アオサギを議論するページ

観察情報 2003年

観察情報 2003年

2003/07/28(Mon) 17:43      ねこ      鹿の谷コロニー

自宅近くにアオサギがコロニー造成中・・・との噂を聞いておりましたが、それを掲載して下さっているHPをやっと発見致しました。鹿ノ谷コロニー(夕張)のすぐ傍の団地に住んでいます。ただいま、見える限りで十羽ほどが羽ばたいたり飛んだりしております。こんな民家の近くにまさか・・・と思っていたのですが・・・「どう見てもアオサギ」と肉眼で確認できるほど近く(団地上空)を飛んでいくので、迫力です。望遠レンズがほしいです~(涙)そういえば、今年はカエルの声があまり聞かれないような・・・食べられちゃったのでしょうか。かわりに、アオサギらしき「ギャッギャッ」というか「ゲッゲッ」というか、奇妙な鳴き声が夕方遅くまで聞こえます。


2003/07/29(Tue) 20:07      まつ@管理人      Re:鹿の谷コロニー

ねこさん、はじめまして。鹿ノ谷のコロニーは今年できたばかりでどうなるか少し心配だったのですが、上手くいっているみたいですね。このコロニーは、繁殖の途中でコロニーごと移動してきましたが、それが4月末か5月の始めだったと記憶しています。結果として通常よりひと月以上遅れて巣作りを始めたことになります。その後子育てが順調だったとすると、ちょうど今頃が巣立ち時期といったところでしょうか。

このコロニーはこれまでに2度にわたって場所を変えたわけですが、ついでなのでこれまでの経緯をもう少し詳しく書いてみたいと思います。この辺りで最初にコロニーが確認されたのは1982年頃で、場所は夕張市遠幌小学校の川をはさんだ対岸の斜面でした。この場所では1995年まで営巣しましたが、翌年からは夕張市若美町の民家の裏山に移っています。この場所では7年間営巣していました。そして今年も4月中は例年通り同じ場所で営巣していたのですが、4月末に突然いなくなったようです。営巣場所を見繕っている時期ならまだしも、4月末といえばすでに抱卵の真っ最中ですから、何か予想外の非常事態が起きたのでしょう。これらの移動の原因についてはよく分かっていません。ただし、最初の移動についてはコロニーのあった山によくアライグマが出没していたことから、アライグマがコロニーを襲ったのではないかと指摘する人もいます。以上、私が知っている範囲で書きました。地元の方が見られてもし間違った内容があれば御指摘下さい。

ところで、アオサギが住むようになってカエルの声が聞かれなくなったというのは、何となく本当にありそうでちょっと怖いですね。実際、アオサギは相当な量のオタマジャクシを食べますから…。


2003/08/26(Tue) 15:50      ねこ      鹿ノ谷コロニーは

鹿ノ谷コロニーは相変わらず四十羽以上が朝夕元気に飛び回っております。いっぺんに飛び立つのは何かに驚くのでしょうが、あの大きさで至近距離なもので、人間も怖いです。今朝、窓を開けると目の前のアパート屋上に一羽留まって、長い首をにゅーと伸ばしていました。若鳥か年長さんかはわかりませんでした。アオサギとして、いや野鳥としてそれでいいのかっっ!と思わないでもないですが・・・・・・


2003/08/27(Wed) 08:56      まつ@管理人      Re: 鹿の谷コロニーは

アオサギといえば、個人的には、人慣れしない野生の品位のようなものに魅力を感じているので、アパートの屋上に留まっていられたりするとがっかりです。ただ、そんなことをするのはまず間違いなく世間知らずの幼鳥だと思います。巣立ってからしばらくは、何でこんな所に?というような場所でよく見かけます。愚かにも電線に留まろうとする幼鳥までいるほどですから。

それにしても、この時期、コロニー付近にまだ40羽も残っているという状況は、幼鳥の今後を考えるとかなり厳しいですね。巣立ち時期が遅いということは、渡りまでの期間もそれだけ短くなるということなので、渡りのための体を作っていかなければならない幼鳥にとってはかなりしんどいでしょう。屋上に留まってもいいから何とか生き残って欲しいものです。

話は変わって、去年まであった若美町のコロニーですが、鹿の谷への引っ越しで皆一斉にいなくなったと思っていたところ、予想を裏切って3つがいが居残っていました。よほど自分たちの能力に自信があるのか、慣れ親しんだ場所への執着なのか、それとも身に迫った危険に対して鈍感なだけなのか、その辺は分かりませんが、ともかく来シーズンの動向に要注目です。

2003/07/28(Mon) 10:19      あき      アオサギ・・・?

昨日、石狩月形の皆楽公園沿いを歩いていた時に公園内の水辺でアオサギらしき鳥を見かけました。人の気配が少ない奥のほうの水際にたたずんでいて近くにいた女性2人組が「あら、あれ鶴かしら・・・? 違うわよねぇ。」と話していて内心、いくらなんでも鶴じゃーないでしょ・・・って思いましたがたぶんアオサギという鳥を知らなかった頃の私なら同じ反応していたのではないかと思います。私がいた場所からは遠かったこととあっ、と思った瞬間に飛び立ってしまったのではっきりアオサギだったかはわからなかったのですが石狩月形のほうにも餌をとりに行くのでしょうか。木々にさえぎられ飛んでる姿を確認できなかったのが残念です。


2003/07/29(Tue) 20:10      まつ@管理人      Re: アオサギ・・・?

あきさん、こんばんは。去年は空知地方にもタンチョウが来てましたから絶対にツルでないとは言い切れませんが、まあ普通はアオサギでしょう。月形の辺りだと何処にアオサギがいてもおかしくないですから。

ところで、サギとツルの混同は昔からの定番で、たとえば屏風に描かれたツルが松の木にとまっていたりするのも、ツルの姿とサギの習性をごちゃ混ぜにした産物です。また、ずっと前にここでも書きましたが、江戸から明治にかけての著名な探検家である松浦武四郎でさえ、その著書に「山には鶴多く巣をなし」という記述が見られ、サギとツルが全く区別できていません。

しかし考えてみると、サギをツルと思い込む人は多そうですが、ツルを見てサギだと勘違いする人はあまりいそうもないですね。

2003/07/25(Fri) 21:44      masa      篠路コロニー

今日初めて行きました!というより、おおまかな場所は知っていたのですが、偶然にも仕事上のお客様の自宅のまん前だったのです。話によれば3月15日に初めて姿を見せて、一番多い時で15、6羽だったそうです。現在では2ペアしかいないとの事です。こんなに早くにいなくなってしまうんでしょうかね? そんな話を伺った後ですぐに林の中に入ってみました。少し歩いてみると地面と周りの木々の葉が糞で真っ白になっている場所にたどり着いたのです。頭上を見上げると、いました! 1ペア。それと近くで一羽の鳴き声が聞こえていたので、最低3羽はいるのは確かなようです。しかしこんなにちかくで、子供の遊ぶ公園の中にいるとは思いませんでした。驚きです!もっと驚いたのは、その方は自宅を新築する土地を探しているときにここでアオサギを発見し、アオサギにほれ込んでこの場所に決定し土地を購入したとのことです。アオサギ、おそるべし!ですね・・


2003/07/26(Sat) 10:31      まつ@管理人      Re: 篠路コロニー

篠路コロニーの周りでは、アオサギがいるからということで移り住んだ方が多いと聞きます。町中のコロニーということになると、とかく邪険にされがちなアオサギですが、ここの場合はコロニーの規模が小さいということもあり、人との関係はとても良好なようですね。

逆に、アオサギにとって一見安らかな生活が保証されていそうな田舎のコロニーは、一方で関心をもつ人の数も少ないので、人知れず営巣木が伐採されるなどしてコロニーごと消滅することも多いのです。そういう意味では、町中のコロニーのほうが人の関心を引くだけに、人との間に良い関係さえ保たれていればアオサギにとっては安住の地となるのかもしれません。

篠路コロニーは、この時期になると葉っぱが繁ってわずかな巣しか見られませんが、来年はもっと早い時期に是非訪れてみて下さい。

2003/06/29(Sun) 00:37      masa      当別方面に

今日、当別から日本海側の望来に抜ける途中の道路沿いの水田の中に、かなりの数のアオサギがいました。少なくとも、20羽以上は見かけました。田んぼで餌を食べているようでした。この地域にもコロニーがあるのでしょうか?まさか江別コロニーから来るはずはないですよね! 帰りに江別コロニーに寄ってみました。ヒナはすっかり大きくなっており、数もかなりたくさん、見ることが出来ました。このコロニーはまるで団地の窓から住人全員が顔を出しているような、そんな感じです。木々は糞で真っ白でした。近くで見ると、凄まじいんでしょうね!


2003/06/29(Sun) 13:14      まつ@管理人      Re: 当別方面に

あの辺り結構いるようですね。もしかするとどこかにコロニーがあるのかもしれません。けれども、当別の近くであれば江別のサギが来ていてもおかしくないですよ。コロニーからは10kmそこそこですから、アオサギなら20分とかからない距離です。まあ、山を越えて日本海まで出ることはないと思いますが。一般的には、近場に餌が十分にあれば敢えて遠くには行きませんが、遠くまで行かないと餌が得られない状況であれば30kmくらいは飛ぶようです。

2003/06/24(Tue) 17:17      ポレポレ なかた      フン害、憤慨

五戸の森(篠路)もかなりの糞で葉が真っ白になっていました。慌てて帽子をかぶりました。以前、平岡のコロニーのそばの住宅街で目撃したことがありますが、車や屋根に糞が降ってきて、何事かと思いました。そこの住人は諦めた感じででしたが、騒音とフン害に困っていました。アオサギは体が大きいので、1回の糞の量も多いでしょうね。色々な意味で降雨は環境を調整してくれるのですね。そろそろ、雨が恋しいところです。


2003/06/24(Tue) 19:22      あき      Re: フン害、憤慨

私も今月前半に五戸の森に行った時にはあたりの葉がフンで真っ白で、私自身もギリギリのところで危なくフンシャワー?を浴びるところでした。少し前の雨が降った翌日あたりに行った時には真っ白だった葉がかなりきれいになっていたのですが今はまた真っ白になっているのですね。

以前真っ白だったところが雨で洗われてきれいになりその後全くフンがおちてないようなところではもうヒナが巣立ったのかなぁと上を見上げたりしていました。

時々行くと、ちょっとした変化を感じられて面白いですね。

2003/06/23(Mon) 15:29      ポレポレ なかた      アオサギ騒音

昨日(午後1時過ぎ頃)、初めて篠路のコロニーを見てきました。森に入った途端、世にも不思議な物凄い音!何かを吐き出しているような音の他に、たくさんの叫び声?音の方を見るが、生い茂った木の葉でよく見えず、進んでいくと、見えました。しばらく観察していると、マツの木の天辺に、、、巣が密集していて、たくさんのアオサギが見えました。親鳥が餌を持って帰ってくると、餌の争奪戦で「アオサギ騒音」になるのですね。今までにもアオサギの声を何度も聞きましたが、昨日のはびっくりしました。幼鳥もかなり成長して、何度も森の上を飛んでいました。この森に良く遊びに来る自転車に乗った小学生にアオサギ知ってる?と聞いてみると、知らない、、という返事に、アオサギを教えてあげると、初めて見た、大きくてすごい!と感動してました。あのすごい音に気付かないとはまた、びっくりでした。


2003/06/23(Mon) 22:31      まつ@管理人      Re: アオサギ騒音

この時期になると、親がコロニーにいることは滅多にないので、うっかりすると誰もいないのかと思うくらいコロニーが静まっていたりします。けれども、いったん親が戻るとたちまち大変な騒ぎですね。ヒナたちにしてみれば、その時を逃すとまた何時間も空腹を我慢しなければならないので必死です。せめて親の持ってきた餌くらいは自分たちだけで食べられればいいのですが。下に書いたように、他の巣のヒナたちに餌を横取される場合もありますから悠長には構えていられません。篠路の場合は、餌条件も比較的良いようなので、そのような光景はあまり見られないかもしれませんが。これが、餌の乏しい環境になると…。ロシアのとある島(地上営巣)での報告です。餌を運んできた1羽の親をめがけ、なんと15羽ものヒナが集まってきた(襲いかかってきた?)ということです。こうなったら親はもう逃げるしかないですね。

2003/06/07(Sat) 21:44      あき      篠路では

今日、篠路のコロニーを見てきました。管理人さんの「子育て」のところを読ませていただいてひなは現在、ふか後3~4週間の時期かなと思いました。木々の葉でなかなか見えにくいのですが一部のヒナ達は巣のフチに立ち上がりわっさわっさと羽を動かしてはいるもののまだ巣の上で動き回っているだけのようです。アオサギ以外の鳥も飛び回り、アカゲラも餌を巣に運んでいました。近いうちにまた行くつもりなのでヒナの成長が楽しみです。


2003/06/08(Sun) 19:13      まつ@管理人      Re: 篠路では

篠路のコロニーは私も時々見に行ってます。ヒナもかなり大きくなっていますね(5羽のヒナを育てているところもありました)。このコロニーでは、たぶんゴールデンウィーク頃にはヒナのふ化が始まっていたと思います。そうなると、もうひと月以上経ちますから、今頃はすでに巣から離れて近くの枝を渡り歩いているヒナがいるかもしれません。一方で、まだ抱卵中の親もいて、巣によって繁殖のステージはまちまちのようです。

ついでですが、篠路の場合、林縁近くにつくられた巣では、ヒナがいてもまだ小さいところが多いようですね。さらによく見ると、林縁で子育てしているペアの中には、まだ完全な成鳥になりきっていない若い個体がいたりします。経験不足の若い個体は、飛来するのもつがいをつくるのも遅いですから、巣をつくろうと思った時には、コロニーの一等地は全部占拠されていて端のほうに陣取るしかないのでしょう。そんなわけで、ここに限らずどこでもそうなのですが、どちらかというとコロニーの中心部から子育てが始まり、端っこのほうが遅くなるようです。

2003/05/28(Wed) 00:10      綾部匠馬      はじめまして

宮崎のアオサギ情報ですが、私の家の近くには、大淀川が流れていて、その中州には丸島という小島があって、そこにはサギのコロニーがあり毎日サギの鳴き声で賑わっています。ここにはアオサギの成鳥が20羽くらいいますよ。やはり高い木の上(特に松の木)で営巣しています。私の自宅前には緑道公園という親水公園があって、時々アオサギがコイや金魚を狙って来ています。でも、アオサギが飛び立つ姿は壮観ですね。


2003/05/28(Wed) 22:56      まつ@管理人      Re: はじめまして

宮崎なら、ヒナももう十分飛べるくらいに成長しているのでしょうね。私のいる北海道のアオサギと比べると、巣立ちもたぶんひと月くらい早いのではないでしょうか。九州というと、アオサギが繁殖し始めたのはそれほど昔のことではないようで、例えば私の持っている1981年発行の図鑑では、九州は越冬地としての記載しかありません。しかし現在は、数は少ないとはいえ、繁殖地の分布は福岡から鹿児島まで九州一円に広がっているようです。そもそも、少し前までの九州に何故アオサギが繁殖してなかったのか不思議なのですが、さらにもっと昔に遡れば、大淀川をはじめ各地にコロニーがあったのかもしれませんね。アオサギも来ないような川ではちょっと淋しいですしね。

2003/05/18(Sun) 21:03      K      ご無沙汰しています

江別のコロニーへは最近行っていませんが、4月中に3回ほど見に行きました。4月20日にはペリカンも来ており、あまりのでかさに驚きました。

今日は浜益の方までドライブしてきたのですが、帰り道、当別町青山墓地付近でアオサギのコロニーを見つけました。江別以外でアオサギを見たのはこれが初めてです。コロニー一覧にはNo75当別がありますが、私が見つけたのはこのコロニーでしょうかね。

外来種のような松類の上部に営巣していましたが、このすぐ下が農道になっていて、近寄ってみると『ゲッゲッゲッゲ』という小さな鳴き声が上の方で合唱されていました。雛でしょうか。

親鳥の姿はよく目立ちますが、薄暗く巣も高かったため雛の姿までは確認できませんでした。


2003/05/19(Mon) 18:42      まつ@管理人      Re: ご無沙汰しています

青山のコロニーは、一覧表で当別コロニーとなっているのと同じものです。どうも分かりにくい一覧表ですみません。折を見てもう少し詳しい説明をつけたいと思います。
Kさんが目撃された青山のコロニーは、私も人から教えられて昨年初めて知りました。道路のすぐ近くとはいえ、エゾマツ林でなかなか判りづらい営巣地ですよね。おまけに、辺りに人家が無いためコロニーについて尋ねることもできず、アオサギがいつ頃から営巣し始めたのかなど、情報が全く取れていません。それほど昔からあったという雰囲気ではないのですが。
将来、コロニーの下流に当別ダムができれば餌場の環境もがらりと変わるでしょうから、そういう点でも今後注目する必要があるかもしれません。

2003/05/18(Sun) 20:15      まつ@管理人      島のアオサギ

この前、礼文島に行ってきたのですが、そこでもアオサギが暮らしていました。アオサギがいたのは島の北部の久種湖(くしゅこ)という湖で、寒風に吹かれて6羽のアオサギが佇んでいました。久種湖はヨシ原もあって、いかにもアオサギがいそうな所です。一方、島の他の部分にはアオサギが好みそうな手頃な水辺は少なく、アオサギが目撃されるのは専らこの近辺に限られています。おそらく、島にいるアオサギはこれで全てなのでしょう。この島に10年前から通っている人も、いつの年もだいたい5、6羽しか見かけないと言います。今回、2年目の若鳥もいましたから、必ずしも毎年固定されたメンバーではないのでしょうけど、いつの年も同じ羽数で来ることを考えると、同じ個体が何度もやってきている可能性は高いと思われます。

それにしても、北海道の本島には無数の仲間がいるというのに、何故わざわざ島の暮らしを選んだのでしょう。孤独を求めたのでしょうか。島を絶え間なく吹き抜けていた海風を思うと、そんなアオサギがいてもおかしくない気がしてきました。

2003/04/28(Mon) 22:12      まつ@管理人      江別コロニー

江別のコロニーは今年も健在ですね。去年は100近くの巣で営巣していましたが、どうやら今年も同じくらいの規模のようです。去年は春が早かったので、今の時期だとすでにヒナが生まれていました。今年はどうでしょうか。生まれていてもまだ小さいくて、姿を見るのはちょっと難しいかもしれませんが。
ところで、このコロニーには今年もまたペリカンが飛来しました。2週間ほど前には宮島沼でマガンと一緒にいましたが、いつの間にか江別に来ていたようです。


2003/04/29(Tue) 07:39      masa      Re: 江別コロニー

今朝また江別のコロニーへ行ってきました。ヒナが生まれているのは確認できませんでした。ただそれぞれの巣では必ず1羽が守っているので、もう生まれているのかもしれませんね。回りでカラスが狙っているようなのが心配です。

2003/04/06(Sun) 00:08      川崎康弘      雄武コロニー

4月2・3両日、移動中に「雄武コロニー(と同じだと思いますが)」周辺で100±羽のアオサギを確認しました。車で走行中だったので詳しくは分からないのですが、巣は70±程度、ほとんどの巣にアオサギがもう入っているようでした。


2003/04/06(Sun) 18:34      まつ@管理人      Re: 雄武コロニー

国道から牧場を隔てて見えるカラマツ林ですよね。たぶん私の知っているコロニーと同じです。牧場の方によると、雄武コロニーへの飛来は例年3月20日頃だそうです。昨年は300から400羽が繁殖したということでした。私の知るところでは、このコロニーができたのは1991年です。その最初の年に一度に50羽も来たということで、これは他のコロニーから一斉に移動してきたものと思われます。また、1990年の初頭といえば同じオホーツクにあるコムケ湖のコロニーが放棄された時期でもあります。おそらく、コムケ湖を放棄したアオサギたちが海沿いに北上して雄武にコロニーをつくったのでしょう。それにしてもこの10年でずいぶん規模が大きくなったものです。

数日前に私もオホーツクのほうを回ってきました。あちらの湖はまだほとんど開いてないのですね。あれでは魚を餌にする鳥たちは大変だと思いました。網走の近くでは流氷もまだ接岸していましたし…。


2003/04/08(Tue) 23:38      川崎康弘      Re: 雄武コロニー

管理人さんの仰るとおりの場所です。それにしても、それほど多くが繁殖するところだったんですね。車を停めて、じっくり観察すべきでした。また行く機会があると思いますので、とりあえず概況だけでもご報告したいと思います。

オホーツクの湖はまだかなり凍っています。例年よりも融けるのが遅いですね。ようやく春めいてきたと思ったら、先日も、そして明日も雪が降るようです・・・。魚食系の鳥はもちろん、ヒバリなどの小鳥も大変です。無事にやり過ごしてくれると良いのですが・・・。


2003/04/09(Wed) 08:03      まつ@管理人      Re: 雄武コロニー

今朝は札幌でも雪です。こちらでは抱卵しているサギもだんだん多くなりつつありますが、巣にうずくまる彼らの背中も、今頃は雪で白くなっていることでしょう。それでも、繁殖開始段階での降雪はまだましです。たとえ雪の影響で繁殖に失敗したとしても、それほどの遅れもなく卵を産み直すことができるからです。問題なのは時期はずれの降雪です。とくにこれは道東のほうで甚だしいですよね。雄武での話ですが、このコロニーは昨年5月に降った雪で相当ダメージを受けたそうです。たぶん、多くのつがいが繁殖に失敗し、降雪のあとで再営巣したはずです。7月末に見た時には、まだ子育てを続けているサギもいました。道東の他のコロニーも、多かれ少なかれ同じような状況ではなかったでしょうか。アオサギの場合、再営巣が可能とはいっても、時期が遅くなればなるほどヒナを巣立たせる成功率はどんどん減ります。5月ともなれば、産み直して上手くいく可能性はかなり少ないはずです。
それにしても、春の道東はサギたちにとって厳しい気象環境ですね。つくづく思います。

2003/04/02(Wed) 21:44      masa      今年初目撃!

昨日の朝7時ごろ、ようやく今年初、平岡の上空を飛んでいました。もっと早くから戻ってきていたのかも知れませんが、今年は初目撃でした!またアオサギの季節がきたという感じです。


2003/04/03(Thu) 20:11      まつ@管理人      Re: 今年初目撃!

穏やかで気温の高い日が続くので、アオサギもどんどん飛来しているようですね。
この掲示板に寄せられた情報によりますと、平岡ではすでに3月上旬に数羽が確認されています。ただ、その頃の飛来は単なる偵察で、実際にコロニーを使い始めたのは3月半ば以降だと思われます。3月24日にはすでに巣作りが目撃されていますから、おそらく今頃は卵を抱いている親も少なくないはずです。ついでに、平岡の隣の江別や篠路では、大部分のサギがすでにコロニーに到着しているようです。江別では、コロニーにいるサギだけでもう100羽を超えています。まあ、初飛来がいつであったかはともかく、シーズン最初のアオサギとの出会いというのは、毎年のこととはいえ、いつも新鮮ですね。

2003/03/24(Mon) 21:31      出町      やっと

極寒の地、名寄にもやっとアオサギの群がきました。ここのところの陽気で天塩川の氷が溶けるのを知ってか、23日朝、15羽と2羽のアオサギが編隊を組んで我が家の上を飛んでゆきました。


2003/03/25(Tue) 18:27      まつ@管理人      Re: やっと

たしかに、ここ数日の陽気はアオサギの北上意欲を大いに掻き立てたようですね。各地に続々とアオサギが飛来しています。
近くの江別コロニーでも、連休前に比べると個体数が倍増しました。今は、求愛行動が盛んで、ペアができたところではすでに巣作りも始まっています。道北のアオサギの動向はよく分かりませんが、3月15日(あるいは16日)には旭川の川で20羽見かけたと、ある人から聞きました。オホーツクの内陸のほうへも徐々に飛来し始めたという話です。
今年の冬は寒くて氷も厚かったせいか、アオサギに限らず、道内への鳥の渡りは少し遅れぎみのようでした。しかし、これから水辺の解氷が加速するにつれ、アオサギの数も一気に増えることでしょう。

それにしても、つくづく思うのは、この時期のアオサギの非の打ち所の無い美しさです。繁殖期の終わりにはズタズタになるのですが、しかし翌春にはまた完璧な美しさを見事に再生させるわけです。こういう術は人間には皆無ですね。

2003/03/22(Sat) 17:36      まつ@管理人      無題

なんでも、関東あたりのアオサギは、ヒナが生まれてもう2、3週目になるようです。北海道には、ようやく飛来し始めたばかりだというのに、随分と差があるものですね。飛来したと言っても、ここ札幌近郊にあるコロニーはまだ2、30羽といったところで、大きな集団はまだ渡ってきていないようです。もしかすると、いまコロニーで見られるのはこちらで越冬した個体なのかもしれません。この辺りへ渡ってくるアオサギは、来る前にウトナイ湖を経由すると考えられていますが、そのウトナイ湖では今年はまだちらほら見られる程度で、いつもより渡りが遅いという話も聞きます。
一方、女満別のほうはすでに200も300もアオサギが来ているという話。本州方面からアオサギが渡ってくることを考えると、どうみても女満別のほうが遠いのですが、遠いほうへ先に渡るというのは面白いですね。
そもそも、道東やオホーツクで繁殖するアオサギというのはどういうルートで渡ってくるのか知りたいところです。津軽海峡を越えるのでなく、襟裳岬を直接目指すのでしょうか。

2003/03/15(Sat) 21:23      川崎康弘      アオサギ今季初認です

本日(15日)午後、女満別町で3羽のアオサギを確認しました。湖の方は見ていないのですが、恐らくまだ結氷していると思います。本日確認したアオサギは、網走川流入地点付近の畑に、ヒシクイの群れとともにいました。まだ他の方からはアオサギ確認の情報が寄せられていないので、とりあえずこれが初認となりそうです。これから一気に増えてくるのでしょうね。楽しみな季節がやってきました。


2003/03/17(Mon) 18:52      まつ@管理人      Re: アオサギ今季初認です

春の渡りでは最初に数羽程度の先遣隊が見られて、その後数日から1週間ほどで本隊が到着というのが多いように思います。15日というともう2日前なので、その間に本隊が到着しているかもしれないですね。
この時期で私が印象的だと思うのは、まさに渡ってきたばかりのサギたちが、餌を捕るわけでもなく、休んでいるわけでもなく、ただ漠然と水辺に群れ集まっている光景。それと、餌場へ行くにもコロニーへ戻るにも、いつも群れ全体で移動するという行動パターンです。これらは、春の渡り直後にだけ見られるもののようです。女満別のコロニーは規模が大きいので、この時期の群れは大きく迫力があるのでしょうね。見てみたいものです。


2003/03/18(Tue) 19:56      川崎康弘      Re: アオサギ今季初認です

いよいよ本隊が到着したようです。本日、200~300羽の群れを見たという情報が寄せられました。
渡ってきた当初は管理人さんの仰るとおり「漠然・・・」とした光景をよく目にします。あの光景がまた魅力ですね。


2003/03/20(Thu) 18:32      まつ@管理人      Re: アオサギ今季初認です

200~300羽の群れとは、さすが女満別。この先もまだまだ増えるのでしょうね。
ここ札幌周辺でも徐々にアオサギが目撃されつつあります。今日、江別のコロニーを見てきたのですが、30から40羽程度がコロニー前の水辺に佇んでいました。白い雪をバックに、嘴に現れたオレンジ色の婚姻色が鮮やかでした。今のところ、まだ巣作りはしてないようです。とりあえず、コロニーの様子を伺っているというところです。
北海道もいよいよアオサギの季節ですね。

2003/03/09(Sun) 18:40      どんぐり      アオサギ飛来

札幌・平岡のアオサギ営巣地近くの小学校で聞いた話ですが、今年アオサギの初飛来を見たそうです。3月6日に1羽、7日に2羽、営巣地の上空を飛んでいたとか。昨年より1週間以上早いですね。


2003/03/11(Tue) 19:33      まつ@管理人      Re: アオサギ飛来

早いですね。札幌はまだ真冬日だというのに。気温は低くても陽射しがどんどん春めいてくるので、居ても立ってもいられなくなったのでしょう。平岡の場合は近くに越冬場所があるので、今の時期にパラパラいるのは、そこから偵察に来てるアオサギかもしれません。本州以南で越冬しているアオサギが大挙して飛来するのはあと一週間くらい先でしょうか。今どのあたりまで北上しているのでしょうね。
アオサギの初認日が早かった昨年は春も早くやってきました。アオサギの飛来がその昨年よりも早いとなると、今年の春の訪れは昨年にも増して早いのかもしれませんね。

2003/02/08(Sat) 23:24      まつ@管理人      南国では…

ここ札幌でもようやく光の春を感じられるようになってきた今日この頃ですが、愛媛のほうでは早くもアオサギが巣作りを始めているようです(2月4日のニュース)。南の方ほど早いのは分かりますが、まさかこれほど早いとは。聞くところによると、1月の終わりにはすでに巣材を運んでいたということです。こんな時期に始めたらゴールデンウィークが終わる頃にはもう巣立ってしまうのでないでしょうか。

ページの先頭に戻る