アオサギの声(旧バージョン)
アオサギの声(旧バージョン)
タイトルをクリックすると音声が再生されます。
通常の声-その1
(2009年4月10日0時 北海道旭川市 1.3秒)
アオサギといえばまずはこの声でしょう。飛んでいるときもコロニーにいるときも、もっとも普通に発せられる声です。英語ではFrarnkと聞こえるそうです。
通常の声-その2
(2009年4月21日3時 北海道旭川市 2.1秒)
同じタイプの声も注意して聞くと声の高さや声の張りに多少のバリエーションがあります。
帰巣時の声
(2009年4月2日21時 北海道旭川市 7.8秒)
巣に戻ってきた個体が番相手に対して発する声です。簡単に言えば「ただいま!」という挨拶ですね。ここでは巣で待っていた番相手の声も一緒に入っています。
ヒナの声-その1
(2009年5月5日18時 北海道旭川市 6.2秒)
生まれて1週間程度のヒナの声です。何羽ものヒナが一斉に鳴いていますが、まだ小さく弱々しい声です。親に餌をねだるときにこの声で鳴きます。
ヒナの声-その2
(2009年7月4日0時 北海道旭川市 3.7秒)
かなり大きくなってからのヒナの声。少なくとも生後ひと月以上にはなっているでしょう。1羽だけでもこんなに力強い声ですから、大勢のヒナが一斉に鳴くとかなり騒々しくなります。
威嚇時の声-その1
(2009年4月2日21時 北海道旭川市 3.4秒)
他個体が自分の巣に近づいた場合など、軽く威嚇するために発せられる声。わりと頻繁に聞かれます。
威嚇時の声-その2
(2009年7月3日21時 北海道旭川市 4.6秒)
個体間のトラブルがエスカレートすると、このような声を発することがあります。
威嚇時の声-その3
(2009年4月10日5時 北海道旭川市 6.2秒)
恐竜映画のワンシーン。コロニーに外敵(このときはクマタカ)が侵入した時、多数のアオサギによって一斉に発せられる威嚇の声です。これほどの奇声を耳にすることは滅多にありません。
不思議な声-その1
(2009年4月10日0時 北海道旭川市 1.0秒)
何かを吐き戻しているかのようなしゃがれ声。何のための声かさっぱり分かりません。
不思議な声-その2
(2009年4月9日22時 北海道旭川市 0.9秒)
豚になったつもりでしょうか? どんな状況で鳴いているのか分かりませんが、たまに耳にする声です。一声だけでなく、しばらくブーブー言っているときもあります。
不思議な声-その3
(2009年4月10日7時 北海道旭川市 3.8秒)
くぐもった声。求愛ディスプレイ時に発せられる声のひとつです。
不思議な声-その4
(2009年4月21日3時 北海道旭川市 2.1秒)
ニワトリの真似でしょうか? それにしても、いろいろな声がありますね。
不思議な声-その5
(2009年7月4日0時 北海道旭川市 2.0秒)
少なくとも穏やかな状況で発する声ではないですね。おそらく威嚇の声の一種でしょう。
不思議な声-その6
(2009年4月9日22時 北海道旭川市 1.8秒)
これは声ではなく、くちばしを打ち鳴らした音です。首を前方や下方にゆっくり伸ばし、伸ばしきったところで打ち鳴らします。この行動は求愛ディスプレイなので、この音が聴かれるのは春先の一時期だけです。
音風景-その1
(2009年4月9日22時 北海道旭川市 11.1秒)
番形成期から抱卵期にかけてのある夜の音風景です。成鳥どうしがさかんに鳴き交わしています。その合間にはくちばしを打ち鳴らす乾いた音も聞こえます。
音風景-その2
(2009年5月16日6時 北海道旭川市 11.7秒)
育雛期のある朝のコロニー。絶え間ないヒナの鳴き声に混じって、意味不明なしゃがれ声や不思議なブーブー音も聞こえます。