくられれば、こんな素晴らしいことはありません。
そういう点で、私は、今回のイオンの計画の方向性には共有できるものがあると好意的に受け止めています。もちろん、今後の計画でアオサギや森の生き物にとって無視できない悪影響があるなと思うことが出てくれば反対します。しかし、これまでの経緯を見てきて、まずそのようなことはありそうもないというのがこれまでの印象です。
以上、私の意見を思いつくままあれこれ書いてみました。とりとめもない内容になってしまいましたが、少しでもご参考になれば幸いです。
あらためまして、こんばんは。
苫小牧市内の川でダイサギ様、アオサギ様が見られるようになってきました!
先日、そこにカササギさん2羽がやってきて
それぞれダイサギ、アオサギに近づいていました。
私の知り合いも札幌市内でダイサギとカササギが飛んでいるのを見たそうです。
カササギさんはさぎ様のことが好きなんですかねー
Re: カササギさんの行動投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/07(Mon) 12:39No.2999よしこさん、こんんちは。
アオサギもカササギも名にサギが付くサギ仲間?ということでお互い気になるのかもしれませんね。札幌ではカササギはまだ一般的ではありませんが、私も一度だけ道端にいるのを見かけたことがあります。道内では苫小牧を拠点に時間をかけて少しずつ勢力を伸ばしているという感じでしょうか。
ところで、アオサギとカササギには、昔からとても興味深い繋がりがあります。これも両者が分類学的にまったく関係がないのに、どちらも名前にサギが付いていることが原因です。しかも、アオサギはその昔、「笠鷺」の名で呼ばれていたこともあるのです。これがただでさえ厄介な状況にさらに拍車をかけることになっています。
たとえば、「源氏物語」の「浮舟」にある次の一節。「山の方は、霞へだてて、寒き洲崎に立てる笠鷺の姿も、所からは、いとをかしう見ゆるに」。もちろん元は万葉仮名で書かれているわけで、仮名だけでは「笠鷺」なのか「鵲」なのか分かりません。ただ、これについては「笠鷺」と解釈するのが正解です。というのも、この一節には下地になっている漢詩があって、そこで「鷺」であることがはっきり示されていますので。それに「寒き洲崎に立てる」の「立てる」などという表現は鷺以外の鳥にはなかなか使えませんしね。
あと、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にシラサギの群れが天の川に舞い降りてくるシーン。これにも鵲と鷺の言葉の類似による影響が感じられます。このシーンは、天の川に鵲が橋を渡すという大陸の七夕伝説から着想を得ているはずです。宮沢賢治が鵲と鷺を取り違えることはないと思うので、天の川にシラサギのイメージは、彼が鵲のサギの音からの連想で意図的につくり出したものなのでしょう。そう考えると、もしサギとカササギの名が似てなかったら、あの印象的な場面は描かれなかったかもしれないなとも思えてきます。言葉の連想が新たな世界を紡ぎ出す、まさに言葉のマジックですね。Re: カササギさんの行動投稿者:よしこ投稿日:2022/11/10(Thu) 22:33No.3000まつさん、ありがとうございます。
さぎ様は文学にも登場なさって、ほんとに芸術的で美しいです…。
昔から人々を魅了してきたのですね
管理人さま、お久しぶりです。
ご無沙汰しています。
白いアオサギの記事を見て...
先日、赤穂の公園を散歩しておりましたら白い雀を見かけました。
白いアオサギはほんとうに上品な感じの姿ですね。
どのような動物にもこう言う変異があるんですね。
他の雀と一緒に居ると凄く目立ちました。
Re: アオサギではないですが投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/28(Wed) 21:27No.2992のぶさん、どうもお久しぶりです。
これまた珍しいお写真をありがとうございます。薄墨で描いたかのような秀麗な姿ですね。言われないとスズメとは分からないかもしれません。頬の黒い斑が薄いなりに残っているところが愛嬌があってまた良いです。
白いアオサギも白いスズメも一際目立つだけに捕食者に狙われやすかったり何かと不便はあるのかもしれませんけど、仲間内ではどう見られているのでしょうね。アオサギもスズメも他と違うことに価値を見いだせる文化をもってればいいなと思います。Re: アオサギではないですが投稿者:のぶ投稿日:2022/11/01(Tue) 09:37No.2993管理人さま、ご無沙汰しております。
返信が大変遅れて申し訳ありません。
白いアオサギも、白い雀も突然変異によるものでしょうね。
色は違えど同じ種でありながら違う生き方を強いられるのですから、生きていく上でのハンディは大きいかと思います。
鳥たちにせよ、異文化を受け入れるのは人間世界でも同じことかと思いますね。
色が違うだけで差別があったり…ですからね。
また、話がアオサギでは無いのですが
また、先日お気に入りの赤穂の公園で偶然ですが
狩りをするトビに出会いました。
最初に見たのはカラスを執拗に追いかけ回していて、最初はいつものトビとカラスの小競り合いかと思ったのですが、あきらかにカラスの行動が危機感を表していました。
それからそのトビは上下動作を何度も繰り返しながら何かを狙っているように見受けられたのです。
遠くから観ていたのと木々の隙間からしか観察ができなかったので…そしてそのトビがわたしのすぐ前の街灯の上にとまする鳥らしきものの羽を鋭いくちばしでもぎ始めました。
写真を撮って確かめたらそれは『鳩』でした。
トビは雑食で魚やカエル、トカゲの小動物や死肉などを食べると思っていたので大変驚きました。
トビが鳩を襲うなんて…
そんなことがあってから公園の特に鳩が緊張状態に有って数も減り、神経質になっている様子です。Re: アオサギではないですが投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/11/01(Tue) 18:54No.2994のぶさん、こんばんは。
お写真を拝見するとたしかにドバトみたいなのを食べてるようですね。私ものぶさんと同じく、トビに生きている鳥を襲うというイメージはあまりありません。どちらかというと残飯を漁っているようなイメージで。トビに限らず、ワシタカ類というのは見かけとは裏腹に狩りはあまり上手ではないですよね。まあでも、別に狩りが禁止されているわけではないので、機会さえあればこうこともあり得るのでしょう。ただ、ハトも機敏な鳥ですから、健康な成鳥がトビにやられるという場面はちょっと想像しにくいです。巣立ったばかりのまだまともに飛べない幼鳥だったとか…。真相が知りたいところですね。
アオサギなんかはさすがに大きいので成鳥がトビに襲われることはありませんが、ヒナ目当てのトビがコロニー近くをうろついていることはよくあります。隙あらばというところなのでしょう。もっとも、その試みが成功した場面は一度も見たことがありませんけど。
初めまして
私が主に活動している神戸の住吉川にはアオサギが生息しています。
以前コサギサイズの個体が1羽増えたので確実に繁殖しているはずですが、私達はアオサギのコロニーを住吉川で見たことがなく個体数は少ないです。
アオサギは集団で繁殖しないとのですか?
集団で繁殖するのであればアオサギは1つのコロニーからいくつかの餌場に行くのですか?
長文失礼しました。
Re: 住吉川での繁殖投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/23(Fri) 18:29No.2990A.I.さん、はじめまして。
アオサギの子育ては他のシラサギ類と同じですよ。まれにひとつがいだけで巣を構えることもありますけど、普通は数十、数百羽のアオサギが一緒に営巣します。住吉川の近くにもきっとどこかにコロニーがあるのでしょう。規模の小さなコロニーは、あっても気付かないことが多いですから。そちらのほうであれば、アオサギ単独ではなく、シラサギ類やゴイサギ、あるいはカワウなどと一緒に営巣しているかもしれません。
それから、餌場は一箇所に決まっているわけではなく、あちこちにあります。餌場を決めるのにルールはないので、餌が獲れそうな環境であればどこでも彼らの餌場になります。
あと、コサギサイズのアオサギを目撃されたとのことですが、これは何かの勘違いでしょう。アオサギは巣立ち時には親と変わらない大きさになるので、コロニーから離れた場所で小さなアオサギを見かけるということはあり得ません。コサギサイズのアオサギに似た鳥ということになると、考えられるのはゴイサギの幼鳥あたりでしょうか。
まつさん、こんにちは
インスタで添付写真の子を見かけました
まさかアオサギさまとダイサギさまのハーフでは?
と一部で話題になっています。
投稿者の了承いただいてお写真お借りしました。
Re: ハーフ⁈投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/22(Thu) 18:00No.2988よしこさん、こんばんは。珍しいアオサギのお写真、ありがとうございます。
たぶん同じアオサギではないかと思うのですが、twitterにも写真が上がってました。目立つから多くの人が写真を撮ってるのでしょうね。
https://twitter.com/flyingsunbird/status/1572067896817504257
これはアオサギとダイサギのミックスではなく、おそらくアオサギの白変種です。アルビノのようにメラニン色素が完全に無いわけではなく、普通より少ないとこのように白っぽくなります。アルビノや白変種のアオサギについては当サイトでも過去に何度か話題になったことがあります。下記ページにまとめていますので、よろしければご覧ください。
https://www.grey-heron.net/forum/72-albinism-and-leucism/
それにしても、お写真のアオサギは上品な色合いで高貴な感じがしますね。一度お目にかかりたいものです。
まつさん、こんにちは。
イサキ、検索してみましたが、そのようですね。教えて下さってありがとうございました。
調理法が色々あって、人気の魚のようですね。
釣り人さんから、うらやましがられそうです。
おかげ様で、台風は大した被害もなく通過していきました。
台風一過で猛暑も去り、ようやく過ごしやすい気候になりました。
今日は、サギたちも農業地帯で元気に採食していましたよ。
ボラは関西では、海岸や河口付近の浅瀬で、よく大ジャンプしています。
とにかく目立つので、オアサギも捕食しやすいのかもしれませんね。
写真は、食べ終わって、満足そうに出てきたアオサギさんです。私に取られないよう警戒していたのかもしれませんね?(笑)
Re: 満足!イサキは旨かった!投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/20(Tue) 18:28No.2986こんばんは、ロメロさん。台風は大した被害はなかったとのことで安心しました。サギたちも無事なようで何よりです。
アオサギがボラを食べている写真をネットでよく見かけるのは、ボラが他の魚より目立つからかもしれませんね。ロメオさんがおっしゃられるように、目立つからアオサギの目に入りやすいのかもしれませんし。アオサギの好む魚をリストアップできたら面白そうですね。まあ、基本的には何でも食べてそうですけど。
まつさん、こんばんは
昨日、朝からさぎさまたちを見に行ってました。
そのとき初めての光景を目の当たりにしました。
添付の写真がそのうちの一コマです。
一羽でいた所にもう一羽がやってきて、バタバタしだしたんです。
もともといた子が沈められた⁈と思う場面がありドキドキしてたんですが
そうではなかったです。
少し離れたところから6羽やってきて傍観しているようでした。その後はみんなで飛んで行きました。
いじめ?教育?
びっくりしました。
Re: いじめ?投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/12(Mon) 19:42No.2979よしこさん、こんばんは。これは決定的な瞬間ですね。中央の2羽が主役であるにもかかわらず、周りの6羽も完璧な引き立て役になっている感じがしますし、何より、白き鳥たちならではのアオサギとはまた別の美しさがあって見とれてしまいました。
さて、問題の2羽ですが、これはいじめでも教育でもなく明らかに喧嘩です。アオサギでもたまにこういうシーンが見られます。餌というか餌場を巡る争いだと思います。たいていは瞬時に相手を追い出すか自ら身を引くかして互いに接触するようなことにはならないのですが、ごく稀にこのようにエスカレートしてしまうんですね。どちらも譲らならない場合には、片方が相手を水に沈めて殺してしまうことすらあります。滅多にないことだからこそ周りのサギたちも注目しているでしょう。こんなの見たらびっくりしますよね。Re: いじめ?投稿者:よしこ投稿日:2022/09/12(Mon) 20:34No.2980まつさん、こんばんは。
餌の確保のため争いになってしまうんですね。
上の子が後から来たくせに…って思ってしまいましたが、エスカレートしなければそんな光景はよくあることですよね。
それにしても下の子が生きててよかったです…!
飛び出したら誰が誰だか分からず笑
正直言ってとてもキレイでした汗
連写で撮りましたのでスライドにして、インスタにあげようと思ってます。
一番いい見せ方を模索してるので時間がかかりそうですがよかったらご覧ください。
@yoshiko_to_sagisama というアカウントです。
アオサギ掲示板なのにダイサギ出しちゃって失礼しました。Re: いじめ?投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/12(Mon) 22:20No.2981お写真、拝見いたしました。インスタはやってないので、残念ながら見られたのは最初の数枚だけでしたけど。ダイサギには優しい色合いが似合いますね。
まつさんこんにちは!
苫小牧で講演されてたんですね。
さっき知りまして…
行かなくてめっちゃへこんでいます…笑
※写真は石狩で撮った遠くのへらさまです。
Re: 苫小牧での講演投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/07(Wed) 20:34No.2973こんばんは、よしこさん。
今回は私のほうからはとくに何もお知らせしてなかったので…。失礼しました。またいつか札幌辺りで何かお話する機会があれば、ここでもお知らせしたいと思います。そのときは是非!
今回、話をしてきた苫小牧は、その昔、広大な湿原が広がり、アオサギが暮らすのには格好の環境でした。地元新聞(苫民)の昔の記事によると、以前は2000羽ものアオサギが飛来していたそうです。が、ここもご多分に漏れず開発により生息環境が失われることになります。ただ、苫小牧の特筆すべきところは、そうした状況に対して、アオサギの生息地を保護しようと官民挙げての大規模な保護運動が行われたことなんですね。そういう意味では、道内のアオサギにとって苫小牧は特別な場所なのです。そんな素晴らしい歴史をもつ苫小牧ですが、広大な湿原の空を舞っていた2000羽ものアオサギも、今は街中の小さな樹林にわずか100羽ほどを残すのみ。風前の灯火。寂しい限りです。
お写真、ヘラサギよりもダイサギのほうに目が行ってしまいました。アオサギよりも多いんですね。ひと昔前までは考えられなかった光景かと。Re: 苫小牧での講演投稿者:よしこ投稿日:2022/09/09(Fri) 21:43No.2974まつさん、こんばんは。
そうなんですね、
私が苫小牧に移り住んできた理由はそれだったのかもしれません。
さぎ様に会うためだったのかもしれません…
それにしてもさぎ様たちたくましいです!
ダイサギさまいっぱい来てました!
ヘラ様は1羽、コサギちゃんは3羽くらいいると思われます!Re: 苫小牧での講演投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/11(Sun) 19:34No.2975あれ、苫小牧にお住まいだったのですね。どういうわけか札幌の方だと思い違いしていました。
先に書いたとおり、現在の苫小牧はアオサギにとって必ずしも良い環境とは言えないのですが、アオサギの保全に尽力してきたという歴史は所々で感じることができます。何より、ウトナイ湖ネイチャーセンターのシンボルがアオサギですしね。ただ、先に書いたとおり、現在は残念ながらほんの僅かのアオサギしか残っていません。
地図の白丸で囲んだところに拓勇樹林という防風林があり、昨年からここで数十つがいのアオサギが営巣しています。コロニーがあるのは、ふたつに分かれた長方形の樹林のうち西側のほうで、さらにその西端の辺りです。ミズナラやハンノキなどの広葉樹林で、葉が生い茂っている間は外から巣は見えませんが、春、アオサギが飛来してからヒナが生まれる頃まではけっこう間近に子育ての様子が確認できるのではと思います。ご都合がつくようでしたら、ぜひ一度訪ねてみてください。Re: 苫小牧での講演投稿者:よしこ投稿日:2022/09/11(Sun) 22:17No.2977まつさん、こんばんは。
だからネイチャーセンターのマークはアオサギさまなんですね!
苫小牧の博物館のアオサギ様の展示もけっこう大きいですよね。
きっとわたしはアオサギさまに呼ばれてここへ来たんだ〜と思います!
拓勇のコロニー、去年近所に住む知り合いが教えてくれまして知ってましたー。
ちょうど前にあるアパートの2階から巣が見えるんじゃないかと思って引っ越しも考えましたが家賃が高くてやめました笑Re: 苫小牧での講演投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/09/12(Mon) 19:42No.2978なんとご存知でしたか。さすがですね。拓勇のコロニーは周りに住んでいる方の中に、フンが迷惑だと市に苦情を言う人がいるらしく、今後どうなっていくのか気になっています。よしこさんのような方ばかりだと良いのですけど。
まつさん、こんにちは!
毎日暑いですね。
写真は大阪服部緑地公園のとある池です。
右下にいるのは親子のアオサギさんです。
親が魚をとって差しだすのですが、ヒナは右向いて左向いて下向いて知らんぷり。そんなやりとりの中、ヒナは距離を置きたくなったのか、バサハザと頭上の木の枝へ移動しました。親は魚を加えたまま一羽で突っ立っていてちょっとかわいそうでした。
サギオくんみたいに豊富なるエサがあるわけじゃないし、ちゃんとエサをとるコツ覚えておかないと苦労するよ?と勝手に心配してました。
ちょこちょこ見に行ってますが親離れも違いようです。
Re: 親子投稿者:くみ投稿日:2022/08/09(Tue) 11:34No.2968
服部緑地公園には蓮池があります。早朝に見に行くと、とてもきれいです。
時間が経つにつれ、花は閉じていきます。
そういえば、このあたりで有名?なアオサギ先輩がいるようです。人慣れまではしていないけれど、あまり人をおそれないらしいです。
その子のためにも程よい距離感がいいですね!Re: 親子投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/08/09(Tue) 22:36No.2969こんばんは、くみさん。アオサギ先輩はたぶん国内では一番有名なアオサギでしょうね。ぜひ一度お目にかかりたいものです。大阪はけっこうあちこちに池があるようですし、都会のわりにはアオサギにとって居心地の良い場所なのかもしれませんね。
で、さっそく夢を壊すようなことを言って申し訳ないのですが、お写真の2羽はたぶん親子ではないと思います。写真から判断したわけではなく、アオサギの場合、巣から離れたところで親子の絆が維持されるということはまずないのです。生き物のことですから何があっても不思議ではありませんし、もしかしたらくみさんが想像されたような状況が事実あったのかもしれません。もし実際に餌の受け渡しがあったり、一緒に巣に戻ったりといった親子でしかありえない行動が見られたらぜひ御一報ください。極めて貴重な観察事例になると思います。そうなればとても興味深いことですが、でもやっぱりその可能性は限りなくゼロに近いです。たしかにカラスや他の身近な鳥を見てると、巣立った後でもヒナが親鳥に餌をねだっていたりするので、アオサギも成鳥と幼鳥が近くにいればなんとなく親子のように見えてしまうのは分かります。ところが、アオサギの場合は巣立ってしまえば親も子もありません。きっぱり赤の他人です。たとえ自分の育てたヒナだとしても、餌を獲っているところに近寄ってくれば、生存競争のライバルとして無情にも追い払われるはずです。その辺は割り切りが良いというか完全にドライなのです。ほのぼのとした親子の情愛とかをアオサギに期待すると見事に裏切られます。まあその辺がアオサギのかっこ良さでもあるのですが…。Re: 親子投稿者:くみ投稿日:2022/08/10(Wed) 23:16No.2970まつさん、こんばんは!
返信ありがとうございます!
そうなんですね。赤の他人なのか......。
じゃあ、あれは魚をとって見せつけていたのかな?いずれにせよ、一羽は幼鳥だったのでてっきり親子だと思いました。
でもだからか、一羽でポツンといる姿を見ることが多いのでしょうか。
もっと色々観察してみます!
服部緑地の蓮池にいる人慣れした?アオサギさんにはまだ出会ったことがないので、
こちらも何かあれば報告しますね!Re: 親子投稿者:まつ@管理人投稿日:2022/08/13(Sat) 09:17No.2971ちょっと遠くに行ってたのでお返事遅くなりました。魚を見せつけていたときの様子、見てみたかったですね。私の推測では、成鳥が魚を獲ったところに、幼鳥が(あわよくば獲物を掠めとろうと?)それとなく近づいてきたのが始まりかなと思います。それで、警戒した成鳥がなんだなんだと頭を幼鳥のほうに突き出して威嚇したのではないかなと。一方の幼鳥は、いや、そんなつもりはありません、失礼しましたといって、すごすご引き下がったのでしょう、たぶん。わりとよくあるシーンです。
アオサギ先輩は、Twitterのシャープ公式の中の人が、西田辺の旧シャープ本社横の池に来るアオサギを毎日のようにツイートして有名になったのですが、本社が移転してからは先輩の消息も聞かなくなりました。というわけで、アオサギ先輩というのはもともとシャープの横の池に来る特定の1羽のアオサギだけを指していたのです。ところが、「アオサギ先輩」という名前はTwitter界隈でその後も使われつづけ、シャープのアオサギの枠を超えてまるでアオサギの別名のようになってしまいました。こういうのはおそらく他の鳥では例がないと思います。それだけアオサギは擬人化しやすく親しみを持ちやすい鳥なんでしょうね。
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